本日はもう屋久島に4〜5回来島で、宮之浦岳に2回登っているカオルちゃん&チハルちゃん姉妹と一緒に黒味岳に行ってまいりました〜!早朝、お迎えに行く時は予想通りの大雨!ボクの代車もワイパーマックスで宿へ行きました。
で、淀川登山口に着くと、大型バスが一台。そうです、現在観光協会主催のしゃくなげ登山開催中でありまして、2組のパーティが同じく黒味岳を目指す所でありました。今年で第32回でありまして、長い歴史があるイベントであります。それでも全員集まるとそこそこの人数なので、ボクらは後から出発することに。
と、歩き始める事数分。ひとつめのシャクナゲが花開いておりました。完全に開ききって白いお花であります。咲き始めの濃いピンクに比べると、ヤクシマシャクナゲらしいドキドキする色味ではありませんが、やはりいいもんです。ちなみに昨年も同じ時期に2人は宮之浦岳へ行っているのですが、その時の様子は下記のブログをご覧ください。咲き誇るシャクナゲに、青空がまぶしかった日でありました。http://biyakublog.blogspot.jp/2012/05/blog-post_29.htmlで、カオルちゃん&チハルちゃんも姉妹なだけに、写真を撮る角度が同じです。
さらに歩くこと数分、大杉の前でも角度は一緒です!息がぴったりだなと。
今はシャクナゲが目立っていますが、他の花々も元気いっぱい。フタリシズカの群衆も見事でありました。さらには雨に濡れているので、輝きが増したまりません。
そして、我らが淀川に到着!もちろん昨夜からの雨で増量中!帰りにはほぼいつもの水量に戻っておりました。カオルちゃん&チハルちゃんは3回目の淀川ですが、ここまで増量はお初でした。さらに上を狙いたい?ものです。
と、テクテク歩いていると、道脇から見慣れぬ光景が!ほんの1センチぐらいの穴から、湧き水が出ておりました。他にも探したのですが、ここだけ。なんともかわいらしい湧き水ポイントでした。
でもって、今年のシャクナゲは森の中でもそこそこ咲いているのですが、後半戦になってきているので落ちている花も多数。逆に落ちている所の上を見上げると、まだ咲き残っている花を見つける感じでありました。落ちた花もまた素晴らしい。
もちろん撮る角度は一緒です。笑。
そんな道のりなのではあるのですが、登山道は小さな沢状態。昨夜から朝にかけての名残だったなと。
でもって、花之江河に到着。昨年は晴れまくっていましたが、今日は霧が深い幻想的な雰囲気でした。コケスミレも咲き始めております。毎年同じようなアングルで撮っている気がするのですが、今年もどうぞ。花のサイズは1センチありません。
ところどころで終わりつつあるシャクナゲですが、落ちた後も雨の日は美しい!おしべにま〜るい雫ちゃん。雫フェチにはこれまたたまらない光景だなと。
とまぁ、順調なペースで一気に頂上へ!朝の天気からすると風が強いものの、なんてことなく登れてしまいました。もちろん視界は真っ白〜〜〜ッ!それでもテンションが上がっている2人です。
そして、ドラマはここからでした。しゃくなげ登山隊が到着して数分。ボクらが風をよけるために岩陰でランチをしていると悲鳴に近い叫び声が!ななんとさっきまで厚〜い雲に覆われていた山々が、一気に開けてしまったのです!数分前はなんだったの?と言わんばかりの急な展開。
思わず、シャクナゲが咲いている所に行き、シャクナゲと宮之浦岳と永田岳であります。若干、シャクナゲに元気がありませんが…。
そんなスペシャルな展開になって撮影大会に。今日は防水デジカメで大きなカメラを持ってこなかったカオルちゃん…。そのかわりリュックにしまっていたスマホを取り出して、ワイワイ撮れました。
とまぁ、若干寒くなってきたし、ドラマも落ち着いたので下山開始。ボクらが下山する頃にはまた宮之浦岳が隠れていきました。しかし、朝の雨も止んでおり、花之江河まで戻ってきて、レインウェアを脱ぎました。しゃくなげ登山隊とまた一緒になり、全員でレインウェを脱いだのですが、しゃなげチームのガイドであるC隊長が「屋久島はレインウェアを着ると雨が止んで、脱ぐと雨が降るんですよねぇ〜」なんてみんなで笑っておりました。
そんな感じで体が身軽になって、登山口へと向いました。すると…、淀川に着く頃にはまた良い雨が降ってきました〜!そうです、レインウェアを脱ぐと雨が降る…。これぞ屋久島の森であります。そのまま小屋の屋根の下でブレイクタイムに。ユル〜い時間となりました。
そんなこんなで、朝の大雨から、頂上でのドラマ、そして定番の雨という展開で、めまぐるしくて、屋久島の醍醐味を1日で楽しめてしまいました。
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