本日も元気いっぱい、カーリーとブンちゃんと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜。天気予報はというと降水確率10%の晴れ予報!しかし、予報的中率が9割をこえる「なんなん天気予報」はというと(笑)、普通に雨が降るなといった感じで予想しておりました。そして、見事に朝から小雨模様でした。笑。
で、今日は二人とも一人旅で来島していたにも関わらず、宿が一緒!ガイドとしてはお迎え先が一つで済むのですこし楽をさせてもらいました。笑。
そんな小雨模様な雰囲気バツグンの朝で、朝からテンション高めな二人。身支度を整えてレッツ縄文となりました。まぁ、まだレインウェアを着るほどではなかったので、傘をもってのスタートでした。
すると、いきなり闇の中に怪しき物体が…。トロッコが途中停車しておりました。後から聞いたのですが、レスキューで出動したらしいのですが、途中で動かなくなったとのことです…。帰り道にはいなくなっていたので、無事に帰還したようです。
はじめの30分ぐらいはライトをつけて、テクテク歩き。二人ともそこそこ身体を動かしているとの事で、順調なペースで歩を進めました。屋久島トークをしたり、雑談をしたりと、なんだか前半のトロッコ道は休みなくしゃべっていた気が…。笑。
雨は降ったり止んだりで、傘もさしたり閉じたりしながらでした。ちょこちょこ道草を食いつつも、長めの休憩をとらずに一気にトロッコ道終点までたどり着きました。しゃべっていたら、いつのまにか着いていた感じかな。笑。
そして、小雨がちょっと強くなってきた感じのところで、山道に突入〜ッ!のっけからヒーヒ〜言いながら登りました〜!登山者は非常に少なく、周りには誰もいなかったので、悲鳴もあげ放題?笑。がんばりました。
そんなちょっと滑りやすくも、潤う森を歩いて、ウィルソン株に到着。誰もいない貸切だったので、二人に愛を探してもらいました。最初に愛に気づいたのは、カーリー!ボクはヒントなしでジッと見ていたのですが、さすが愛にあふれるカーリーだったなと。しかし!最初に写真を撮り始めたのはブンちゃん!まさに愛を奪い取った形でありました。笑。愛の撮影会は力が入るってもんです。
その後の急斜面はブンちゃんが秘技「四本足歩行」にてハッスル!ついでに悲鳴に近い良い声も出ておりました!笑。声が出るってことは元気な証拠。それほどひん死になることなく進み続けました。
登りは小雨が止む時間帯が多かったのですが、標高をあげてくると、霧の世界。まさに雲の中にいるなぁといった雰囲気で、はじめは雨を心配していたカーリーも「雨でよかったかも」とその美しさに酔いしれておりました。小雨の森は本当に美しい…。
そんな登山道はジワジワと秋の気配が加速しております。コハウチワカエデの落ち葉がいかにも「秋っ!」って感じでした。
時々、スポットライトのようにポッと赤くなっている紅葉。屋久島らしいなぁと。例年よりもちょい早めですが、色の付き方はなかなかいい感じです。
そして、わ〜わ〜言いながら歩いて、一気に縄文杉へッ!かなり霧が濃くなってきて、下から見えるかなぁと心配だったのですが、なんとかギリギリ見えました。ふ〜。ノーコーノーム(濃厚濃霧)が神秘的でした。
デッキの上はガラガラで、貸切になることも。いい雰囲気でした。「お腹減った?」と聞いたら「いつでもオッケー!」ということで、ハングリーな二人。東屋まで歩いてランチにしました。
そんなみそ汁が染みるランチを終えた後の下山は、登りの時よりもさらに霧が濃くなっていました。縄文杉もモヤッとした感じが神秘的でしたが、今日は森が実にナイスでした。霧が多い屋久島の森ですが、ここまで幻想的な濃い霧が出る事もそんなにないので、ラッキーだったなと。
なんだか吸い込まれるような深〜い雰囲気でした。ボクも10年以上歩いている森ですが、なんど体験してもこの濃い霧の森は最高っす。
と、帰り道もウィルソン株で愛の撮影会をしつつ、順調な足取りでトロッコ道までおりてこれました。今日は鹿の出没率が少なかったのですが、猿の群れに会えたり、意外と多かったのがヒキガエルのヒッキーたち!全部で4匹のヒッキーと会えました。最初に会った一匹は特大級でかっちょよかったなと。
帰りのトロッコ道前半はすこししゃべりながら歩いていたのですが、いつのまにか完全に無言の快速トロッコ道に!ボクとしても「無」の境地を体感してしまうのではないかという歩きでした。しゃべったら、足がとまってしまうのではない
一気に小杉谷休憩所まで歩いてきて、ブレイクタイム。ガンガン歩いただけに、ホット一息、良い時間でした。今までの無言の歩きとはうってかわって、ワイワイでした。笑。
そして、最後は小雨がやや強めの雨になりました〜!ちょいと靴の中にまで水が浸透してくるぐらいの雨!降水確率10パーセントの良い雨でした。
そんなこんなで無事に下山完了!最後の最後は歩き終えてしまうのがちょっと寂しそうだった二人。それなりに疲れてはいるものの、やりきった感がナイスな笑顔でした。まだまだ歩けそうでしたが。小雨の湿潤な森が最高レベルに美しく、ワイワイガヤガヤいっぱいおしゃべりをして、楽しき一日でありました。
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