2009年11月30日月曜日

久々に我が家の畑コーナー。

 久々に我が家の畑。
夏野菜が終わり、しばし休養中といったところなのですが、
この季節と言えば、なんといっても椎茸!
ここ数日でメキメキ、ニョキニョキと出て来ております。

 しかし!椎茸は猿の好物でもあるので、闘いです。
我が家の畑は網&有刺鉄線で夏野菜を乗り切ったものの、
台風やら強風やらで、網がボロボロに…。
とりあえず、数個はすでに頂いちゃいました!
採りたての椎茸は、かなりの絶品です。
炊き込みご飯、炒め物、バター焼き…。
明日はまた収穫できそうです。
 ちなみに下の写真は直径1センチほどの椎茸ちゃん。
ん〜〜、可愛い。キノコフェチとしてはたまらないですね。

 で、バナナ。
こちらも順調に育っております。
バナナは色づく前に、収穫して熟すのを待ちます。
だから、猿の害とは無害。
このバナナは何ものにも代え難い濃密な味…。
シーズン中に沢山採れれば、みんなにもお裾分けできるのですが、
いかんせん、シーズンオフがメインとなるのでそうもいかず…。


 というわけで、久々の畑コーナーでした〜。

 今月に入って、少し余裕ができ、美屋久の「こらむ」もアップできてます。
お暇な方、日常に疲れた方、屋久島の妄想が激しくなっている方…、
のぞきにきてみてください。

2009年11月29日日曜日

1日で3度おいしい?11/28


 元気バリバリ、ひょっとしたら今年最後の縄文杉へ行ってきました〜。
東京生まれ東京育ちの根っから都会派、maッちゃんとテクテク歩き。
ちなみに今日の天気予報は曇りでありました。

 登山口に着くと、なんと星空見えちゃいました。
夜はかなり雨が降っていたので、おいしい瞬間でありました。

 高所恐怖症のmaっちゃんでしたが、
縄文杉に会うために、恐怖の橋も乗り越え、トロッコを歩きました。
今日はなんだか鹿が数匹ほど固まって行動してました。
「野生?」「天然?」と連呼しつつ、やや興奮気味。
確かに東京の街には鹿が歩いていたら大騒ぎだもんなぁ。
ボクも渋谷で鹿が適当に歩いていたらビビるなと。

 トロッコの中間地点のバイオトイレに「メタセコイア」という樹があるのですが、
かなり紅葉が進んでおります。あと2〜3日で見頃かな。
といっても、このメタセコイアは屋久島の樹ではありませんが…。
それでもスラッとしたその姿はなかなか見応えありです。

 そんな感じでテクテク歩いていると、雲がドンドン抜けていって、
木漏れ日ワールド&青空いっぱいになってきました〜〜〜〜!
いや〜、11月は本当に雨が多かったので、この青空は価値があったなぁ。
さらには下の写真を見てください。
翁岳の下に雲があってかっちょいい〜。
ただでさえ翁岳は見えないというのに、雲の演出…。

 ご覧の通り、木漏れ日ワールドも広がっておりました。

 無事にトロッコ道をクリアして、山道へ突入!
「自信な〜〜〜い!」と言っていたmaッちゃんでしたが、
弱音を吐く事なく、だれる事なく頑張っちゃいました〜!
土曜だというのにほとんど人がいない山道。
いや〜、それだけでも快適満点で歩けちゃいました。

 で、縄文杉付近に行くと、いきなり雨が!
遠くの空を見ると青空で、晴れているのに雨がふる屋久島の山らしい天気。
すかさず傘を取り出し、縄文目指します。

 来た〜〜〜〜ッ!
雨がまた良い演出をして、縄文様到着。
お話好きのmaっちゃんもしばし言葉を失いボ〜っとモード。
もちろん貸し切り状態の展望デッキ。
ん〜、良い出逢いができたなと。

 一通り、写真を撮ったり話をしたりして、ランチタイム。
屋根のある所まで歩いて、昼飯をほおばりました。
すると、雨がどんどん強くなっていきました〜。
20分ぐらい梅雨を思わせる大粒な雨も降って来て、
辺り一面はいっきに神秘的な森へと様変わり。
午前中の晴れが嘘のような天気。
レインウェアも装着して、下山開始しました。

 「雨嫌〜〜〜い!」と豪語していたmaッちゃんも、
この美しい潤いの雨を体験すると「雨っていいですね〜」と心境の変化。
今日は、星も青空も雨も体験できて、3度おいしかったなと。
こんなおいしさを体験してしまうと、屋久島が頭から離れなくなって危険ですけれど。

 順調に下って来て、トロッコ道も快調!
見本のような歩くペースで、テクテク歩きました。
途中、トロッコ道が落葉でうまっている所がありました〜。
なかなかどうして、良い道であります。
トロッコ道で心が折れる人も多々いますが、これはこれで美しいなと。

 けっこう降っていた雨も小康状態。
小雨が降っていたので、本日は株の中でカフェタイム。
そこら中に水たまりが出来ていて、そこに落ちる雨粒の音。
そんなスペシャルなBGMをバックにコーヒーブレイク。
ん〜、本日も良い時間でありました〜。


 そんな都会の喫茶店では味わえない空間を終え、
登山口目指して、テクテク歩き。
最後は募金にも協力してくれたmaッちゃん!ありがとー!
当初の不安をよそに、元気いっぱい見本のような歩きで下山できました!

 てなわけで、1日で3度以上おいしい縄文参拝でありました。

 ボクもこれから縄文様へしばらくは行く予定なし。
12月に入り、森本来の静けさが戻って来る事を願っております。

maっちゃん:バリバリ元気に歩けちゃったね〜〜〜!天気の展開がまた面白くて、たまらない一日になっちゃったね〜。お肉に疲れたら、樹に癒されに来てよ〜〜〜!

2009年11月27日金曜日

来シーズンへ向けて…。

 24日の夜はソフトボール部で集まりました〜。本当は日中に縄文杉へユニフォームを着て記念撮影する予定でしたが、ものすっごい雨!というわけで、それは中止。

 夜に鍋を囲んで来シーズンへ向けての反省と策略を練りました。といっても、話題はガイドの話やらなぜか幕末の話で盛り上がりました。

 そんでもって、今シーズンの「アワード2009MVP」を選出。
小さな紙に名前とその理由を書き込み、発表です。

 今シーズン、MVPに選ばれたのは…、アキくんです!パチパチ。8票というダントツの首位で選出されました。選ばれた理由は、大まかに説明すると「記録に残るのではなく、記憶に残るプレー」。平凡なフライは取れないものの、見せるプレーでみんなの度肝を抜きました〜。
下の写真はそのアキくんです。

 その後、鍋を囲みつつ、談笑が続きました。
シーズンオフということで、次の日に縄文杉へ行く人がいなかったので、最後までしゃべっていたのは明け方の4時半頃まで熱い語りでありました。まぁ、一人、また一人と撃沈していったわけですが…。
最後の状況はこんな感じです。

 いや〜、来シーズンはどうなるかなぁ〜。今年は2勝5敗という対戦成績。5敗したものの惜しい負け方がほとんど。練習を積み重ねて行けば、優勝できるかもしれません。今の内からトレーニングしないとですねん。

 というわけで、来シーズンも頑張ります。


2009年11月24日火曜日

ん〜、良い雨だぁ。

 本日は昨日のメンバーでワイワイ島内をぐるっと回ってきました〜。
天気予報は「強雨」。さてさてどんな屋久島になるかなと。

 まずはおっぱじめに屋久島の中で一番「高い」橋へ。
それほど強くはなかったですが、シトシト雨。
ガイドブックにはあまり載らない所ですが、景色はナイスです。

 昨日、一昨日の疲れをほとんど見せない皆さん。
車の移動も多いのですが、スポットへ着くとサササッと動きが良い!
ボクが追っ付かないぐらいの勢いで屋久島満喫モードへ。
千尋(せんぴろ)の滝も良い感じになってました。
ん〜、やはり滝は晴れよりも雨の日がいいなぁ。

 いろいろ回りつつ、里で楽しめるスポットを攻めて行きました。
屋久島の中でも指折りの立派なガジュマルで、ワ〜ワ〜ぎゃ〜ぎゃ〜。
写真も撮りまくりで、hirokazuさんは相当撮ってましたね〜。
この屋久島の旅だけで、1000枚以上はいっているのでは…。
それだけに被写体があるってのも屋久島の素晴らしさなのかなと。

 中間のガジュマル近くにある「フルーツガーデン」でおつまみタイム。
園内を回れるのですが、ここがなかなかどうして面白い。
500円の入園料ではちょっと安いかなと思える満足度なんです。
名前で馬鹿にしてはいけませぬ。
今日はスターフルーツ、ドラゴンフルーツ、パパイヤなど旬のフルーツを試食。
みんなあっという間に平らげてしまいました〜〜〜〜!

 そして、屋久島に来たのならば、必ず行かなければ行けないスポット到着。
そうです、我らが「大川の滝」(おおこのたき)。
ん〜、雨の日だけあって、なかなかの水量。
通常は一本の滝なのですが、今日はバッチリ2本流れておりました。
マイナスイオン浴びまくりってところですな。

 その後は西部林道で猿と鹿のみのサファリパークを通り越し、
いなか浜へと到着。
ん〜、それにしても今日は良く降るなぁ〜。
しっとりとした浜もなかなかいいもんです。
でも、ここ数日は青空と太陽を見ていないので、ちょっと恋しくもなりました。

 yamaguchiさんの要望で「魚が食べたい!」ということで、
知り合いの所に連絡したら、あまり魚があがってないという情報。
屋久島ではランチができるお店が非常に少ないので、
なんでも食べれて、しかもおいしく屋久島を味わえる潮騒へ。
みんなでトビウオの唐揚げ定食を頼みました〜。
この店は外れがないというか、ボクもよく行くお店です。
久々にトビウオを食べたのですが、調理がうまく、いつも以上に美味に感じちゃいました。
ごちそうさま〜〜〜〜〜っっす!

 ランチ後に文化村センターへ行こうと考えていたのですが、
なんと今回は連休明けでお休み!しまった!ボクとしたことが…。
頭の中に連休という文字が抜けておりました…。
その後は、お土産をさらに買い足しつつ、空港へ。
16時発の飛行機の予定だったのですが、15時過ぎには着けました。

 案内の方に聞くと、悪天候で出発するかわからないというドキドキの状況。
これがまた屋久島の面白さなのかなと。
ちょっと時間があったので、空港のベンチにてスイーツタイム!
どこかでコーヒーブレイクをしようと思っていたのですが、
さすがにその時間はありませんでした。
でも、みんなでワイワイなスイーツはおいしかったです。


 そんなわけで、「屋久島リベンジ」を誓いつつ、涙のお別れ…。
2日間ありがとーでした〜。屋久島で待ってま〜〜っっす!

2009年11月23日月曜日

the yakushimaの森。

 本日は白谷〜太鼓岩まで行って参りました〜。
メンバーはakikoお母さん、yamaguchiさん、yasueさん、hirokazuさん。
なんとakikoお母さんはあと二週間で76歳という素晴らしさ。
しかも、みんな前日に縄文杉へ行っているんです!
いや〜、これを読んでいる20代、30代の皆さん、見習ってくださいッ!

 歩き始めること数分。
akikoお母さんとyasueさんが、
「ちょっとモモがはってるぐらい」という程度で歩きに全く支障なし!
いや〜、その健脚ぶりに脱帽です。
段差がある場所も全く心配なし。ボクは全く手を貸す事がなかったです。

 そして、前々からハードなコースを希望だったので原生林コースへ突入ッ!
一言も疲れたと言わず、ペースもバッチリ。
それ以上に、yamguchiさんとhirokazuさんは写真を撮りまくり!
昨日の昼過ぎからなかなか良い雨が降っていたので、
森のコンディションも最高ッ!
yasueさんも「わたしって幸せ者だな〜」と連呼してました。

 ところどころ休憩しつつ、最高のコンディションの森をテクテク歩き。
ハードな道もなんのそので、潤いの苔、川のせせらぎ、しっとり空気を楽しみました。
いや〜、こんなことをしていたら、ますます長生きしちゃうなぁ。

 ハードな原生林コースも楽勝モードで歩き、
ちょうどお昼の時間になったので、小屋の前でランチタイム。
徐々に雲が厚くなっていったのですが、雨は降らずに霧の中。
ん〜、なかなか贅沢なコンディションであります。

 ランチ後は太鼓岩目指してレッツゴー。
昨日の縄文杉で屋久杉は見慣れているのにも関わらず、
七本杉の前でも初めてヤクスギに出会ったような盛り上がりぶり。
この辺でわかってきたのですが、皆さん「心」が若いです。
すべての力はここから来ていたんだなと。
ボクもそうありたいと思いました。
まぁ、この幻想的な森を前に心がはしゃがない人も少ないと思いますが…。

 そして、もののけ付近に到着!
これまた潤いの苔空間が待っていてくれました〜。
ほぼ貸し切り状態で、良い感じ。
ようやくシーズンオフの森になってきたなぁと。

 yamaguchiさんはデジカメで撮って、さらに携帯で撮って、
連射のようにシャッターを押していましたぁ。
今日は苔も活き活きしていましたが、それ以上にみんなの方が活き活きしてました。

 ここからジワジワと急斜面を登って行きます。
目指すは太鼓岩。モヤの中の神秘的な空間を歩きました。
今日、一番の急斜面もちょっと息が切れる程度でみんなモリモリ登りました!

 そんでもって、太鼓岩とうちゃ〜〜〜くッ!
まっしろ〜〜〜〜〜!まるで仙人様な気分であります。
完全に雲の中で、空気中のミストが気持ちよかったっす。
yasueさんも「ここは化粧水がいらないわ」と表現。
まさに、その通りであります。

 知り合いのガイドも太鼓岩にいて、みんなで談笑。
そして、本日のベストショットがこれ!
みんなで声を掛け合って、「せいの〜でっ!」
 この一枚に、今日のツアーの雰囲気が全て詰め込まれていたかなと。

 風がほとんどなく、雲の動きもあまりありませんでした。
展望はあきらめて、下り始めました。
ネクストスポットは辻の岩屋。
ここでもakikoお母さんのパワーが炸裂ッ!
軽々と岩を持ち上げちゃいました。
そこをすかさずhirokazuさんが激写!
まさか母親にこんな秘めたるパワーがあったなんて、初めて気づいたのでは…。

 そんなみんなのパワーに押されつつ、ボクも時間を忘れていました。
帰りは気をつけながら、テクテク歩き、一気に小屋まで戻ってきました。
5時ぐらいから暗くなるので、本日は小屋にてオヤツブレイク!
霧雨の中でコーヒーの香りとスイーツが良い時間でありました。


 そんなこんなで、無事に下山完了。
最後の最後でyasueさんがちょっと左腕を痛めましたが、
幻想的な森を歩いて来たみんなは10歳以上若返っておりました。
さすが屋久島の森。この森で若返らない人はいない…。

 というわけで、明日は島内をぐるっと回る予定です。

2009年11月20日金曜日

今年最後の盛り上がり?

 本日も元気爽快、縄文様へと行って参りました〜。
神奈川よりkazuo父さんとkimie母さん、大阪よりeiちゃん。
なんと父さんと母さんは、5月にガイドをしたaiちゃんのご両親。
http://biyakublog.blogspot.com/2009/05/blog-post_20.html
そして、eiちゃんとaiちゃんは同じ歳!
なんだかつながってつながっての登山となりました。

 歩き始めはもちろん真っ暗闇の中。
なにやら修学旅行生と団体様ご一行がダブルパンチの情報が入り、
テクテクとトロッコ道を歩きました。
でも、この暗闇の歩きって、冒険心をくすぐられておもしろいんすよね。
ライトの明かりがまたこの時期の風物詩かなと。

 初めはみんな自信なさげで歩き始めたものの、
トロッコ道はかなり順調に歩けました〜。
しかし、さすが高校生には勝てないっす。
1時間ぐらい早く出たのですが、すでにトロッコ終点で追いつかれちゃいました…。

 山道に突入し、修学旅行の先頭グループが抜き去った後は、
後続がいなかったので、意外や意外、空いている森を歩けました。
ちょっとラッキーな気分。

 ウィルソン株ではちょっとかぶってしまい、ワイワイガヤガヤしましたが、
愛の撮影会もバッチリできました。
eiちゃんは初めハートが見えず、ちょっと苦戦しましたが、
デッカい愛を確認できたので、よかった、よかった。

 そして、父さん母さんにはうってつけの夫婦杉!
え〜、並ぶ位置によってその夫婦の力関係が見えて来ると言われるのですが、
それは下の写真にてご確認ください。

 そして、お次ぎは子宝杉へ。
とりあえず、母さんは「もういいよ〜」ということで、
eiちゃんの将来を願い、安産祈願。

 全体の流れを見極めつつ、修学旅行の動きを見つつ、
後半は一気に縄文杉へと行きました〜〜〜〜ッ!
シーズン中ほど工夫はいらずに、しっかりと空いている時間帯にデッキ到着ッ!
とりあえず、空いている時間に写真撮影を済ませてから、ぼ〜っとタイム。
お父さんとお母さんは娘のaiちゃんが以前送って来た写メールと実物を照らし合わせたり、
写メールではなく、しっかりと自分の携帯で撮ったり、念願成就。
eiちゃんも首が疲れるだろうな〜〜〜ってぐらい見上げ続けておりました。

 そんなこんなで徐々に混み始める展望デッキ。
寒さもあって、縄文杉の先へ行き、ランチタイム。
今日もみそ汁が身にしみました〜。
食後は本日2度目の縄文様。
お〜〜〜〜、今度は修学旅行ではなく団体様ご一行。
11月だというのにデッキはこんな状態…。
これはこれでいいかなと。
今年最後の盛り上がりになるかなといった日でした。

 ちょっと後ろ髪ひかれつつ、再会を誓って下山開始。
ウィルソン株まで下りて休憩していると…、
出た〜〜〜!「けんけつ君」登場。
お父さんの仕事つながりで、バッチリ屋久島の森デビュー!
みなさん、献血しましょ〜。

 その後も順調に下りてこれたので、沢へよってカフェタイム。
ん〜、団体様ご一行も修学旅行生も帰った後だったので、
平和でまったり、しっとりしていて癒し系な時間でありました。
こんな時間て、人生の中でも大事な時間なのかなぁとふと思いました。

 そんなわけで、日没が5時ちょいすぎなので、
それに合わせてテクテク、ボチボチ、歩きました。
写真を撮ったり、縄文杉の余韻にひたったり、
日没直前に登山口に到着できました。
みんな募金にも協力してくれました!あざ〜〜〜っす!


 そんなわけで、思ったほど寒くはなく、快適に縄文様に会えました。

2009年11月19日木曜日

11/19 寒いけれど…。(2日目)

 本日は寒さ対策で小屋泊まり。
なかなかのイビキ合戦でしたが、それもまたいいかなと。
思った以上に温かくて、よく眠れました。

 朝焼けは無理な朝だったので、のんびり朝飯を食って、
デッキへと行きました。
いや〜、今朝の縄文杉は最高なほどに神々しかったです。
ちょ〜濃霧にたたずむその姿はなかなかどうして鳥肌もの。
kayoちゃんも「普通なら青空天気がいいのに、
こんな天気が初めて良いと感じました」と一言。
このディープな感じは朝焼け以上に神秘的だったかなと。

 ん〜、濃霧にたたずむシルエットは怖いぐらいでした。

 再会を誓いつつ、下山開始したのですが、
これまた森の中がいい感じ。雨は全く降らなかったのですが、
いつも以上の濃霧で前が見えないぐらい。
こんな雰囲気の中を歩けるってなかなかできないっす。

 標高1000メートルを下る頃から、ようやく雲の下に来ました。
濃霧の中がマイナスイオンだらけで気持ちよかったなぁ。

 トロッコ道を歩き始めると、昨日に引き続きたくさん鹿&猿が出てきました。
猿も群れで現れて、ぎゃ〜ぎゃ〜興奮しておりました。
鹿は相変わらずマイペースで癒し系でした。

 ちょいと寄り道しつつ、沢へおりました。
風がさむ〜い!けれど、水がきれ〜いッ!
kayoちゃんもぎゃ〜ぎゃ〜騒いでおりました。

 そして、白谷越えの難所を良いペースでクリア!
岩屋の下でランチタイムしました〜。
誰〜レモいない空間で良いランチとなりました。
でも、風が寒かった。温かい飲み物がかなり身にしみました。

 下りも順調に歩け、ハードな道も歩きました。
途中で、休憩しつつ、写真を撮りつつ、この森とのお別れを惜しみつつ、下山完了。

 寒かった一泊でしたが、耐えられないほどではなかったです。
それよりも、森の潤いと、神秘的な濃霧と、良い一泊となりました。

kayoちゃん:いっぱい写真撮れたね〜〜〜!まぁ、最後の方はバッテリーとにらめっこしながら、撮る事にはなったけれども。仕事に疲れたら、また遊びにおいでよ〜〜。

11/18 寒いけれど…。(1日目)

 18〜19日にかけて、白谷〜縄文杉へ一泊してまいりました。
通常は、2名からのツアーなのですが、急遽来れなくなった方がいて(残念!)、
マンツーで愛知よりkayoちゃんと歩いてきました〜。

 のっけから、写真を撮りまくりのkayoちゃん。
森が暗かったから、ちょっと手ぶれ写真も多かったかも。
それでも今年の秋は雨が多く、森はかなり潤って良い感じです。
そりゃぁ、たくさん撮りたくなるってもんです。

 もののけに到着して、これまたナイスな苔たち…。
さらには貸し切り状態で、良い意味でシーズンオフだなぁと。
静かな森で、静かな空気。寒さはなかなかのもんですが、
この雰囲気はこの時期に限りますなぁ。

 そして、太鼓岩到着ッ!
ん〜、なかなかどうして、視界良好!
着いた時は完全貸し切りで良い感じでした〜。
さむ〜い風が吹いていたのですが、圧倒される風景にkayoちゃんも長居モード。
深緑の森を抜けて、この風景ってのは何度体験してもいいもんです。

 その後、トロッコ道へと順調に下りて来て、テクテク歩き。
この日は鹿やら猿やらがなぜか多かったです。
トロッコ道上でも、鎮座するパターンが何回かありました。
バッチリ目線あっちゃってます…。

 この日の日帰り縄文杉はかなり少なく100人はいっていない模様。
ウィルソン株も貸し切り状態になりつつ、撮影会しつつ、静かだなと。

 ここからが難所な登り坂なんですが、ところどころ落ち葉が秋を演出。
下の黄色い葉は「ハリギリ」という樹の葉。
ん〜、赤い紅葉もいいけれど、黄色い落ち葉もまた良い感じです。

 テクテク歩いていると、木漏れ日も出てきました〜。
本日は水場近くでオヤツタイム。
1時間以上誰ともすれ違わない状態で、しっとりムード。
立ち止まるとかなり寒いんですが、光合成したり、写真撮ったりと、
ナイスな昼下がりでありました。

 そして、縄文様に到着!
もちろん貸し切りの展望デッキ。
kayoちゃんもうわ〜〜〜〜っと雄叫び。
縄文トークしたり、ぼ〜っとしたりしていると、
kayoちゃんの眼には光るものが…。
ボクが泣かせたわけではありませぬ…。
来るべくして来たkayoちゃんのドラマだったのかなと…。
もちろん深くは追求せず、のんびりタイム。
 10度以下になっていたので、かなり寒い!
ということで、デッキの上に落ちていた落ち葉を清掃。
これがなかなか良い運動で身体があたたまります。

 作業中のkayoちゃん。

 キレイになった展望デッキ。

 そうこうしていたら、暗くなって来たので小屋へ。
先着が3名ほどいて、温かい空間でありました。
温かい夕飯でホッと一息。鍋しちゃいました〜。

 辺りは濃霧の中になっていたのですが、
夜縄文に会うために展望デッキへナイトツアー開始。
思ったほど寒くはなかったです。
 デッキでボ〜っとしていると、なんと星がでてきました〜。
kayoちゃんも「こんなに星ってあるんだ〜」と感動。
寒い中、歩いて来た価値がありました〜。
小屋にいたチームはすでに就寝モードだったので、
この星を体験できたkayoちゃんは幸運の持ち主だったなと。

 その後は、カイロを身体に貼って就寝…。
良い夢見れたかな?