2014年12月31日水曜日

2014最後のイベント!

 本日も元気いっぱい、サメシマファミリー(パパ、お母さん、ジュンセイ、ももっち)と一緒に白谷雲水峡〜太鼓岩へと行ってまいりました。今日は久々に快晴モードな朝でして、日の出が凄かったです。これでもかってほどに大きな太陽でした。ボクはお迎えに行く車で見ていたのですが、サメシマファミリーもホテルから見ていたとのことで、さい先の良いスタートでした。

 でもって、レッツ白谷。思ったほど寒くはなく、歩くとほどよくあったまり、実に歩きやすい道のりでありました。苔も昨日のアラレ&雨でナイスなコンディション。早速、みんなでフワフワな苔を優しくタッチしてワイワイしました。


 え〜、サメシマ家はあとで発覚したのですが、インテリジェンスファミリー!ボクの屋久島トークもついつい弾んでしまいました。やはりみんなの反応が良いと自然と口がまわるもんであります。


 ところどころで、朝の光が森に差し込み、実に理想的な森の朝でありました。気温と良い、森のコンディションといい、年末とは思えない日であります。昨日はアラレが降りまくり、明後日には強い寒波…。荒れる天気の中休みに当たるわけで、サメシマ家の日頃の行いが如実に出たなと。エクセレント!


 まったりペースで森を楽しみつつ歩いたのですが、思ったよりも人が多かったです。まぁ、混雑とは無縁ですが、ちらほらすれ違う人がいてちょっと安心しました。お母さんも「こんな年末の冬に来るのわたしたちだけじゃないかしら」と言っていたので、同志がたくさんいてよかったです。白谷小屋のベンチでランチをしたのですが、賑やかに声が飛び交っておりました。


 ランチ後も木漏れ日が差し込む感じで、苔むす森に到着。潤いが残る森に差し込む太陽の光が極上でありました。雫に光があたってキラキラしている場所もあり、良い日だったなぁ〜と。年末も白谷は絶好調でありました。


 その後はというと、ももっちが苔観察&苔撮影にはまったり、お父さんが沢ごとに水の音を脳裏に響かせたり、ジュンセイなんかはiPhoneの容量がなくなるほどに写真を撮っていました。すれ違う人もそれほどいないので、自分たちのペースで歩けました。
 そして、本日の目標である太鼓岩に到着〜〜〜ッ!みんなで歓声をあげておっきな風景にたどり着けました!ジュンセイもももっちもグイグイ岩の先っちょまで行ったのですが、お母さんは高い所が苦手!一歩引いての太鼓岩でした。もちろん記念撮影するときはがんばって立ち上がりました!


 で、岩の上には誰一人いなかったので、ジュンセイとももっちでジャンプ!2015年も飛躍の年が訪れること間違いなしっ!滞在時間はそれほど長くなかったですが、楽しすぎる岩でした。


 その後、下り始めたわけですが、途中でカメラキャップを拾いました。ゴミになるので持ち帰ったのですが、辻峠まで戻ってきてご夫婦に声をかけたら旦那様側のカメラキャップだったのであります。よかった、よかった…。すると、旦那様が「ちょっと高級なチョコなんですが、よろしかったらどうぞ」と高級チョコレートをみんなにわけてくれました〜!こじゃれた箱に入って、とっても品のあるチョコでした。ありがとうございました〜!


 帰り道もテクテク歩き、写真を撮ったり、雑談したり、苔むす森は行きとは違い光がないバージョンでこれまたナイスでした。そのまま小屋でトイレを済ませてから、ブレイクタイム。森が写り込むコーヒーとココアをたしなみながら、静かな空間を感じれました。


 そんなこんなで、冬というよりは晩秋っぽい雰囲気の中、一日中歩きやすいまったり白谷トレッキングでありました。美屋久としても今年最後の白谷、今年最後のガイドだっただけに、サメシマ家とワイワイ素晴らしき年の瀬でありました。

 そして、スーパーサプライズは帰りの車の中で…。パパとお母さんとずっとしゃべっていたのですが、ここでお母さんがカミングアウト!実は年始にうちの嫁さんが大変お世話になった人だったのでした。全くそんなこととは知らずにガイドして、ボクもお母さんにはお会いしたことがあったんですね。お話こそしてなかったものの、人の縁とは不思議で素晴らしいものだなぁと。いろんな意味で2014年を総括するガイドとなり、感無量でありました。ありがとうございました!

2014年12月29日月曜日

2014年、美屋久ラスト縄文!

 本日も元気いっぱい、屋久島4度目で縄文2度目のアッちゃんと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜!ちなみにこの夏にも屋久島へ来ているので、今年2回目です。なかなか連絡が取りあえず、奥の手で連絡しあって、なんとか今日という日に至りました。ちょっとだけ波瀾万丈なので、朝の車から二人でワイワイ。しゃべり声が止まることはありませんでした。

 で、登山口に着くと意外や意外、そこそこの人出でした。ざっとですが、この時期には珍しく50人ぐらいいたのではないかと思います。アッちゃんと話していたら「今年の年末年始は最大9連休になる」とのことで、なるほどでありました。なぜか海外の人も多く、面白い展開でありました。


 でもって、トロッコ道をテクテク歩きました。アッちゃんも縄文2度目で何度もガイドウォークしているので基本的な屋久島話はせずにちょいと突っ込んだ話をしながら歩きました。屋久島は語っても語っても語りきれません!


 そして、順調にトロッコ道終点に着くと、アッちゃんがボクの故郷でもある亀田製菓のハッピーターンを配布してくれました〜〜!山で食べるハッピーターンは最高です!よく見ると「ターン王子達はハッピー山に登って…」など山関係のセリフが書いてあるのです!アッちゃんが教えてくれました。山の必須行動食になるか!?


 と、ここまではおしゃべりばかりで歩いてきたのですが、森の中に入るとアッちゃんもスイッチオン!食べきれぬほどの道草を食いながら前進しました。言わずもがな、前に進む速度は速くありません…。


 アッちゃんは完全に「山女」と化した年だったようで、北アルプスを始めいろんな山へ行き、月に数回は登るという強者になっておりました。なので脚力は全く問題ないのですが、ヤク中(屋久島中毒)患者らしく、森に釘付けになること多数…。もちろん前には進めません!


 ちなみに今日は雪がある所もシャリシャリだったので、ゴムスパイクも付けずに歩きました。時々、強いアラレがいい音を奏でていたのですが、そのたびにアッちゃんの顔が満面の笑みに…。うれしそうでした…。


 そして、2度目の縄文杉に無事到着ッ!まるで初めて来たかのように、歓声をあげてご対面できました。2年前にきた時とはちょっと違う雰囲気になっているので、これまた新鮮だったかもしれません。


 とまぁ、ちょっとしてから腹が減ったのでランチタイムに。アラレが降り、ちょいと風も冷たかったので、脚力を活かして小屋まで歩きました。そして、ランチはカップラーメン!正確にはカップうどん!この時期はお弁当のご飯がカチカチ&ボロボロになって喉を通りにくくおいしくないんです。なので、メインをカップうどんにしてあとは行動食にしました。元気が出るんだなぁ〜、これが。五臓六腑にしみわたりました。


 そして、縄文まで戻ってくると、これまた激しいアラレ攻撃!良い音でした。


 ウィルソン株まで戻ってくるとアラレは積もっているのですが、気候が一つ違うので雪はなし。それでも寒さは朝よりも増していました。もちろん貸切で愛の撮影会。ボクとしても今年最後の縄文ガイドだったので、名のある巨木達にごあいさつしながら下ってきました。2014年も本当にありがとうございました!


 と、体力的にも余裕があり、トロッコ道まで戻ってくると…。アッちゃんが「ジョギングしたら気持ち良さそう!」ってことで、半分ぐらいは小走りのトロラン(トロッコランニング)してしまいました。まぁ、随所に道草しちゃう習性があるので、時間的にはそれほどの短縮にはなりませんでしたが…。笑。


 んでもって、小雨が降っていたので休憩所まで歩いてきてからブレイクタイムに。すると、アッちゃんがどら焼きを分配してくれました〜!贅沢に珈琲の香りを漂わせながら、ゆるい時間でありました。もちろんここでも休憩する人達が何度か入れ替わるほどに休憩してしまいました…。


 最後はもちろん「大山祇神」にもしっかりとごあいさつ。ありがとうございました〜!


 で、最後の40分ほどの道のりはすでに「帰りたくないモード」になっているアッちゃん。ボクが振り向くとけっこう後ろの方を足取り遅く歩いておりました。トンネルでも足を止めるアッちゃん。日没ギリギリまで時間を使っちゃいました。


 そんなわけで、朝からワイワイしつつ、めまぐるしい天気の展開を楽しみ、しっかりとカリスマ縄文にごあいさつできました。帰りの車も哲学トーク???をしつつ、しゃべりっぱなしで2014年の縄文を締めくくる楽しすぎる一日でありました。

2014年12月28日日曜日

縄文付近は少し積もってます。

 28日は撮影のサポートガイド&ポーターとして、縄文杉へと行ってまいりました〜!ちょっと帰りが遅くなってしまったために、翌日にブログを書いております。

 先週末の寒波も少しだけ弱まり、天気予報もそこそこよかったので撮影決行!今回は1月25日16:00〜放送予定(テレビ東京)の特番でした。朝からトラブルが発生して見事に1時間15分ほど遅れのスタート!メインガイドのKもいろんな意味でテンションあがっておりました。


 でもって、押し気味の時間だったのですが、順調に撮影は進みました。ボクは後ろからサポートガイドをしつつ、泊まりで行くガイドの時よりも重い荷物を背負って変なテンションでありました。30キロはいってないと思います…。そもそも縄文杉ガイドがシーズンオフで久々…。意外と身体は動いてくれました。


 そして、ウィルソン株付近はほとんど雪はないのですが、夫婦杉(1200m)付近より登山道に雪がかかる箇所が出てきました。ゴムスパイクは微妙なラインでしたが、雪に慣れていないメンバーも多かったので、一応ゴムスパイクを装着して進みました。


 かなり押せ押せな時間でしたが、縄文杉に到着!デッキの上も真っ白でした。


 積雪15センチといったところでしょうか。「ホワイト縄文(霧バージョン)」でありました。もちろん長めの休憩などしていると極寒!気温は5度ぐらいなんで凍えるほどではありませんでした。


 帰り道は押せ押せの時間を取り返すべく、グングン歩きました。半分は高校生メンバーだったので若さを見せてもらいました。
 あとこの季節は標高ごとの気候の違いがよくわかるのですが、標高1000m付近のウィルソン株は地面に全く雪がありません。対する1300m付近の縄文は地面が真っ白で土は見えません。1000mと1300mで気候が丸一つ違うのが一目瞭然です。夏も明らかな気温の変化があるのですが、冬は目に見えてわかりやすいなと。


 そして、大株歩道のトイレに戻ってくると、鏡餅が置かれておりました!朝からトイレ整備のスタッフが出動していたので、トイレの管理とともに粋な計らいをしてくれていたんです。ほんの小さな計らいが登山者にとっては大きな喜びになりますね。


 というわけで、登山口に着く頃には完全真っ暗闇に…。ヘッドライト走行で無事に下山できました。早朝から、どうなるかと思いきやガイドKの手腕も発揮して、笑顔満点の撮影ができました。どんな番組なのか、全貌は見えていませんが、1月25日16:00〜テレビ東京をご覧下さい!ちなみに屋久島は放映されません!笑。

2014年12月20日土曜日

好奇心、共有、そして確信へ…。

 本日はシーズンオフまっただ中にて久々のガイドでNO YAKUSHIMA NO LIFEしてまいりました。例年は11月末に来るアンちゃんが三度目の屋久島にて来島。約一年ぶりの再会でワイワイでした。で、2便目の飛行機でなんとか来島できたのですが、昨夜から屋久島は豪雨!1便の飛行機は見事に欠航していたのですが、さすがアンちゃん。晴れ男の実力を遺憾なく発揮してくれました。

 で、半日で行ける場所であり、それほど寒くない所を目指して、西部方面へ向いました。途中、車の中でサーフィンの話題になったので県道から見えるサーフスポットへ行くとサーファーが荒れる波で闘志を燃やしておりました。アンちゃんもかなりサーファーなので、「屋久島でサーフィンができるんだ!」って感じで思わず興奮しておりました。


 サーフィンはよくわからない分野なのですが、このサーファーは見事に良い波にのれておりました。気持ちいいんだろうなぁ〜。ちなみにこの中間のスポットは知り合いに聞く所によるとかなりナイスなスポットということ。こんなナイススポットを独り占めできるのが屋久島のいいところでもあるなと思いました。


 んでもって、寄り道しつつ、大川の滝へ。昨夜からの雨もあいまって、なかなかの水量で大迫力でありました。もちろん貸切です。普段から混雑する所ではありませんが、こんな場所を独占できるなんて素晴らしすぎました。


 そんな寄り道をしつつ、雑談もたくさんしつつ、森歩きスタート。やはり雨は降っておらず、晴れ男は健在。雨上がりの森をテクテク歩きました。3度目の屋久島ですが、ちゃんとした雨に一度も当たっていないという実力の持ち主です。


 午後から歩くということもあり、長い道は選ばずにショートルートで進みました。随所で立ち止まり、随所で「ノー屋久島ノー人生」を感じつつ、いい感じだったなと。心配していた気温も暑くなく寒くなく、防寒していれば実に快適な気温でした。


 ガジュマルにご挨拶しつつ、海まで行きました。波がそこそこ高くて冬って感じの海。今日はエラブがキレイに見えました。写真は打ち寄せる波に心を奪われる男です。


 時々、太陽が出現して、温かい&キラキラモードが実にナイスでした〜。冬場の太陽って幸せです。


 その後はガジュマルクィーンにてブレイクタイム。ヤロー二人で良い時間が過ごせました。風といい、たまに差し込む光といい、素晴らしき演出だったなと。話はなぜか「恋泊」な話題が随所にでてきておりました。

 とまぁ、ユルめのトレッキングで歩き終え、道路に戻ってくると…。なにやらオレンジ色の物体が!近寄ってみると、キレイな人参が…。謎です。ほとんど濡れてもいなかったので、今日の落とし物!?野生の人参が西部にあるわけもなく、人為的ないたずら?本日のミステリーでした…。


 んでもって、帰りの車でもワイワイしていたのですが、西部林道は日本最後の紅葉地帯とも呼べる感じでして、数分に一回はポッと燃えるような紅葉が見れました。紅葉する樹はヤクシマオナガカエデぐらいではありますが(林道に多い)、良い雰囲気でした。 


 その帰りの車でアンちゃんが「初屋久島は「好奇心」、2度目は友達との「共有」、今回3度目の屋久島は「確信」になった!」と、何を確信したかはアンちゃんのみぞ知るわけですが、ボク同様に屋久島に惚れた魂をむき出しにしておりました。

 というわけで、アンちゃんは明日からダイビング!屋久島でダイビングするためにライセンスを取ってきたということで、気合い入りまくりでした。
 そんなずっとしゃべりっぱなしな半日は、良い風に吹かれ、気持ちよいトレッキング日和となりました。

2014年12月18日木曜日

道路拡幅工事で白谷入口付近の森が危機に瀕しています。

 昨日のことなのですが、8人で白谷雲水峡へと向う道のりを歩いてきました。白谷の森ではなく、道路です。


 なぜかというと、白谷入口付近の森が拡幅工事の危機に瀕しているからなんです。この話が持ち上がったが一ヶ月ほど前のことで、ガイドのKくんが「白谷の道が最後まで広がっちゃうらしいよ」との情報をゲットしたからなんです。ボクとしても、無意味な拡幅工事以外は反対もしませんし、良い事もあると思っています。しかし!ここの森はというと150年以上も人の手が入っていない素晴らしい場所なんです。
 白谷雲水峡へ行ったことがある人はわかると思うのですが、道路脇に国立公園の看板があり、その辺から「森が始まるぞ〜」と意識的にも無意識的にも盛り上がる所です。木のトンネルを車が通っていく場所です。拡幅工事をしたら、この木のトンネルは確実になくなります。

 で、現場に行ってみなければどんな工事が行われるのかわからないということで、TさんとYさんに案内してもらい歩いてきたわけです。(Tさん、Yさんありがとうございました!)ちなみに標高600m付近は雪でした〜〜〜!寒いったらありゃしない状況…。某喫茶店の二人は…、ひん死の状態でした…。笑。


 このブログで詳しいことは書かない方がいいと思うのですが、昭和62年頃から始まった工事ということで点々と拡幅工事が進み(途中はまだまだ終わっていない)、一気に最後の部分を工事する流れになっているとのこと。まさか国立公園(第3種)の森が現代でも伐採される危機に瀕するなんてビックリしている所です。

 特筆すべきは、鹿児島県の「指定希少野生動植物」に指定されている植物があることでしょうか。気になる方はネットで探してみてください。希少な植物で環境が大事だということがわかると思います。
 道路から普通に見えるところにもあるんです。下の写真は道路から撮った写真です。この着生されている樹も伐採予定に入っているとのこと…。鹿児島県の指定植物も面目丸つぶれになるかもしれません。


 そして、下の写真はご存知、白谷の入り口付近です。この道路が倍ほどの広さになるとのことで写真をいじってみました。


 ざっくりではありますが、全くもって必要性が感じられず、現代の流れに逆らっているように思えます。


 この国立公園の森を伐採してまで道路を拡幅する工事は、今の所、島民への説明会などは一切ありません。まぁ、昭和62年から始まっているので、担当者も入れ替わること数十回だと思うので、実施している側も何がどうなっているかわかっていないと思うんです。
 この件に関しては議論していかなければならないし、屋久島のガイドとして大事な森を伐採されることはだまってはいられません。Tさんも言っていましたが、「これからの屋久島の方向性を左右するであろう問題」かもしれないと。ボクもそう思います。
 道路だけをどんどん広げて、周りの環境に悪影響が出るなんてのは一昔前の話だと思っていましたが、まさがこの屋久島でまだ残っていたなんて!ボクの勉強&調査不足もいなめませんが、知ってしまった以上、行動していこうと思います。

 追記:Yさんに教えてもらったのですが、白谷雲水峡のトイレが壊れています。白谷雲水峡は豊富な資金源があるのでトイレ問題はウマく言っていると思っていたのが間違いでした。これはまた別途調査必要かなと。

2014年12月10日水曜日

修学旅行で白谷へ。

 本日はシーズンオフまっただ中の白谷雲水峡へ、東京からの修学旅行の勢いアある生徒達と歩いてまいりました。白谷班のガイドは総勢27名!他にヤクスギランド班もいて、生徒数300人ほど超団体。シーズンオフでなければ大ブーイングの多さでありました。笑。

 屋久島の中堅ガイドが30人近く集まるとなかなかの迫力です。もちろんみんな慣れまくっている場所なので、ササッと打ち合わせをして段取り作り。この辺の「1を言えば10わかる」ってところはさすがだなぁと。


 でもって、今日は苔むす森をゴール設定にしてテクテク歩きました。ボクのチームは歩ける男の子たちだったので、それなりに止まってしゃべって、しゃべって歩いてと森トークに時間を沢山使いました。みんな反応もよく、「おぉ〜」とか「すげぇねぇ」とか森を堪能しておりました。しか〜し!歩けるメンバー過ぎてグイグイ進んでしまいました。結局、道草を食いきることができずに予定よりも1時間も早く下山しちゃいました…。まさか高校生がここまで歩けるとは…。まぁ、みんな笑顔で歩けてよかったです。


 最後、見送りでバスに手を振るガイド連中です。こういう屋久島のガイドとのふれあいで何か一つでも良い想い出が残ったらこの上ない幸せであります。


 と、日没間際に帰ってきてからは、毎年恒例ガイド連絡協議会の忘年会。昨年よりも家族参加が少なかったですが、我が家は総出で乱入してきました〜。上の子は人見知りがちなお年頃ですが、下の子はグイグイ攻め込んでおりました。まさに怖いもの知らずだなと。みんなが解散する前にシンデレラタイムになり、帰ってきましたが、また来年も家族総出で参加したいなぁと。


 というわけで、年の瀬が迫る12月のガイドでありました。