屋久島フォトコン準グランプリ！

　本日は台風明け一発目のガイドでヘビーリピーターのみ〜ちゃんと一緒にNO YAKUSHIMA NO LIFEをしてまいりました〜。み〜ちゃんは今年のシャクナゲシーズンにも来島しております。で、今回の来島は山登りがメインではなく、第五回「あなたが選ぶ屋久島写真コンテスト２０１４」の授賞式で来島したのであります！そうです、み〜ちゃんが今回のフォトコンで準グランプリの栄冠を頂いたのでありました〜！やった〜〜〜ッ！個人的にはグランプリだったなと。詳しくはこちらをどうぞ！http://yakusugi-museum.com/yakushima-photo/500-contest-2014.html

　とまぁ、授賞式は夜なので、ちょっとユルめの山歩きをすることに。受賞作品が淀川の鹿だったので、ボクがどうしても淀川を通りたく、お任せルートでのガイドでありました。そして、淀川登山口から歩くと、のっけから台風の爪痕がッ！それほど太い木ではなかったのですが、完全に登山道をふさぐ倒木。小さな倒木は多数あり、み〜ちゃんとしても通い慣れた道ではありますが、ちょっとドキドキ感のあるスタートとなりました。

　朝から快晴モード抜群でして、木漏れ日を浴びながらテクテク歩きました。下の写真の所は今まであまり光が入り込まなかった所なのでこれまた倒木がある場所なんだなと。葉の数も減っておりまして、なんだか明るさを感じる森でありました。

　とまぁ、随所で倒木をクリアしつつ歩きました。下の木はユズリハの生々しい倒木。山もかなり風が吹き荒れたんだなぁと。

　そして、我等が淀川に到着。橋の上も杉の葉がたくさん。嵐を物語っておりました。しかし、肝心の淀川はというと、大増水後だけに水が超キレイ！いつもキレイですが、今日はとびっきりでありました。み〜ちゃんの準グランプリを祝うかのような透き通った水でした。

　その後も道を塞ぐ倒木をクリアして、上を目指しました。

　天気も上々で、トウフ岩もくっきりどっきり。気温も低くてなんとも爽やかな感じでありました。急な登りでもほとんど汗をかかずに良い空気だったなと。

　小花之江河にて準グランプリ作品を生み出したカメラです。数々の名場面を激写したみ〜ちゃんの愛機です。

　とまぁ、ほとんど人ともすれ違うことなく、テクテク歩きをしました。湯泊歩道をチロッと歩いて景色の良い所へ。雲がかかってきていましたが、視界良好でして素晴らしい眺めでありました。

　すると足元にハナヤマツルリンドウがまだ残っておりました。花がほとんどない時期だけに、輝いておりました。花好きなみ〜ちゃんも「花あった〜！」とはしゃいでおりました。

　その後ものんびりまったりして花之江河で黒味岳を見ると、ひつじ雲（高積雲）がナイスでありました〜。しみじみと秋の空だなぁ〜と。雲が高くて爽快でありました。

　でもって、それほどハードな山歩きではないので、ほとんど休憩なしに淀川までおりてきて、のんびりブレイクタイムに。帰りは帰りで光の角度が変わり、叫んじゃうほどに綺麗でありました。もちろん周りには誰もいなかったので、ボ〜っと美しさに酔いしれることができました。さすがに今回は鹿は出てこなかったです。それでもみ〜ちゃんは過去に２回この場で鹿の沢渡りを見ているんです。写真の素質というのはその場に居合わせることも実力のうち。もってます、み〜ちゃん。だてに屋久島ヘビーリピーターやってるわけではありません！

　今日の水は本当にキレイで写真じゃぁなかなか伝わらないのですが、適当に撮った写真をどうぞ。川底の沈殿物がほとんどなく、抜群の透明度でありました。ちなみに垂れ下がっているナナカマドの葉は半分以下にまで減ってます。紅葉はそれほどでもないかなと。

　そんな美しき淀川まったりタイムを過ごしてから、登山口へ向かいました。すると、朝は倒木で迂回していた場所も、そうでない倒木の場所もキレイに処理されておりました。早いッ！この場を借りて厚く御礼申し上げます。切り口の香りがナイスでした。

　そんなこんなで無事に下山完了！予定通りの時間に戻って来れました。なんといっても今回は授賞式がメインですから。

　で、朝は光が弱くて写真に撮らなかったのですが、帰りにでっかい倒木を激写。１週間ほど道を通行止めにしていた犯人であります。なかなかデカかったです。岩を抱え込んだまま倒れておりました。直径１m５０ほどのツガでした。他にも道路すれすれで土砂崩れがあった場所もあり、ここは早急な補修工事が必要な感じでした。道路そのものが崩れなくて本当によかったなと。ちなみに小さな崩れは数しれずです。

　というわけで、授賞式前の準備運動完了！爽やかな風に吹かれたので、準グランプリ受賞スピーチもさぞ爽やかにしてくれるはず！いろんな意味でニコニコな一日でありました。そして、最後にもう一度、み〜ちゃん準グランプリおめでと〜！（しつこいか？）