2010年8月31日火曜日

想定外の雨。

 本日もエイミ〜、オッくん&トモちゃん、プッシュ&チカちゃんと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜。ズバリ!今日の天気予報は晴れッ!さらには8月ラストにして、全体の登山客も350人ほどでかなり空いておりました〜。それなりにいるとはいえ、全体の流れの中で団体様ご一行もバランス良く歩いていて、実に快適なスタートとなりました。

 晴れ予報だったので、厚い雲があったのですが、まぁ降ってもたいした雨は降らないだろうとテクテク歩き。途中、トロッコにも会えました。本日はトイレの汲取作業だったようです。お疲れさまです&ありがとうございます。こうやってし尿を運んでくれる人がいるからこそ、縄文杉ルートが快適に歩けるんですねぇ。トイレ回収用のトロッコは屋久杉搬出にも使われる一番大きなタイプ。身を乗り出して、みんなも写真を撮りました。チカちゃんもゴッツい見た目に「かっこいい〜」と喜んでおりました。

 そして、トロッコ道半ばから、予報に反してポツポツ雨が降ってきました。すぐ止むだろうと思いきや、ここが雨のスタートでした。山道からはレインウェアにお色直し。山の中が彩られます。自称「もやしっこ」のチカちゃんも踏ん張りながら登りました。対するプッシュはアメフトで鍛えた下半身でスイスイ歩けました。ウィルソン株でも人が少なく愛の撮影会が楽しめました。

 本日一番の急傾斜が終わった所で、なんとエイミーがノックアウト寸前にッ!休憩をまぜつつ、なんとかランチスポットまで辿り着きました。ランチをしようすると、ドバ〜っと!タイミングを合わせたかのように、大粒の雨が降ってきました。とりあえず、傘が便利です。雑炊にならずにすみました。エイミーは口に入れやすいみそ汁でなんとかしのぎ、レッツ縄文へ。

 雨の影響からか、全体が分散してそれなりにすれ違いはあるものの、スムーズに歩けました。そして、ノックアウト寸前だったエイミーもかなり復活した状態で、みんなで息を合わせて縄文様初対面ッ!
 デッキもガラガラで、さらには我らがソフトボールチームのキャプテンと監督のパーティしかおらず、平和な参拝でありました。オッくん&トモちゃんはなんと「十年越しの願いがかなった!」と長い道のりを噛みしめておりました。そう簡単に来れるところでないところが、この縄文様の素晴らしさなのかもしれません。

 そして、本日は日帰り登山者の最後尾で下山開始。野球などをしていたオッくんもアメフトのプッシュも男性陣は楽勝モードでおりてきたのですが、女性陣はおしとやかさを追求しながらなんとかかんとか歩を進めました。途中、あだ名が「子宝杉」という屋久杉があるのですが、オクムラ家で子宝&安産祈願。良い子が生まれるかな?

 でもって、トロッコの下りもガンガンとまではいかなくとも、かなり良いペースで歩けました〜。途中、雨の日特有の緑の美しさを体験しつつt、昨年生まれたであろう子鹿が出てきたり、撮影会開始。雨も落ち着いていて、ようやく天気予報通りになるのかと思いきや…、ここからも時々良い雨が降ってまいりました!ほんの数分ですが、しゃべる声もすべてかきけすほどの雨に。天気予報は外れたけれど、この雨も気持ちよかったなぁと。

 天候がこの調子だったので、頑張って小杉谷の休憩所まで頑張りました!久々の屋根の下、ここでココア&ティーブレイクを楽しみました。それにしても、今日は想定外な雨が降り続けておりました。


 そんなこんなで縄文杉デッキを出る時は、ギリギリデッドラインでしたが、バスの15分前に到着することができました。男性陣はかなり元気があまっておりましたが、女性陣は…。日常ではこんなにも動くことがないと思うので、女性陣は自分をほめてもいいくらいの歩きでありました。ナイスッ!

2010年8月30日月曜日

暴風雨ッ…、ではありませんでした。

 本日は屋久島2度目のユカちゃんと3度目のマイちゃんと一緒に太忠岳へと行ってまいりました〜!なんどお二人は7月にも屋久島に来ているんです!帰ってすぐさま次の屋久島行きを企画したらしく、重度の屋久島中毒になってしまいそうです…。翌月に来るなんて…。素晴らしい。

 しかし!登山口に着くと良い雨降ってました〜。マイちゃんは前日大晴れだった白谷を歩いていたので、晴れる気満々だったのですが、目の前に降り注ぐ美しい雨に意気消沈気味…。そこで、「他の場所に行く?」と聞くと、「行くでしょ、もちろん!」と気合い発言。その返しに「頂上は暴風雨だよ〜!」とボクがユカちゃんに言うと「え〜、大丈夫かしらぁ」とかよわさアピール。この雨は生命の源。かよわさは通用しません…。笑。というわけで、良い雨の中スタート。増水するほどは降ってはおらず、ボクとしては気持ちよくもあり、嵐モードにスイッチが入っておりました。

 でもって、ランド内はやはり雨がお美しい…。これほど雨が似合う場所をボクは知りません…。日本随一の雨の森かもですねぇ。雫もたっくさんあり、実にお美しい。ついでに「携帯トイレブース」の見学会も。いや〜、屋久杉に囲まれておトイレできるなんて、素晴らしいの一言に尽きます。

 テクテク歩きつつ、トークしつつ、雫の写真を撮ったり、足を止め霧がかる幻想的な森を満喫したりと、駐車場で雨にビビっていたマイちゃんも美しさに見とれておりました。雨はそれほど強くなく、程よい感じ。このくらいは最も美しいかなと。大雨過ぎてもいいのですが、写真がうまく撮れなくなるので、このくらいがベストであります。

 そして、本日一番の急斜面に突入!いや〜、日頃から身体を動き回らせる仕事のユカ&マイちゃんでしたが、さすがにこの坂にはこたえておりました。抱きつける岩で小ブレイク。何かにすがるだけで、身体と心が癒される急斜面であります。

 そして!天柱石に到着ッ!いつのまにか雨が止んでいました〜!残念ながら!?暴風雨ではありませんでした…。ユカちゃんのどこか勝ち誇った顔…。晴れ女の底力が出たかな?わ〜わ〜
言いながら、岩を満喫していると、びゅ〜っと風が吹いて、雲が…。どば〜〜〜〜〜っと流れていき、なんと視界が開けちゃいました〜!さらにはこの日、ちょっとだけ気配は感じていたものの、一度も顔を出さなかった太陽様が登場ッ!2人の心もヒートアップ。ん〜、まさか、まさかの青空が妙に美しく見えました。

 初めは視界ゼロだったのですが、この有様…。ランチを食べ終えて、ボ〜っとしていると、「森を上から見る事ってまずないよね〜」と。晴れの日の頂上にだけ許された光景…。風はちょっと冷たいぐらいでしたが、身が引き締まる山頂でありました。でもって、結局2時間近くいたのですが、さぁ下山しようと言う所でまた雨が!今日は全体で9人ほどの登山者だったのですが、僕らが一番最後を歩いていたので、この光景を見れたのはボクら3人だけだったということになります。ん〜、恐るべし晴れ娘達…。

 そんなこんなでのんびりしつつ、下山は身を引き締めて歩きました。途中、こけそうになることもしばしばでしたが、順調に下りてこれました。天文の森に帰ってくるとちょうど3時になったので、オヤツタイム。ここでまたも太陽様が良い演出を…。なんとも素晴らしい昼下がりとなりました。

 思わず写真にフレアが出てしまうほどの太陽光線が優しく森を照らしておりました。マイちゃんも「霧がかった方が森はキレイですねぇ」と言いつつ、かなり太陽光線が気持ち良さそうでありました。ボクも「見る」という感覚を重視すれば、確実に雨&霧の森が美しく、「感覚」を重視するなら太陽光線が気持ちよいですねぇ。今日はそのダブルが体験できてしまったがために、なんとも一度で数度おいしい登山となりました。


 そんなこんなで、屋久島中毒症状が加速しそうになってしまった太忠岳となりました!

2010年8月29日日曜日

雷は…、なりませんでした。

 本日も元気いっぱい、アズ〜リ、カジさん、トマリ&サヤカちゃんと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜!お盆が過ぎたというのに、けっこうな人出であります。というよりも、お盆よりも多かったかもしれません。
 5時前にはバス乗り場に着いたのですが、臨時便は出さない!という頑な姿勢があり、結局5時40分過ぎに臨時便が出て、なんとか登山口まで到着。本日の天気予報はというと、「午後から雷のオプション付き雨!」であったのですが、ブレックファーストの時点でそこそこ良い雨降ってきました〜。
 そして、個人的になってしまうのですが、先日お亡くなりになった「LX-3」が生まれ変わり、「LX-5」のデビュー戦でもありました。ん〜、早速屋久島の雨の洗礼を受ける事に…。

 でもって、今日は止まない雨かなと思ってテクテク歩いていると、一時間ほど歩いたところでなんと太陽の気配!進むにつれてどんどん雲が抜けていきました〜。ん〜、なんとも爽やかな朝。まぁ、例のごとく湿度は高かったですが…。思わず、振り向いたり、木漏れ日を撮ったりと、快適ウォークとなりました。

 そんなこんなで、行列を避けるべく、時間差攻撃。団体様ご一行はそれほど多くはなく、全体が分散して、良い感じだったと思います。山道に突入してからも、晴れは続いてました。雷がいつなり始めるのか、ちょっと楽しみしていたのですが…。
 でもって、晴れに便乗して、翁杉付近で、トマリ家の真打ち登場ッ!コンデジからデジイチへカメラが進化しました!やっぱり良いカメラで撮りたくなっちゃうなと。

 やや湿度高めだったのですが、雨上がりの森は良い雰囲気でした。縄文杉手前40分でランチをし、いざ休憩無し、問答無用の一本道へ!全体が分散していたとはいえ、やっぱりまだまだシーズンですねぇ。「こんにちわ!」を連発し、(道を譲ってくれて)「あざ〜っす!」を連呼しながら一気に縄文杉へ向いました。
 なんとか空いている時間帯に到着。みんなそれぞれにそれぞれの表情が印象的でありました。LX-5くんも縄文様初対面。良いです、lx-5。起動速度もズームも、今までになく快適に撮れました!結局、デッドラインギリギリまで滞在し、あっという間に時間が過ぎていきました。ここは本当に時間が立つのが早い。

 そして、帰りはこけないようにガンガン歩きました!途中、ウィルソン株でちろっと愛の撮影会などをしつつも、順調にトロッコ道まで下りてこれました。そして、トロッコ道もまいてまいて、快速トロッコ!順番を交代しながら歩いたのですが、カジさんが先頭になった時に事件は起きました!いきなりカジさんがダッシュ!若さ溢れるトロッコランニング炸裂ッ!ちょっと時間をおいて、サヤカちゃんが続き、トマリが続き、結局アズ〜リも走り、みんなで走っちゃいました!ボクも久々のトロッコランニング。風を切る快感がナイスです。

 そんなこんなで、かなり時間を稼ぐ事ができたので、沢でココア&コーヒー&グリーンティブレイク。想定外に青空まで出てきちゃいました〜ッ!そういえば、今日の天気は雷のオプション付きだったはずなのですが、結局一度も鳴る事なく終わりました。みんなの安堵の顔とともに、ボクはちょっと惜しいなぁ〜と。つい先日も嵐だっただけに、少し雷に期待しておりました…。


 そんなわけで、最後までみんな笑顔が残って下山完了!ラッキーな事に、待ち時間ゼロで帰りの臨時便に乗れました!本日も雨と太陽が良い感じの縄文参拝となりました。

2010年8月28日土曜日

さらば、愛しのLX-3…。

 思い返せば2年前…。発売前から予約してゲットしたガイド用のカメラ「LX-3」。雨の日も、風の日も、雪の日も、片時も離す事なく頑張ってくれたカメラ。ついに逝ってしまわれました…。アウトドアに向いているカメラではないにも関わらず、本当によく頑張ってくれました。ただでさえ、環境が厳しい場所だというのに、シャッター回数5万回の想い出を作ってくれました!ありがとう、LX-3。

 容姿はすでにクラシックカメラばりの傷…。どれだけの雨に当たり、どれだけ酷使されたか…。ん〜、涙ものの傷であります。あんな写真も、こんな写真も…。


 もちろん一眼レフの写真には及ばない画質ではありましたが、はしゃぎ回るお客さん、涙を流すお客さん、世界に類を見ない屋久島の美しさを撮ってくれました。ガイド用のカメラではこいつほど機動力と画質のバランスが取れた機種はなかったです。お客さんのカメラを毎日のように手にする機会があるのですが、全く浮気心がわきませんでした。本当に、ありがと〜。ご冥福をお祈り申し上げます。

 そして、次の機種は…。明日からのブログをお楽しみください。

2010年8月27日金曜日

森林の限界に挑戦!

 本日は熱帯低気圧が屋久島に影響を及ぼす中、昨日太忠へ行ったノグちゃん、屋久島4度目のミエコッチと人生初登山のシゲちゃんと一緒に黒味岳へと行ってまいりました〜!登山口に着くとすでに秋の気配がしのびよっておりました。屋久島紅葉の代表選手であるナナカマドがちろっと色づき始めたヤツまでありました。ボクも久々に雨具としてではなく、防寒としてレインウェアを着用完了。いざ、出陣です。

 爽やかな風に吹かれながらテクテク歩き、淀川小屋へ到着。ここには気温計があるのですが、なんと17.6度ぐらい!一応、8月末ですが、南の島の気温です…。そりゃぁ、涼しいわなと。

 そんな感じで、厚めの雲な天気ではありますが、爽やかな朝でありました。透き通る淀川もまたキレイで、この時はまだみんな平常心でありました…。この後、ドエライことになることも知らずに…。

 そして、黒味岳が見える展望所に着くと、もちろんのこと真っ白な風景が広がっておりました〜!風が実に気持ち良く、人生初の登山であったシゲちゃんも風に吹かれる男となっておりました。すると、ほんの5秒ぐらいでしたが、ドバ〜〜〜っと視界が一気に開けました!これだから風の日はたまらない。一瞬しか見れないってところがまたナイスであります。

 霧雨程度の雨で、なかなか森は良い雰囲気。小花之江河と花之江河も日本庭園っぷりを遺憾なく発揮していて、ナイスでした。この雰囲気は晴れでは感じられないだろうなと。モヤ〜っとした中に、白骨樹たちの姿が心に響きました。そんな感じで、風景に見とれていると、花之江河で突発的ゲリラ豪雨襲撃ッ!すぐさま少しでも雨がよけれる木陰に避難。いや〜、この辺からドラマは始まっていたようです…。

 そして、分かれ道から頂上を目指しました!みんな登り切る体力と笑顔が残っていたので、風景が見れる見れないなんて二の次!本日の本番がスタートしました〜!
 いくつかあるロープを乗り切り、豪雨に身を濡らしながら、樹木が成長するには厳しい標高へ突入。俗に言う森林限界エリアに入っていきました!ここからは雨だろうが、風だろうが、身を守るのはレインウェアのみ!そして、強靭な心が必要であります。自分たちの背よりも低い木々なので、森を抜けた途端に風がモロに当たってきました〜ッ!
 がしかし、風が吹いてくる方向が登山道の裏側だったので、途中まではなんてことはないちょっと風がある程度の道のりでした。ノグちゃんも「おぉ〜、今までと世界が違う」と肌で体感。さらに上を目指します。
 そして、頂上付近になって、これまた一瞬だけ頂上が見えました!ちょうど風がよけれる場所だったので、すかさずカメラタイム。おそらく、頂上が見えるのはこれが最後かもしれないと思い、その姿を激写しました。しかし、見るからに凄い風です…。雨はまだたいしたことないんですが、目測すると、風速10メートルぐらいでしょうか…。それでも、上を目指します。

 やはり最大の難関は頂上直下で待っておりました〜!ピークを目指す心がくすぐられまくりな強風ッ!正直言うと、里で体験する台風の風より強かったっす。ちろっと風の通り道に入ると体感風速20メートル!?ってところでした。途中で身体を低姿勢に保ち、風が弱くなるのを待ったくらいですから。
 そして、そして、最後のロープを終えたところで、完全に風に立ち向かう角度に入ります!その時の頂上付近はおそらく風速30メートルオーバーだったかもしれません…。ボクも思わず、ピークに行くのを少しためらいました。もちろん立つ事は不可能。みんなで風が少し弱くなるのをしゃがみ込んで待ちました〜!
 ついに一瞬風が弱まった所を狙って、頂上〜〜〜〜〜ッ!みんなで暴風雨の中、大はしゃぎしました!すると、また強風ならぬ豪風タイムに突入!みんなで四つん這いになって、大笑いしながら待機ッ!良い子の皆さんは決して真似してはいけません…。あくまで安全が第一であります…。といいつつ、ミエコッチはホフク前進状態で、ギリギリのラインまで攻めておりましたが…。
 もちろんカメラを出して撮影する余裕はない状況ですが、いかんせんカメラ好きなボクは動画&写真に集中してしまいました!もうカメラも身体もビッショビショ。ジェットコースターで体験する風なんて比べ物にはなりません。ん〜、これだから嵐はやめられない。
 そんなこんなで、ガイドをしていても滅多に体験できない豪風雨(こんな表現あるのかな?)を思いっきり楽しんでしまいました=!晴れの日もいいけれど、闘志を燃やすのは嵐がもってこいであります。

 でもって、岩陰に隠れても風が凄かったので、シゲちゃんが「ここでお弁当をひろげましょうか!」って言葉にみんなで大笑いしつつ、森へ逃げ込む事にしました。ノグちゃんも「森林の限界を身を持って体験しちゃいました!」と樹木が育つにはあまりに厳しすぎる環境を絶賛しておりました〜。 

 一度こんな強烈な天候を体験すると、人間というのは面白いもので、普通だったら強い風、強い雨でもへっちゃらになってしまうんです…。そうすると、より自然が心と身体に入ってくるんですねぇ。繰り返しになりますが、これだから嵐はやめられない…。

 森の中の下山はそこそこ大雨が降ってはいたのですが、もうみんな楽勝モードへ!まぁ、足の筋肉はやや弱り気味になっておりましたが…。心は絶好調でありました。淀川も豪雨で濁り始めておりました。そんな姿もまた自然の一部で、美しかったです。

 そんなこんなで、7時間ぶりぐらいに屋根のある小屋へ。ん〜、屋根のありがたみが身に沁みる瞬間です。え〜、都会でビルの中で悶々としている皆様、ぜひ嵐の日に屋久島へお越し下さい。都会ではあまり感じる事のできない小さな喜びが、ここではもの凄く大きな喜びになりますから。てなわけで、ちょうど良い時間帯だったので、コーヒー&ココア&ミロブレイク。身に沁みました〜。


 そんなこんなで、熱帯低気圧の影響で、猛烈な天気でありましたが、ある意味最高の天気となった黒味岳でありました!

2010年8月26日木曜日

心が震える所へ…。

 本日は、イケダ隊長を筆頭に、部下のキッシャン、屋久島来島2回目の、ノグちゃん、ナルちゃん、紅一点ヒグちゃんと一緒に太忠岳へと行ってまいりました〜。民宿を出た時は快晴そのもので、雲を見つけるのにグルッと見回さないといけないくらいでしたが、やはりそこは屋久島。登れば登るほど雲が厚くなってまいりました。そこで本日最後の太陽になるかもしれないという予感から、車を降りて光合成…。

 ん〜、ナイスです。光が素晴らしかった…。

 でもって、スタートは程よい感じの冷気の中、まだ雨の降らぬ森を歩きました。ん〜、やはりヤクスギランドは美しい。森トークをしつつ、ワイワイしながら登りました。
 天文の森付近に着くと、なかなか良い雨が降ってきました〜。夏の雨は実に気持ちいいっす。俄然、テンションがあがるボクをひけめに、雨よ、止んでくれモードのみんな。とりあえず、お色直しを完了。ジワジワと霧がかった森へ変貌していき、ノグちゃんも「お〜っ」と放ち、ヒグちゃんが「屋久島らしくなってきた…」と一言。さすが、2度目の来島チーム。雨モードに入ってきましたねん。

 夏の雨というのは長続きしないのが定例であり、頂上付近で暴風雨を期待しつつ、ハード系な登りを一気に上がりました!さすがに日頃運動不足な隊長とキッシャン、連続山登りのナルちゃんもちょいとバテ気味に…。数分休んだら、すぐに戻りましたが、やはりこの坂はキツいなと。もちろん、この坂を登る価値があるからこそ、歩くわけでありますが。

 そして、ランチ前に天柱石へ到着ッ!ちょっと期待していた暴風雨はなく、良い風吹いてました〜。周りは真っ白な雲の世界でありましたが、みんなはここはどこ?わたしは誰?風の動きをしつつ、頂上まったりタイムへ。角度を変えつつ、撮影会したり、ピークを変えて、ジャンピング大会をしたり、楽しい時間でありました。若干、ノグちゃんの足がワナワナ震えておりましたが…。あとから気づいたのですが、頂上付近で遊んでいる時は全く雨が降らず、天柱石に呼ばれたなと思ったくらいでした。ランチ後、下り始めるといきなり雨モードに入り、とりあえず、びしょ濡れにはならなかったです。

 最後に天柱石に挨拶をして、下りは集中しつつ、談笑しつつ、ナルちゃんが最終の飛行機で帰る予定だったので、良いリズムで下っていきました〜。下りがこわ〜い!といっていたヒグちゃんも良いリズムでおりてこれました。
 そんでもって、本日は今にも雨が降りそうだったので、屋根がある所の近くで喫茶蛇文杉オープン。初めは倒木の前でワイワイしていたのですが、途中で雨が降ってきたので屋根へ避難することに。スィーツをほおばりつつ、みんなで笑いつつ、良い時間でありました。

 そして、今年に入ってあまり見かけていなかった変形菌(粘菌)を行きしに見つけました。苔の中から突出している小さなコブに着いている黄色いヤツです。たぶん「ススホコリ」だと思います。時速数センチで動くんです!こいつ!なので、行きで見つけたら必ず写真を撮ってます。

 でもって、帰りがけにどんなに動いているのかなぁ〜と思いきや、同じ場所に戻って来ると数ミリを残して、消滅!?しておりました!たぶん胞子を放った後に、いなくなったのかな?詳しくはよくわからないですけれど。でも、こやつの生き方はキノコでも植物でも、もちろん動物でもないので、ちょいと興味津々です…。夏の自由研究にでも取り上げようかな?

 そんなこんなで、帰りはサクサク下りて来る事ができました!最後はみんなで記念撮影して、なんとか笑顔が残っておりました〜ッ!


 そんなこんなで、旅は道連れ、世は情けな、禁断の友情が芽生えた一日となりましたぁ。

2010年8月25日水曜日

2010Jomokeys初戦。

 本日は2010年JOMONKEYSの初戦でした!たまたまボクはオフ日だったので、第一試合の審判ついでに早めにグラウンドに到着。ちなみに10数人集まったのですが、そのうち半分は縄文ガイドの帰りにソフトボール!ん〜、みんな持久力あります。
 そして、まぎれもないお満月day!いや〜、2塁の審判だったので、バックネット裏から登るお満月様を拝んでおりました。回が変わる時にすかさず激写!バックネット裏のまん丸い光がお月様です。

 そして、試合はというと、1回裏にいきなり助っ人で来てくれたU君が柵越えホームランッ!いや〜、いいもん見せてもらいましたぁ。ちなみに前年はランニングホームランはあったものの、奇麗なホームランはなかったのでみんなの大歓声がなかなか止まなかったです。
 でもって、前半は初戦という事もあり、緊張&練習不足で、エラーと安打が重なり、点を奪われました!大量失点をしつつ、ユルい時間が過ぎていき、最後の最後の最終回!我らが4番T郎の活躍もあり、合計9点を入れる猛攻っ!といいつつ、もちろん惨敗…。相手チームは何点入れたか忘れてしまいました…。


 というわけで、今年もリーグ戦スタート!皆さんの熱い声援待ってますッ!次回は31日です。

2010年8月23日月曜日

あれ?GW並みの混雑?

 本日も快晴の中、3連チャン登山のレイコさん&エミちゃんと京都よりミナゴン&ケイハンと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜。昨日に引き続き、晴れております。しか〜し!登山口に着くと、登山バスと団体様ご一行のバスが一気に集合してしまいました〜ッ!ん〜、GW並みの大混雑ッ!新しいトイレのおかげで、待ち時間はそれほどでもなかったのですが、登山口はかなりの盛り上がりをみせておりましたぁ。そんな状況なので、例のごとく時間差攻撃作戦に。

 スタート前に準備運動をしようとしたら、いきなりミナゴンがこのポーズッ!職業柄とはいえ、すげぇ!美屋久史上の最強の柔軟娘伝説がスタートした瞬間でもありました。さすがに周りの登山客達もこの柔らかさには驚愕…。良い子は真似しないようにしましょ〜。

 てなわけで、トロッコ道はいつもより遅めのスタートをしつつ、のんびりテクテク歩きました。木漏れ日のトロッコ道。ん〜、良いです。こんな日はかなり暑くなるはずなのですが、なんだか涼しくてちょっとビックリしました。陽射しは強いんですが、空気が爽やか。ほぼ日帰り組み最後尾でのんびりし、休憩も長めに。ん〜、良い風です。

 でもって、トロッコ道終了。トイレも大混雑を避ける事ができ、スムーズでよかったっす。ここで直感的に思ったのが、全体の登山者はそれほど多くないのではという感覚。山道もそれなりに快適に歩けました。おそらく、30〜1時間前は相当の人が行列をなして歩いていたと思いながら…。3連チャン目のレイコさんとエミちゃんもそれほど疲れていない様子で、元気に登れました。

 そんなこんなで、日帰り最後尾を目指しつつ、ほどほどのペースでおしゃべりしながら歩き、40分手前の水場でランチ!なんだか真夏は終わったか!?と思う涼しさでありました。
 そして、ここからが「休みたくても休めないゾーン」にッ!そうです、今日は団体様ご一行がかなり団子状態になっていると想像し、みんなにも気合いを入れてもらいましたッ!
 案の定、1回だけ水を飲めましたが、あとは下山で待っていてくれる人たちにこんにちわを連発しながら、一気に縄文様へ突っ込みましたッ!やはり予想通り、全体の登山者数はまぁまぁで団体様ご一行がモロに固まっていた縄文ルートでありました。
 無事に、空き始める時間帯に縄文杉に到着ッ!みんなで歓声をあげつつ、初対面できました。エミちゃんの目にチラリと光るものが見えつつ、もう少し人が空くのを待ちました。ちょっと身体を動かさないだけで、汗がひき涼しさが気持ちよかったっす。
 そんな感じで縄文トークをしたり、ボ〜っとしているとあっつう間に時間が過ぎ去っていき、結局は日帰り完全最後尾になることに…。標準的な人だと完全に最終バスに間に合わない時間まで縄文デッキでボ〜っとできました。みんな標準的じゃない体力と歩く力があったので…。これも良い子は真似しちゃいけないデッドラインぎりぎりタイムでありました。

 そして、下山は転ばぬようにしつつ、今期最速とも言える速度でトロッコ道までおりてこれました〜ッ!凄いっ。そのままトイレもスルーして、下のトイレまで一気に!この辺からかなり多くの人たちを抜きました〜!でもって、ボクとしても思った以上におりてこれたので、沢へよってコーヒーブレイクをすることに。良い風吹いてましたぁ。自然とおのおのにおのおのの時間を楽しむことに。ダンスをしているレイコさんは自然と身体が動き、ベリーダンスなエミちゃんは両手をあげて腰をふりふり、のんびり派のケイハンは寝転がって気持ち良さそうでありました。そして、柔軟娘はというと…。

 川に飛び来んだ後に、このポーズっ!きまってます!実に決まってます!ん〜、ヨガのパンフレットに出てきそうな感じでありました〜。真似できません…。

 そんなこんなでスイーツもほおばりつつ、太陽を感じながら終始爽やかな時間でありました。レイコさんも「今日はここに泊まる!」発言をしつつも、やっぱり最終バスへ向う事に…。


 というわけで、登山口までも一気に下山できました。3日連チャンのエミちゃんもさすがに「づ・が・れ・だぁ(疲れたぁ)」とロングウェイを味わった模様。最後の最後までみんなの体力をみせつけられた一日となりました!

 結局、雨は一滴も降らず、募金スタッフの人に聞いたら、「今日は600人も行ってないよ」と。体感的には800人オーバーの混雑感だったのですが、そうでもなかったようです。やはり登山者数よりもいかに分散して歩くかが、縄文ルートを快適にする鍵を握っているなと思う今日この頃でありました。

2010年8月22日日曜日

昨日とは打って変わって…。

 本日はボクとしては久々に(7月18日ぶり?)、白谷へ行ってまいりました〜。一昨日縄文へ行ったサオリ&ハルちゃんと昨日太忠へ行ったレイコさん&エミちゃんと一緒にテクテク歩き。宿を出発した頃は、晴れてはいるのですが、山を見ると良い雲かかっておりました〜。もちろんボクとしては雨に当たる気満々でのスタートでありました。

 しかし、いざ歩き始めると、森全体に光が差し込み、木漏れ日ワールドの中を歩くこととなりました。気温もそれほどあがっておらず、白谷の森にしては湿度も高くなく、爽やかでした〜。レイコさんとエミちゃんは昨日暴風雨だっただけに、かなり平和で余裕の表情。テクテク歩きつつ、本日の天気を一枚の写真で表現するとこんな感じです…。エミちゃん、良い伸びしてます。

 そんな爽やかな森を歩きつつ、一昨日の筋肉痛が残っているサオリちゃんとハルちゃんもストックを巧みに使いつつ頑張りました〜ッ!歩けるかどうか、心配していただけにボクとしてもホッとしました。それにしても、さわやかな森であります。


 8月にしてはそれほど混雑していなかったので、快適に歩く事ができましたが、いざランチをしようってときに限って場所が…。ちょっと歩いて静かな所でランチをしました。食後はみんな快適すぎる陽気に誘われ、お昼寝モードに…。そんな時に、「なんな〜〜〜ん」と呼び声が!行ってみると、エミちゃんの足にヤマビルくんッ!白谷はそれほどヤマビルとは遭遇しないので、エミちゃんの血がウマそうに見えたのでありましょう。


 ランチ後、一息ついてから太鼓岩へレッツゴーッ!時間差攻撃をしかけていたので、ガンガン登っていきました!そして、到着!いや〜、全部見えちゃいました〜!今朝の厚い雲が嘘の陽に抜けていて、視界がひろかったです。みんなも歓声をあげつつ、景色を楽しみました。5分ほどは完全かしきりになり、隙間産業作戦成功してよかったっす。

 ジャンピングしたり、いろんなポーズをしつつ撮影会を楽しみつつ、ボ〜っとタイム。レイコさんもギリギリラインまで…。これって見ている方が怖いんですよね。やっている本人はそれほど怖くないんです…。

 そうこうして遊んでボ〜っとしていたら、いつまにか岩の上が満員状態に…。さっきの貸し切りが嘘のようでありました。風景と陽気に満たされたので、下山開始。ようやく雲が出てきたのですが、木漏れ日が入ったり、森が暗くなったりと、いつきても何度来ても飽きない森でありました。
 ちなみに歩いている時は基本的に下を向いて歩いているわけです。そうすると自分の足元しかみていないのですが、実は苔の中を歩いているような場所なんですよね。誰かが歩いている姿を見ているだけでなんだか癒されぎみになってしまいます。

 でもって、本日のコーヒーブレイクはお美しい沢沿いで。ん〜、ナイス。みんなワイワイしつつ、それでいてどこかこの癒され系な森に心をゆるませておりました。


 というわけで、一滴も雨が降らず、昨日の雨が森に残っていて潤った状態の絶妙な白谷歩きとなりましたぁ。