2015年10月23日金曜日

ウップンを晴らしてきました!

 本日はヤイヤイ&クニキチと一緒に宮之浦岳へと行ってまいりました〜!実は二人…、今年の7月にも来島したのですが、見事に「50年に1度の大雨」にあたり、警報は出るは大雨が凄かったはで、全く何もできずだったのです。ボクも空港にお見送りには言ったのですが、みんなの顔たるや…。「来年の夏に来るから!」と言っていたのですが、どうにも腹が納まらず、今回のリベンジ企画となったのでありました。ちなみにヤイヤイもクニキチも数度目の屋久島です。何度来たかはもう忘れました。笑。

 で、天気予報は晴れだったのですが、昨日同様に青空は出ないんじゃないかなぁといった感じ。それでも希望は捨てずに暗いうちからスタートしました〜!もう二人としては屋久島の山を歩けるだけでテンションが上がっていく感じでした。笑。


 で、ヤイヤイが若干車酔いをしたので、淀川まで行ってから朝ご飯に。ある意味、極上の朝ご飯であります。川のせせらぎを聞きながら、美しき水の流れを鑑賞し、おいしいお弁当…。言うことなしだったなと。


 そんな極上の朝ご飯を食べてから、本番開始!淀川までは暗かった事もあり、陽が昇ってからがんばりました〜!今年は例年に比べて、紅葉が実にナイスでして、iPhoneとデジカメが随所で快音を響かせました〜!まぁ、どう写ったかはおいといて…。


 そこそこ厚めの雲が山中にかかっていたのですが、小花之江河を越えるあたりから、青空が出てきたんです!ボクとしてもここまでの青空が出るとは思ってなかったので、一気に爽快な気分になれちゃいました。


 青空が出ては厚めの雲がかかるという、ドラマチックな山登り。そんなドラマとともに花之江河は鹿牧場状態。恋の季節なだけに、オスとメスがたむろしておりました。大きめのオスが二頭、いつでも戦闘が始まるのではないかという緊張感あふれる花之江河でした。


 そんな愛の駆け引きをあとに、グイグイ頑張りました。登山道も落ちたコハウチワカエデの葉がナイスでした。随所で紅葉を楽しめて、疲れも忘れて歩けたなと。


 その後、投げ石平に着く頃にさらなる展開が待っていたのです。そう、今まで隠れていた宮之浦岳山頂が顔を出したのです。ボクも「これは希望が見えてきた」って感じで、午前中が青空が出そうな雰囲気を察し、休憩もほどほどにガンガン登りました!


 まぁ、途中は鹿が超近距離に出てきたり…、


 稜線の景色が雲と青空とで素晴らし過ぎたりして、多々足を止めましたが…。


 んでもって、最後の登山道は笹&笹&笹!ちょいと歩行困難ではありましたが、逆に楽しい感じでした。笑。


 という流れにて、無事に青空&秋の雲に間に合って、登頂〜〜〜ッ!みんなで歓喜の声を出しつつ、7月のリベンジを最高の形で果たす事ができました!ボクとしても、こんなに良い空が迎えてくれるなんて、思いもしなかったです。
 7月に何もできなかった時は「日頃の行いが悪かったかもしれない」と繰り返し自問自答していたヤイヤイとクニキチ。日頃の行いを良くするために、人に優しく、人生をやり直した(?)日々だったとのこと。人生を立て直した(?)結果が今日という最高の宮之浦岳日和だったのであります!で、さらに日頃の行いを良くしていくかと思いきや、仕事に戻ったら、今までのウップンを晴らすそうです…。笑。


 今日の宮之浦岳頂上は北西方面が安定して視界が開けていたので、特等席にてランチタイムに。贅沢だったなぁ〜。実は7月に来た時はもう一人、エリザベスなる仲間がいたのですが今回は来れず…。エリザベスにこれでもかってほどに自慢するそうです。笑。


 そんな風景的にも精神的にもウップンを晴らした頂上で長居しつつ、下山開始。けっこう長居したので、黙々と歩きました。途中で、クニキチが鹿のオスに求愛されるシーンもありました。笑。下の写真のオス鹿です。この頃からはまた厚めの雲がずっと山を覆っている感じになり、午前中が勝負だったなと改めて思い返しました。タイミングと良い、景色と良い、気分と良い、全ての流れが完璧だったなと。


 帰り道は黙々と歩いたのですが、やはり例年にはない紅葉が道中を楽しませてくれました。特に山法師の紅葉はピカイチ!これからオナガカエデやヒメシャラ、コハウチワカエデなどなど紅葉が見頃になりそうです。例年と比べて二週間以上早い気がします。


 で、黙々と歩きつつ、眠気も誘われつつ、頑張って歩いて淀川に到着。今日一日のスペシャルな流れを思い返すべく、写真なんかも見直しながら、奥岳の余韻にひたりました。まったりとした心落ち着く時間でありました。


 そんなこんなで、無事に下山完了〜ッ!もちろんのこと疲れていた二人でありますが、その表情たるや「してやったり感」満載?でして、最高の笑顔へと変貌しておりました。何はともあれ、ウップンを晴らしつつ、今年の屋久島を締めくくれたなと。想い出深き、秋の一日でありました。

2 件のコメント:

  1. なんちゃん
    今回もお世話になりました!!
    50年に一度の大雨が降り、何をしに行ったのか分からない回を含めると
    5度目の屋久島でした~

    青空じゃなくてもいい。曇りだって、雨が降ったって、景色が見えなくたって、
    念願の宮之浦岳に行けさえすればそれでいい!と思っていたのに、
    最初から最後まで見どころ満載、天気も最高、こんなに素晴らしくていいのかしらっていうドラマのような展開だったね~
    思い返してもニヤニヤしちゃいます。

    日高神社のご利益だったかな。またお参り行かないと!

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    1. おうっと、やいやい返信が遅れてごめん!メインパソコンが御愁傷様になってしまい、遅くなってしまった。ようやく8割ほど復旧…。でもって、今回は本当に完璧だったね〜!言うことなし!ってぐらいにすばらしすぎる展開だった。しばらくはあの風景たちの余韻で仕事もはかどらないね!笑。これもひとえに吉田の妖精のおかげ!笑。また妖精に会いにいってね。

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