2011年10月14日金曜日

雨ときどき豪雨、所により暴風雨でした。

 本日も元気モリモリ、レゴとエイちゃんと一緒に白谷〜太鼓岩へと行ってまいりました〜!前日より大雨になる予報があり、エイちゃんはちょいとビビっていたのですが、明けてビックリ、里は虹が出るほどでありました。まさかの展開。ちょいと電線が邪魔ですが、一応、人が住む世界なので、これも仕方ないかなと…。

 で、そんな青空が垣間見える道路を走り、駐車場に着くと、やっぱり雨〜〜〜〜ッ!すかさずレインウェアを装着し、スタートです。ちなみに本日は写真の右下の黒い車です。美屋久を支えるハイエース君は入院中です…。

 雨はほどほどな感じで、早朝に降ったであろう雨で川はちろっと濁り気味に。このくらいだと森が潤いまくっていてたまりません…。どこを見ても雫だらけ…。この潤いは何ものにも代え難いなと。そんな潤う風景をさらにワビサビの世界に誘ってくれるのが、サザンカの花道!ただ今、登山道沿いを美しく飾っております。濡れ具合が良いです。

 とりあえず、雨もほどほどで、川も増量していなかったので、まずは原生林へ。大雨が降る予報の時はちょっと注意が必要な道のりです。余談&雑談を繰り返しながら、テクテク歩いていると…、猿が登山道のど真ん中に!現在、猿も鹿も発情的な愛を語り合う季節なだけに、あちらこちらで奇声?が聞こえます。メスが追っかけられておりました!猿の世界にもいろいろとドラマがあるんだろうなぁ。

 そんな原生林を楽しみつつ、沢でブレイク。ん〜、緑の壁も一段と潤いを増し、小雨の中でボ〜っとひととき。この緑は永遠に不滅です。

 意外と雨も降らない道のりをワイワイ歩き、苔むす森付近へ来たら、大雨がっ!ちょいと沢の増水に木を配る必要があるレベルの雨でした。そんな中、ちらっと太陽光線が差し込み、森が輝く瞬間もあり、実にお美しかったです。雨が似合うなぁ、この森は。

 そして、ここからはちょっとガンバって、グイグイ登りを頑張り、太鼓岩付近で唯一の屋根となる岩屋でランチに。大人数のご一行さまが岩の中でランチをしていて、なんだか大昔の洞穴式住居のようにも見えてしまいました。

 で、ランチ後は迷わず、嵐の太鼓岩へッ!梅雨の雨と風に比べたら、なんてことはないのですが、久々に暴風雨の太鼓岩となりました〜!サイコ〜ッ!もちろん良い子は真似してはいけません…。あくまで安全に楽しめる範囲というのが重要です。
 それにしても、気持ちよかった〜!南から吹き上げてくる雨だったので、全然冷たくなく、気持ちよかったです。もちろんバタバタバタバタ〜と大粒の雨がレインウェアを刺激するのですが、それがまたナイス。加えて、想定外に岩の下の風景が広がっていて開放感も抜群ッ!のんびりはできませんが、この刺激は何度体験しても止められないなと…。フフフ。レゴも「雨っていいなぁ〜」とポソッと口にしておりました。きっとレゴの心の奥底で小さい頃に雨が楽し過ぎた日の思い出がうごめいていたのかもしれません。

 とりあえず、10分と太鼓岩にいることはできなかったのですが、みんなでワイワイ楽しんで下山開始。楽しかったなぁ〜。
 帰りは沢の増水もちょっと気にかかっていたので、サクサク順調に歩きました。苔むす森付近は相変わらずの緑が脳みそまで緑に染めてしまうかのような世界でありました。思わず、ボクの赤い傘をエイちゃんに渡し、モデルになってもらいました。濃厚な緑の世界にまるでツバキを彷彿させるかのような赤い傘。ん〜、傘も良いですが、なんといってもモデルもよかったのかもしれません。

 そして、気になる沢へ到着ッ!1チームは川を目の前に引き返そうとしていたんですが、我々はすでに水と親友レベルにまで仲良くなっていたので、迷わず突進!ニゴリもそれほどなく単なる増量レベルなのでなんてことはなく渡れてしまいました。このくらいが一番楽しいレベルなのかなと。

 そんなこんなでびしょ濡れになりつつも、下山完了!太鼓岩でのんびりしなかった分、早く帰ってこれて、安堵の屋根がある登山口の休憩所でココアブレイクしました〜。闘い終わった後というか、水と戯れて遊び終わった感覚というか、ホッとするひとときが至福でありました。


 というわけで、水と水とたまに風と戯れ、緑の世界に溶け込めたナイスな一日となりました。

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