2013年6月2日日曜日

大雨にはならず…。

 本日も元気いっぱい、シゲ爺&セイジロウさん&マイさん&コミさんと一緒に縄文杉へと行ってまいりました。シゲ爺は2年ぶり三度目の来島でありまして、山仲間で縄文杉を狙うという企画だったのであります。昨日は雲が厚く、飛行機が何度か着陸に挑戦し、屋久島に入ることすら危うい状況だったらしいですが、なんとかたどり着けたのでありました。で、昨日、ぶっ飛んでしまったボクの車はまだ道路の脇に…。愛車に目をやりつつ、マニュアルの代車でバス乗り場に向かいました。けっこう古い車ですが、絶好調です。

 例のごとく、バス乗り場に着くとそこそこの人出。最近、いつも凄いタイミングでして、ボクらの前でぴったり満席!次の一本に乗り込みました。それほどバス待ちの時間もなかったので、登山口のトロッコ小屋にて朝ご飯。霧雨でありました。ちなみに本日は午後から大雨予報!期待しながらの(?)スタートとなりました。


 昨日は着いてすぐ白谷へ行ったとのことで、体の疲れが少しとアルコールの残りが少し(?)といった感じで、ユルかったです。みんな山好きなので、ボクがちょっと話すだけでいろいろ理解してくれ、前半は屋久島トークがはずみました。マイさんが白谷でちょっと疑問に思ったことも解決できました。
 で、大山神社に着くと、セイジロウさんが「こういうのは前に立ってお参りしよう」ということで、鳥居の前でしっかり2礼2拍手1礼しました。身が引き締まります。


 でもって、トロッコ中盤戦はというと、ほのかに青空がッ!大雨予報だっただけに、まさかの展開でありました。ボクも雨装備で歩いたのですが、今日の登山者全員が肩すかしといった感じで、午後に期待したいところでありました。


 とまぁ、後半戦のトロッコは眠気との戦いになんとか勝つことができ、レッツ山道となりました。写真はトロッコ道終点に咲くチャボシライトソウです。雫がついていて可憐でありました。それにしてもこの風貌、面白い花です。


 でもって、山道に入ると一気にヒートアップ。雨がちょこちょこ降り始めたのですが、体は燃焼系。セイイチロウさんが一枚脱いで、マイさんとコミさんとボクが眼鏡だったので、曇り止めを塗って視界をクリアにしました。シゲ爺は縄文2度目ということもあり、一昨年来た時は太忠岳で良い雨に降られたので、このくらいの雨は慣れておりました。


 そして、ウィルソン株でワイワイしたあとは、急斜面!縄文ルートは体力と持久力が重要ですよ〜と言うと、すかさず「体力と持久力と集中力がないんだよなぁ〜」とセイジロウさん。みんなも「うんうん」とうなずき、ボチボチ笑いながら歩きました。みんな山道は慣れているので、ボクとしても安心して先頭を歩くことができました。


 でもって、休憩ポイントに着く頃には雨も弱く、ある意味ランチにするチャンス。朝が早かったので、お昼ご飯もちょっと早めに食べました。そこそこ疲労が出始めていたのですが、ランチ後は燃料を注入しただけあって見違えるほどにパワーアップできました。


 そんでもって、どんどんディープになっていく森を通り抜け、なんとかかんとか縄文杉へ到着!お弁当のおかげなのか、はたまた森の潤いのおかげなのか、笑顔満点にて縄文様にご挨拶できました。相変わらず、屋久島のカリスマとして鎮座する縄文杉でありました。


 縄文付近に必ず携帯の電波がある場所があるので、午後の雲行きをチェック。すると梅雨前線がちょいとずれた感じでして、大雨にはならなそうな気配。ボクとしては大雨を期待していたのですが、みんなはニヤリとしておりました。セイジロウさんも良い方のカメラをリュックから取り出しての下山となりました。

 大雨は降らずとも、森は潤いまくりでして、苔も元気。そこら中に苔の雫が輝き、歩いているだけで幸せだったなと。


 さすがに疲れは出ているものの、とても良いペースでトロッコ道まで戻って来れました!今日のヒット商品であるドライトマトで疲れを癒せました。
 で、帰りの線路は眠気との戦い!気圧のせいなのか、疲れのせいなのか、みんなで大きなあくびをしながら、進みました。このままベッドに突進したい気分…。ちなみに写真は鹿の親子。眠気覚ましに、お尻が並んで可愛かったです。


 ボチボチ写真を撮ったり、無言になったり、眠たくなったり、進むしかないということでグングン歩きました。結局、大雨にはなることなく小杉谷休憩所まで到着。霧雨が降る中で、コーヒーブレイとなりました。眠気と闘ってきた道のりだっただけに、頭の中もすっきり。良い時間だったなと。


 そんなこんなで無事に下山完了!最終バスに間に合うかなぁなんて言いながら歩いていたにも関わらず、最終便の一時間前のバスに乗り込めてしまいました〜!ナイスっ!笑顔で戻って来れました。残念ながら(?)、大雨には当たりませんでしたが、潤う森の中を男5人でワイワイ歩くことができ、楽しき一日でありました。

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