年末の縄文杉！

　本日は２週間ちょいぶりになりますが、今年２回目のこっちゃんと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜！８月に妹のアヤちゃんと初来島するも、アヤちゃん同様に屋久島の魅力にハマってしまったようであります。今回は一人旅！年末年始屋久島の旅であります。

　で、本日の天気予報は降水確率０％ではありましたが、なんなん天気予報通りに少し雨が降っておりました。まぁ、傘やレインウェアなどは着なくても大丈夫な弱い雨でした。冬至は過ぎましたが、夜明けが遅〜い！今日は１時間半ほどヘッドライト歩行であります。暗くて何も見えないので、雑談に余談を加え、おしゃべり歩行でもりました。

　と、そんな暗闇も明ける頃にはトロッコ道半分終わってました。するとすぐさまボクの眼に飛び込んできたのがサクラツツジの落花！このツツジは５月に咲くんですが、バッチリ狂い咲きしていたようです。今年は例年にない暖冬だけに、季節を間違える木が多いなと。他にもサツキが咲いていたりと変な１２月であります。

　と、トロッコ道は「まだまだルンルン歩けてるよ」という爆弾発言をしてしまうほどに、順調。ほとんど人ともすれ違わないし、快適でありました。そして、山道に突入したのですが、「え〜！これが２時間も続くの〜！」と形相を変えつつも、ひるむ事なく前進しました。ウィルソン株も貸切だったので、こっちゃんは愛を探しまくりました。なかなか見つからなかったのですが、しっかりと愛を確認できてよかったです。

　そして、急斜面に突入〜！前回、屋久島に来てから１ヶ月ほど運動を続けていたらしいのですが、その後はというと…。日頃の運動の成果が遺憾なく発揮され、ひ〜ひ〜言いながら頑張りました！

　で、９時ぐらいから「お腹減った〜！」と連発するコっちゃん。水場にて休憩していると、こらえきれずにおにぎりを…。ちなみにその前にボクのチョコとチップスターを平らげいてます…。恐るべし、こっちゃん。今日はボクよりもいっぱい食べていたと思います。まぁ、おにぎりは寒さでパサパサになっており、おいしくなかったとのことです…。

　そんな感じでお腹をちょっとだけ満たしつつ、前進ッ！ひるむことなく、がんばって歩きました。そして、順調なペースで縄文杉に到着ッ！ご対面した途端に、「ふぅ」と一息…。声もでないほどのご対面でありました。それなりに寒いんで長居はできませんでしたが、ほぼ貸切状態の展望デッキで、ボ〜っとできました。良い時間だったなと。

　で、デッキリニューアル工事の進行状況です。順調がどうかはわかりませんが、骨格ができておりました。来年が楽しみであります。どんな雰囲気になるかなぁ。

　で、寒さ&ハングリーってことで下山開始。ボクとしても、２０１５年最後の縄文杉ガイドだったので、一年のお礼と来年もよろしくお願いしますと言ってきました。

　そして、待ちに待ったランチはカップ麺！ご飯ものはのどを通らないレベルの寒さだったので、事前にカップ麺を用意してつるつるっと。もちろんのこと、こっちゃんは言ってき残さず、ぺろりでした。笑。

　で、集中力が試される下山なんですが、「下り嫌〜い！」と連呼しつつ、頑張りました。肉体的には痛さも疲れも大丈夫だったので、完全に心の問題か！？登山で集中力を養うトレーニングってのも良いかもしれません。

　ちなみに下の写真は、言わずもがなウィルソン株。しかし、中を良〜く見ると…。

　実は貸切の株の中で放心状態のこっちゃんです（拡大してみました）。そんな雰囲気だったので、ボクも全く声をかけず、贅沢ウィルソンタイム！満たされたのか、でてきたときのこっちゃんはスッキリした顔してました。笑。

　と、良いペースでトロッコ道まで下りて来れました。正直な所、ボクもここまで順調に歩けるとは思っていなかったのですが（笑）、こっちゃんも登山&トレッキングにちょいと自信がついてきているようでした。

　そして、トロッコ道を歩いていて、ふと目に止まったのが「オオゴカヨウオウレン」

の花っ！年明け前に咲いているものを初めて見ました。この花は１月２週目ぐらいから咲くんですが、ちょいと先走っている感じでした。笑。

　雑談したり、モクモク歩いたり、寄り道したりで、小杉谷休憩所に到着。お茶タイム開始であります。朝から言っていたのですが、こっちゃんのご当地名物を分配してくれました〜！絶妙なあんの甘さにソフトな生地が絶妙でした〜。ゴチっ！もちろんのことユルい時間でした…。

　そんなこんなで、無事に下山完了〜！終わってみれば、バッチリ予定通りにおりてきてしまいました〜！登山口が近づいてくると「え〜、もう終わっちゃうの〜」と寂しそうなこっちゃん。予想以上に体力があまっていたようです。

　年末寒波の影響はそれほど大きくなく（寒いは寒いんですが）、混雑とは無縁の登山道を気持ち良く歩ききる事ができました。おしゃべりしつつ、ぼ〜っとしつつ、長いけれど短い道のりを満喫した一日でありました。