毎年この季節になると自然薯(じねんじょ)を堀りに行きます。そして、今年もガイド仲間たちと行って参りました〜!この季節の風物詩でもあります。
この自然薯掘りはかなりの体力を使います。よく「山芋掘った!」というと身体のヒートアップ具合から、「喧嘩した」という婉曲表現として使われるぐらい。喧嘩するぐらいの体力がいります。もちろん喧嘩はしていませんが。
で、山芋のツルを見つけてから、穴を掘り始めます。山芋には全く触れないように、手前をガンガン掘るわけです。ある程度掘ったら、山芋を傷つけないように周りの土をちょっとずつ崩します。
山芋は非常に折れやすく、デリケート!さらには山芋の全貌が見えないままにちょとずつ山芋を見えるようにしていくのですが、崩し過ぎたら山芋が折れちゃいます。最強とも言える美味を楽しむために、かなり真剣モード。この作業は遺跡の発掘調査のような地味な感じですが、最も楽しいところでもあります。穴を掘るのは男気が試され、発掘するときは優しさを必要とする、まさに男の生き様が試されるんです。写真で見ると、「何やってんだ」となりますが、実際の所は心がかなりヒートアップされいます。
樹の根の間から発達した芋の部分はまさに異様に変形し、
そんなわけで、なかなかの収穫となりました!家に帰って来てからは、定番中の定番、ぶっかけご飯を楽しみました。普通の山芋とは全く違って、突き立ての餅を食べているような食感と、いかにも精力がつきそうな濃厚な風味がたまらないです。まぁ、この味があるからこそ、一本につき1時間ぐらいの発掘作業ができるのだなと。いや〜、良い汗かきました!
オフシーズンの屋久島の楽しみ方が垣間見れた気がする。
返信削除つい先日、うちでもいただき物の1mぐらいの自然薯を、
マグロと一緒に山かけご飯で食べた!
すりおろすのが大変だったけどうまかった~♪
>ふせっち
返信削除屋久島はシーズンオフも楽しいよ〜!まぁ、この時期にしかできないこともたくさんあるからね。自然しかり、会議しかり…。それにしても、自然薯はうまいなぁ〜。今夜の食卓もトロロだな。