2012年12月14日金曜日

こんな日も…。

 本日はこのブログにも幾度となく登場しているヒロミちゃんと龍神杉を狙ってまいりました。で、早速なのですが、事件は早朝3時におこりました。どうも、ヒロミちゃんの体調がおかしい…。でも、なんとか復活した…。ということで、島に着いてから縄文に行きたい!と珍しい言葉が出たので、「行こう!」と二つ返事をしていたのですが、体調不良のために急遽、鉄板の龍神杉に変更となったわけです。

 でもって、登山口に着くと、まだ明けきらぬ朝でした。島の北側はきれいな晴れで、噂の「双子座流星群」も車の中から見ることができました。まぁ、ボクは運転に集中していましたが…。


 いざ、出発したわけなのですが、どうもヒロミちゃんの顔色がおかしい…。様子見なスタートでした。するとヒロミちゃんが「あっ!」と空を指差しました。すると、きれいな弧を描いた星がっ!奇跡のショットと思いきや、これは星ではなく、飛行機雲が朝陽に照らされたものです。気持ちよい朝でありました。


 軽く1時間ほど歩いた所で、やはり胃腸の調子がおかしいヒロミちゃん。沢のせせらぎが聞こえる場所で、すかさずご就寝。体調が悪い時は休むに限ります。ヒロミちゃんとしても、数年ぶりの体調不良ということで、何がなんだかわからなかったようです。


 とりあえずは一眠りしたのですが、いろいろと心配だったので、今日はこことで方向変換することに。ここでヒロミちゃんの名言が炸裂しました。「目的地がなくなると、周りの景色がよく見えるねぇ〜」と。ん〜、哲学的です。目標に向かって突っ走るのも人生ですが、目標がなくなったときに実は素晴らしい光景がそこにあるというのも人生。だから人生は楽しいんだなと。ちょうど朝陽が森を照らし始め、輝いておりました。


 そんな森でダラダラと歩きつつ、場所をかえて、マニアックな里ツアーへ。まずは、ススキと戯れるヒロミちゃんです…。どこへ行っても遊び場になってしまうところが、ヒロミワールドですなと。


 でもって、ちょうどランチタイムになったので、お弁当をパクリ。危機的な状況を一度経験したので、なぜか元気になったヒロミちゃん。胃腸の調子もほぼ完治してお弁当も食べれました。その後は恒例のお昼寝に…。波打ち際で身も心もスッキリしました。
 まだまだ時間はあったので、秘密の浜へ。屋久杉が流れ着いてないかなぁと探しましたが、さすがにこの時期は全く流木がありませんでした。そのかわり、遠くの方に虹が出現。これもまた目標が目標じゃなくなって見ることができた風景だったなと。

 そんな感じで、ガイドブックには載らない、載せれない?場所へ寄り道しつつ、最後は健康の森公園に。この辺から雨が本降りになってきたのですが、屋根の下で優雅な時間を過ごすことができました。すっかり本調子になったヒロミちゃんでした。まぁ、今夜は飲み過ぎなければいいのですが…。


 とまぁ、朝から夕方まで、その場の成り行きというか、無理をせず、天気にも逆らわず、屋久島らしい時間を過ごすことができました。流れって大事だなぁと。ユルい時間の中に、哲学的な見解が見え隠れしたナイスな一日でありました。

2012年12月9日日曜日

雪でした。

 本日は屋久島2回目で、昨年のちょうど今時期に来たエミちゃん&ミィちゃんと一緒に太忠岳へと行ってまいりました〜。天気予報は曇りだったのですが、ヤクスギランドの入り口に着くと、想像以上の晴れ!そして、全国的にも寒波来襲中ですが、屋久島も例外に漏れずなかなかの寒い朝でありました。まぁ、着込んでいたミィちゃんは車の中で暑がっておりましたが。


 そんな天気の中で歩き始めたわけですが、冷えた空気が気持ちよかったです。約一年ぶりの屋久島でヒートアップする二人。ミィちゃんは連写ばりにそこいら中の風景を写真にパシャパシャ。時に背伸びし、時にしゃがんで、髪を振り乱しておりました〜。


 昨年来島したときは、そこそこの雨が降っていて苔の美しさはピカイチだったのですが、本日の苔はカピカピ…。乾いておりました…。まぁ、朝の冷たい空気が気持ちよかったので目をつぶる事に…。


 とまぁ、テクテク歩いて、休憩に。すると、ミィちゃんのリュックからパワーの源が出てきました〜!一見するとただのドライフルーツに見えますが、こいつは「デーツ」です。ボクもよく知らなかったのですが、エジプトやイランなどが特産地でありまして、栄養価が高くカロリーも高いらしいんです。整腸効果もあり、山にはもってこい!といったドライフルーツ。うまかったでっす。ミィちゃん、ゴチっ!


 そんなデーツパワーを補給してから、天文の森へと向いました。苔は乾いているものの朝陽が…。ん〜、このディープな森に光り輝く空間が生まれておりました。最高です。


 天文の森付近で、釈迦杉や無名の屋久杉たちと挨拶を交わしつつ、引き続きテクテク歩き。すると、ミィちゃんのデジカメにバッテリー切れマークが出現!寒さとあいまって、撮りまくっていたからなぁ…。ここからは温存して、進みました。そのかわりエミちゃんが代わりにたくさん撮っておりました。持つべきものは友だなと。


 でもって、急斜面をグングン登っていると、パサパサパサ、サラサラサラと雨ではない音がしてきました。これがなかなか気持ちいい音でして、良〜く見ると小粒のあられでありました。風であられがたまる場所はこんな感じ。寒いわけです。


 と、寒サニマケズ、急斜面ニマケズ、頑張って一気に頂上へ!着いた瞬間は安房の街まで見えてしまいました。タイミングよしでありました。時々、かなりの暴風がふき、凍えそうでしたが、テンションはマックスに。


 何のポーズかは謎ですが、ミィちゃんもこんな感じに。寒いけど、寒さはどこかへいったようです。


 そんな頂上を満喫しつつ、暴風を避けるためにいわかげでランチタイムに。いや〜、寒かった…。しかも、ボクらランチをほおばっている時にあられから雪へと変貌し、リュックに積もるほどだったのです。みそ汁もすぐにさめてしまうほどの気温。ちょうど0度ぐらいだったと思います。


 その後は身体の芯が冷えきる前に歩き始めました。天柱石をいろんなアングルから撮りつつ、ミィちゃんのカメラもギリギリシャッターを押す事ができました。
 で、帰り道はというと登山道が真っ白に…。ゴムスパイクやアイゼンは必要ないのですが、寒さを物語っておりました。先ほどまで乾いていた苔たちはというと、抹茶パウダーの上にシュガーパウダーをちりばめたようなおいしそうな見た目に。まぁ、極寒なんですが、良いもん見れました。


 おおよそ1300m付近までは道が白かったです。寒いけど、良い季節です。


 そんな雪の中ですが、地上は多少温度が高いので、苔に落ちてきた雪たちが溶け、潤いが甦ってきておりました!そこら中がキラキラモードに。たまに木漏れ日が差し込む時もあり、みんなでワイワイ興奮してしまいました。


 天文の森付近に着く頃には積雪はなく、標高をさげてからはサクサク進む事ができました。そのまま、ヤクスギランドまで戻ってきて、ちょうど三時のおやつタイムに。温かい
コーヒーとホットなスイーツがユルい空間でありました。標高を下げたとはいえ、長めの休憩は寒かったですが…。

 で、この辺からミィちゃんは雪対策である愛用のポンチョを着用。リュックもまとめてポンチョ姿に!完全に肥満体モードでありました〜。ミィちゃん、デカイ!思わず、エミちゃんとボクで笑いながら歩いてしまいました。


 そんなこんなで、普段から運動をしている2人だったので、最後の最後までテンションは上がりっ放しで無事に下山完了!乾いた森に始まり、雪も体験でき、最後は潤う森…。一日で何度でもおいしかったなと。


 そんなこんなで、今日もワイワイガヤガヤ、寒さの演出もナイスで、楽しき一日となりました。

2012年12月7日金曜日

氷結!黒味岳。

 本日は屋久島2回目のま〜やんと一緒に黒味岳へと行ってまいりました〜!屋久島デビューをはたしたのは昨年の9月で、それ以来、山ガールならぬ山女に変貌をとげたま〜やんだったのです。今年は色んな山に登って、いてもたってもいられなくなったとのことで12月のオフシーズンに屋久島再来島となったわけです。

 でもって、最初は宮之浦岳へ行きたかったのですが、いかんせん寒さという問題があったのでそれなりの山である黒味をチョイス。天気予報はそこそこよかったのですが、いざ歩き始めると雲一つない天気に!さすがにこの時期の雨は危険度が増すので最高のコンディションでありました。写真はちらっと朝焼けする森と、青空の白い点がお月様です。


 とまぁ、所々登山道は氷った状態だったのですが、アイゼンを着けるほどでもなかったので、こけないように歩きました。空気が冷えきっていて、身が引き締まる道のり。ん〜、この感覚、好きです。そこにきて、淀川へ到着。この空気感とあいまって、水がより一層透き通っておりました。


 そんなこんなで、歩いている時は実に心地よい気温でありまして、ま〜やんも1年3ヶ月ぶりの屋久島をテクテク歩き。随所で昨年の森を思い出しながら、ご満悦でありました。


 そんな寒い朝だったので、各所につららも。普段はちょろちょろと水が出ている所にきらきらと光っておりました。朝陽を浴びて、つららもさぞ気持ちよかったことでありましょう。


 そんなつららをすかさずパチリとするま〜やん。こう見えて日本の南に位置する島だけに、この季節ならではの風景に会えたなと。


 小花之江河付近の木道は霜ッ!お美しいです。


 水たまりにはうっすらと氷が張っていたのですが、そこを何のためらいもなく足を入れていた鹿ちゃん2頭。寒そう…。でも、お食事に夢中でした。


 そんな感じでテクテクと進み、花之江河に。ボクもここまで晴れるとは思っていなかっただけに、青空がまぶかったです。風は冷たかったのですが、陽が当たる所は肩の力が抜けるナイス空間でありました。周りには誰もいなかったので、黄昏れることができました。


 そして、整備された登山道は終了し、急斜面に突入〜!ここからはより氷の世界が待ち受けておりました。登山道の水たまりには芸術とも言える模様があちこちに。ん〜、ナイスです。


 で、樹木がなくなる森林限界へ突入〜!ここら辺からは気温が低い場所なんかに雪が残っておりました。おそらく、昨日に降った名残かと思われます。さすがにゴムスパイクを装着して歩きました。アイゼンまではいらなかったです。


 太陽を浴びている雪は表面だけ溶けて、つるつるに。それでもま〜やんには東北の血が流れているので、滑ってもすぐに体勢を立て直して順調に進むことができました。


 そんな氷結な登山道を乗り越えて、一気に頂上へ!うっすらと雲の演出もあいまって宮之浦岳〜奥岳の稜線をおがむことができました〜!まぁ、頂上は遮るものが何もないので、北西の冷たい風が身にしみましたが…。それもまたいいかなと。


 でもって、黒味岳頂上付近のシャクナゲ情報です。今年よりも蕾の数が多くて、なかなか良さそうです。大当たりとまではいかないまでも、なかなかの蕾のつき方だなと。十分すぎるほどに楽しめそうです。


 かなり寒かったのですが、岩の影にまわって風をしのげば平和な空間でありました。とりあえず、ランチをほおばりました。すると食後にま〜やんのリュックから出てきたのは宿でもらった「ポンカン」!さすがに冷凍みかんにはなっておらず、冷たい果汁がうまかったです。


 ランチ後もボ〜っと頂上付近でまったりしていたのですが、これが寒いってなんのって!雲もたくさん出てきて、寒さ倍増!ひょっとしたら「ブロッケン現象」が出るかな?と思ったのですが、いい感じの雲が出てきたと思ったら、すぐに雲がなくなり、結局はブロッケン現象ならずでありました。


 かなり身体も冷えきってきたところで、下山開始。森林限界付近だけゴムスパイクを装着して、順調に下ることができました。帰り道は屋久島トークもそこそこに、あんな話、こんな話でおしゃべり登山。「さすが!ま〜やん!」とうなるほどの山遊びに関する素晴らしいアイデアも登場。いつか美屋久でも実現できるかもしれないアイデアでありました。

 多方面に話が飛び火しつつ、順調に下って淀川へ戻ってまいりました。ん〜、相変わらずの美しさ。今日は冬ならではのホットなスイートが美味であったなと。ゆる〜い時間の流れが淀川の川の流れとともに素晴らしき空間でありました。


 でもって、「何度くらいかな〜」とま〜やんが言ったので、「10度ぐらいかな?」と答えたボク。小屋の温度計を見に行ったら「3度ちょい」でした!ボクだけ燃えていたようです…。この辺の標高で3度ぐらいということは、頂上付近は0度前後。なかなかの冬登山でありました。


 というわけで、ほぼ貸切の道のりを終え、下山完了!たくさん山を登ってきたま〜やんだけにいつもより30分以上早く登山口に戻ってこれました。氷結した山道もナイスで、この時期ならではの山登りが楽しき一日となりました。

2012年11月30日金曜日

登山道整備で燃えてきました!

 一昨日より2泊3日の行程で、登山道整備へと行ってまいりました。C隊長のもと、HさんとKさんとボクの4人。ほぼ同年代なので(ボクが一番下)、和気あいあいとがんばってまいりました。
 今回は本気登山道整備でありまして、なんといっても荷物が重い!2泊3日の行程という生きるために最低限必要なものに加えて、登山道整備に使う重機なんかも…。C隊長は背負子(しょいこ)です。久々に30キロ級(ボクのは25キロぐらいか?)の荷物でありました。


 普段の荷物であればサクサク進める所も、重い荷物と重機の運びにくさもあいまって、現場に到着する前から燃えました!それでも、標高を上げていくと寒い!登山道沿いにはチラホラつららも…。この時期は晴れれば晴れるほど気温が低いっす。


 とまぁ、今回は普通の歩きでも1泊2日はかかるロングコース。現場までが遠いなと。それでも屋久島の素晴らしい所は歩いていて凄い風景に会えること。写真は草刈り機で巨大ヤマグルマに立ち向かうKさんです。


 ベースキャンプにするべく山小屋についてみると、昼過ぎにもかかわらず、氷が…。南の島なのに山は寒いなぁ〜。


 2日目の天気予報がそれなりに雨になりそうだったので、やっつけられる場所はその日のうちに頑張りました。今年は台風も多かったので、階段もこの通り…。奥岳の登山道は荒れやすいので、随時整備していかなくてはと思います。ちなみに下の階段、4人掛かりで持ち上げて、歩きやすくなりました。


 ちょこちょこと整備しつつ、小屋で就寝。もちろん夜は…。4人でつきることない話で盛り上がりました。あんな話、こんな話…。ひょっとしたら登山道整備よりも燃えてしまったかもしれません…。

 そして、丸々一日使える2日目!予報通りの雨&風!決して、良い子は真似してはいけない天候の中、いざ出陣!食事関係は小屋に置いてきたので、道具だけ持って現場へ。軽いっていいなぁ〜。


 立ち止まったら凍えてしまうので、4人で集中しまくってがんばりました〜!暇さえあれば休憩をしてしまうメンツなのですが、ここは命の危険もあるので燃えました!体を動かせば熱い!笹で覆われてしまっていた登山道が復活!Hさんの草刈り機が大活躍しました。一番厄介な場所でしたが、なんとかきれいになりました。また数年すれば笹が覆ってくるのですが、とりあえずいい仕事ができたなと。


 メインの場所が終わってからも、体を燃焼させるべく歩きにくい所をちょっとした工夫で歩きやすくしました。


 帰り道も笹で道がなくなっている所をHさんが刈ってくれました。ほんとこれをしておかないと、登山道がなくなってしまうので地道な作業であります。


 でもって、やるべき場所をかたずけて、気になる所も整備して、びしょ濡れに冷えまくって2日目終了!それでもボクらの手ではどうしようもない場所も残っており、引き続き整備が必要であります。まだ大丈夫だけど、この冬の雪次第で道がどうなるか気になります。

 おまけ情報として、気になるヤクシマシャクナゲですが、宮之浦岳を越えて鹿の沢方面はなかなか良さそうです。来年が楽しみだなと。写真は鹿の沢小屋前にあるシャクナゲです。ツボミがたくさん!


 2日目の夜も話題に事欠くことなく永遠とお話会は続きました。いや〜、よくしゃべったなと。

 3日目は小屋の掃除をちろっとしてから、下山開始。移動に時間がかかる場所だけに、なかなかの行程であります。

 というわけで、寒さと熱さがいりまじりながらも、充実した3日間でありました。C隊長、Hさん、Kさん、お疲れさまでした。