2016年5月22日日曜日

後遺症と闘いながらも…。

 本日は昨日に引き続き、カナちゃん&リョウちゃん&ツッチー、ツバサちゃん&ショウちゃんと一緒に白谷〜太鼓岩へと行ってまいりました〜!朝、宿にお迎えに行くと、全員が全員、縄文後遺症に…。膝の裏が痛い、ケツが痛い、身体が重いなどなど、昨日の格闘ぶりを物語っていたなと。縄文杉でワイワイ歩いたにも関わらず、朝の車はシ〜ン…。誰もしゃべることなく、静かな朝でした。笑。

 天気の方は曇り空で、雲も高い感じ。太鼓岩の景色も可能性があるなといった雰囲気でした。とりあえず、全員重い足を前に出して、レッツ白谷!


 入り口付近からちょこちょこ咲いていたのですが、銀竜草(ぎんりょうそう)が只今咲いております!なんとも妖艶な感じで可愛いなぁ。しかも、例年よりも咲いている箇所が多く、イイ感じでありました。


 と、一度歩き始めてみると、雨上がりの良い森がお出迎え。まぁ、身体はボロボロに近い状態であるものの、景色から歩く力をもらいつつ、前進できました。苔たちもたわわに雫ちゃんを実らせていて、キラキラな森でした。雨上がり最高!


 苔の沢もいつもながらに美しい水を流しておりました。足はなかなか前に出ないものの(笑)、みんなの上半身はどんどん元気になっていくようでありました。とりあえず、最大の目標である太鼓岩を狙い、ユルめのコースで歩きました。ハード系だと上まで行けない可能性もあったので…。笑。


 苔むす森付近も極上の緑色が広がっておりました。今日は日曜日ということもあり、そこそこの人出。場所を譲り合いながら、the屋久島な光景を楽しめました。普通の山だったら、みんな歩けなかったのでは…。美しき風景があるからこそ、歩く力がわいてくるなと。


 とまぁ、美しき森なので歩いては止まり、止まっては歩き、まったりペースで進みました。一番、重傷に見えたリョウちゃんも愛機のミラーレスカメラでパシャパシャと快音を響かせておりました。


 上がらぬ足を上げつつ、ランチ前に太鼓岩を狙いました。いや〜、みんな最後の急斜面を本当にがんばったなと。やればできるッ!やらなきゃできない!って感じで、良い汗かけました。


 そして、目的地の太鼓岩に到着〜〜〜ッ!悲鳴にも近い感じで、大興奮のパノラマが広がっておりました〜!ボクもここまで視界が開けているとは思わなかっただけに、アドレナリンが放出でありました。ツッチーも「今までの山登りで一番だわ!」と一言。宮之浦岳までしっかりと見えました。リョウちゃんも「もう涙が出そう…」と感動気味。まぁ、涙は出ていませんでしたが…。笑。


 こんなにも絶景だったので、しばしのんびりタイム。風もほとんどなくて平和な太鼓岩でありました。疲れきった身体でも歩く価値のある風景。逆を言えば、がんばればがんばるだけ、そのがんばりに答えてくれる屋久島だったのではと。なんとも爽快でありました。


 と、ボクらが到着した時は貸切空間だったのですが、そこそこ人も増えてきたので、ランチのために下山開始。岩屋までおりてきてからお弁当を広げました。暑くもなく、寒くもなく、平和なランチタイムでありました。


 とまぁ、お腹も満たされた所で下山開始。だいぶ足腰にも来ていたので、ハード系のコースに行くか、ボクも迷ったので、みんなが行きたい方を選んでもらいました。すると、迷いに迷いつつ、多数決にてハード系のコースへ!素晴らしい!みんなにこんな力が残っていたなんて…。笑。「迷った時は辛い方を選ぶ」…。ん〜、人生の教訓とも言えるかなと。笑。


 そんなみんなの英断に答えるべく、森がモリモリしていて、良い森歩きができたなと。2日間を通して、森がぐっと身近に迫ってくる感じがナイスでした。まぁ、ちょっと後悔気味の人もいましたが…。笑。沢まで歩いて、ブレイクタイム。水と戯れながら、まったりした良い時間だったなと。


 最後の方はもうみんな吹っ切れたのか、新しい境地に達したのか、はたまたクライマーズハイになってしまったのか、笑顔満点で歩けちゃいました。ある意味、今までの自分を超える事ができたのではと…。笑。


 そんなこんなで無事に下山完了〜〜!朝はどうなるかと思いましたが、終わってみれば身体は疲れても顔は笑顔という、屋久島の正しい遊び方ができたなと。今日もワイワイしつつ、内容の濃い、充実した森歩きな一日でありました。

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