2011年8月31日水曜日

濃霧がたまらなかったです。

 本日はノンちゃん&リオちゃんと一緒に白谷〜太鼓岩まで行ってまいりましたぁ。安房の宿へお迎えに行き、まずはお弁当をゲット。我らがかもがわへ寄って行きました。で、ふとボクの目に入った来たものが…。「モッチョムおにぎり」!ネーミングからしてサイコ〜ッ!今まで気づかなかったので、新作!?すかさず、ボクも朝ご飯用に「モッチョム一つッ!」と頼んでしまいました。気になるその物体はというと…、デカイ!しかも、とんがりおにぎり!見ての通り、まさにモッチョム(?)。第一印象として形がナイスです。そして気になるお味はというと、下は高菜で上はノリ、中身の具はいっぱいッ!気になる方はお試し下さい。気にならない方もご試食ください。素晴らしいです。ゴージャスにぎりなので、病み付きになるはずです。

 そんな大興奮(ボクだけ?)の朝をドライブして、レッツ白谷。ここ数日はまとまった雨ではないもののちょこちょこ降っていて、山は厚い雲に覆われ、森の中は潤っておりました。初屋久島&初トレッキングということで、ノンちゃんは「緊張する〜!」と高揚を押さえきれない様子…。といいつつも、森に入ってしまえば、ほんの数分で屋久島モードにスイッチオン。早速、二刀流で鹿ちゃんを狙っておりました。

 トークしつつ、のんびりしつつ、ナイスな緑の中を歩きましたぁ。どうもリオちゃんのカメラが本調子ではなかったのですが、撮りまくり。思ったように撮れなくとも、撮らなきゃ始まりません。そんな感じでワイワイ進みました。今日は緑が濃厚で、初屋久島にしてこんな「緑」が体験できるなんて、エクセレントであります。

 そんな感じで進みながら、白谷小屋付近へ着くと、徐々にもののけの様相がヒートアップしてきて、濃厚な霧がかかり始めました。苔むす森付近に到着すると、デデ〜んッ!ビューティフォー!久々に濃厚かつ、モスグリーンの光景が広がっておりました〜。日中なのにかなり暗いので、手ぶれしないように写真を写すのが難しいのですが、素晴らしき風景でありました〜。

 ここからはもう3人で「すげぇ〜」「きれ〜ぃ」「たまらないねぇ〜」の3単語のみを発しながら歩きました。濃霧は消える気配もなく、より濃厚に…。たまらな〜〜〜イ!下の写真でノンちゃんとリオちゃんの姿がわかるでしょうか?白く見えるリオちゃんが右下の方に確認できると思います。オ〜、びゅーてぃふぉーらんどすけーぷ。

 でもって、静かな岩でランチをしつつ、レッツ太鼓岩。こんな日は一切視界は開けていないだろうと予想していくと、予想以上に真っ白の風景が待っていてくれました〜!濃厚〜ッ!加えて、風が涼しくて気持ちイイッ|まるで仙人に人生レベルが昇格したかのような太鼓岩でありました。もちろん去り際に飛びまくって、下山開始。

 帰りも濃厚さは増していくようで、たまらなかったです。ボクも本気カメラを持って来ていたら…、と思うほどにしびれる風景でありました。ボクが今年白谷へ行った中では最も濃厚な霧でありました。素晴らしい…。

 下りは順調に歩きつつ、沢の近くでコーヒーブレイクをすることに。日の光をここ数日浴びていないので、水は冷たかったです。それゆえの気持ち良さに加え、濃霧な森…。そこへコーヒーが体に注入され、そのまま心の奥底へ染み渡っていくという、たまらない流れでありました。


 そんなこんなで、ノンちゃんの膝がちょっと痛み始めた頃に、下山完了ッ!当初の心配&緊張をよそに、美し過ぎて楽し過ぎた一日となりました。縄文杉は次回かな?

2011年8月29日月曜日

お昼寝の神様が降臨しました。

 本日は昨日に引き続き、ユカ&マイちゃんと一緒にの〜やくノ〜らいふしてきました〜。昨日の黒味岳はもはや秋ではないかという寒さでありましたが、本日は標高が低い場所なので、まだまだ真夏が真っ盛りであります。標高の低い場所は比較的天気予報も当たるので、真夏な一日のスタートであります。

 まずは我らがかもがわにて弁当をゲットし、すぐさま朝食をして、ドライブ。只今絶好調のひまわりワールドへ!小島という集落のひまわりが満開であります。青空〜夏雲〜山〜里〜ひまわり〜マイちゃんというコラボレーション写真です。ん〜、ひまわりと言えば、夏。夏と言えばひまわりだけに、気持ちいい風景でありました。

 お次ぎはちょいと大川の滝へ寄り道。これまた夏の涼しさを演出してくれるマイナスイオン。ボクが石で遊んでいたら、その場にいた3人組みの家族が過剰なほどにおもしろがってくれて、大盛り上がりでした。最後は「ありがとうございました!」と丁寧な挨拶までしてくれて、ボクも思わず「どういたしまして、こんなんでよければいくらでも…」と。

 寄り道多数で、レッツトレッキング。ン〜、暑いッ!でも、森の中の暑さはたまらないッ!ジワジワと出る汗を全身で感じながら歩きました。マイちゃんも昨日の疲れはほんの少しだけだったので、余裕の歩きであります。もちろん沢付近をうろちょろすることが多かったですが…。

 でもって、テクテク森を楽しみつつ、ランチスポットへ。ん〜、清涼感満点の沢で涼しげなランチタイムを楽しめました。その後はというと、自然な流れで昨日のリベンジッ!そうです、お昼寝をしなくてはいけなかったのです…。もちろん沢のすぐそばなので、天然クーラーの中、水の音を聞きながらディープな世界へ…。お昼寝の神様が舞い降りて来てくれました〜。完全に意識がなくなり、微動だにしないユカちゃん…。倒れ込むように、リュックと一体化していくマイちゃん…。どんな高級ベッドの上よりも、良い眠りに着く事ができるなと…。良い時間でありました。

 お昼寝後はというと、灼熱地獄へレッツゴー!遮るものが全くない海まで行きました。ん〜、暑い!太陽光線強過ぎます…。いろいろと遊んでいたら、マイちゃんとユカちゃんがいきなり前屈ッ!ボクはちょっと離れていたので、話し声は聞こえなかったのですが、前屈合戦だったのかもしれません。望遠で合戦の模様です…。

 そんな感じで灼熱の太陽を浴びた後は、森の主たちにご挨拶。今日も素晴らしき時間が流れておりました〜。写真はちょいと割愛させていただきます…。
 で、テクテクしていたら、ぶ〜んと虫の飛ぶ音が…。マイちゃんが「何あれ!」と言うと、その先にはカブトムシのメス子さんがいました〜。なんともつぶらな瞳が可愛いです。宿の駐車場にカブトムシのオスがいたので、今日はオスとメスの両方に出会えました。

 その後もテクテクなペースは変わらずに、登り坂をがんばりました〜!そんなに歩いてないのに、汗だくに。これだから夏はたまらない。その汗の流れを止めないように、一気に沢へ行きました。ん〜、体の暑さが沢の涼しさで一気に変わる感覚…。流れに任せて靴を脱ぎ、納涼できました。コーヒーブレイクも爽やかな空気の中で、エクセレントな時間を満喫できました。


 というわけで、お昼寝の神様が何回か姿を現してくれ、沢の神様に癒され、巨木の精霊に心をあずけてしまうような、エクセレントな一日となりました。

2011年8月28日日曜日

お昼寝はさせてもらえませんでした…。

 本日は久々に、ユカちゃん&マイちゃん、シトカちゃんと一緒に黒味岳へと行ってまいりましたぁ〜!みんな屋久島は三回目。ハマっとります。そんななので、こなれた感じでレッツ黒味。1時間20分ほど、車で寝て登山口へ。ん〜、快晴ッ!天気予報はバッチリ晴れマーク全快!がしかし、夏の屋久島は晴れる事は実に稀なんであります。ユカちゃん&マイちゃんは昨年太忠でミラクルが起きたので、今回も「晴れる!」と断言。対するシトカちゃんは昨年龍神杉で豪雨を体験。「晴れて欲しいなぁ」と一言。ボクはというと、「暴風!」予報でありました。

 朝の森はというと、まさに「森の朝」といわんばかりに、木漏れ日がまぶい空間が広がっておりました。しかも!「秋?」と思わせるほどに涼しいんです。ほとんど汗もかかずにこんな贅沢な森歩きができてしまいました。風が最高クラスに気持ちよかったです。淀川も木漏れ日ワールドで思わずまったりしてしまいました。

 そんなテクテク歩きで、トーフ岩展望台へ。実は一番初めに見えるポイントは雲で何も見えなかったのですが、ここに来た途端にこの通り!ブルーな空にお豆腐が丸見えしておりました。しばらく休憩していると風が強かったので、見えたり隠れたりと恥ずかしがり屋なトーフでありました。

 順調にテクテクして、花之江河へ到着。微風も気持ち良く、休憩タイム。ボクが携帯トイレブースを巡視しにいって、戻ってきたら…(ブースはいたってキレイでした)。ユカちゃんを筆頭にお昼寝モードとなっておりましたぁ。太陽もチラリズムで、風も気持ち良くて、気温も最高…。そりゃぁ、横にならない方が間違っているなという状況でありました。

 軽く横になった後は、ファイト一発系に。意外とみんなノリノリでロープをクリア!体力に自信がないと言い張っているマイちゃんも、目の色を変えて登っておりました。ロープは楽しいなと。

 そして、森林限界へ突入〜!強風注意報発令!って感じで、爆風ではありませんでした。これがまた気持ちいいってなんのって。火照った身体に爽やか過ぎる風。ん〜、夏とは言えぬ登山日和であります。その強風に押し流されて、上空では雲がビュンビュン。ふとした時に、一気に雲がなくなっていきました〜!南西方角は青空全快。さすが、ユカ&マイちゃん…。持ってるなと…。そのすきを狙って、シトカちゃんは愛機で連射しまくりでしたぁ。

 頂上付近でワイワイしつつ、飛びまくりつつ、強風と戯れましたぁ〜。騒いだ後は、風が当たりにくい場所でランチタイム。真っ白になったり、青空が夏色になったりと、めまぐるしいランチでした。

 そんなランチをしていると、マイちゃんが「わっ!何これ!」とこなれた感じで、手に乗ってきた虫をボクに見せてくれました。すると、ヤクシマオニクワガタの鬼子でした〜(メス)。みんなで撮影会を開催しつつ、鬼子がよく動き回っておりました。すると何を血迷ったのか、鬼子がマイちゃんの弁当に突進!危うく、マイちゃんに食べられてしまうところでありました。ふ〜、危ない、危ない。

 ちなみに頂上付近はというと、イッスンキンカが絶好調ッ!例年以上に咲きまくっている感じがします。一株に咲く花の数が多いです。これでもか!ってほどに、いっぱい花をつけております。今年は冬が厳しかったからなぁ〜。最後の力を振り絞ってなのか、力一杯咲いておりました。

 で、ランチタイムを終えて、みんなで「さぁ、昼寝するぞ〜」っと平らな場所へ移動した瞬間に…。強風が暴風雨に変貌していきました〜!ハハハ。ここまでがミラクル続きだったので、しっかり黒味の神様が寝るな!歩け!と言われていたのかもしれません…。というわけで、自然な流れて下山開始。

 花之江河まで戻って来て、日帰り宮之浦岳組とワイワイしつつ、いつのまにかみんなでリベンジ昼寝大会が開催されてました〜。朝と同様にあくまで自然な流れであります。

 でもって、帰りはモクモク歩いて、一気に淀川へ。かなり水は冷たいのですが、足の感覚が麻痺するほどに、みんなでワイワイしてました。ユカちゃんはなぜかパンツまでビショビショに…。泳いでいたわけではないのですが…。シトカちゃんは川の中央まで行って、愛機を振り回しておりました。メモリーがなくなってしまうほどに…。
 これまた自然な流れでコーヒーブレイク。今日、一番のんびりできた時間となりました。


 というわけで、晴れあり、雨あり、風あり、かろうじて昼寝ありの何でもありな黒味岳となりました。

2011年8月26日金曜日

登りやすい天気でした。

 本日も笑顔いっぱい、ツネちゃん&ナッちゃん、アッちゃんと一緒に縄文杉へと行ってまいりました。昨日と同じぐらいかなぁと、登山口へ着くと、意外と盛り上がっていて、500人ほどだったのではないでしょうか。団体様ご一行も多めでありました。団体様に巻き込まれたら、ボクらはひとたまりもないのでボチボチスタート。

 開始10分で後ろから、プップーっ!久々にディーゼル機関車登場です。ん〜、いつ見てもその姿はかっこいい。昭和30年だから走り続けている機関車。その年代を考えるだけで、鳥肌ものであります。今日は高塚小屋のトイレ汲取作業で来てくれていました〜。ホントにありがたいことです。

 でもって、チンタラしつつ、のんびりしつつ、ボチボチ歩いてトロッコ道終了。雨はポツポツしたり、木漏れ日が出たり、気まぐれな感じでありました。山道へ突入して、15分。どゔぁ〜っと森が明るくなりました。昨日から続く潤いの森で、葉が輝き、空気をもまばゆいほどにお美しかったです。みんなで歩を休め、パチり。至福のひとときであります。


 みんな脚力がありそうな安定した歩きだったので、順調にウィルソン株へ。ツネちゃん&ナッちゃんは基本は携帯のカメラだったのですが、ナイスな風景がある場所は、「写るんです」でパシャ!最近は使い捨てカメラを見る事が少なくなりましたが、フィルムの現像が楽しみだなと。このドキドキする感覚が、フィルムのたまらないところであります。

 その後も、急斜面に突入しつつ、みんなもまだまだ元気!さらには降っては止み、止んでは降る雨で、体の冷却もバッチリで快調に急登をクリアできました。湿度は高めでしたが、気温が低めで風もちろっとあったので、登りやすかったっす。
 とりあえず、ランチをほおばり、様子を見てからレッツ縄文!…と、その前に写真一枚。夫婦杉の前でツネちゃんとナッちゃん。狙って撮ったわけではないのですが、完璧と言えるほどにアイアイ傘になっておりました〜!夫婦の前でナイスだなと。やはりこの辺には愛の神様がいるのか!?

 そんなこんなで、最後はガンガンズンズン登り詰め、縄文杉へ到着!ちょいと団体様ご一行が残っていたのですが、タイミングもバッチリで、初対面できました〜。モヤッとした空気の中に立つ縄文様…。ん〜、いつもながらに素晴らしいなと。デッキでボ〜っとしたり、トークしたりしていると、何度か縄文様に後光が…。濡れた葉に反射するまばゆい光がたまりませんでした。写真だと全然伝わりませんが…。

 ナッちゃんが「また来ます!」発言をしたら、アッちゃんが「来年来ます!」発言をして、再会を誓ってから、下山開始。最終バスめがけて頑張りました〜。といいつつも、みんな下りも順調&体力も残っていて、まき気味で歩くことができました。一気にトロッコ道まで降りて来て、トロッコ道もズンズンでいたら、鹿さんたちが線路の真ん中に…。かなり自由にお食事を楽しんでおりました。ん〜、お尻が可愛い…。

 でもって、チロッと沢へ寄ろうとしたら、団体様ご一行もいて満室御礼!奥へ行こうとしたら後ろから着いて来ていた人たちが、たくさんいててんやわんや!これはいかん!ということで、場所を変える事に…。大人数には勝てません…。
 みんな脚力があったので一番行きにくい沢へおりて、ティーブレイク。完全無欠の貸し切りで、良い風吹いてました。気づくと、おのおのにおのおのの行動をしておりました。ボルタリングが趣味のアッちゃんは、軽く登れそうな所を攻めておりました。

 ふとツネちゃん&ナッちゃんを見ると、愛は語り終えたのか、水の流れをボ〜っと見ておりました。なんとも良い時間であります。


 最後も順調に進む事ができ、最終のバスにも余裕で間に合いました〜ッ!ナイス!しかもスタート時点よりもみんな元気な笑顔で帰って来れました。風も雨も気温も、登りやすいエクセレントな一日となりました。

2011年8月25日木曜日

久々に爽快な雨でした〜!

 本日も元気いっぱい、グッさん&マユちゃん、サトちゃん、ミヤ&ユミ姉妹と一緒に縄文杉へと行ってまいりました。先週はお盆だったので盛り上がっていたバス乗り場ですが、全体で300人ちょっとといった感じで、半分ぐらいに減ってきました。そして、久々の雨ッ!晴れもいいけど、やっぱり雨は最高です。気持ちいい〜!

 とりあえずは、朝ご飯を食べレッツトロッコをしたわけですが、テクテク歩いていると、ボクの目の前を黒い物体が横切りました!ハッと思って見てみると、特大級のヒキガエルのヒッキーがのそりのそりと歩いていたのです。いや〜、なかなかでかかったです。見慣れているボクもビックリしちゃいましたから。久々の雨でヒッキーも喜んでいたのでありましょう。下の写真は人生初ヒッキーと戯れるユミちゃんです。歩き始めて20分ですでに大騒ぎしまくりでありました〜。対する姉のミヤちゃんは遠慮しておりました。


 今日の雨は降ったり止んだりの傾向だったのですが、降る時はなかなか良い雨が降ってきました。これがまた気持ちいいってなんのって!レインウェアを着たり脱いだりでしたが、もっと降ってもよかったなぁと。爽快であります。ちなみにグッさんはというと、一度もレインウェアを着なかったのです!ボクが大丈夫?と聞くたびに、「大丈夫っすよぉ」と満面の笑み…。雨のトリコとなっていたようです。

 でもって、順調にトロッコを終了し、山道へ!この辺はというと雨が小康状態で、潤いまくりの森を歩けました。久々にまとまった雨を浴びる苔たちがピンピンしておりました。俄然テンションが上がってきた所で、ウィルソン株で愛の撮影会。グッさんとマユちゃんが手を合わせてパチり。ウマく撮れたかどうかは別として、ひゅ〜ひゅ〜と口笛を鳴らしたくなる光景がナイスでありました。

 そして、急斜面に突入。まぁ、キツい坂と言えばキツい坂なんですが、今日は雨の応援もあり、気持ちよく登れました〜。汗だくの体に雨。ん〜、ある意味、青春の一コマだなと。ユミちゃんは普段から動きまくっているということで、ガッツリ楽勝でありました。

 でもって、霧雨が止みそうな頃にランチスポットへ到着。傘を脇に置いて、しっとりとしたランチタイムでありました。雨も止み、雑炊にならずに済みました。ランチ後はというと、もうディープきわまりない雰囲気が漂っておりました。久々に雨の恵みがもたらす風景であります。

 で、写真には残ってないのですが、大王杉付近でユミちゃんが体操の練習をしてしまいました〜!写真を撮った後に、立とうとしたその瞬間…。フラフラッとした後で階段から落ちそうになったんです。そしたら、ユミちゃんが天高くジャンプして、見事着地ッ!体操の選手も真っ青な着地でありました〜。そんなユミちゃんの見事な運動神経を見せてもらいつつ、全体でも300人ほどで意外と少ない登山道だったので、これまた意外とスイスイ縄文杉まで辿り着けました〜!

 みんなで歓声を上げつつ、ユミちゃん以外は初対面!ユミちゃんは2年前の全く同じ日に縄文様に挨拶しているんですが、その時は快晴だったようで、潤いの縄文様はお初。やっぱり雨は美しいなぁと。また会いに来たくなる、大切な人を連れてきたくなる場所であるなと。もちろん連れてこられた(?)ミヤちゃんも満面の笑みでありました。これだから屋久島は止められない…。
 そんな雨でしたので、みんなのカメラもビショビショになりつつあったのですが、誰一人壊れる事なく写真が撮れました。サトちゃんは途中からジップロックインしていたので、一番カメラのコンディションがよかったです。やはり守りながら歩くというのは大事だなと。

 空いていたので、思わずのんびりしつつ、トークをしつつ、縄文の雫を受け止めつつ、良い時間でありました。あっつうまに時間が過ぎていったので、縄文杉との再会をお約束しつつ、下山開始。帰りはサクサクで頑張りました〜!下れば下るほどに本日一番とも言える雨が降り注ぎましたぁ。サイコ〜!

 トロッコ道もどんどん雨が強くなり、雷もゴロゴロゴロゴロ〜!まぁ、直下型の雷タイプではなかったので、そんなに怖くはありませんでした。

 ズンズン歩いて、ほぼノンストップで沢へ…。わぉ〜!予想以上に雨は降っていたようで、川が濁りまくっておりました〜!乾燥していた土を一気に流しているようでした。ただでさえ土が少ないというのに…。色が凄いっす。

 ちなみにいつもはこんなにも透き通った場所です…。

 雨もほぼ小康状態だったので、今日は濁流を楽しみながらコーヒー&ティーブレイクとなりました。いつもは美しい流れを見ながらですが、今日の濁流もまたナイスであります。見方によってはミルク少なめのカフェオレにも見えるので、おいしそうでもありました…。

 そんなホッとブレイクしつつ、バスめがけて歩いていると、小杉谷橋付近は水も増量中でありました〜!横アングルと縦アングルですが、上が帰り道、下が朝です。アフター&ビフォーアーの順です。

 そんなこんなで、靴の中も、パンツもティシャツも髪の毛も、財布の中も、何もかもがびしょ濡れになって下山完了!いや〜、気持ちよかったっす、雨。もちろん普段の生活で乾きつつあるみんなの心も「潤い」満たされたのではないかと思う、ナイスな一日となりました。

2011年8月23日火曜日

「しんどうございます…。」

 本日は昨年の夏に引き続き、今年もやってきたヤイヤイ&ヤグちゃん&エリザベス・ユリオ・スズキと一緒に龍神杉へと行ってまいりました。久しぶりの再会に車の中からワイワイしつつ、酔いやすいみんななので、丁寧に運転していたら…。ガガガガガガ・・・・っ。不吉な音が…。後ろを見るとスペアのタイヤが落ちていました〜!実は先週も同じ場所で金具が外れたのですが、今日はタイヤも落ちてしまいました!丁寧に運転していたんだけどなぁ。

 朝からそんな珍道中だったわけですが、レッツウォーキング。実を言うと、ヤイヤイとヤグちゃんは昨日ほとんど寝ていなかったのです!宿が盛り上がり過ぎていて、ちろっとしか横になれなかったようなんです。エリザベス・ユリオ・スズキはアルコールの力を発揮させ寝れたようなのですが…。一発目の休憩で早速ヤグちゃんが得意の!?居眠り。一見すると、さりげなく沢でボーッとしているように見えて、寝てます…。沢の音が夢心地…。

 そんな眠気を誘う陽気の中でテクテク歩きました。ここ数日は雨という雨が降っていないので、苔は乾き気味…。パサパサのチリチリ系が多かったのですが、一カ所だけ水がしみ出る場所で雫ちゃんがいました〜!すかさず、エリザベスも水を得た魚のように雫に食らいつきます。太陽の光に照らされて、雫ちゃんの輝きがたまりませんでした。

 そんなこんなで、トロッコ跡を歩き終え、いざ山道へ!と行きたい所ですが、先ほどに続きヤグちゃんが就寝…。それに続いて、ヤイヤイも就寝…。寝る子は育つといいますが、寝る子は歩けるって感じであります。アブが飛んでて飛び起きたのですが、少しでも良い睡眠ができるだけでだいぶ違うもんです。

 そして、ジワジワと迫り来る急な斜面へと突入〜!もう汗だくってなんのって!普段の生活でここまで汗をかくこともないと思うので、最高レベルに気持ちよい上り道でありました〜!夏の山登りは汗をかいてなんぼですなと。
 でもって、今日はおサルの糞がいつもより多めだったのですが、道の真ん中にホヤホヤのゆるめが鎮座していました〜!何回か前のブログでも出てきたルリ子(ヤクシマルリセンチコガネ)がう●こに突っ込んで喜んでました〜。そんなルリ子を撮るエリザベス。踏ん張っているわけでありません。あくまで写真です。

 美しい石積みの階段を登りつつ、休憩も交えつつ進み、最後の800mへ!ここが今日の正念場であります。これまた汗かきまくり、ヒメシャラに抱きつきまくりで頑張りました〜!山になれているみんなもさすがに夏の急斜面はしんどかったようです。途中でちろっと休憩した時にヤイヤイが「しんどうございます…」と、ご丁寧に心境を吐露してくれました。

 そんな急斜面を登り切り、神々の領域(仮称)へ。今日もガラッと空気が変わり、苔は乾き気味なものの、相変わらずの空間が広がっておりました。初めは興奮しまくりの領域でしたが、雷神様、風神様、龍神様にしっかりと挨拶をして、ランチして、ボ〜っとしていたら、あっというまに時間が過ぎ、いつしか心の興奮は静寂の心へと変貌していきました。ランチ前にヤグちゃんが就寝…、ランチ後はエリザベスも就寝…。なぜだかヤイヤイは元気になってました。とにもかくにも、良い時間でありました。

 心が静寂になったところで、下山開始。龍神杉の前でボ〜っとしている時も、霧がかる時があったのですが、下り始めて早々に濃い霧が。まぁ、雲の中に入っていた感じなんですが、これぞ屋久島な風景も見る事ができました。昨年もミラクルがあったのですが、今年も森を楽しむべきミラクルな風景でありました。

 下りはヤイヤイの膝が笑いそうになりつつも、ほとんどノンストップ休憩で頑張りました〜!登山口から30分手前の気持ちよい沢でコーヒーブレイク。沢の音を聞きながら、至福のひとときを過ごせました。


 というわけで、急斜面以外はずっとおしゃべりしながら、ワイワイ楽しい一日となりました。今夜は寝れるかな?

2011年8月22日月曜日

ラスト30mはダッシュでした!

 本日も元気いっぱい、クロちゃん&エミリン&タッコちゃん、ミユリンと一緒に縄文杉へと行ってまいりましたぁ〜。ここ一週間ほどは、登山客も例年並みといいましょうか、大変にぎわっております。最終の一本手前に乗る事ができ、ボクがバスガイドなみのトークをしていると、朝日が昇ってまいりました〜!乗車している皆さんもボクの話はそっちのけで太陽を拝んでおりました。良い朝であります。

 そんなにぎわいの中で、のっけからのんびりモード開始ッ!登山口からダラダラしてしまいましたが、それもまた屋久島の素晴らしさかなと。とりあえず、スタートしてトークしつつ、テクテク歩いていると久々にトロッコ登場!走って逃げようと思いましたが、待避場所が目の前にありました。お盆休みだったので、トイレがパンクしそうで(2日ほど爆発?してました)、急遽出動だったようです。

 そして、数ある橋で高所恐怖症のエミリンが頑張りました〜!完全に手すりも柵もないところは、ボクのリュックにしがみつきつつ、手すりor柵があるところは、慎重にバランスを取りながら渡りました。

 そんなスリリングなトロッコ道を終え、レッツ山道。開始2分で汗だくモードにスイッチオン!タッコちゃんは日焼け対策で長袖のティシャツ…。もちろん汗だくに。なんとトイレに全く行かなくていいほどに、汗が出まくっていたのです!凄い!ボクも必ず2回はトイレに行くのに、タッコちゃんは行きの1回だけ!膀胱の大きさもさることながら、汗の量も半端なかったかなと。急斜面もみんなでヒーヒー言いながら、良い汗かけました。

 縄文杉手前45分の所でランチタイム。降りて来る人をうらやましく思いながらも、のんびりとランチできました。そして、最後はすれ違いの道のり!下山して来る人たちが笑顔で応援してくれました〜!途中、大王杉の前で叫びつつ、夫婦杉で愛を語りつつ、休むに休めない状況の中、頑張りました。

 そして、縄文杉到着!大王杉で叫び過ぎたので、ちょっと控えめに行こうということで、いつも通りのおしとやかさを発揮して、みんなで縄文杉に初対面。ん〜、今日もたくさんの人を迎え入れてくれました。
 今年は震災の影響や不況の影響で屋久島へ訪れる人が激減しましたが、8月後半になってちょっとずつ増加してきました。そう考えるだけで、縄文杉に多くの人が訪れるというこの現象は、世の中の平和と直結しているんだなぁと。入山規制について語り合う前に、この平和について語りたいと思う昼下がりでありました。

 でもって、ここで一つの大きな問題が!!実はクロちゃん達が泊まっている宿はというと、夕食に遅れたり、何か変な事をしてしまうとご主人に怒られるという恐ろしい宿…。3人ともビビっていたのです。そうです、「●ル●問題」勃発です!怒られてしまったガイドも多数いて、ガイドでも注意報発令中の宿なんです…。というわけで、「まいて、まいて、まいていこう!」をモットーに頑張りました〜!時に風のように、時に忍者のように…。

 縄文杉からトロッコ道まで、ほぼノンストップで歩き、トイレ休憩もそこそこにガンガン歩きました〜。クロちゃん、エミリン、タッコちゃんはやや引きつった表情で●ル●屋問題を考えつつ、対するミユリンは余裕の表情。3人の盛り上がりっぷりにミユリンも大笑いしておりました。

 そんな頑張りが功を奏し、とりあえず、オンタイムで沢カフェ。疲れた足もかなり回復して、最後の歩きにつなげます。しばし、●ル●屋問題を忘れる時間でありました〜。

 そして、橋がある所まで下ってきたのですが、今にもチビリそうになっていたエミリンが独り立ちして歩けるようになっていました〜!しかも、かなりの速度で。素晴らしい!縄文杉の力なのか、それとも●ル●のプレッチャーなのか、真相はわかりませんが、人間やればできるってもんであります。たった10時間で人は大きく成長します。

 そして、最後は団体様ご一行の後ろを歩くことになり、狙っているバスに乗れるか乗れないかの瀬戸際…。ハラハラ、ドキドキ。迫り来る時間…。追い越すに追い越せない団体様の長い列…。そんな緊張感が漂う雰囲気の中、登山口へ着いた瞬間に猛ダッシュ!1分前に乗車する事ができました〜!これまた汗だくで…。いや〜、たまにはこんなスリルを味わうのもまたいいかなと。


 ボクはちろっとバスで寝ていたのですが、ミユリンは興奮してしまって一睡もせずに目を輝かせておりました。いやはや、楽し過ぎるクライマックスでありました。
 そんなこんなで、最初から最後までワイワイしつつ、ちょっと雨が欲しいなぁと思いつつも、エクセレントな縄文参拝となりました。