ちょいとアップが遅れましたが、5年ぶり3度目来島のアズーリと相棒ユウスケと一緒に宮之浦岳〜縄文杉へと縦走してまいりました〜〜!久しぶりのアズーリも問い合わせの時点から気合いが入っており、「体力が心配だけど縦走したい!」と夏の暑さにもまけぬ情熱を燃やしていたのであります。笑。そこにのっかってきたユウスケも気合い十分。何がおこるかわからない縦走は、快晴にてスタートいたしました〜!
のっけから森に太陽が差し込んで、爽やかだったなぁ。同時に頂上付近でカンカン照りだったらどうしようとも思ってしまうほどでした。笑。晴れ過ぎても大変だし、雨が降っても視界がなくなるし、ある意味、バクチ的な夏の朝でありました。
そんな爽やかな朝を象徴すべく、淀川にて朝ご飯。いや〜、贅沢きわまりない、それでいて長い旅のスタートを飾るにふさわしいロケーション!小鳥のさえずりを聞きながら、最高の朝ご飯でありました。なんともキレイでありましたぁ。歩いて1時間ほどですが、満足過ぎて「今回はここで引き返そうか?」なんてほどにイイ感じでした。
とまぁ、その後は汗をかきまくりながら、テクテク歩き。重い荷物もなんのそので、順調に進めました〜。良い感じに雲も出てきて、歩きやすかったです。夏の汗ってなんとも爽快であります。
屋久島トークをしたり、雑談したり、進んで森林限界付近の投げ石平に到着。視界は開けているけど、猛烈な暑さもなく、良い風ふいておりました〜!快適。思わず、まったり休憩。2日間の流れとして、歩くのはいい感じのペースで歩き、休憩はガッツリ。メリハリが利いておりました。
たまに雲が抜けて太陽が差し込みつつも、基本的には直射日光に当たることなく、歩けました。山並みも出てきたり隠れたり。シャッターチャンスが突如現れるので、ある意味、休憩時も余談を許しませんでした。笑。
そして、宮之浦岳頂上付近に来ると青空が!絶景もまっているけど、灼熱地獄もまっている〜〜〜!笑。といいつつも、風が応援してくれ、太陽なしの青空だったり、なかなか都合のいい感じでありました。
そんなこんなで宮之浦岳登頂完了〜〜〜!今日の天気を象徴すべく、ドバ〜っと視界が開けたり、また雲の中に入り白い世界になったりと、都合の良い天気でした!笑。景色が見れてよかった!登山者も全体で10人もおらず、頂上は貸切でした!ないっす〜。
でもって、ときたま灼熱地獄になるので、岩陰に隠れてランチタイムに。まぁ、直射日光が当たる時も多々ありましたが…。笑。ここで発覚したのが、ユウスケが生粋の晴れ男とのこと。対するアズ〜リは雨女!二人の合作とも言える天気だったのかなぁ。笑。何はともあれ、頂上でまったり達成感を味わいました。
ランチ後は身を引き締めて下りの道のりを。日帰りでは味わうことのできない景色を楽しみました。永田岳も相変わらずかっちょよかったなぁ。
そんな感じでテクテク歩きつつ、平石に到着。宮之浦岳の山頂から見ていたら、この辺は風が吹いても雲がずっと停滞していたので、白い世界でありました。これはこれで絵になるところがいいなと。直射日光もなく、良い風に吹かれました。
と、頂上付近から新高塚小屋を目指すんですが、ここのネックは水場という水場がないことで、ユウスケのペットボトルがほぼ空に!それまでに3リットルは飲んでいるんじゃないかというほどに飲みまくっていたんですが、3リットル以上は汗が出ている感じでもありました。笑。身体の水分はきっと屋久島の水に入れ替わっていたのではないかと…。笑。森林限界からまた森に帰ってきて、水を求めるかのように歩きました。
順調なペースで進めて、新高塚に到着!水もあってホッと一息できました。すかさずまったりブレイクタイムに。ひからびそうだったユウスケも蘇りました!時間を見るとまだまだ余裕があり、さらに進めそうな感じ。明日を楽にするために、高塚小屋まで歩くことに決定しました。
夕方近くになってくると西日が差し込む道のりでは、朝とはまた雰囲気の違う木漏れビームも出現!重い荷物を背負って、だいぶ疲労も出てきているとは思うんですが、二人ともまだまだ笑顔が残っておりました。このめまぐるしく風景が変わっていく縦走路は景色に飽きることがなく、楽しすぎるもんなぁ。まぁ、2日目のトロッコ道は例外ですが…。笑。
そんな下り道に集中しつつ、無事に高塚小屋まで下りて来れました。まだ夕陽の時間にもならず、ナイスなペースでありました。と、ここからは快適な夜を過ごすための準備でテントを設営したり、汗だくになったティシャツをお色直ししたり、あれこれしてましした。ボクも知り合いのガイドKくんとワイワイしゃべっていたんですが、突如期待していなかった夕陽の雰囲気が出てきたんです!ボクとKくんが慌てて、みんなを呼びに行きました。笑。強烈な光は一瞬で、ガイドしか見ていないという状態になってしまったものの、なんだか幻想的で神秘的な風景も堪能できました。高塚小屋付近の夕陽の時間帯は気を緩めてはいけませんね。笑。
そんな良い雰囲気の森を堪能した後は、パラパラと雨が降ってきたので、まずは縄文にご挨拶。あずーりは6年ぶりの再会で6年分太くなっていたそうです…。笑。ユウスケもお初のご対面にご満悦でありました。夕ご飯は東屋で、今日一日を振り返ったり、あれこれおしゃべりしたり、良い時間でありました。
そして、その日の夜はというと、就寝してからずっと雨モードに。ある意味、雨の音を聞きながらいい感じだったのではありますが、想定以上に雨が降りました。2時過ぎぐらいか、そこそこ強く降った時間もあったので、あずーりも置きたら身体反面濡れていたようです…。ここはあずーりの雨女っぷりが発揮されたのかな?笑。
でもって、一夜あけると朝は濃厚な霧の中でありました。雰囲気抜群。朝焼けの縄文杉はばっちり見えませんでしたが、良い朝でした。と、昨夜の夕ご飯に引き続き、東屋で朝ご飯。これがまた落ち着かない朝ご飯でして、まさかの太陽光線が!もの凄い雰囲気でした。光は強くなったり弱くなったり…。朝ご飯も食べたり手を止めたり…。笑。目が覚めたなと。
朝ご飯を食べてから、縄文杉でまったりタイム。昨夕がんばったおかげで、時間をたっぷり使えました。しかも、完全貸し切り空間でボ〜っと…。なんとも至福の朝だったなと。
下山は雨上がりの森を歩きました。もうこれが最高ってなんのって!キラキラモードマックスでして、わ〜わ〜声を出しながら歩きました。狙っても狙えない天気の展開でありました。
ウィルソン株付近で、日帰りの縄文チームとすれ違うもののそれほど多くはなく、快適に愛の撮影会ができました。この辺もキラッキラな森が最高だったなぁと。
濃厚な山と森を終え、トロッコ道に戻ってきました。ここからは歩くのは楽だけど、今までのような森はありません!ある意味、ドキドキする魂を抜かれた感じでして、ぼ〜っと歩き。無言でした。笑。
その後は日帰りではちょっと寄り道できない所で、遊びました。たっぷり2時間以上至福のひとときでありました。水と戯れたり、昼寝したり…。この上ない時間だったなぁ。もう言葉も無意味になってしまう空間でありました。
で、最後のトロッコ道なんですが、数日前からガイド内のFacebookでちょいと盛り上がっていた花が咲いております。「うばゆり」というユリでして、10年以上この道を歩いているボクも見るのは初めて!(本州ではそれほど珍しい植物ではないと思います。)というのも、この花は鹿が茎を食べてしまうらしく、鹿が増えていたので見れなかったのです。今年は鹿が激減している状況で、10数年ぶりに開花!ある意味、貴重な瞬間だったのかなと。ちょっと花は終わりかけですが…。笑。
そんなウバユリにボクだけ興奮しつつ、ゴールが見えてきました〜〜〜!七転八倒、七転び八起き、紆余曲折に抱腹絶倒な縦走のゴールが…。思い返したら、天気の演出もあって走馬灯のように記憶が蘇ってきてしまいます…。ん〜、いつものごとく、楽し過ぎたなと。
というわけで、無事に長い長い道のりを歩き終えました〜〜!笑顔も極上の笑顔にて完了〜〜〜!神々の山、太古の森を経て、現代社会に戻ってきてしまいました。笑。内容が内容だけに、充実し過ぎな一泊二日の縦走路でありました。
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