2月7〜8日と日本山岳ガイド協会の更新講習会がありました。屋久島のガイド制度ではなく、日本のガイドです。屋久島のガイド制度である「屋久島公認ガイド」に必要な資格ということもあり、講習会に参加してまいりました。更新講習は2度目となります。同時進行で新規の講習会も開催されております。
で、初日が天気がいいこともあり、フィールドへ出たのですが、まさかの車3台中、2台がパンク!笑。悪路を走りました。といっても、誰も動じることなくすぐに対処できるところが屋久島のガイド達だなぁ。「やっちまった〜!笑」といった雰囲気です。
と、あれこれH先生と会話をしながら、スリングでショートロープしたり、雑談したり、いい雰囲気で講習が進みました。
地図読みも。普段は完全に脳みそに道のりや危険箇所が頭に入っているので、2万5千分の1の地図を持ち歩くことはないんですが、勉強になりますねぇ。ドンピシャで自分の居場所を指すことの難しさ。そう、人生と同じかもしれません!笑。心が迷子にならないように、地図読みの訓練をしたいなと。笑。
初日も和気あいあい、内容の濃い一日を過ごし、二日目は傷病者を運ぶことをメインに進行。ロープワークもさることながら、手持ちの道具を使ってあれこれ練習。こういうのって、救命講習なんかと同じで使うことはほとんどないんですが、ないからといってやらないわけではなく、定期的にやることが大事だなと再確認。さらに講習会はみんな知っていることでもあるのでさらなるテクニックも教えてもらいました。そうすると基本がさらに理解できる内容に。
昨年は僕も2回ほどお客さんを担ぐ事態があったのですが、人を担ぐ方法もたくさんあります。いかに楽に運ぶのか、いかに担がれている人に負担がないのか、この辺は自分の体力を向上させるとともに、さらなる研究もしていきたいところであります。
そんなこんなで、屋久島のガイドはシーズンオフも熱烈にお客様のことを考えて、勉強に勤しんでおります!笑。今日は日本山岳ガイド協会の更新講習でしたが、また屋久島ならではの公認ガイドのことも書きたいなと。時間を見つけてアップしていきます。
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