2010年5月14日金曜日

打って変わってユルユルウォーク。

 本日は昨日に引き続き、カヨコ母さんと一緒に大和杉へ行ってきました〜。実は前夜に行こうと決めていたのは「愛子岳」!ですが、愛子岳が見えるところまでいくと、どうも雲行きが怪しい…。愛子岳は頂上あっての登山なので、今回はやめる事にして、急遽大和杉へ向かったというわけです。

 そんでもって、例のごとく準備運動をしてスタート。まずは昨日の水を新鮮なわき水に入れ替えました。この新鮮な水がたまらないんですよね〜。

 例のごとく、テクテク歩きでヤクスギランドを歩きました。ん〜、相変わらず気持ち良い森っす。人間には作れない森があります。ちなみに昨年カヨコ母さんが来た時は太忠岳へ行ったのですが、帰りに「沢津橋」という橋を渡ったのですが、その日は凄い霧で向こう岸が見えませんでした。今日はキレイに見えとりました。

 せっかくなので、去年の同じ場所からの写真も載っけておきます。ん〜、良い霧だ〜。同じ場所でも季節、天候、時間帯によって全然違う風景っすもんね。同じ道であることには変わりないけれど、一度として時間はないなと。

 只今、ランド周辺ではハイノキが満開です!派手な花ではありませんが、実にかわいらしい花なんです…。そんでもって、道ばたにポタポタ落ちているのですが、苔に落ちた花が実に愛くるしい…。コンデジの写真ですが、その雰囲気が伝わればと…。

 そんでもって、昨日の疲れを全く見せないカヨコ母さん。しかも、ハードな登りほど燃えてくる性格なので、大和杉への道のりは燃えるどころかお散歩気分で歩けてしまったかな?その分、のんびりテクテクウォークができました〜。やっぱり太古の森は急いでは歩いてはいけませんね。途中、杉の幼樹なんかを見ながら歩いたのですが、カヨコ母さんが「ヒメシャラの小さい樹はあんまりないのかな〜」という流れになったので、ボクも探しながら歩きました。なかなか見つけにくいのですが、ちゃんと小さなヒメシャラがいました!下の写真はヒメシャラの幼樹を撮るカヨコ母さん。

 そんでもって、名のない名木と戯れつつ、ディープな森を進んで、大和杉に到着ッ!いや〜、今日も素晴らしいお姿で鎮座されておりました〜。しかも、朝ランドで受付をしてから誰ともすれ違っていない、完全貸し切りの森…。贅沢の極みであります…。
 ちょうどランチタイムになっていたので、おにぎりをほおばり、その後は寝床を作って大和杉の前でご就寝…。他の屋久杉だとこういう感覚にはならないだけに、大和杉の優しさというか、ふところの深さを感じるひとときでありました〜。

 んでもって、別れを惜しみつつ、下山開始。途中、サルノコシカケに付いた雫をルーペでのぞくカヨコ母さん。深すぎる森で頭がおかしくなったわけではありません…。

 んでもって、ランド内の沢に行って、本日のティータイム。曇ってはいますが、これがまた絶妙な気温でナイス。寒くなく暑くなく、ちょっと涼しげな感じで良い空間でありました。すると親子が下りてきてトーク開始。何やら群馬から屋久島まで車で来たということで、話が盛り上がっちゃいました。こんなところで話ができるってのはある意味凄い確率なので、一期一会のひとときもいいなぁと。

 というわけで、昨日のモッチョム岳とは真逆なユルユルウォークで、今日は愛子岳に行かずこの森で大正解だったなぁと思う一日でありました。いや〜、この森は実に気持ちがいい。それにしても、カヨコ母さんは体力がある…。

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