終わってみれば、最高の展開に！

　本日も元気いっぱい、ボックリと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜！と、快調なブログの書き始めなんではありますが、朝から七転八倒しておりました。というのも、昨夜からなかなかの豪雨でして、ボクが就寝する頃は「警報が出てもおかしくないなぁ〜」といった感じの雨。早朝はお空が雷大会炸裂っ！とっても空は明るかったです。笑。で、バス乗り場でボックリと待ち合わせをしていたんですが、会って早々に作戦会議！雨はそうでもないなぁと踏んでいたんですが、いかんせん雷が…。iPhoneとにらめっこしまくりました。中止にしてもおかしくないレベルでありました。

　と、バスを一本見送って、ひくに引けない状況だったんですが、意外と雷を炸裂させている雲がずれていったので、「行っちゃおう！」ってことでバスに乗り込みました。登山口は雨もない感じで、歩けそうな雰囲気。ふ〜、第一関門クリアといった感じでした。汗。なんとも微妙すぎる天気でありました。ボクとしても久々に悩ましき天気でありました。笑。

　まぁ、いつとんでもない雨&雷が降ってもおかしくなかったのですが、小雨の中レッツ縄文。あれこれと不安いっぱいなボックリではありましたが、屋久島トークをたくさんしながら前進しました。

　何につけてもトロッコ道沿いは潤いまくっておりまして、素晴らしい〜ッ！考えてみればボクも警報で縄文杉が中止になったりして、２週間ぶりぐらいのトロッコ道！雨が似合うなぁと。すると、気温の高さもあいまってか、道中に「これぞキノコ！」って感じのキノコがニョキニョキ。綺麗でありました。種類はわかりませ〜ん。笑。（キノコは同定が難し過ぎます…。）

　と、おしゃべりしつつ、雑談しつつ、歩いているとやや大きめの落石発見！ここ一週間の警報レベルの雨で崩れたものであります。いや〜、怖いなぁ〜。やはり連続雨量が多くて、大雨が降りそうな時はツアーを中止する勇気も必要だなと。この落石が一番大きかったのですが、他にも小さな崩れがちょこちょこありました。恐るべし、梅雨の雨！

　んでもって、順調なペースでトロッコ道終了！ここからはレインウェアを装着して、山道に突入しました〜！前日の電話でちょっと体力に自信がないといっていたボックリですが、しっかりとした足取りで登ることができました。

　すると、雨で大喜びのヒッキーが登場。カメラ慣れしている？感じで、哲学的に森を眺めておりました。笑。

　そして、ここからはまさかの展開が待っていてくれました〜！午後からはちょっと陽が差し込むかもしれないなと思っていたんですが、ウィルソン株でドバ〜っと光が差し込んできてくれたんです！ボックリもボクも目をキラキラさせて、雨上がりの雰囲気に酔いしれちゃいました。ん〜、中止にしなくてよかった…。

　そんな光が降り注ぐ森と愛の形で歩くパワー充電完了〜！ボックリもちょっと違和感のあった足が、愛のパワーで治ったとのことで、流れがボクらに向いてきてくれた瞬間でもありました。ここからは、もうキラキラの世界をテクテク歩き！有名、無名を問わず、屋久杉たちにご挨拶しながら、上を目指しました。

　今日は全体の登山者も１００人前後ぐらいだったようで、自分たちのペースでまったり歩くことができました。いや〜、夏のシーズン前の静けさと言いましょうか、快適そのものでありました。標高が高くなると風も涼しくなって気持ちよかったです。

　そして、朝はどうなるかと不安いっぱい、心配だらけではあったのですが、縄文杉に到着〜〜〜！歓声を上げつつ、ご対面できました。ボックリも「ここまで来れた〜」という達成感と縄文杉の存在感で言葉もいならい時間を過ごすことができました。いや〜、緑に包まれる縄文杉が素晴らしかったです。

　しばし、ご歓談。ちこっと団体様もいたんですが、デッキの上も快適でして、あっというまに時間が過ぎ去っていきました。

　と、ボチボチお腹も減ってきたので、下山開始。それなりに湿度が高かったので、風通しの良い所まで歩いてから、ランチタイムに。これまた周りには誰もおらず、快適ランチタイムでした。今日は大雨の中のお弁当を覚悟していたんですが、予想に反してまったりした時間でありました。

　下山は実に順調で、なんだかたわいもない話をして歩いていたら、いつのまにかトロッコ道まで下りてきちゃいました。笑。ボックリも一仕事終えた感じで、帰りのトロッコ道は風を感じながら歩けました。ほぼボックリが先頭を歩いてくれました〜。それだけ気持ちのいい道のりだったということであります。

　と、小杉谷集落跡付近まで戻ってきたら、一気に幻想的な雰囲気に…。なかなか濃いめの霧の世界に…。まだドラマは終わっておりませんでした。霧に消え行く美女が一人…。笑。そんな一枚です…。笑。

　これまた思った以上に順調に歩を進めることができ、休憩所にてブレイクタイム。いっぱい歩いて、いっぱいおしゃべりしただけに、ホッと一息つけました。心を整理するにも身体をリラックスするにも、絶妙な時間でありました。

　そして、最後はというと、さらに濃い霧が！ノーコーノームッ！（濃厚な濃霧）笑。小杉谷橋を渡ろうとしたら、向こうが見えませ〜ん！幽霊ばりに霧に消え行く美女が一人…。笑。これはこれで非現実世界を体験したような雰囲気で素晴らしかったです。

　そんなこんなで無事に下山完了〜〜〜ッ！ジャスト１０時間にて、帰って来れました。朝はどうなるかと思いましたが、終わってみれば雨に、晴れに、霧にと天気の演出もあって、最高レベルのコンディションの中を歩けたなと。結果的に充実度１２０％の一日でありました。