GWですが、人のいない森へ…。

　本日も元気いっぱい、屋久島５度目のミホちゃん&連れのイッチー、屋久島２２度目のクロダさん、屋久島３度目のコウヌシさん、屋久島２度目のメグミちゃんと一緒に、ディープな森へと行ってまいりました。クロダさんの「２２度目」は「２」の間違いではなく、本当に「２２」度目です。屋久島の虜であります。笑。

　とまぁ、おしゃべり好きが揃ってしまったので、朝の車からしてワイワイモードに…。それぞれにそれぞれの屋久島があるなと。コウヌシさんはボクが初めてガイドするんですが、車の中ですでにワイワイできました。まぁ、イッチーは初屋久島なんですが、自然関係の仕事をしているので、前日も太忠岳に登っているので屋久島モードのスイッチは入っておりました。

　歩き始めて５分で、鹿の沢渡りの光景が…。激減中の鹿ですが、今日も数頭に出会う事ができました。まぁ、みんな鹿も見慣れているので、そんなにリアクションはありませんが…。笑。

　昨日に引き続き、快晴モードでありまして、朝から木漏れ日１２０％のヤクスギランドでしたぁ。まぶいってなんのって…。まぁ、苔は乾きつつあるのですが、この理想的な朝に免じて、目をつぶるしかないなと。ちなみにミホちゃんと幾度となく一緒に歩いていますが、ほぼ晴れでして、さらには大晴れなパターンが多いんです。不思議なもんであります。リピーターさんによっては、毎回大雨というパターンもあるんですが…。笑。

　橋の上からも５人+ボクのシルエットがしっかりと…。ボクら付近だけは賑やかですが、森はいたって静かでありました。

　と、テクテクとランド内を歩いていたんですが、東屋に見慣れぬものが…。

　写真を拡大すると、なんと新鮮なバナナがッ！何かの罠かもしれないと思い、とりあえずそのままに…。怪しい光景でした…。笑。なぜ、一本だけバナナが…。

　とまぁ、バナナは置いといて、ディープな森へレッツゴー。みんな屋久島な人間なので、ちょっと突っ込んだ屋久島トークなんかもしつつの、森歩きでありました。

　お昼ぐらいからはちょっと雲がかかったものの、午前中は雲一つない天気でありました。いや〜、晴れてました。なんだか晴れたこのルートを通るのは久しぶりだなぁ。雨が似合う森なんですが、晴れもいいなと。笑。

　とまぁ、無名の屋久杉たちにご挨拶しつつ、上を目指しました。途中からクロダさんのサブ機も登場。前回はフォトジェニックなガイドだったので本気カメラだったんですが、今日は軽量システムで森を激写しておりました。

　それにしても、GWだというのに、ほぼ貸切的にこんな森を歩けるなんて、ガイドとしても嬉しい日であります。今日も縄文杉の登山バス乗り場は盛り上がっていたので、仲良しガイドにはちょっと申し訳ないなぁなんて思ってしまいました。笑。まぁ、明日もGW後半戦も縄文杉へ行きますが…。笑。

　でもって、今日はゴールではない、通過点としての大和杉に到着〜！すらりとしたいでたちが今日もナイスでありました。なんとも美しい木であります。

　で、ここからは通常のコースメニューにはない感じで攻めました！それなりにキッツイところもあるんですが、みんなハッスル！良い汗かけました！

　まぁ、道草と寄り道を多数しつつ、サクサクとは歩けませんでしたが…。笑。

　そんな感じで本日のゴールである沢に到着〜！いや〜、今日も最高でありました。森の中の開けた空間…。それでいて、誰もいない空間…。贅沢だったなと。

　すかさず靴を脱ぎだしたり、水と戯れたり、平和な時間でありました。自然を前にすると大人も大人ではなくなる瞬間でありました。

　一通り遊び終えた所で、ランチタイムに。たまに光が差し込んだんですが、それでも長時間動かないでいると、けっこう寒かったです。ここでボクの渾身のミス！なんと我らのみそ汁を忘れてしまったのです！ジーザス！そんなミスもあり、ランチ後にコーヒー&ココアタイムでまったりしちゃいました。笑。ユルい時間でありました。

　長居しつつも、下山開始。するといつもじゃない森が！なんと、泊まりがけと思われる登山者が全部で１０人ほどすれ違ったのです！この森で１０人も人とすれ違うなんて、さすがGW！笑。

　とまぁ、そんな感じでヤクスギランド内に戻ってまいりました。メグミちゃんは登りよりも下りが疲れた〜！といいつつも、負傷する事なく下りて来れました。晴れていたので、ダイナミック系な荒川まで歩いて、ブレイクタイムに。自由時間といったところで、ゆるゆるでした。

　こんな時は傷病者も…。森と川の気持ち良さで人は倒れます…。笑。

　と、ユルい時間を過ごしつつ、最後に仏陀杉にご挨拶しにいったら、２歳児のちびっ子がお父さんにロープでつながれて盛り上がっておりました〜！元気いっぱいな子でした。笑。装備がアウトドアブランドもので揃っており、ほんとかわいい子でした。

　そんなこんなで無事に下山完了。いっぱいしゃべって、いっぱいダラダラして、いっぱい森の空気を吸い込んで、ディープな森を楽しめました。GWではありますが、混雑とは無縁の空間が最高な一日でありました。