2016年7月3日日曜日

夏!始まりましたッ!

 本日はもう屋久島に何度キタかわからないし、ボクもガイドした回数を数えてないアッキーと一緒に大和杉方面へと行ってまいりました〜。昨日より、太平洋高気圧の支配下に入った屋久島…。どう考えても晴れるしかない天気だったので、そんなに早く出発しなくてもいいのに、日の出を拝むべく早起きしちゃいましたッ!日が昇る前にお目当てのスポットに到着して、待機。お見事な朝陽が登場してくれました。アッキーも久々のアウトドアってことで、のっけから気持ちよすぎでありました。


 とまぁ、ランドについてテクテクとスタートを切りました。早めに出発したので歩くのもまったり。アッキーもほとんど運動をしていないということで、さらにまったり。ちなみに昨年の7月にアッキーが来た時は「50年に一度」と呼ばれた大雨だったんです。そんな想い出にふけりながら歩きました。


 朝早い段階の森は最高でして、涼しいのにキラキラ…。まぁ、ちょっと急斜面を登ると燃えてはくるのですが、爽やかでありました。ほんと昨年の大雨とは真逆な展開だったなと。アッキーが一人で来る時はだいたい晴れているような気がするなぁ。笑。


 とまぁ、誰もいない森をテクテク進みつつ、屋久島トークというよりはお互いの近況報告やら雑談トークをしながら歩きました。陽気とあいまって、ゆるい雰囲気だったなと。


 ここのところ、屋久島の登山道をにぎわせているヒメシャラの花。下を向いて歩く訳ですが、にやにやしながら歩けちゃいます。下の写真はいじけているアッキーではなく、ヒメシャラの花を激写しているアッキーです。笑。


 水たまりにもヒメシャラの花が…。ん〜、素通りなんてできません!ほんのちょっとした光景ですが、屋久島の本質的な美しさのひとつかなと。水面に青空がまじりつつ、夏だなぁと。奇麗でありました。


 と、ジワジワと標高を上げて行くと、がっぽり空に穴があいておりました!見慣れぬ風景だなと思ってたら、立ち枯れていたハリギリの木が根っこからガッポリ倒れておりました〜!ん〜、寂しい!この樹はかなりアーティスティックな樹だったので、一つ風景がなくなってしまったんだなと。これもまた自然の摂理。


 その後もペースをあげることなく、余裕の時間帯で大和杉に到着。今日もまたすらっとしつつ、迫力満点のお姿を披露してくれました。素直にすんばらしい屋久杉であります。もちろんゴロンと寝転んだり、まったりしたり、ぼ〜っとしたり…。この標高まで来ると気温もそれほど高くないので、快適そのもの!


 結局の所、本日は誰一人とも森の中ですれ違うことがありませんでした。ヤクスギランド内に戻ってからも一人も会わなかったです。完全貸し切りの森…。贅沢極まりない環境だったなと。


 でもって、本日のゴールはここではなく、そのまま避暑地へ…。この辺はただ写真に語ってもらうことにいたしましょう。


 ほんの一瞬で姿を消しましたが、ヤクシマサワガニちゃんも…。


 なんやかんや、1時間半ぐらいボ〜っとしちゃいました。この上ない環境でした。


 とまぁ、ずっと長居していたい気持ちもヤマヤマなんですが、ボクらはもののけではないので、下山することに。避暑地で過ごした快適環境から、なかなかどうして夏を感じる下山でありました。笑。もう直射日光が当たる所がジリジリすぎて…。ほんの数秒でも夏の太陽光線は強烈でした。空もご覧の通り、夏空!見る分には気持ちいいです。しかし、直射日光は避けたい所です…。笑。


 帰り道は帰り道でなかなか良い汗かけたなと。アッキーも「今までのストレスは全部チャラになった!」と一言…。避暑地での爽やかさと夏の汗で、心身ともにデトックスできたかな!?


 最後は最後でまた川におりて、まったりタイム。もうここまで来ると言葉はいりません!ず〜〜〜〜〜〜っと水の音を聞きながら、癒しの時間でありました。帰る頃には「肩があがるようになった!」とアッキー。素直に身体も屋久島に帰ってきて大喜びしていたのかもしれません。


 というわけで、早め出発が功を奏して、どっぷり森に水に酔えました。昨年の大雨とは打って変わって、大晴れな一日でありました。

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