2016年2月24日水曜日

本日の太忠は爽快でありました。

 本日は昨日に引き続き、トモちゃん&イトウさんと太忠岳へと行ってまいりました〜ッ!昨夜のハッピーウェディング縄文から一夜あけたわけですが、想定外にイトウさんが元気…。トモちゃんは若さが光り、早速筋肉痛になっておりました。笑。

 と、昨日の雨模様とは一転、木漏れ日の差し込む森歩きがスタート。なんなん天気予報だと雲がそこそこかかる晴れだと思ったのですが、予想以上の太陽が出てくれてました。雨上がりの森がキラキラしてました。


 軽い縄文後遺症があるものの、二人とも元気でして、テクテク歩きました。なんだか今年はランドによく来ているボクですが、何度歩いても良い森だなぁと。トモちゃんもランドはお初だったので、目を輝かせておりました。


 相変わらず、おしゃべりも続行しつつ、爽やかな森歩き。キラキラでした。美しさ観点で森を語るなら雨がいいんですが、爽やか度はもちろん晴れがナイス。昨日よりも気温が低く、これがまたいい感じでした。


 と、テクテク歩いていたら、トモちゃんが切り株の前でしゃがみました。「まさかここで!」というような写真になってしまいましたが、もちろん旦那の前で用を足しているわけではありません…。森と一体化している最中です…。笑。誰もいない森なので、心も森と一体化できたかなと。


 整備が進んでいる縄文ルートとは違い、トモちゃんも「登山している感じ!」とテンションあがっておりました。縄文後遺症はおいといて、歩いているだけで身体が元気になっていく感じでした。


 巨木の森に囲まれて、贅沢なひとときだったなぁと。天文の森にある水場をイトウさんがかなり気に入って、帰りにお茶をしようと会話しつつ、上を目指しました。


 と、標高1400メートルほどまで来ると、つららが出現しました〜!寒いわけです。それほど強い寒波ではありませんが、やはり標高をあげていくと気温が下がるのがわかります。写真はシャクナゲとつららです。


 と、急斜面もがっつり頑張って、最後のアップダウン!連続登山なのでペースが落ちるかなぁと踏んでいたんですが、二人ともハッスルしてがんばりました!下の写真、ロープを使う場所なんですが、頭上に無数のつららが…。気温が寒いままでよかったです…。温かくなる日だったら、落ちてくることもあるので…。


 そんでもって、ファイト一発系の頂上へ!そこそこ風があったので、ダウンを装着してからてっぺんに行きました。


 え〜、下の写真は頭だけ出ているイトウさん。なんか面白かったのでパシャリ。


 頂上は薄いモヤがあるものの、里まで見えました。爽やかさに加えて、開放感も抜群!見ての通りであります。振り返ってみると、ボクも晴れた太忠岳は久しぶり?トモちゃんの晴れ女っぷりが発揮されたかな?


 お弁当タイムは風が弱い場所に移動してから、パクパク。前日に買っておいたというカップラーメンも良い音を奏でておりました。笑。寒い日は温かいものが五臓六腑にしみわたるなと。


 ランチ後はもう一つのピークで太陽を浴びました!雲も出てきていましたが、頂上を満喫できたなと。風は冷たいんですが、日光は温かく快適でした。


 え〜、一応、新婚なんですが、肩を組んで体育会系の記念写真も…。笑。疲れも忘れてイイ時間でありました。


 で、ちょいと不安な下山開始。トモちゃんの右膝がちょいと痛みつつ、集中して歩きました〜。なんとか激痛にはならず、持ち前の根性で急な下りもクリア。ちょっと時間帯が早かったのですが、天文の森の水場で予定通りブレイクタイム。水の音を感じながら、贅沢な時間だったなぁと。まったり。


 帰り道は長めのルートをチョイスして歩きました。トークしつつ、寄り道しつつ、この頃になると雲一つない天気になってました。平和だったなぁ〜。


 そんなこんなで無事に下山完了ッ!トモちゃんの右膝も持ちこたえ、爽やかな太忠登山を完結できました。


 終わってみれば、2日間で雨の森と晴れの頂上を満喫でき、イイ流れの新婚旅行になったなと!7割ぐらいはイトウさんとボクがしゃべりっぱなしだったような気がしない訳でもないですが、濃厚な体験ができたことは間違いありません。あらためてトモちゃんとイトウさん、結婚おめでと〜!屋久島が祝ってくれたような2日間でありました。

2016年2月23日火曜日

縄文杉にご報告を。

 写真だけアップしつつ、文章のアップが遅れてしまいましたが、23日はトモちゃん&イトウさんと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜!え〜、トモちゃんは1年半前に来島しワイワイと縄文へ行ったのですが、今回はその時にはいなかった旦那様のイトウさんを引き連れてやってきてくれたのでありました〜ッ!しかも!式を20日に行ったばかりでして、ドタバタであったろうに勢いにのっての屋久島だったのであります。ハッピーウェディング縄文の始まりです。

 いきなりなんですが、早速ボクの勘違いからスタート…。実は今年の2月23日は旧暦換算にすると1月16日…。実は「山の神の日」だったのであります。ボクはてっきり旧暦の元旦が山の神の日だとず〜っと思っていたので、前日の夕方に友達ガイドの電話でそれを知ったのでありました…。一応、トモちゃんにもその旨を伝えつつ、しっかりとお参りをしてからスタートとあいなりました。(※旧暦の1月16日、5月16日、9月16日が屋久島での「山の神の日」で、林業関係者の人は山に入らないという風習があります。)
 で、天気予報も数日前までは大荒れになりそうな感じだったのですが、まぁなんてことない雨の中でのスタート。もちろん真っ暗です。


 ライト歩行をすること約1時間。とりあえず、黙々と歩きました。ボクのヘッドライトも元気がなかったので(笑)、携帯のライトも使用しつつ、テクテク歩きました。トモちゃんは二度目の縄文ですが、イトウさんはずっと昔から屋久島に来たかったとの事。身体はあまり動かないといいつつも、口はしっかりと良い動きをしておりました。笑。


 と、だいぶ明るくなってきて、普通に歩けるようになりました。2月なので人が誰もいないかなぁと思いきや、思ったより人がいました。全体で50人ほどでしょうか。目立っていたのは卒業旅行とおぼしき男子学生たち。5〜7人ぐらいのグループ。一人旅の男の子もいましたが、男気あふれる一人旅の男子が本当にいなくなったなぁと。3月の卒業旅行シーズンに期待かなと。男子よ、一人旅をしなさい!笑。


 そんな感じで、あれこれ屋久島トークをしつつ、トロッコ道修了。雨は強くも弱くもならず、しとしと降っておりました。前回、トモちゃんが来た時はず〜っと晴れまくっていたので、違うパターンの雨もよしかなと。森は雨の方が美しいっすからね。


 ウィルソン株ではもちろんのこと、愛を確認。トモちゃんがイトウさんにしっかりと愛がのぞける場所を伝授しておりました。きっと切り株の神様もともちゃんとイトウさんを祝福してくれたことでありましょう。


 でもって、急斜面に突入!「前に来た時よりも、ちょっときつい〜!」とトモちゃん。雨のせいなのか、それとも体力が衰えたのか…。4本足歩行を披露しつつ、がんばりました〜!イトウさんは意外と平気そうな表情でした。


 とまぁ、10時になる前からハングリーモードな二人だったんですが、早弁すぎても後が困るので、お弁当を我慢しつつ前進。歩けば歩くほどディープになっていく森が実にいい雰囲気でした。


 そして、新婚夫婦にとって外せない夫婦杉。トモちゃんも前回来た時にまさか旦那様を連れてここに来るなんて思ってもいかなったのでは…。ボクも感無量でありました。


 とまぁ、順調なペースで進んで、縄文杉に到着〜ッ!考えてみたら、ボクも2016年初縄文ガイドだったので、遅ればせながらの「あけおめ縄文様」でした。今年もよろしくお願いします!
 もちろんのこと、トモちゃんとイトウさんにとっても、結婚のご報告(?)相変わらずの存在感&しっとりとした良い雰囲気でした。


 そして、ちまたで話題の?縄文デッキリニューアル情報です。ほぼ完成しているようです。少なくとももう使ってもいいのではと思う出来栄えでした。ボクも図面を見せてもらっていたのですが、思った以上に広いッ!それなりに快適に利用できるのではと…。まぁ、実際にこのリニューアルデッキからどんな風に縄文杉を体感できるかはまだわかりませんが…。早ければ、3月の頭ぐらいからいける?続報をお待ちください。


 と、東屋でランチをしてから、再び縄文杉へ。ボクも新しいデッキやあけおめ縄文ですっかり忘れていたのですが、歩く前から「指輪の写真を撮らなくては…」と思ったいたのです。忘れなくてよかった…。写真を撮らずに帰っていたら、ボクのガイド人生に悔いが残っていたかもしれません…。笑。というわけで、トモちゃんとイトウさんの指輪写真!数千年の愛を誓ったなと…。あらためておめ〜!


 そして、下山を開始したのですが、これまた二人の愛の写真をしっかり撮っていなかったと思い、貸切のウィルソンにて愛の撮影会。ここでも愛を誓えたなと。
 しかし!この辺でイトウさんの膀胱がほぼマックス状態ッ!満足いく写真が撮れたので、足早にトイレにむけて歩きました。笑。


 トイレについて、ここぞとばかりに階段を駆け上るイトウさん…。まだまだ歩けます。笑。


 下山中は雨が霧雨に変わり、ほとんど傘もいならい感じでした。トロッコ道も順調そのもの。というよりも、なぜかイトウさんとボクが仏教の話やら神道の話やら、なかなかディープな屋久島トーク…。いつのまにか話が白熱し、トモちゃんはかなり退屈したトロッコ道だったかも…。笑。たまには男が変に盛り上がる話を聞くってのもありだったかな!?
 そんなイトウさんとボクの話がず〜っと続いていたら、休憩所まで来ちゃっていました。いつもは長く感じるトロッコ道が早く感じちゃいました。まぁ、トモちゃんは前回よりも長いトロッコ道だと感じていたかもしれませんが…。
 そのまま東屋でブレイクタイム。珈琲と紅茶の香りをただよわせつつ、まったりイイ時間でありました。


 というわけで、無事にハッピーウェディング縄文完了!思ったほど雨も降らず、見本のようなペースで戻って来れました。しっとりとした潤う森を歩き、縄文杉に結婚のご挨拶をしつつ、充実の一日となりました。

2016年2月21日日曜日

激しい天気が演出してくれました。

 ちょっとブログのアップが遅れてしまいましたが、20日はハマダさん&イワモトさんと一緒にヤクスギランド~天文の森まで歩いてまいりました~!ハマダさんは見事にヤク中(屋久島中毒)でして、合計6回目の来島!友人のイワモトさんを引き連れてやってきたわけです。

 で、当初の予定はというとイワモトさんが初屋久島という事もあり、白谷へ行く予定だったんです…。しかし!夜からなかなかどうしてな雨!雨!雨!激しかったです…。ボクも車でお迎えにいく途中、数本の川をチェックしたのですが、見事に増水…。この時点ですでに白谷は無理だなと。前日の電話からヤクスギランドの方が歩けると話していたので、迷う事なくランドへ向かいました。車中はワイワイしていたのですが、道路はご覧の通り!川でした…。笑。まぁ、よくあることではあるんですが。


 と、しっかりと雨装備を整えて、レッツ天文の森。入り口で管理人さんと話していたら、ランド内に設置されている雨量計を見せてくれ、「少し良くなってきているけど、夕方から降り続いた累積雨量は300ミリを超えているから気をつけてね」と…。降っているとは思っていましたが、300ミリ越え!300ミリというと普通の街では災害必須レベルです…。なかなかの雨だったんだなと。それでも前線がもうすぐ通過しそうだったので元気よくスタート!遊歩道は傘がさせるので、バッシャバシャでワイワイでした。


 もちろん歩いている時も川になっている場所も…。それほど冷たい雨ではなかったので、楽しすぎました。笑。イワモトさんも初屋久島で洗礼を受けたなと。笑。


 全くカメラが出せない状態だったのでイワモトさんは屋根のある東屋休憩にてすかさずカメラを出して森を激写。いつもながらボクはカメラをむき出しにしていますが、良い子は決してまねをしてはいけません。


 昼前後に雨は弱まるだろうと思っていたので、最短のコースではなく、ちょっと遠回りのコースで歩きました。川は言わずもがな大爆発!お得な増量中です。笑。水もカフェオレ…。普段は水がない所にもジャンジャン水が流れ込み、幻の沢や幻の滝をたくさん鑑賞できました。


普通の人であれば、下向きで歩く所だと思うのですが、二人は違います。なぜかお祭り騒ぎ~!止む予定の雨というのは、心も身体もはしゃいでしまいます…。笑。そういえば、昨年ハマダさんと縄文へ行った時も、朝はとんでもない豪雨だったなと。嵐を呼ぶ女です。。。笑。


 とまぁ、屋久島トークをしたり、雑談したりと、湿潤な森を満喫。濡れた苔達がさらにテンションをあげてくれました。ちょっと早かったのですが、屋根がある所でランチタイム。ヤクスギランド内はこの東屋があるんで、ほんと助かります。屋根だけでこれだけ気持ちがリラックスするのは屋久島の森だからでありましょうか。


 で、ランチ後に早朝に分配してもらったおやつセットをパクパク!かわいいおやつ達がさらにテンションをあげてくれました。ごちで~っす!


 そんなのんびりランチしつつ、ちょっと寒くなってきたので歩き始めました。雨がだいぶ弱くなり、予想通りの展開に。この辺は霧がかったディープ度マックスな森でした。最高でした。


  深い緑の世界をテクテク歩き、目的地の天文の森に到着。もちろんのこと濃厚な世界が待っていてくれました~。この頃には雨もやみ、雨上がりの爽やかさが僕らを満たしてくれました。二人のはしゃぎ具合は言うまでもなく…。
 すると、どんどん雲がなくなっていき、森の中に光が入り始めました。こうなってくるともう言葉はいりません…。


  森の中はキラキラモードマックス!写真だと表現しにくいのですが、濡れた葉に注ぎ込む太陽の光は脳みその中を空っぽにしてくれます。


  と、天文の森でワイワイダラダラしつつ、いつまでも遊んでいられそうだったのですが、下山開始。帰りは滑らぬように集中して歩き、一気に川までおりてきました。午前中は大爆発していた川も透明度を戻しつつあり、気持ちよすぎるほどの空間でした。


 ブレイクタイムにはハマダさんの好物も分配していただきました~~~!なんとも森にアンコというのは絶景です…。笑。


  まだ嵐の余韻を残しつつ、水は増量中。この透明な増水っていうのがまた美しかったなぁと。この時間帯は雲が全くなかったので、まぶかったです(死語?)。


  最後に本日の比較写真。下の写真は同じ場所です。上が朝の増水時。下は帰りに撮ったいつもの感じ。まったく別物に見えちゃいます…。そんな意味でも、一日で2度おいしい天気だったなと。



 そんなこんなでハイテンションのままに下山完了!朝の豪雨に始まり、最後はピーカンで締めくくるという理想的な展開でありました。これぞ屋久島って感じでした。天気の演出は今年一番だったなと。まぁ、まだ数回しかガイドしてませんが…。笑。

 帰りは屋久島が誇るお酒屋さんに寄って、酒豪のイワモトさんもにんまり。お酒好きの心を満たしてくれるお酒屋さんです!ここでしか入手することができないお酒も数本。老舗ならではですなと。


というわけで、天気の演出で心のジェットコースターにのっていたような森歩きでした。最後はお酒でしめて、これまた完璧(?)。楽しすぎる一日でありました。

2016年2月17日水曜日

白〜〜〜い森を歩いてきました。

 本日も元気いっぱい、マサヨちゃんと一緒にNO YAKUSHIMA NO LIFEしてまいりました。実はマサヨちゃん、ボクがガイドをするのは初めてなのですが、5年ぐらい前に美屋久のガイドがいっぱいで断られたようで(笑)、その時にお世話になった某ショップの美人スタッフのお友達というつながりだったのです。ちなみに今回は4度目の屋久島。お迎えも美人スタッフの家にお迎えでありました。笑。

 でもって、道路は想像以上に雪がなく、チェーンをまくこともなく普通に入り口までたどり着けました。問い合わせの時から「晴れたら山!」「雨なら森!」という計画だったのですが、その計画からもれる「雪!」ってことで、雪の森を勝手ながらにチョイスしたのでありました。(本日も淀川登山口へ続く道は路面凍結&積雪により通行止めです。)昨日の朝はそこそこ降ったとの情報があったのですが、ランドの入り口付近はちろっとだけ雪が残っておりました。下の写真はミニ雪だるまにテンションがあがるマサヨちゃんです。


 とまぁ、屋久島4度目でメジャーどころは歩いているマサヨちゃんだったので、屋久島トークも基本というよりはちょいと応用レベルなお話にてワイワイ歩きました。まぁ、誰一人としていない深い森なのではありますが…。ランドから抜けたところはまだ積雪はありませんでした。標高1000メートルぐらいです。


 と、そこまでガッツリ冷え込んではいなかったのですが、さらさらした雪が降ってきてくれました〜!通常でもテンション高めのマサヨちゃんなのですが、標高が高くなるにつれ、心の標高もあげていく展開となりました。下の写真は苔につく雪…。ん〜、屋久島の冬ですなと。


 降り始めた雪はしばらく続きました。乾いた雪だったので、濡れる事もなく実にいい感じ!時間とともに森が白くなり始めました。ん〜、良い季節。


 そして、標高1100mオーバーぐらいになると当たりは銀世界に。それでも雪質が非常にナイスでして、ゴムスパイクもアイゼンも使う事なく歩けました。やはり靴の裏にあれこれ付けると感覚が変わるので、滑らないならそのまま歩くに限るなと。


 さらに標高をあげていくと、目に見えて積雪が深くなってきました。いつのまにか10センチほどの雪が積もっており、登山道も隠れました。そうすると道は完全にバージンロード…。マサヨちゃんはまだ人生のバージンロードは歩いていませんが、バージンロードを歩く快感を味わってほしく、少し先頭を歩いてもらいました。これで人生の方も歩けるのではないかと思います。本当に雪質が最高でして、ぐちゃぐちゃでもなく、サラサラすぎることもなく、キュッキュッと音が鳴る感じなんです。たまりません!この感覚。素晴らしすぎる世界でした。


 そんな素晴らしきバージンロードを歩きつつ、著名な屋久杉にもご挨拶。ブログでは割愛しますが、屋久杉達ももちろんのこと最高でした。なんといっても雪なんですから。ちなみに切り株もこんな感じです。凍てつく切り株。絵になります。一応、南の島なんではありますが…。


 積雪はジワジワと深くなり、20センチほど。バージンロードを歩く快感はさらに増していきました。下の写真は誰も歩いていない雪です。登山道そのものは全く見えないので、慣れていない方は決して一人で歩いてはいけません!


 すると、雪が降るような天気の時にいつも出没するツララが今年も出ておりました〜。倒木をつたって落ちてくるしずくがそのままつららに。写真ではわかりにくいのですが、形が非常に面白いつららであります。水の流れがそのまま凍った感じです。これまたテンションがあがります。


 そして、本日の目的に到着〜!雪がなくても日本庭園な場所ですが、雪があるからもっと日本庭園になっておりました〜!ここはそこら中につららができる沢なんですが、今回はそこまで多くはなかったです。水も凍る事なく流れておりました。


 いや〜!それにしても最高すぎる雪の森であります。もちろん立ち止まると極寒なのですが、そんなことよりも美しさ!カップラーメンをすすり、珈琲を注入し、ガスで温まりながら雪の森に酔いしれました。極寒でなければずっとここにいたいぐらいでありました。


 とまぁ、至福の時間を終え、下山開始。登りの時は雪が深くなってテンションをあげあげだったので、ゆっくりペースで楽しんだのですが、帰り道はしゃべくりながらグングン進む事ができました。いつのまにかそらは青空に…。


 これまた目に見えて雪がどんどんなくなっていき、ランドまで戻ってくると歩道に雪はない状態でした。標高差は200メートルほどなんですが、この200メートルが雪の境目。季節もひとつ違う感じであります。個人的に下山していく時に雪がなくなるとちょっと寂しいです。


 でもって、青空がどんどん広がっていったので、一番開放的なスポットにてブレイクタイム。陽が当たる場所は寒くなく、太陽の光を浴びるとあたたかさ満点であります。川特有の風はありますが、気持ちよさは最高だったなと。


 そんなこんなで最後の最後までしゃべっていたような気もするんですが、無事に下山完了!道路には積雪はありませんでした。


 雪の森は狙ってもなかなか歩けるものではないので、最高のタイミングだったなと。こんな素晴らしい雪質の森歩きができるなんて…。ヤク中の実力を遺憾なく発揮したマサヨちゃんであります。今日の雪質はホントに極上でして、感無量でありました。ワイワイがやがやと白い森歩きが最高な一日でありました。