なんでもありの天気でした。

　本日も元気はつらつ、ケイちゃん＆サッちゃんペア、キダミちゃん、ハナちゃん、アイコちゃんと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜。実は今日のメンバーはというと、全員「民宿ふれんど」に泊まっているというつながりだったのであります。朝からとある青年が路線バスに乗り遅れてしまって困惑していたので、登山バス乗り場まで一緒に行く事に。旅は道連れですなと。そんな感じなので、車の中からしてボクが話に割り込めないほどにワイワイしておりました。

　で、登山口に着くと、なかなか雨が来襲。夏の雨はいいもんです。青年ともここでお別れしてレッツトロッコ道。そして、何を隠そう、アイコちゃんは愛子ちゃん。縄文ルートには全国の愛子ちゃんをしびれさせる道のりであると言ってもいいでしょう。愛子橋、愛子沢、愛子杉、愛子岳…。愛子シリーズが目白押し。残念ながら、メインディッシュの愛子岳は雲の中に隠れていましたが…。下の写真は愛子橋付近です。アイコちゃんも俄然テンションが上がっておりました。自分の名前があちこちにあるなんて、良い名前であります。

　雨は降ったり止んだりで、８月らしい感じ。青空が出たなぁ〜と思ったら、ぱらぱら降ってきて、傘をさしたり、しまったりしながら、テクテク歩きました。レインウェアはどしゃぶりではないので、着ませんでした。ハナちゃんが登山口でレインウェアを着るか着ないかでかなり迷いましたが、結果として着なくて正解だったなぁと。

　テクテク進みつつ、順調にトロッコ道終了。山道に突入するや、潤いまくりの森が広がっておりました〜。屋久島の森は雨があってこそだなと。ヒメシャラもつるつるぴかぴかでセクシーさを助長させておりました。

　でもって、ウィルソン株に着くといい感じに木漏れ日が入ってきてこれまた森がピカピカ。愛の撮影会にも力が入りました。サッちゃんとケイちゃんもハートをゲットできて「なんか元気が出た！」と。これほどまでに人を幸せにしてしまう切り株も地球上にはないのではないかと…。ん〜、死してなお人に力をわけあたえてくれるんだなと。

　でもって、ここからの急斜面も汗だくになりながら、無難なペースで登りました。今日はやや湿度高めだったのですが、立ち止まると快適な気温だったので熱中症になる事なく難所をクリアできました。

　全体の登山者はボチボチと行った所で、５００人ちょい。ときどき、長い行列のすれ違いで休めぬ状況がうまれつつも、ランチ後は一気に縄文杉まで突っ走りました！

　みんなで歓声をあげつつ、元気にご対面。ん〜、今日という日も縄文様は力強かったなと。キダミちゃんも「来てよかった〜。これは来る価値あるね」と。長い距離を歩いてこそ会える屋久島の重鎮です。人混みに飲み込まれても、どしゃ降りになっても、危険じゃない限りは歩く価値があるもんです。「つらい」だの「大した事なかった」だのいろいろと世間で噂は流れているようですが、縄文杉はやっぱり屋久島のシンボルなんだなぁと。

　降ったり止んだりしていた雨も楽しみつつ、しばしのんびりしてから、下山開始。帰りはサクサクっと歩きました。子宝杉でスズキ家の子宝祈願。近々かと思います…。ちなみにスズキペアはというと３日連続登山中でありまして、問合せの時に心配だった体力もなんのそのでありました。

　途中、アイコちゃんの１コケがあったものの大事には至らず、順調にトロッコ道まで戻ってこれました。下りはみんなで先頭を交代しながらサクサクと風を切りながら進む事ができました。ハナちゃんはマラソンガールなので、先頭に立った時に今にも走りそうな勢いでありました。下の写真は別に走っているわけではなく、写真の撮り方でちょいと速度感を出して過剰表現をしております。

　でもって、時間にも余裕ができたので沢にてブレイクタイム。アイシングをしつつ、沢の音に心の汚れ？も洗い流されて、実に良い時間となりました。

　そして、青空が広がっていたので、唯一見れなかった愛子岳が見れるかと思いきや、そこだけ雲がかかっておりました…。残念…。と思いきや、最後にチラリズムでなんとかその姿を見る事ができました〜！すぐに雲の中に消えてしまいましたが、シリーズが完結してよかったです。

　というわけで、車に乗ったときから車を降りるときまで、一日中ワイワイガヤガヤなんでもありの天気の中を歩いてこれました。登山口に戻ってからも、行き以上にみんなの笑顔が素晴らしかったです。