2010年6月3日木曜日

頂上がドラマチックでありました〜。

 本日は昨日に引き続きクロちゃんと太忠岳へと行って参りました〜。夜は晴れていたのですが、朝はちょいと雲が多めで幻想的な森へと出発。森にしては湿度が少なくなかなか清々しい朝でした。

 で、昨日のルートはすでにリンゴツバキが終わり、一つも花がありませんでしたが、ヤクスギランド内にはちろっと椿の花が落ちていました。すかさず、苔の上に乗せ写真撮影。やらせですが…、けっこう良いのが撮れるんです。

 今日のクロちゃんはなんと5連チャン山登りの最終日!それでも留まることを知らず、ガンガン歩いちゃいました。「少し足に疲れがきているんだけど…」という言葉とは裏腹に、ナイストレッキング。さらにはだいぶ屋久島の森に慣れてきたにも関わらず、その美しい光景にまるで初めて森を歩くかのようなフレッシュな心。ん〜、さすが山好き。ちなみに下の写真は怪しいクロちゃんです…。苔に頭を突っ込んで…。一応、弁解しておくと、本人には素晴らしいマクロワールドが広がっているんです…。

 そして、厚めの雲があったにも関わらず、標高を上げていくとほんの数分だけ木漏れ日が入ることも。頂上への期待と不安が入り乱れます。

 頂上付近に来るとシャクナゲが良い感じに咲いておりました。奥岳のシャクナゲとはちょいと違い、森の中に咲くシャクナゲはまたいいんですねぇ。今朝もちろっと雨が降っていたので、水をまとうシャクナゲです。気温が上がり切ってないので、花びらも腐る事なく奇麗な白が印象的でありました。びゅーてぃふぉー。

 そして、頂上到着ッ!神様の住む頂上って感じで、雰囲気ありました〜。晴れ渡ってはいないものの、天柱石は今日も凄かったです。6月の頭だというのに、風がさむ〜〜い!感覚的には三月末から4月上旬ぐらいの寒さ。とりあえず、頂上到達の興奮がちろっと収まる頃に、ランチタイム。岩陰で食べたのですが、時折寒〜い風が身にしみました。

 でもって、ランチを終え、クロちゃんが「そう簡単には来れない所だから、また上に行ってきます」ということで、ボクは荷物をまとめておりました。それから数分…。上から「うぎゃ〜〜〜〜っ!」と叫び声がッ!慌てて上にかけよってみると…。

 先ほどの厚い雲がドバ〜〜〜っと開けてきました。安房の街もキレイに見えました。叫び声の正体はクロちゃんの興奮の雄叫びだったのであります。ちなみに上の写真はポーズを取ったわけではなく、クロちゃんの純粋な表現です。ん〜、かなりドラマチックな展開でありました。

 そんなこんなで結局一時間半以上頂上付近でまったりした後は、テクテクと下山開始。順調におりてこれました。それにしても、クロちゃんの歩きは素晴らしい。山好きの歩きは、すべてに余裕を生みます。んでもって、ミストな雨が降ってきたのですが、木陰に入ってスイーツタイム。ん〜、ボ〜っとするほどに良い時間でありました。クロちゃんも自然に流れてきた屋久杉の天然チェアーに腰掛けてボ〜っとタイム。

 で、川辺にはサツキがキレイに咲いていたのですが、それ以上に花につく雫が実に美しかったです。ちなみにボクは雫フェチなので、思わずシャッターをきってしまいました。オマケの写真です。

 そんなこんなで本日も良い登山でありました。そして、クロちゃんの5連ちゃん山登りも終了!あっという間でありながら、あまりに濃厚な屋久島の山の記憶達…。脳みそを整理するまでに相当時間がかかるかもしれません…。

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