本日はまたもや晴れてしまった天気の中、オヤマさんと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜。実はオヤマさん、東北出身でして、昨年の全く同じ時期に屋久島来島を企画していたのですが、大震災の影響で来れなかったんです。一年がたち、元気を取り戻すべく縄文杉へ出発したというわけなのであります。
そんなオヤマさんを歓迎するかのように、小杉谷周辺は山肌が新緑ベースに山桜も残っておりました。トロッコを歩いていると、ここ数日の強い風で吹き飛ばされてしまった桜の花が丸々落ちておりました。ん〜、可憐であります。なぜゆえにボクらは桜に惹かれるのか…。なんとも哲学的なテーマであります。
で、問い合わせの時点から「体力に自信がないんですよ〜」と言っていたオヤマさんでありましたが、聞けば聞く程に普通の人よりも運動量は多く、トロッコ道もサクサク。三代杉周辺でふと振り向くと、木漏れ日がトロッコ上の板を照らし、お美しかったです。つい最近新カメラをゲットしたとのことで、カメラの話をチロッとしながらパシャパシャ撮りました。ん〜、最近のカメラは本当に良くできている…。
そんな感じで順調に山道へと突入し、快晴の森へ。いかんせん苔は乾きまくっていて、可哀想でしかたありませんでしたが、坂道を登る時の体のホテリと気温の低さがあいまって、絶妙な心地よさでありました。ウィルソン株もボクらが到着した時は完全貸し切りで、贅沢な空間。「空いている時期を狙いたい!」と昨年から言っていただけに、完璧だったかなと。
そんなオヤマさんなので、急斜面もサクサク順調。「筋トレ、筋トレ!」とかけ声を出しつつ、「乳酸が〜〜〜!」とわめきながらも、急斜面を軽くクリアできました。さすがです。この辺から「行けるかも!」という笑みがオヤマさんの顔に現れてきたのであります。
そんなのりで、道草を食いつつ、テクテク歩いて、自然な流れのままに縄文杉へ到着ッ!一年越しのリベンジがかないました〜。いや、この一年という凄まじい時間を過ごしたからこそ、今日の歩きがより輝きを増したのかもしれません。10分ぐらいしか展望デッキに滞在しないグループがたくさんある中、ボクらはお腹の減り具合が許す限りデッキでボ〜っとしました。今日も縄文杉はその存在感を遺憾なく発揮しておりました。
でもって、晴れた日の恒例ランチスポットになりつつある場所で、ひなたぼっこしながらランチタイム!なんと!久々にボクはお弁当を忘れてしまったのですが、快適すぎる空間で眠気がマックスレベルに…。気持ちよかったです。
そんな快適な空間をあとに、下山開始。なんだか今日はず〜っとしゃべりまくって歩いていた気がするのですが、気がついたらトロッコ道まで戻ってきておりました。ヤロー2人でワイワイ楽しき森歩きでありました。
で、時間的に余裕がうまれたので、ちょいと時間のかかる寄り道を…。人生は寄り道が楽しいわけですが、今日という日も寄り道が良い時間でありました。オヤマさんは渓流釣りもしていたようで、安房川がツボにハマりあっちへこっちへ軽快なフットワークを披露しおりました。さらに、オヤマさんのウェアの色とカエデの新緑が絶妙なコラボレーション。まさに春のコーディーネートで山肌と一体化していたのであります。
そんなこんなでのんびりボ〜っとしつつも、見本のような歩きで、無事に下山完了!当初の不安をよそに、笑顔満点、体力も余って(?)のゴールでありました。一年越しのリベンジは大成功となりました。
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