満身創痍で縄文杉〜！

　１日アップが遅れましたが、６月１日はお父さん&ミヤコさん&フミ子さん&サナエさん&サッちゃん&ナオちゃんと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜っ！え〜、問い合わせの時からサッちゃんが不安いっぱいな感じでして（笑）、それもそのはず美屋久史上でも一、二を争う平均年齢の高さだったのであります。笑。「無理のない程度に行けるところまで」という合言葉のもと、なんとか縄文杉に会いたいということで、心も道具もフル装備で挑んでまいりました〜！

　と、始発のバスに乗ることができ登山口で朝ごはんを食べて、レッツ縄文。昨日の夕方から続く雨の余韻を感じながらのスタートとなりました。午後からは天候も味方にできそうな予報でして、テクテク歩きました。

　ボチボチ歩きつつ、屋久島トークもしつつ、前進しました。もちろん速いペースではないのですが、みんなでワイワイしながら楽しいトロッコ道でありました。潤う森が綺麗だったなぁ。

　で、トロッコ道をなんとか終え、いざ本番に！ここからが勝負の時であります。ちなみにフルマラソンも走っているサナエさんは余裕ありまくり。笑。この日のために練習を積み重ねてきたという最年長のお父さんも安定の歩きでした。ナイス！

　そんなアグレッシブな山道を進み、ウィルソン株に到着。登山口で情報があったんですが、なんと１６０人の修学旅行生が来るとのこと…。なんとかウィルソン株は混雑から避けれましたが、道中は修学旅行生が賑やかでした。ちなみに一般の登山者と修学旅行生がほぼ一緒の人数。なかなかの人数でした。

　とまぁ、みんなで愛を確認し、かなりペース的に危険な状況だったのではありますが、ミヤコさんも元気ではあったので「遅れたら遅れたでタクシーを使おう！」という作戦に切り替え、上を目指すことに！ここからは全身全霊で頑張っちゃいました。

　時間も時間だったので、大王杉&夫婦杉付近でランチタイムに。この頃には雨も止んでいて、美味しくお弁当を食べれました。なんとか修学旅行生たちも８割近く追い抜いてもらい、ラストの道のりを頑張りました。

　え〜、道中の様子はといいますと、ほぼ修学旅行生で埋め尽くされております！笑。いつもは修学旅行生がいるときに、混雑に巻き込まれないようにあれこれ調整するんですが、本日はそうも言ってられないペースだったので、「大人の修学旅行」ってことで子どもたちとワイワイ登っちゃいました。笑。賑やかな中学生と一緒にいて、僕もちょっと中学生気分（？）になれました。笑。

　そ、し、て…、ウィルソン株付近では少し諦めモードにもなっていたのですが、全員で縄文杉に到着〜〜〜〜！感動のご対面となりました〜！よかった！出発前から色々な困難が直面していただけに、全員で縄文杉の前に立てて感無量でありました。

　お父さんもご覧の通り…。ついつい手を合わせておりました。本日は僕も縄文杉に感謝の念が絶えませんでした！合掌。しばし、縄文杉の前でご歓談。修学旅行生が下山するのを見送ってから、僕らも下山を開始しました。

　下山は転ばぬよう、それでいてそこそこ良いペースで頑張りました！途中で、修学旅行生の女子２人が足を痛めたとのことで、子供達をお抜くシーンも！ウィルソン株ではもう一度みんなで愛を確認し、下山に集中しました。

　バスに間に合うか、タクシーを使うかのデッドラインだったんですが、３時になったのでおやつタイムに。山道を終えた安堵感にコーヒーがしみました〜。笑。結果的に戦いはここからだったんですが、幸せなひとときでありました。

　だいぶ疲れが見え始めてはいたんですが、トロッコ道中盤からミヤコさんの足取りがフラフラな状況に…。所々で休憩を入れ、水分も補給。最後の道のりは手すりのない橋を渡るので、さすがにここは「ミヤコさんを歩かせることはできない！」と思い、みんなにも手伝ってもらい、僕の背中に乗ってもらいました〜！

　最後の１時間は写真を一枚も撮る余裕がなかったのですが、最終便の５分手前に下山完了！感無量〜！涙。まぁ、タクシーでもよかったんですが、バスに越したことはないので、感動のフィナーレでした。制限時間いっぱいいっぱいで帰還できました。振り返ってみると、修学旅行生の盛り上がりや最終便のバスが６月から早めになっていたことなどなど、数々の困難がありまくりで、僕も四面楚歌状態だったのんですが、下山できました。別れ際は熱い握手を交わすことができました。美屋久の歴史に残る（？）縄文杉でした。