2012年11月20日火曜日

フィナーレは奇跡のトロッコ道でした。

 本日は昨日に引き続き、ヤマヤマ&リッちゃん、アンちゃんと一緒に縄文杉へ行ってまいりました。昨日、白谷を歩いた時にリッちゃんが大の山道苦手が発覚してしまったので、なんとか始発の登山バスに乗るべく、早起きしてバス乗り場へ。そしたら、安房の宿お迎えということもあり、1番でしたっ!ボクとしても一番乗りは初めてだったので、なんだかうれしかったです。もちろんボクら以外には誰もいないバス乗り場。結局、始発は満席になりましたが、運転手さんも優しく、登山口へ到着できました。


 で、決戦の日が幕開けとなりました。リッちゃんは平らな所は得意なので、とにかくトロッコ道で時間をかせごうという作戦となり、明けきらぬ線路をせっせと歩きました。ちょうど小杉谷橋で夜が明けてきて、トワイライトタイムが美しかったです。


 そんな晴れ晴れしたトロッコ道を歩いたのですが、昨日に引き続き今日も大晴れ。苔は乾きまくっていたのですが、涼しい空気と木漏れ日が気持ちよかったです。朝の森は最高だなと。しかし、今日はトロッコ道でのんびりはせず、攻めのトロッコ道。気持ちよさを感じながらも歩き続けました。


 すると、トロッコ道の真ん中にとある物体がっ!まさかの人糞か!?と思いつつも、お猿のう●こが堂々と鎮座しておりました。おそらく今朝のモノらしく、新鮮でした…。ちなみに帰り道は見事に踏みつぶされており、被害者がいたようです…。


 そんなお猿のう●こにうつつをぬかしながらも、順調にトロッコ道を終了。最終バスに乗り込めるラインで歩ききりました。とりあえず、用を足してからいざ山道へ!勝負の始まりでありました。登山口の出発は全体の登山者で先頭グループだったのですが、山道へ突入してからは、どんどん追い抜かれつつも、確実な一歩を踏みしめて登りました。リッちゃんの根性が試される登り道でありました。


 そんな集中しまくりのリッちゃんをよそに、ヤマヤマとアンちゃんは写真を撮りつつ、道草食いつつ、のんびりウォーク。いつのまにかアンちゃんはハリギリの葉っぱを帽子に装着して、山ボーイになるべくファッションに磨きをかけておりました。


 ボチボチ進んで、ウィルソン株で愛の撮影会を開催し、みんなでテンションをあげました。地獄の前の急速のひとときであったなと。ここからは、「足があがらな〜い!」とリッちゃんが悲鳴を上げつつ、「足はあげるもんだ!」と気合いを入れ直して、急斜面をがんばりました。この辺でも続々と後続に道を譲りつつ、前へ前へと前進。子宝杉でもおおいにハグをして、パワー充電。ヤマヤマも「もう産みたくないけど…」といいつつ、がっつり抱きついておりました。


 そして、いつのまにか最後尾グループになりつつ、運命の時が!ウィルソン株からの急斜面で「私、行けるのかしら」ともらしていたリッちゃんが、縄文デッキの階段を登り始めました。
 最後はみんなで雄叫びをあげて、無事に縄文初対面!いや〜、正直な所、ガイドとしては行けるか行けないかの瀬戸際だったので、感無量。リッちゃんもウルウル…。アンちゃんも男泣きまではしなかったもののジーンときておりました。そんな感動的なシーンで一番の涙を流していたのはヤマヤマ。普段はマラソンをしているので、体力的には一番余裕があったはずのヤマヤマが最も涙腺が弱かったようです…。ん〜、それにしても素晴らしき瞬間だったなと。みんな口をそろえて「縄文は別格だね」と。よかった…。


 そんな感動を胸にとりあえず腹が減ったので縄文の奥でランチタイム。勝利のお弁当だったなと。普通よりも1時間半ほど遅れをとっておりましたが、それもまたお弁当がおいしくなる理由だったのかもしれません。デッキに戻ってきてからも、みんなの目線は縄文に釘付け…。後ろ髪引かれつつ、最終バスに乗り込むべく下山を開始しました。名残惜しく振り返りながら縄文様とお別れしました。


 縄文杉はあくまで目的地であって、ゴールではありません。五体満足で家に帰ることが本当のゴール。下りが苦手なリッちゃんも人生史上初となる集中力を発揮してがんばりました〜。途中からはヤマヤマとアンちゃんは先にウィルソンで合流することにして、周りに気を使うことなく、リッちゃんがんばりました!
 そして、登山口を最初に出発したにもかかわらず、トロッコ道に戻ってきたら、本日最後の下山者になっておりました!まぁ、そんな順番なんかよりも、平らな道に戻ってきた安堵感から、リッちゃんの目からも涙が…。感動と情熱の涙だったなと。輝いておりました。
 すかさず、安堵感をアップさせるがごとく、今日は沢による時間がないと判断して、ブレイクタイムに。温かい飲み物のとスイーツ達が心の中まで流れていきました。


 でもって、時計を見ると、このままのペースだと最終バスに乗れるか乗れないかというデッドライン…。みんなの気持ちも一致して、ボクが荷物をリュックに入れ終わる前から、怒濤の歩きが始まりました。リッちゃんも気合い入りまくりで、得意の平らな道を颯爽と突き進みました。アンちゃんが「いつでも抱っこするからね」とスイートな言葉を発しておりましたが、平らな道のリッちゃんには無用だったようです。奇跡とも言える快心の歩き!まさかのスピードに、雑談に花を咲かせることができました。


 そんでもって、奇跡のトロッコ道は完全ノンストップ!人間やればできる!ってほどに、快調すぎる歩きで、最後は3組ほどを追い抜いたんです!最終チームだったにも関わらず、反撃の快速トロッコだったなと。
 そんなこんなで、まさかの最終バス一本前に間に合ってしまいました〜!ちょうど12時間の縄文参拝で、消えると思われていたみんなの笑顔は、最高レベルの笑顔と変化しておりました。輝かしいフィナーレだったなと。ハラハラドキドキしつつも、濃厚で、情熱的で、秋の空気が爽やかすぎる縄文参拝となりました。
 


2012年11月19日月曜日

暗くなる直前でした。

 本日はヤマヤマ&リッちゃん、アンちゃんと一緒に白谷〜太鼓岩へと行ってまいりました〜。今日も朝からよく晴れており、秋晴れな空気感。凛と締まった朝でありました。車の中からワイワイ騒いで、レッツトレッキングとなりました。

 歩き始めて数分…。いきなり絵になる光景が!大岩を越えてすぐの沢に子連れの鹿が突っ立っておりました。苔むす森付近で鹿に会うよりも少ない確率なので、のっけからハイテンションになれました。なんともラッキーなスタートだったなと。


 一昨日の雨の名残りが残っているかなぁと期待していたのですが、苔達はというと…。乾いておりました…。まぁ、日差し&風があったので、雫ちゃん達はもういなくなっておりました。今年は梅雨時に猛烈に降って、台風来まくりでしたが、秋は屋久島らしからぬ大晴れが多いです。


 そして、体力のあるうちにハード系のコースへ。ところが、山道に入った途端にリッちゃんがっ!実を言いますと「でこぼこ道なんて歩いたことない!」とのことで、真っ平らな人生だったとのこと。でこぼこの山道に翻弄されながらも、ゆっくりと通常の2倍ぐらいの時間をかけて歩きました。


 かなりののんびりペースで歩けたので、気合いのデジイチを持ってきたヤマヤマは写真を撮りまくり、自前のルーペを持ってきたあんちゃんはマクロ観察。森の爽やかな空気も手伝って、実に気持ちよいトレッキングでありました。


 で、なんとかかんとかハード系のコースを終えて、小屋にてランチタイムに。温かいみそ汁が五臓六腑にしみ込んでいきました。そんな食後に出てきたのが、あんちゃんのお土産である「うなぎパイ」!パッケージにもしっかりと記されているのですが、「A snack for nights」。そうです、「夜のお菓子」なんですね。さすがあんちゃん、夜の帝王だなと…。山中のデザートには持って来いだなと。ごちそうさま!


 そして、苔むす森の2分ほど手前にきたら、あんちゃんが「ん?なんかこの辺、空気が違う!」とポソッと言いました。するとヤマヤマが「ひょっとしてそこがもののけの森?」とボクに聞いてきたのです。ビンゴ〜〜〜〜っ!ということで、みんなで雄叫びをあげて、緑の世界へ到着。ゆっくり歩いてきたので、体が反応していたのかもしれません。みんな五感が研ぎ澄まされておりました。ん〜、それにしても木漏れ日が美しかった。


 我々の目的地は太鼓岩だったのですが、リッちゃんが「私、ここで待っていようかなぁ」と一言…。「遅くなってもいいから、こんな日に太鼓岩へ行かない理由はない!」ってことで、ここからもガッツリのんびりがんばりました。太鼓岩へ行く前に、辻の岩屋にご挨拶して、テンションがあがった所で急斜面に突っ込みました。


 なかなか屋久杉に生で抱きつける木はないのですが、太鼓岩手前の無名の屋久杉は抱きつけます。歩き始めからヤマヤマが「木に抱きつきたいの!」と言っていたので、ようやく巨木に触れることができました。パワーもらえたかな?


 そして、いつもより2時間ほど遅い時間帯だったのですが、無事に太鼓岩到着!全部丸見えでありました〜。ここまで見える日は年に何回あるのかというほどのコンディションだったので、がんばったかいがあったなと。これまたみんなで雄叫びをあげて眼前の風景に酔いしれたわけですが、ヤマヤマの目からはキラリと光るものも…。朝から「デトックスするの!」と気合いが入っていたのですが、帰る頃には「悪いものが全部出た〜!」と気分爽快になっておりました。


 んでもって、なぜかボクが息切れするほどに飛びまくってしまいました。頭が変になってしまったわけではないのですが、たまには飛びまくるのもまたいいかなと…。みんなの笑顔とはよそにボクは想定外に疲れておりました。ハハハ。
 そんな貸し切り状態の太鼓岩を後に、下山開始。登りよりも下りが苦手!というリッちゃんでありましたが、徐々に慣れてきて集中して歩きました。


 夕刻タイムになってきたので、トイレがてら小屋にてブレイクタイム。みんなのリュックからもボクのリュックからもチョコが出てきて、空前のチョコレートパーティ。さらにオプションとしてヤマヤマのリュックから出てきたのは「おたべ」。京都の八つ橋でありました。ごちそうさま〜!


 もちろんみんなでみんな完食して、今まで消費してきたカロリーをばっちり取り返すことができました!ユルい時間だったなと。



 そして、時計を見るとあらビックリ!夕暮れの時間にギリギリとなっておりました…。帰りはソフト系の道をちょいとまきぎみでがんばりました。リッちゃんもがんばったなぁと。暗くなり始めは危険度&こける確率が増すので、慎重に歩きました。


 結局、最後の最後で軽くヘッドライトを使いつつ、五体満足、心も満たされて下山できました。いつもより2時間ほどゆっくり歩いたおかげなのか、身も心も森と一体化できた一日となりました。

2012年11月18日日曜日

完全貸し切りでした。

 本日は久々に龍神杉へと行ってまいりました。半年ぶりぐらいかな?屋久島6回目のカオリちゃんとお友達の初屋久島よーこちゃんと一緒に歩いてきたわけです。ちなみにカオリちゃんは屋久島6回目、龍神2回目なのですが、大定番の縄文杉へは行っていないという強者です。対するよーこちゃんも初屋久島にして初龍神という強者です。マイナー好きな2人であります。

 でもって、昨日は前線通過の影響でずっと雨が降っていたのですが、本日は前線のお尻が残っているだけで、雨は上がっておりました。登山口付近はそれほど気温も低くなく爽やかでありました。


 とまぁ、初屋久島のよーこちゃんもいたので、屋久島トークをしながらテクテク歩き。最初は縄文にも行きたかったようなのですが、歩けば歩くほどに「この道でよかった〜!カオリちゃんありがと〜!」という言葉が出るほどに雰囲気良しでありました。
 で、テクテク進んでいると、ちょっとやっかいな倒木が…。簡単にまたげるのですが、一度足をあげて、ターンして、またまたぐという足の長さが問われる感じであります。さすがに手では治せませんでした…。さすがに半年ぶりだけに、登山道の状況もちらほら変化しておりました。


 そんな美しき石積みの階段を笑顔で登っていると、カエデの下が落ち葉で染まっておりました。ん〜、まばゆいばかりです。ちらほら見える苔の石積みもまたわびさびだなと。


 ちょっと意外だったのですが、前半はほとんど雨の気配がなかったんです。昨日はそこそこ降っていただけにもっと潤っているかなぁと思いきや、標高低めの場所はそれほどでもなかったです。トロッコ道跡になってようやく雫ちゃんたちのオンパレードが始まりました。よ〜こちゃんも初めて見る苔の雫ちゃんたちに悲鳴をあげておりました。カオリちゃんのカメラがやや調子が悪かったのですが、なんとか雫ちゃんを写真に収めることができました。


 雫撮りに集中する2人。一見、地味に見えますが、ものすごく集中しているのであります。


 でもって、体力に自信がないと言っていたよ〜こちゃんも予想以上に素晴らしい歩きを披露して、順調に歩を進めました。しかし!沢を渡る場所で、思わず入水ッ!右足が吸い込まれていきました〜。良き想い出だなと。


 対するカオリちゃんは余裕の渡り方でありまして、2つ目の沢でブレイクすると、お昼寝モードに…。大きな岩がちょうどよいベッドになっております。屋久島ベテランは森の中ですぐ寝れます。


 そして、仮称「神々の領域」へ到着ッ!例のごとくこの辺付近に来ると空気ががらっと変わるのですが、今日も素晴らしかったです。雨上がり&き〜んと冷えきった空気が素晴らしすぎました。カオリちゃんも前回来た時と違う雰囲気だったので、苔の美しき場所ではなかなか先へ進めませんでした。
 そんなコンディション良しなままに、風神、雷神にご挨拶して、龍神杉へ到着。雄叫びをあげるがごとく、よーこちゃんは叫んで初対面。ボクも夏にはここへ来なかったので、台風で大枝が折れる事もなく、相変わらずの元気っぷりに安堵でありました。
 立ち止まると急激に冷えてくるので、すぐに着れるものをたくさんきて、ランチタイム。完全貸切の贅沢すぎる空間でありました。


 寒かったのですが、なんやかんやしていたら、映画が一本見れるぐらいの時間が…。身体も冷えてきたので下山開始。よーこちゃんは下り恐怖症だったのですが、ニューストックを振り回して、ギリギリ尻餅をつく事なく下りてこれました。あんな話、こんな話をしていたら、あっという間に下りの道が終わっておりました。
 帰りは沢付近でのんびりブレイクタイムに。ホットなドリングが、ユル〜い時間を演出してくれました。


 そんなこんなで、最初から最後まで完全貸切の森を歩き終える事ができました。潤う緑に、色づく葉、そして屋久島の杉の神様たちと戯れる事ができ、爽快な一日となりました。

2012年11月16日金曜日

縄文杉の展望デッキが…!

 本日も元気モリモリ、ま〜くん&ひろちゃんと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜。キヨハラ夫妻のご紹介でありまして、美屋久の輪な一日のスタートとなりました。そんな和気あいあいな感じで登山口へ。始発便はほぼ満席でしたが、後続はほとんどおらず、全体で130人ほどの人出だったようです。なんとも平和な朝だなと。

 でもって、真っ暗闇の中を歩き始めると、ヒロちゃんが「飛行機!」と叫ぶと東の空に飛行機雲が流れておりました。なんとか写真に写っているのですがわかるでしょうか?流れ星っぽい感じのラインが飛行機雲。手前は電線です…。


 そして、高い所が苦手とういま〜くん。真っ暗闇の橋はなかなかのスリル満点でありました。逆に暗い方が下が見えないので、ある意味安心かなと。それでもやっぱりスリリングだなぁ。12月になるとこの橋は霜ができるので、スリリングが加速します。


 徐々に夜があけてきて、秋の空が広がってきました。週間天気予報は雨予報だったのですが、なんともまぁ良い天気。ちょっと乾き気味の森ではありますが、紅葉は絶好調でありました。コンデジの写真だとちょっと限界がありますが、今年はナナカマドの紅葉がなかなか良いです。昨年は紅葉する前に葉が落ちていましたが、今年は赤い葉で森を飾っております。


 とりあえずはトロッコ道終了。まだ笑顔が残る2人。いざ、山道へ突入となりました。実はこの日のために普段運動をしていなかったヒロちゃんは地道なトレーニングを積んでいたのでした。会社の人に怪しまれながらも階段を頑張って登り下りしていたとのこと。縄文杉に会ったからといって、階段歩きを止めないで欲しいなぁと思う歩きっぷりでありました。ナイス!
 そして、ウィルソン株ではもちろんのこと夫婦水入らずで愛の撮影会。神様にもしっかりとご挨拶をして、愛を深め合いました。


 その後はというと、四本足歩行に、短めの休憩を交えつつ、急斜面をクリア!立ち止まると寒さを感じるのですが、登っている間はヒートアップ!熱くなれたなと。そんなガンバリを応援してくれるかのように、アオツリバナの紅葉がまぶしかったです。このアオツリバナは透明感のある紅葉をする木で、切り株の上や屋久杉の大枝にくっついてます。写真は切り株の上に着いているアオツリバナで上が赤で下が緑。グラデーションがナイスでありました。コンデジであることが悔やまれます…。


 そして、夫婦恒例の子宝祈願も。出張が多い二人にとってなかなか大変ではありますが、きっと近年中に朗報が来ること間違いなしだなと。


 そして、ま〜くんが「腹減った〜〜〜」と叫び始めた頃に縄文杉へ到着!しかし!いつもの登り階段に行くと通行止め…。先週、縄文杉の主治医が健康診断をしたところ、一番手前の大枝の根元付近に腐れが見つかったらしく、いつ折れてもおかしくないという状況とのこと。とりあえずは、危険防止に片方のデッキを封鎖することになったわけです。


 まぁ、人ごみも全くない状況だったので、片方のデッキでも十分すぎるスペースでありました。縄文杉とま〜くんとヒロちゃん。愛と平和の後ろ姿です。


 そんな二人をよそに、デッキはというと、中央の廊下も立ち入り禁止エリア。非常に狭いです…。雪が積もらなければまだまだ大丈夫そうなんですが、関係者の方達も苦渋の決断だったと思うのでここはグッと我慢の時かなと。「緊急に対応策を検討中です」と案内板にもあったので、1日も早い復旧を願って止みません。それ以上に、縄文杉の大枝が折れないことを祈るばかりであります。


 とまぁ、狭いながらものんびりしてから下山開始。ランチタイムのみそ汁が体中に染み渡って行きました。
 そして、後半戦の下りです。ヒロちゃんがけっこう下りが苦手そうだったので、老後のためにも練習をかね、ストックを使って歩きました。功を奏したかどうかは別にして、順調に下ることができました。帰り道にもウィルソンで愛を語り合う二人…。ボクは外でまっていました。


 意外と平気なま〜くんをよそに、そこそこ疲れが出てきたヒロちゃんでしたが、トロッコ道はサクサク進むことができました。雑談をしながらテクテク歩き。時間にも余裕があったでの、いつもの沢でブレイクタイム。これまた周りには誰もおらず、贅沢なひととき。ゆるかったです。


 最後は、ちょうど良いバスに乗れそうな時間帯だったので、サクサク進みました。そのかいあって、狙ったバスに乗ることができ、無事に下山完了!縄文デッキは狭かったですが、秋の森をテクテク歩けたナイスな一日でありました。


2012年11月12日月曜日

ここまでパーフェクトになるとは…。

 本日は引き続き、親戚のケンジおじちゃん&ケイコおばちゃん、キョウコさん&リュウタ兄さまと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜!とにかく、今回の旅のテーマは縄文杉に会うこと。数ヶ月前からトレーニングを積み、装備を整え、心を整えてきたわけです。昨日の濃厚な苔むす森でケイコおばちゃんはだいぶ満足していたのですが、みんなのやる気は全て縄文杉へと注がれていたわけです。

 で、朝ホテルへお迎えに行くと、ホテルのスタッフの人に引き止められつつ、どうなってしまうのかとハラハラドキドキしていたのですが、無事に予定通りの始発便に乗車。ちょうど満席となり、登山口へと向かいました。屋久島に来る前から、「最終便に乗れなかったら、タクシーで帰ってきましょう」という最初から背水の陣だったのであります。

 そんなみんなを応援してくれていたのか、明けきらぬ空は満点の星空…。月も出ていて昨日では考えられない天気でありました。ちなみに下の写真の中央付近が月です。右下の光はヘッドライトの明かり。あとは想像にお任せします…。


 とりあえずはトロッコ道をテクテクと歩き、ちびっ子が二人いて、ライトの数が足りなかったんです。そこですかさずケイコおばちゃんが愛の手を。ボクらは全員ヘッドライトを持っていたので、ケイコおばちゃんがヘッドライトをひとつちびっ子達にあげました。マザーテレサばりの行動に熱くなれました〜。もちろん自分たちもいっぱいいっぱいなんですが、困っている人を助ける心。いつなんどきも忘れたくはないものです。

 そして、日が昇って来るとトロッコ道はまばゆいばかりの光に包まれました〜。こんな歩きやすい日は少ないだけに、爽快に歩くことができました。さらには予定の時間よりも10分以上も早くトロッコ道が終了するというまさかの歩きっ!みんなの情熱が出た歩きでありました。


 でもって、平らな道は終わってしまい、いよいよ大本番!「下りのケンちゃん」の異名を持つケンジおじちゃんですが、登りはというと…。がしかし、歩きやすい陽気も手伝って順調そのものでありました〜!ウィルソン株でも愛の撮影に没頭でき、身も心もヒートアップしてまいりました。全体の登山者も少なく、団体様ご一行が来る情報はあったのですが、なんてことなかったです。


 そして、本日一番の急斜面に突入。ボクが何も言わなくても「四本足歩行」!全力で遊ぶ。これは血だなと。ボクにもこの血が流れているだけに、目頭が熱くなってしまいました。しっかりと足並みを揃えて急斜面をクリアできました〜。


 そんな歩きへのご褒美なのか、宮之浦岳もくっきりどっきり見え見えでありました。俄然テンションもあがるというものであります。


 大王杉付近のヒメシャラが紅葉していて、上の段から見ると大王杉がオレンジ色のアフロヘアーをしているかのように見えました。これまたナイスな季節だなと。


 ゆっくり座る休憩を少なくして、立ち休憩を多めにとり、速度はほどほどに一歩一歩確実に歩を進めました。そして、誰もが予想だにしなかった順調すぎるほどのコースタイムで縄文杉へ到着っ!今日もまた悲鳴に近いほどの歓声をあげて、ご対面できました。今までのトレーニングが実った瞬間だったなと。パーフェクトです。


 念願の縄文杉としばらくご対面タイムに。立ち止まっているとそこそこ冷えてくるのですが、陽気が素晴らしすぎてボ〜っとできました。良い時間でありました。ケイコおばちゃんの左足にやや痛みがあったものの、悪化せずによかったっす…。キョウコさんはボクの父親と同じ歳で縄文杉を目指したのですが、30代前半の歩きかと思うほどに足取りが軽く、終始笑顔で歩けてしまったのです。ケンジおじちゃんも山登りマシーンなるもので「八ヶ岳」には登頂できなかったらしいのですが、大本番で完璧な歩き。その昔、富士山のガイドをしていたリュウタ兄さんも、お腹に厚みを増していつつも余裕の歩きでありました。ん〜、体と心が渾然一体となっていたなと。


 そんな素晴らしき時間を過ごした後に、冷え&ハングリーな状態になったので、後ろ髪引かれつつ下山開始。集中力を持続して歩きました。帰りにもウィルソン株で年賀状最有力候補が激写でき、このルートでの大きな仕事を完了できました。


 そんな興奮冷めやらぬ山道を終えて、トロッコ道へ。これまた順調そのものの歩きでありまして、沢に寄り道して、余裕のブレイクタイム。冷たい水に足をつけつつ、ゆる〜い時間を過ごすことができました。格別であります。


 そして、時計を見るとまだまだ余裕の時間帯。日没前に登山口へ戻れたら完璧だと思っていたのですが、なんのことはない通常通りの速度だったのであります。大山神社前にてお礼参りをするほどに、まだまだ余力が残っておりました。


 そんなこんなで、日没一時間前にゴール!ここまで早く戻って来れるとは思っていなかっただけに、これまた目頭が熱くなってしまいました。ここまでパーフェクトな歩きができるとは誰もが予想しなかっただけに、最高レベルの笑顔でありました。天候、体力、気候に、笑顔にと、ここまでパーフェクトになるとは…。
 夜は打ち上げということで、我らが「いその香り」にて祝賀会。ケンジおじちゃん&リュウタ兄さんも、昨夜セーブしたアルコールを思う存分呑めました。なんともかんとも素晴らしき一日でありました。