2012年12月30日日曜日

2012美屋久ベストショットアワード。

 お久しぶりのブログです。すでにご覧になった方もいるかもしれませんが、今年も「美屋久ベストショットアワード」が選出されました〜!独断と偏見による選出。しかも、まだ完成していないという始末…。ちょいと島を離れているのですが、間に合いませんでしたっ!今、掲載されているアワード達も最後の方は文章が途中で…。1月中旬にあらためて更新します…。ブログはどんなPCでも更新できるのですが、HPの方はまだ外で更新できないのです。

 とまぁ、そんな内部事情はおいといて、ベストショットアワードも今年で4度目。相変わらず、ネタに困ることはなく、2012年も多種多様な人たちと楽しく歩くことができました。ガイドを始めてかれこれ8年ぐらいになりますが、そんなボクですら初体験の事件もいくつかありました…。あんなこと、こんなこと、いろいろあったなと。
 もの凄く大ざっぱにまとめると、今年も大きな事故なく、珍事件多数で、笑顔で締めくくることができました。これもひとえにみなさんのおかげです。この場を借りてありがとうございました。
 そして、2013年も元気に歩いていこうと思います。というわけで、まだ途中なのではありますが、「2012美屋久ベストショットアワード」をお楽しみください。


 

2012年12月15日土曜日

12月とは思えない豪雨ッ!

 本日は昨日に引き続き、復活したヒロミちゃんと一緒に縄文杉を行ってきました〜。屋久島に幾度となく来ているヒロミちゃんですが、縄文杉は2回目。初屋久島以来の縄文参拝となったのです。しかも、日帰り縄文はお初。どうも、初めて来た時は疲れ切ってしまったようで、全く余裕がなかったとのこと…。さて、どうなるか…。

 しかし!朝から屋久島地方は季節外れの雷雨ッ!猛烈でした…。ボクが住んでいる地域はかなりの雷モードで、外へ出るのも危険なほどであったのです…。30分ほど出発時間を遅らせるほどでありました。
 とまぁ、なんとか雷も落ち着いて、車を走らせ登山口へ。すると、奇跡の星空が広がっていたのです。ビックリ。ちなみに12月は登山バスがないので、登山口まで車で来れます。全部で7台ほどでありました。全体でも20人ほどの登山客で、平和でありました。


 そんな強烈な雷雨で始まった一日でありますが、トロッコ道は降ったり止んだりの平和な道のり。まぁ、どんな季節でもトロッコ道の距離は変わらないのでテクテク歩きです。


 でもって、バイオトイレ裏のメタセコイヤが全部落葉しておりました〜。冬の景色であります。すっきりした感じ。


 ちなみに下の写真は11月24日の黄葉するメタセコイヤです。連休なので、人も凄い…。

 ついでなので、春のメタセコイヤもどうぞ。5月の新緑です。


とまぁ、後半のトロッコ道は気温の高さとほどよい湿度が手伝って、ヒロミちゃんも眠気モードに…。12月だというのに南風の影響で寒さが全くありませんでした。
 でもって、いざ山道へと突入。まるで初めて歩く道のりのように、ヒロミちゃんはキョロキョロしながら歩きました。以前ヒロミちゃんが来た時は翁杉はまだ立っていたのですが、今は倒木です。前に来た時の記憶はそれほど残ってはいなかったようなのですが、翁杉は想い出の樹だったようで、雰囲気までしっとりモードでありました。




 これまた以前来た時はウィルソン株のハートが良い形をしていなかったらしいのですが、今回は奇麗なハートが撮れました。きっとヒロミちゃんの愛の力が成長したのでありましょう。
 んでもって、お待ちかねの急斜面!「こんなところ歩いてない!」と叫びつつ、がんばりました〜!


 その後もしとしと雨は続き、順調に歩を進める事ができました。ヒロミちゃんも脚力がアップしているので、余裕の表情。体力があればあるだけ、景色に集中できるんだなと。

 そして、そんなノリのままに一気に縄文杉へ!誰もいな〜い!いつのまにか最後尾を歩いていたので、貸切状態で久々の対面となりました。ヒロミちゃんも「今日の縄文杉、違うよね〜」と。雨が似合うなと。例のごとく、ボ〜っとタイムが始まりました。 


 ちまたで噂の大枝ですが、まだまだ健在です。パッと見は元気な枝なのですが、よ〜く見ると腐れが見えます。毎日のように来ているガイドも言われないとわからないくらいです。それにしても、この冬の雪が気になります。どんだけ降るのかなぁ。


 その後は東屋でランチ。手先は冷たかったのですが、極寒というわけではなく、平和なランチタイムとなりました。んでもって、今日の雨はここからが本番でした。下山するって時から雨脚がヒートアップ。下りは良い雨がず〜っと降り続きました。都会で乾いた生活を送っているとのことで、ヒロミちゃんに傘は必要ありません。全身で雨と戯れ、都会の乾きを必要以上に補っておりました。


 とまぁ、今までヒロミちゃんと歩いたコースは山道中の山道だったので、整備が行き届いている縄文ルートはサクサク下りる事ができました。これもヒロミちゃんの実力がアップした証拠だったなと。
 そして、トロッコ道まで戻ってくると…。豪雨から雷豪雨へと空模様が変貌しちゃいました。歩くぞ!って時に、ピカゴロッ!と頭の真上で雷が…。すかさずトイレで10分ほど待機して、雷が去るのを待ちました。
 雷が去ったあとはこれまたサクサク歩き。雨はドンドン強くなっていきました。


 下の写真は白谷へと通じる登山道です。沢ではありません…。


 トロッコ道の脇はいたるところに小滝が出現。ヒロミちゃんの心も俄然ヒートアップしていきました。登りはあんなにも眠たがっていたのに、帰りは目がギラギラしておりました。


 一気に小杉谷休憩所まで辿りついて、コーヒーブレイク。ヒロミちゃんも知り合いのガイドであるT氏と一緒になってワイワイできました。


 遠くの方で雷がなっていたのですが、だいぶ雷雨も落ち着きラストスパート。小杉谷橋からの安房川が爆発しておりました。美屋久定点ポイントより、まずは朝の安房川。なかなかの水量です。


 そして、帰りの安房川ッ!お得感満載の大増量中でありました。


 これまたどうせなので、晴れた日の安房川もどうぞ。水がほとんど見えません。


 そんなこんなで、雨と戯れながら、無事に下山完了!日没前にしっかりと帰ってくることができました。ヒロミちゃんも「縄文杉のイメージが変わった!」と、大雨縄文にご満悦でありました。 


 というわけで、美屋久としては本日が2012年最後のガイドとなりました。今年も色んな事件は発生しましたが、事故なく、怪我なく、ボクも倒れる事なく、みなさんと元気に歩く事ができました。2012年ありがと〜!

追記:夕方に一瞬だけ「洪水警報」が出ていたようです。帰り道で何もなくてよかったです…。

2012年12月14日金曜日

こんな日も…。

 本日はこのブログにも幾度となく登場しているヒロミちゃんと龍神杉を狙ってまいりました。で、早速なのですが、事件は早朝3時におこりました。どうも、ヒロミちゃんの体調がおかしい…。でも、なんとか復活した…。ということで、島に着いてから縄文に行きたい!と珍しい言葉が出たので、「行こう!」と二つ返事をしていたのですが、体調不良のために急遽、鉄板の龍神杉に変更となったわけです。

 でもって、登山口に着くと、まだ明けきらぬ朝でした。島の北側はきれいな晴れで、噂の「双子座流星群」も車の中から見ることができました。まぁ、ボクは運転に集中していましたが…。


 いざ、出発したわけなのですが、どうもヒロミちゃんの顔色がおかしい…。様子見なスタートでした。するとヒロミちゃんが「あっ!」と空を指差しました。すると、きれいな弧を描いた星がっ!奇跡のショットと思いきや、これは星ではなく、飛行機雲が朝陽に照らされたものです。気持ちよい朝でありました。


 軽く1時間ほど歩いた所で、やはり胃腸の調子がおかしいヒロミちゃん。沢のせせらぎが聞こえる場所で、すかさずご就寝。体調が悪い時は休むに限ります。ヒロミちゃんとしても、数年ぶりの体調不良ということで、何がなんだかわからなかったようです。


 とりあえずは一眠りしたのですが、いろいろと心配だったので、今日はこことで方向変換することに。ここでヒロミちゃんの名言が炸裂しました。「目的地がなくなると、周りの景色がよく見えるねぇ〜」と。ん〜、哲学的です。目標に向かって突っ走るのも人生ですが、目標がなくなったときに実は素晴らしい光景がそこにあるというのも人生。だから人生は楽しいんだなと。ちょうど朝陽が森を照らし始め、輝いておりました。


 そんな森でダラダラと歩きつつ、場所をかえて、マニアックな里ツアーへ。まずは、ススキと戯れるヒロミちゃんです…。どこへ行っても遊び場になってしまうところが、ヒロミワールドですなと。


 でもって、ちょうどランチタイムになったので、お弁当をパクリ。危機的な状況を一度経験したので、なぜか元気になったヒロミちゃん。胃腸の調子もほぼ完治してお弁当も食べれました。その後は恒例のお昼寝に…。波打ち際で身も心もスッキリしました。
 まだまだ時間はあったので、秘密の浜へ。屋久杉が流れ着いてないかなぁと探しましたが、さすがにこの時期は全く流木がありませんでした。そのかわり、遠くの方に虹が出現。これもまた目標が目標じゃなくなって見ることができた風景だったなと。

 そんな感じで、ガイドブックには載らない、載せれない?場所へ寄り道しつつ、最後は健康の森公園に。この辺から雨が本降りになってきたのですが、屋根の下で優雅な時間を過ごすことができました。すっかり本調子になったヒロミちゃんでした。まぁ、今夜は飲み過ぎなければいいのですが…。


 とまぁ、朝から夕方まで、その場の成り行きというか、無理をせず、天気にも逆らわず、屋久島らしい時間を過ごすことができました。流れって大事だなぁと。ユルい時間の中に、哲学的な見解が見え隠れしたナイスな一日でありました。

2012年12月9日日曜日

雪でした。

 本日は屋久島2回目で、昨年のちょうど今時期に来たエミちゃん&ミィちゃんと一緒に太忠岳へと行ってまいりました〜。天気予報は曇りだったのですが、ヤクスギランドの入り口に着くと、想像以上の晴れ!そして、全国的にも寒波来襲中ですが、屋久島も例外に漏れずなかなかの寒い朝でありました。まぁ、着込んでいたミィちゃんは車の中で暑がっておりましたが。


 そんな天気の中で歩き始めたわけですが、冷えた空気が気持ちよかったです。約一年ぶりの屋久島でヒートアップする二人。ミィちゃんは連写ばりにそこいら中の風景を写真にパシャパシャ。時に背伸びし、時にしゃがんで、髪を振り乱しておりました〜。


 昨年来島したときは、そこそこの雨が降っていて苔の美しさはピカイチだったのですが、本日の苔はカピカピ…。乾いておりました…。まぁ、朝の冷たい空気が気持ちよかったので目をつぶる事に…。


 とまぁ、テクテク歩いて、休憩に。すると、ミィちゃんのリュックからパワーの源が出てきました〜!一見するとただのドライフルーツに見えますが、こいつは「デーツ」です。ボクもよく知らなかったのですが、エジプトやイランなどが特産地でありまして、栄養価が高くカロリーも高いらしいんです。整腸効果もあり、山にはもってこい!といったドライフルーツ。うまかったでっす。ミィちゃん、ゴチっ!


 そんなデーツパワーを補給してから、天文の森へと向いました。苔は乾いているものの朝陽が…。ん〜、このディープな森に光り輝く空間が生まれておりました。最高です。


 天文の森付近で、釈迦杉や無名の屋久杉たちと挨拶を交わしつつ、引き続きテクテク歩き。すると、ミィちゃんのデジカメにバッテリー切れマークが出現!寒さとあいまって、撮りまくっていたからなぁ…。ここからは温存して、進みました。そのかわりエミちゃんが代わりにたくさん撮っておりました。持つべきものは友だなと。


 でもって、急斜面をグングン登っていると、パサパサパサ、サラサラサラと雨ではない音がしてきました。これがなかなか気持ちいい音でして、良〜く見ると小粒のあられでありました。風であられがたまる場所はこんな感じ。寒いわけです。


 と、寒サニマケズ、急斜面ニマケズ、頑張って一気に頂上へ!着いた瞬間は安房の街まで見えてしまいました。タイミングよしでありました。時々、かなりの暴風がふき、凍えそうでしたが、テンションはマックスに。


 何のポーズかは謎ですが、ミィちゃんもこんな感じに。寒いけど、寒さはどこかへいったようです。


 そんな頂上を満喫しつつ、暴風を避けるためにいわかげでランチタイムに。いや〜、寒かった…。しかも、ボクらランチをほおばっている時にあられから雪へと変貌し、リュックに積もるほどだったのです。みそ汁もすぐにさめてしまうほどの気温。ちょうど0度ぐらいだったと思います。


 その後は身体の芯が冷えきる前に歩き始めました。天柱石をいろんなアングルから撮りつつ、ミィちゃんのカメラもギリギリシャッターを押す事ができました。
 で、帰り道はというと登山道が真っ白に…。ゴムスパイクやアイゼンは必要ないのですが、寒さを物語っておりました。先ほどまで乾いていた苔たちはというと、抹茶パウダーの上にシュガーパウダーをちりばめたようなおいしそうな見た目に。まぁ、極寒なんですが、良いもん見れました。


 おおよそ1300m付近までは道が白かったです。寒いけど、良い季節です。


 そんな雪の中ですが、地上は多少温度が高いので、苔に落ちてきた雪たちが溶け、潤いが甦ってきておりました!そこら中がキラキラモードに。たまに木漏れ日が差し込む時もあり、みんなでワイワイ興奮してしまいました。


 天文の森付近に着く頃には積雪はなく、標高をさげてからはサクサク進む事ができました。そのまま、ヤクスギランドまで戻ってきて、ちょうど三時のおやつタイムに。温かい
コーヒーとホットなスイーツがユルい空間でありました。標高を下げたとはいえ、長めの休憩は寒かったですが…。

 で、この辺からミィちゃんは雪対策である愛用のポンチョを着用。リュックもまとめてポンチョ姿に!完全に肥満体モードでありました〜。ミィちゃん、デカイ!思わず、エミちゃんとボクで笑いながら歩いてしまいました。


 そんなこんなで、普段から運動をしている2人だったので、最後の最後までテンションは上がりっ放しで無事に下山完了!乾いた森に始まり、雪も体験でき、最後は潤う森…。一日で何度でもおいしかったなと。


 そんなこんなで、今日もワイワイガヤガヤ、寒さの演出もナイスで、楽しき一日となりました。

2012年12月7日金曜日

氷結!黒味岳。

 本日は屋久島2回目のま〜やんと一緒に黒味岳へと行ってまいりました〜!屋久島デビューをはたしたのは昨年の9月で、それ以来、山ガールならぬ山女に変貌をとげたま〜やんだったのです。今年は色んな山に登って、いてもたってもいられなくなったとのことで12月のオフシーズンに屋久島再来島となったわけです。

 でもって、最初は宮之浦岳へ行きたかったのですが、いかんせん寒さという問題があったのでそれなりの山である黒味をチョイス。天気予報はそこそこよかったのですが、いざ歩き始めると雲一つない天気に!さすがにこの時期の雨は危険度が増すので最高のコンディションでありました。写真はちらっと朝焼けする森と、青空の白い点がお月様です。


 とまぁ、所々登山道は氷った状態だったのですが、アイゼンを着けるほどでもなかったので、こけないように歩きました。空気が冷えきっていて、身が引き締まる道のり。ん〜、この感覚、好きです。そこにきて、淀川へ到着。この空気感とあいまって、水がより一層透き通っておりました。


 そんなこんなで、歩いている時は実に心地よい気温でありまして、ま〜やんも1年3ヶ月ぶりの屋久島をテクテク歩き。随所で昨年の森を思い出しながら、ご満悦でありました。


 そんな寒い朝だったので、各所につららも。普段はちょろちょろと水が出ている所にきらきらと光っておりました。朝陽を浴びて、つららもさぞ気持ちよかったことでありましょう。


 そんなつららをすかさずパチリとするま〜やん。こう見えて日本の南に位置する島だけに、この季節ならではの風景に会えたなと。


 小花之江河付近の木道は霜ッ!お美しいです。


 水たまりにはうっすらと氷が張っていたのですが、そこを何のためらいもなく足を入れていた鹿ちゃん2頭。寒そう…。でも、お食事に夢中でした。


 そんな感じでテクテクと進み、花之江河に。ボクもここまで晴れるとは思っていなかっただけに、青空がまぶかったです。風は冷たかったのですが、陽が当たる所は肩の力が抜けるナイス空間でありました。周りには誰もいなかったので、黄昏れることができました。


 そして、整備された登山道は終了し、急斜面に突入〜!ここからはより氷の世界が待ち受けておりました。登山道の水たまりには芸術とも言える模様があちこちに。ん〜、ナイスです。


 で、樹木がなくなる森林限界へ突入〜!ここら辺からは気温が低い場所なんかに雪が残っておりました。おそらく、昨日に降った名残かと思われます。さすがにゴムスパイクを装着して歩きました。アイゼンまではいらなかったです。


 太陽を浴びている雪は表面だけ溶けて、つるつるに。それでもま〜やんには東北の血が流れているので、滑ってもすぐに体勢を立て直して順調に進むことができました。


 そんな氷結な登山道を乗り越えて、一気に頂上へ!うっすらと雲の演出もあいまって宮之浦岳〜奥岳の稜線をおがむことができました〜!まぁ、頂上は遮るものが何もないので、北西の冷たい風が身にしみましたが…。それもまたいいかなと。


 でもって、黒味岳頂上付近のシャクナゲ情報です。今年よりも蕾の数が多くて、なかなか良さそうです。大当たりとまではいかないまでも、なかなかの蕾のつき方だなと。十分すぎるほどに楽しめそうです。


 かなり寒かったのですが、岩の影にまわって風をしのげば平和な空間でありました。とりあえず、ランチをほおばりました。すると食後にま〜やんのリュックから出てきたのは宿でもらった「ポンカン」!さすがに冷凍みかんにはなっておらず、冷たい果汁がうまかったです。


 ランチ後もボ〜っと頂上付近でまったりしていたのですが、これが寒いってなんのって!雲もたくさん出てきて、寒さ倍増!ひょっとしたら「ブロッケン現象」が出るかな?と思ったのですが、いい感じの雲が出てきたと思ったら、すぐに雲がなくなり、結局はブロッケン現象ならずでありました。


 かなり身体も冷えきってきたところで、下山開始。森林限界付近だけゴムスパイクを装着して、順調に下ることができました。帰り道は屋久島トークもそこそこに、あんな話、こんな話でおしゃべり登山。「さすが!ま〜やん!」とうなるほどの山遊びに関する素晴らしいアイデアも登場。いつか美屋久でも実現できるかもしれないアイデアでありました。

 多方面に話が飛び火しつつ、順調に下って淀川へ戻ってまいりました。ん〜、相変わらずの美しさ。今日は冬ならではのホットなスイートが美味であったなと。ゆる〜い時間の流れが淀川の川の流れとともに素晴らしき空間でありました。


 でもって、「何度くらいかな〜」とま〜やんが言ったので、「10度ぐらいかな?」と答えたボク。小屋の温度計を見に行ったら「3度ちょい」でした!ボクだけ燃えていたようです…。この辺の標高で3度ぐらいということは、頂上付近は0度前後。なかなかの冬登山でありました。


 というわけで、ほぼ貸切の道のりを終え、下山完了!たくさん山を登ってきたま〜やんだけにいつもより30分以上早く登山口に戻ってこれました。氷結した山道もナイスで、この時期ならではの山登りが楽しき一日となりました。