2014年9月30日火曜日

人の少ない縄文杉。

 本日も元気いっぱい、イクミンと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜!実は早朝より事件発生。待ち合わせの時間になってもイクミンが出てこなかったので、モーニングコールをすると…。「今、起きました!」とッ!そこからが凄かったのですが、ボクとしてもまだ時間に余裕があったのでしばらく待とうかなぁと思っていたら、10分もしないでイクミンが登場!早いッ!速いっ!起きて10分で車に乗り込んだのでありました。そんなイクミンの寝起きの俊敏な動きにより、始発のバスに乗ることができました。

 とまぁ、そんな早朝の事件をよそに、登山口で朝ご飯を食べてレッツ縄文。昨日に引き続き、今日も雲ひとつない朝で理想的な歩き出しとなりました。小杉谷橋より、朝のグラデーション。ん〜、たまりません。


 でもって、こんな晴れた日は木漏れビーム注意報が発令するので、歩いては振り返り、振り返っては歩くという爽やかな朝となりました。イクミンもiPhone片手にあふれんばかりの光を激写しておりました。


 そんなトロッコ道は前にも後ろに人がほとんど見当たらない快適な道のりでして、順調なペースで山道へと突入しました。普段はそれほど動かないといっていてイクミンでしたが、ヨガで鍛えた身体と体力みなぎる若さでガッツリ登りました!


 ほどよく汗をかいて、ウィルソン株に到着。人がほとんどいませ〜ん!9月の連休が終わって一段落したのか、縄文ルートを歩くにはこの上ない季節がやってまいりました。愛の撮影会も余裕でありました。イクミンの友達がGWに縄文へ来たとのことで、このガラガラの道のりは自慢できるなと。それほどまでに人が少なく、爽やかな朝でありました。


 でもって、急斜面で多少なりヒ〜ヒ〜言いつつ、歩を進めました。昨日のブログにも出しましたが、山小屋のし尿運搬の2日目でした。下の写真は、ガイドのTちゃん。ガイド以上の力仕事。お疲れちゃん!そして、ありがと〜!


 とまぁ、木漏れ日まくりな森をテクテク歩いて、水場近くで休憩タイム。特等席も空いていたので、しばしまったりしてしまいました。イクミンもあとで「私のベスポジ!何時間でもいれそう!」と言っていただけあって、光の射し方といい、涼しい気温といい、たまらない森空間でありました。


 その後もちょこちょこ道草を食いつつ、念願の縄文杉に到着!「思っていた以上に大きい〜!」と歓声をあげつつ、ご対面できました。縄文付近の人もまばらでのんびりまったりできました。


 でもって、軽く長居しつつ、腹が減ったので下山開始。お弁当でお腹が満たされた後の下りにて、鹿の婚活もかいま見ることができました。写真だとわかりにくいですが、メスを追っかけるオスが頑張ってました。残念ながら、このオスは狙ったメスに逃げられていましたが…。


 帰りのウィルソン株でも愛の撮影会をしつつ、順調にトロッコ道まで下りて来れました。レールが濡れていたので、今日もトロッコが動いているのかなと思ったら、途中停車しておりました。かわいいトロッコエンジンであります。


 で、あまりに快適なトロッコ道だったので、先頭を交代しながらテクテク進みました。風を感じたり、鹿が登場したりと、意外と眠くならずに歩くことができました。


 んでもって、沢によって、余裕のブレイクタイム。早い時間帯のバスには間に合いそうもなく、次のバスにも時間に余裕があったので、これまた長居しちゃいました。川のせせらぎを聞きつつ、ボ〜っとタイム。心が洗われる時間でありました。


 でもって、ここ最近の冷え込みからなのか、登山口近くのヤクシマオナガカエデが色づき始めました。9月の終わりとともに、夏も終わったんだなぁと。植物が秋へ向かうとともに、観光で縄文杉に来る人も少なくなり、季節の移ろいをふと感じてしまいました。


 そんなこんなで無事に下山完了!バス待ちをしているときもボクら二人だけで、スタッフのおじさんたちにイクミンがからまれまくっていましたが、それもまた良き想い出かなと。屋久島のおじさんたち…、それにしてもよくしゃべります。
 というわけで、混雑とは無縁の縄文ルートを爽やかな天気の中で、爽快に歩くことができました。なんともまぁ、快適過ぎるほどに快適な一日でありました。

2014年9月29日月曜日

爽やか縄文杉!

 本日も元気いっぱい、オガワのトモちゃんの紹介で、トモちゃん&カミヤンと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜。安房の宿お迎えだったので、早朝大作戦を決行し、バス乗り場から登山口まで実に余裕のあるスタートを切ることができました。ほんの30分ほど出発を早めるだけで全体の登山時間が2時間以上も変わることがある縄文杉コース。作戦通りの幕開けとなりました。

 そんな好スタートを切ると、今日は雲ひとつない天気ッ!トロッコ道の東側より世が明ける前のナイスグラデーションが気分を高めてくれました。ん〜、良い朝でありました。写真は電線が入ってますが、その辺は割愛ください…。


 で、普段はあまり運動をしていないし、大学時代は英語クラブ的な文科系活動をしていたという2人なのですが、持ち前の若さでナイスな歩きを見せつけてくれました〜。高い所も平気で余裕の写真撮影です。


 そして、太陽が昇り始めると木漏れ日が差し込みまくるトロッコ道に。振り向けばまばゆい世界が広がっておりました。爽快であります。


 我等が木漏れビームスポットでも盛大に光の筋(光芒)が出て、テンションも上昇。ん〜、よかった、よかった。まぁ、個人的には小雨の森も好きですが、木漏れビームはやはり別格だなと。


 とまぁ、好スタートをきったおかげで周りには誰もいない状況でして、自分たちのペースでトロッコ道を無事に終了。で、男子トイレに珍客が!大型の蛾であるヤママユくんがトイレの壁にとまっておりました。写真だと大きさがわかりにくいのですが、大人の手のひらサイズです。ん〜、ゾクゾクする見た目がたまりません!


 でもって、山道へと突入したのですが、普段運動をしていないというのに、二人とも元気、元気。坂道でも歩きながら屋久島トーク&雑談しながら登りました。もちろん周りには誰もおらず、快適な道のりだったなと。 


 ウィルソン株も完全貸し切り空間。愛を探しつつ、ハートの撮影会に燃えました。早朝の静かな切り株の中はなんだか特別な雰囲気だったなと。


 愛の力を手に入れた後は、本日一番の急斜面。これまた汗だくになりつつ、4本足歩行になりつつ、一気に登りきることができました。若さがあふれていたなと。


 その後も時々道草を食いつつも、順調なペースで歩を進めました。ディープな森に吸い込まれるような歩きでありました。


 そして、念願の縄文杉に到着!二人で歓声をあげつつ、ご対面できました。ここで、一昨日&昨日とガイドをしたオヤマさんに遭遇。トロッコ道で勢いよくボクらを抜いていったのですが、後半が失速したとのことでだいたい同じ時間に縄文に到着となりました。


 デッキの上も数人しかおらず、写真を撮ったり、縄文トークをしたりと、ユルい時間が過ごせました。下の写真で階段の踊り場でアクロバットなブレイクダンスショットを決めているのはオヤマさんです。今日も熱くなっておりました!


 と、ここで隠れキャラが登場!途中の道のりでも登場したのですが、屋久島平内にある「アセンス工房」の木のキャラクターです。実はこれ、非売品だったらしいのですが、トモちゃんが店主に頼んで譲ってもらった逸品だったのであります。ボクもすかさず、撮影させてもらいました。特にキャラクターの名前はないのですが、トモちゃんの即興で「こすぎちゃん」と命名されました。細部の作りも精密でして、さすがアセンス工房だなと。


 そんなユルい時間を過ごしていると、今日は山小屋のし尿運搬の日でもありました。普段はガイドをしている男どもがゾクゾクとタンクを担いで登ってきました。泊まりがけのし尿運搬です。お疲れさま!そして、ありがとうございます!


 でもって、下りが得意との前情報があったので、どれだけ良いペースで歩けるかと下山を始めたのですが、前評判通りにサクサクっと歩く二人。もちろん雑談しながらの歩きでして、笑顔でトロッコ道まで下山できました。もちろん帰りのトロッコ道もグングン進み、爽やかな風を感じながら、颯爽と駆け抜けました。


 とまぁ、かなり余裕のある時間配分で、沢にてブレイクタイム。水は冷たくなってきているものの、まだまだ水と戯れることができる季節であります。川のせせらぎを聞きながら、優雅でありました。沢でリフレッシュしたら、トモちゃんが「もう一回縄文杉に行けるかも!」と元気モリモリでありました。


 そんなこんなで最後も失速することなく、無事に下山完了!すると、朝は暗くて気づかなかったのですが、登山口付近にベンチができておりました〜。待合所に二台、外の休憩スペースに二台。今後も活躍してくれそうです。


 で、このベンチは三井化学グループの寄贈品でして、詳しくは下記のプレートをご覧ください。ボクとしては直接関係はないものの、日々このルートを使う者として、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございます!


 すると、バスが来る直前にトロッコのディーゼルエンジンが帰ってきました〜。動くトロッコも見れちゃいました。


 というわけで、朝からずっとしゃべっていたような気がするのですが、行きよりも数倍ナイスな笑顔になって縄文杉参拝完了!ワイワイガヤガヤ、爽やかな森の中を元気に歩くことができ、楽しき一日でありました。

2014年9月28日日曜日

2日前には撮れなかった写真。

 本日は昨日に引き続き、オヤマさんと一緒に西部の森へと行ってまいりました〜。すでに縄文も白谷などなど著名な屋久島のスポットに行っているオヤマさんなので、今日は標高の低い森歩きをセレクト。これで海抜ゼロメートルから、標高1800mクラスの森林限界まで完了であります。

 でもって、昨日のフォトジェニックですでに頭の中はカメラモードなオヤマさん。3年前のリベンジマッチってことで一発目は千尋の滝に寄り道。カメラは一緒でも撮る側は違います。さていいのが撮れたかな?


 さらに大川の滝にも寄り道。これまた3年前のリベンジマッチ。あぁ〜だこうだと頭をひねりながら滝に立ち向かいました。それにしても今日は屋久島南部が快晴でありまして、晴れ男のオヤマさん、面目躍如でありました。


 道中でも眺めのいいフォトジェニックなスポットで写真タイム。口癖のように「ん〜、難しいなぁ〜」と連発するオヤマさん。そうなんです、カメラの操作方法がわかればわかるほどに写真の世界は奥深さが出てきて「難しく」感じるもんなんです。「わからない」という感覚から「難しい」という感覚に成長したオヤマさんでありました。ナイス!


 とまぁ、そんな感じでテクテクと森の中を歩き始めました。鹿にご挨拶したり、過ぎ行く森を激写したり、フォトトレッキングといった感じでありました。指の動きが2日前と全然違うオヤマさん。構図を取るのに必死でありました。


 下の写真は森でブレイクダンスをするオヤマさんではなく、ローアングルで被写体に向かうオヤマさんです。カメラは運動能力も試されるなと。


 お次ぎもブレイクダンス中のオヤマさん。決まってます!ちなみにこのスタイルで10分ほど動いていませんでした〜!やはりカメラは体力が要求されるなと。


 お次ぎも水の流れに立ち向かうオヤマさん!決めポーズに近づいてきたか!?


 そんなブレイクダンスシャッターを切りながら、海に到着!今日は青が青々していて、最高に気持ちよかったです。まぁ、直射日光に当たると日差しはまだまだ暑いですが、爽快な感覚になれました。最高〜!


 そして、森の重鎮にご挨拶しつつ、写真を撮りつつ、休憩スポットへ到着。結局ここで1時間以上写真に集中しちゃいました。コーヒー片手に写真に夢中。なかなか贅沢な時間でありました。ちょこちょこ写真を見させてもらったのですが、実にナイスな写真が撮れるようになっておりました〜!色味といい、構図といい、オヤマさんの意図する写真が撮れるようになっていたのです!オヤマさんも「2日前のボクには撮れなかった写真だ!」と一言。実りある2日間だったなと。


 そんなこんなで、写真に熱くなれた2日間終了!写真の奥深さと難しさを知ることができ、これからは場数をどんどん踏んでいくレベルに上達できたなと。オヤマさんも「撮る枚数が減った」と。闇雲にシャッターを押すわけではなく、自分の思いを人差し指に込めることができるようになった証拠であります。ちなみにオヤマさん、明日の目標は縄文杉のナイスな写真を撮るってのがテーマ!ボクなしで、きっとナイスな写真が撮れるはずであります。

天気予報とは裏腹に…。

 本日は毎年恒例になりつつある屋久島3度目のオヤマさんと一緒にフォトジェニックな日を過ごしてまいりました〜。実は数年前に屋久島へ来る時にミラーレスを新調したオヤマさんなのですが、オート撮影が多く「カメラの実力を出してない!」ってことで去年から「フォトジェニックガイドをする!」と言っていたのです。

 そんな写真への情熱を胸に撮影スポットに到着。今日は午後から晴れるような予報でありました。たまに小雨が降る感じだったので、まずは基本のキの字をみっちりやりました。写真の本なんかを読んでみたらしいのですが、まったくチンプンカンプンだったとのことで、カメラの理解を深めていきました。頭の中でしっかり理解するってのは非常に重要であります。逆にそれがないとネクストステップはありませんから。


 同じ場所で数十枚撮りつつ、あぁ〜こぉ〜だ言いながら写真に燃えました。少しずつオヤマさんの指先が俊敏な動きになっていきました〜。「歳を感じるなぁ〜」と言いつつも理論派なオヤマさんは確実に上達の階段を登っておりました。


 で、あっつうまに時間が過ぎていき、車に戻ってランチタイム。天気予報とは裏腹に雨が強くなってきました。お弁当を食べている間に雨がどんどん強くなり…、風も出てきて…。


 ちょいとカメラを出すのがためらわれるほどの雨になってきました〜。雨の日は積極的に写真を撮りたいのが屋久島ですが、さすがにここまで降るとカメラがぶちこわれるレベルでありました。しばし、車の中でネクストステップ講習。雑談しながら、ユルい時間でありました。


 そして、強めの雨が少し弱まったところでかなり裏技でマクロ撮影に挑戦!後ろのドアを開けて屋根にする作戦!ちょうどいい所に若い杉があり、マクロに燃えました。しか〜し!風は吹くは雨は強くなるはで、波乱な練習になりました。ちなみに屋久島3度目にして初めてレインウェアを装着するオヤマさん。「今まではレインウェアはお守りだったけど」といいつつも、集中しました〜。


 そんな感じで練習していたら、雨が止んできました。場所を変えようとも思ったのですが、すぐさま良い練習スポットへ行って、マクロモード!新しい世界に突入していきました。ちなみ1時間ほど全く動かないオヤマさん。もちろん頭の中はいろんなところへ動きまくってます。


 そんなこんなでちょうど終了時間ぐらいになって、またも大雨になり、オヤマさんのメモリーカードも満タン!撤収いたしました。朝は苔に雫がついていなかったのですが、終わってみれば森の中は水の中ってほどに潤っておりました。


 というわけで、天気予報とは裏腹に最後は大雨にてフォトジェニックな一日が終了。ぱっと見でも明らかに朝とは違う写真を激写できるようになりました〜!もちろんこの基本をベースに場数をふまないとなと。雨に翻弄されながらも、充実&実りのあるフォトジェニックガイドでありました。

2014年9月27日土曜日

トイレ清掃&登山道整備などなど。

 昨日&今日とお泊まりにて石塚小屋をメインにガイドのSくんと一緒に巡回パトロールへ(トイレ管理/清掃、登山道整備などなど)といってまいりました。前の日までなかなかどうして雨が激しかったのですが、出発日はこれでもかってぐらいに快晴!巡回パトロール日和になりました。

 知らない方のためにちょっと説明すると、数年前から個人ガイドを中心に山岳部の山小屋とトイレ、そして簡単な登山道整備をガイドがローテーションを組んで活動をしています。それなりに時間がかかる作業なので、お泊まりです。各方面の山小屋&トイレにいくのですが、今回は翁岳の携帯トイレブース〜石塚小屋方面へと行ってまいりました。

 で、雲一つない天気の中にて、淀川到着。連休後でしたのでどんなに汚れているだろうと思ったら、思ったほど汚れておらず掃除がはかどりました。ゴミを拾い、掃き掃除をして、気合いの雑巾がけ!良い汗かけました。


 淀川小屋でスッキリした後は、花之江河までの間をちょっとした登山道整備。いつもよく使う道で、ボクが前から歩きやすくなったらなぁと狙いをつけていた場所に数カ所取り組みました。雨が降るたびにぬかるみがひどくなる場所です。登山者の心理として、ぬかるみがあるとその脇を通りたくなります。そうすると道じゃないところに足を置き、その繰り返しで道がどんどん拡大されていくという悪循環スポット。まずは整備前の写真。かなりぬかるんでます。足をいれるとトレッキングシューズの足首ぐらいまでもぐります。


 そこにやや大きめの石を拾ってきて、石積み作業。これもただ置くだけではなく、しっかりと石を埋めて安定させねばらならぬのです。下の写真が作業後。なかなか歩きやすい道になりました〜!雨後だったので全身どろんこになりながら燃えました!これでしばらくは登山道の荒廃がふせげるはずです。


 そんなどろんこ対決を数回繰りかえし、とりあえずすっごく気になっていた場所を歩きやすく、それでいて登山道に優しい整備ができたなと。これまた良い汗かけました。

 その後は携帯トイレブースを磨いたり、普段以上に登山道を凝視しながら歩きました。そして、一番上のトイレブースまで到着。それにしても今日の晴れはというと、すっごい青空で気持ちよかったです。げんこつ岩(旧称)と翁岳分岐にひっそりと立つトイレブース。Sくんといわく、「このトイレブースに窓があって外が見える状態だったら、最高のトイレブースっすよね」(笑)と。同感です。まぁ、景色を見るためのブースではありませんが、付加価値があると利用者にも優しいかもですね。


 そんな感じで歩きまくって、汗を流して夕陽が落ちる頃に石塚小屋へ。利用者はおじさんお一人でした。でもって、夜はさすがに作業はできないので、飯食って就寝。ボクは明けきらぬうちに起きて、Sくんを置いて黒味岳の頂上へ向いました!(もちろんSくんも誘ってます。)けっこう寒い夜だったので、Sくんはシュラフにくるまってました(笑)。

 ヘッドライトで歩いて、明ける前の頂上へ到着。登山道整備のご褒美なのか、素晴らしい朝でありました。太陽が昇るとブロッケン現象も!


 雲がめまぐるしく流れる朝だったのですが、ボクの影でもブロッケン!なんだかラッキーな朝でした。


 そんなこれ以上ない朝を満喫してから急いで小屋にもどってお掃除です。石塚小屋はそれほど利用者が多くない小屋なんでゴミも少なく想定していた時間よりも早く終えることができました。これまた登山者の心理で、奇麗な小屋はキレイに使うという流れがあります。逆に汚くなると悪循環することが多いので、寝床もホコリ一つない状態にもっていきました!


 これにて任務完了と思いきや、ここからはヤクスギランドまでの長丁場。7月と8月の台風でけっこう荒れていたのですが、今回はちょこっと倒木処理をする感じで大丈夫でした。ビャクシン沢が実にキレイでした。ここも台風で巨大な倒木があったらしいのですが、次の台風でその倒木が流されて、以前にもましてスッキリした風景になってました〜。台風で風景が変わる、なんとも屋久島らしい森であります。


 というわけで、2日間に渡る巡回パトロール終了!天気に恵まれて(雨の日も多い)、登山道も山小屋もSくんとボクの心もスッキリになりました!次回は11月中旬頃にまた行く予定です。