2016年11月18日金曜日

ガイドブックには載らない屋久島。

 本日も元気いっぱい、毎度恒例のコンタニ夫妻と一緒に宮之浦岳を狙いつつも、なかなか雨が降りそうな予報だったので、ガイドブックにはまず載らないけれど、ある意味、屋久島の本質的なスポットへあれこれ行ってまいりました〜。ちなみにコンタニ夫妻はちゃんと晴れの宮之浦岳も登っており、名のある山はほぼ全部行ってます。なので、コアな屋久島をチョイスしたという流れだったのであります。

 と、山にはガッツリ雲がかかり、里はそれほどでもない天気にてコアツアーが幕を明けました。まずは海からのスタート。山ではなく、海がスタートの屋久島もオツであります。


 まずはその土地に住む人にとって大切な場所であり、ヤクシマ通でもうなるスポットへ点々と車を走らせました。この写真を見て、場所が分かる人は相当なヤクシマ通です。笑。


 コンタニ夫妻をガイドするのは、もう10回近くになるのですが、今までは山や森の話が中心。里トークをするのはそんなになかったので、ボクもあれこれトークをしながら、スポットを巡りました。これまたこの写真を見て場所が分かる人はコアな人です。笑。しょっぱなは屋久島に住む人と屋久島の山岳が感じられる所が中心でありました。


 と、島の北部へ向かうとチラホラ青空も見える天気!雨が降っていたら止めようとおもっていたのですが、晴れていたのでこちらにも。それほど距離は歩かないのですが、個人的に好きな道のりです。この尾根沿いは木の配列といい、道のデザイン性といい、好きだなぁ。


 奥岳こそ見えませんが、けっこう上の方まで山が見えました。ん〜、思っていた以上に視界が開けて気持ちよかったです。最近にしては気温も高めでして、寒さは全くありませんでした。


 と、車を走らせては立ち止まり、スポットを楽しみつつ車を走らせるってことを繰り返しました。コンタニさんが海辺のスポットで極小のヤドカリを発見!よ〜く見てみると、無数とも言える1センチにも満たないヤドカリちゃんたちがいました。かわいかったっす。


 その後もコアなスポットを巡りつつ、その流れで永田の神社をコンプリート!笑。コンタニ夫妻は全ての神社でお賽銭を入れてくれました!それぞれにそれぞれの神様がいるので、しっかりとご挨拶できたと思います。


 あれこれまわっていたら、すぐにお昼の時間…。西部の森を歩きつつ、気持ち良さげなスポットでランチタイムに。川のせせらぎを聞きながら、イイ時間でありました。今回は約1年ぶりの屋久島だったのでありますが、シーズン中のコンタニ夫妻は毎週土曜日にどこかの山へ行っていたので、ある意味今日は歩き足りなかったかな?笑。その分、標高の低い屋久島を楽しめたのではと。


 当初の予定は屋久島で一番標高の高い所へ行く予定ではありましたが、方向転換で屋久島で一番標高の低いところへ到着!ときどき太陽も顔を出し、この時期にしては温かかったです。軽く汗をかくほどの陽気でありました。


 帰り道は鹿ちゃんとお猿たちがたくさん…。屋久島サファリパーク状態…。お猿は群れで行動しますが、鹿も一カ所に7〜8頭が集まるシーンも…。鹿も猿も盛り上がっておりました。笑。


 この森にふさわしくまったり歩き完了。久々に時計を見たら意外と時間がたっていたので、帰路へ。まぁ、なんてことはない場所なんですが、個人では行けない所へも立ち寄りました。


 考えてみれば、今日のテーマはガイドブックには載らない屋久島…。屋久島は自然が凄い所ですが、もちろんそこに住む人がいるからこそ成り立つ島でもあります。自然の中であれこれやってきた形跡を辿る一日でもあったかなと。自然と人間は別物ではありませんから。


 で、最後に行こうかなぁと思っていた所は、完全に通行止めでチ〜ン…。こんなこともあるかなと。これはこれで冒険気分が楽しかったです。写真は撮り忘れちゃいました。笑。
 そんなこんなでそんなに長い距離は歩いていないのですが、あっという間に一日が過ぎ去ってしまいました〜!メジャースポット「0」で、屋久島スポット「100」って感じだったかな?笑。いつもとは違う「屋久島らしさ」にあふれた一日でありました。

2 件のコメント:

  1. なんなん、こんにちは。
    コンタニだんなです。
    ディープな屋久島ガイド、ありがとうございました。
    これまで知らなかった屋久島を案内していただき、
    わくわくな一日でした。
    宮之浦岳には、翌日登りました。
    朝淀川登山口で、ちょうど下山した方が、
    「昨日はずっと土砂降りの風雨で、大変でした。」
    と話されていましたが、
    一日中ほとんど雨にも降られず、無事?に下山しました。
    山頂は暴風で、祠にお参りできなかったのが心残りです。

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    1. 返信遅れてしまいました〜!ドッタバタの日々であります。
      やっぱり翌日も行っちゃってたんすね!さすがっす!
      今回はディープな屋久島で、
      それでいて島に住む人たちの心も見えたのでは!
      やっぱり「そこに山があるから」って言葉が出てくる島であります。
      まだまだ奥深き(いろんな意味で)屋久島…。
      終わりが見えない?笑。

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