嵐の前の静けさか？

　本日も元気いっぱい、屋久島五回目のエリザベスを筆頭に、毎年恒例的に屋久島に来ているヤイヤイ&クニキチ、そこに初屋久島のアサミちゃんと一緒に縄文杉へと行ってまいりましたぁ〜。ちなみにエリザベス達はいくどとなく屋久島に来ているのですが、初縄文！ついに屋久島のカリスマを目指す日がきたわけだったのです。

　でもって、話題の台風接近中ですが、本日の天気予報は「所により雷雨」って感じだったのですが、朝から小鳥がさえずるいい感じの雨上がりでありました。結局は朝方にちろっと雨が降ったぐらいで、一日中晴れておりました。そんないい雰囲気の中でスタート。のっけから道草を食いつつ、テクテク歩きました。

　屋久島５回目ともなると道草を食うベテランの域に達しているエリザベス&やいやい&クニキチ。特にやいやいはあまり眠れなかったとの事で猛烈な睡魔が襲っておりました。それでもなんとかかんとかユルいトロッコ道を歩きました。

　で、眠ってはいられぬ山道に突入！今日は気温はそれほど高くなかったのですが、湿度たっぷりで汗だくモードマックス！登り始めて数分で全身汗まみれになって歩けちゃいました。この湿度たっぷりの森も台風前の影響だったのかもしれません。

　とまぁ、アサミちゃんが初屋久島だったので、屋久島&森トークをいろいろしながら前進しました。最近のブログにも連日のように出していますが、ヒメシャラの落ちた花がかわいらしくてナイスでした。特に水たまりに落ちている花はセクシャルだなと。

　汗まみれになりつつも、ウィルソン株に到着。タイミングよく完全貸し切りの株の中でありました。みんなで愛の撮影会をしつつ、その写しとった愛の形を品評会。それぞれにそれぞれの形が。光がけっこう差し込んであまり写真がキレイに撮れなかったので、帰りにも撮影会を開く事にして、上を目指しました。

　とまぁ、急斜面ではもちろんのこと身体をヒートアップさせてなんとかクリア。塩っけのあるものを食べて、塩分補給をしながら汗だくを満喫。いや〜、それにしても今日は暑かった。ボクもここまで暑くなるとは思いませんでした。

　で、水場近くで休憩していたら、アサミちゃんのリュックについたワッペンが目に入ってきました。そうです、みんなのあこがれマチュピチュのワッペン。今年のはじめに行ったとのことで、羨望の眼差しを浴びておりました。

　とまぁ、その後も道草をたっぷり食べながら、進みました。雨上がりだったので森のコンディションもよく、人もまばらで快適に楽しむことができました。やっぱり森は道草を食ってなんぼかなと。

　そんなこんなで歩を進め、縄文杉に到着！みんなで歓声をあげつつ、ご対面できました。ボクらが到着した時は人もほとんどいなくて、タイミングよしでした。過去の台風で枝がおれた経験もある縄文杉。そう思うと、なんだか心配になってしまう今日の縄文杉でした。

　でもって、たくさん写真を撮りつつ、徐々に人も増えてきたのでランチをすべく下山開始。意外とボクらの後ろに人がたくさんいて、ランチスポットがなかなか空いておりませんでした。けっこう下までおりてから、念願のランチタイムとなりました。腹が減った分、うまかったっす。

　その後は疲れからなのか、寝不足からなのか、みんな眠そうな感じで下山しました。集中力が要求される下山なのですが、ユルい感じでの下りとなりました。

　そして、第二回愛の撮影会を帰りのウィルソン株で開催。エリザベスが満足いかなそうな結果でしたが、それに反してクニキチの愛の形はなかなかいい形をしていました。それぞれの心が出たか…。

　と、ここでまさかのハプニングが！なんと出発しようとその時に、エリザベスがいない！株の中にまた入ったのかと思ってもいなくて、さらにはイケメン登山者がたくさんいたので後ろに付いて行ってしまったのか、屋久島のもののけに神隠しされたのか、どこを見回してもいませんでした。とりあえず、後ろには行かないだろうという事で探しがてら先に進む事に。すると歩いて３分の所で写真に熱中しておりました。何はともあれ、ホッとしました。

　その後は眠気をこらえつつ、トロッコ道も快速モードで突き進みました〜。どんどん天気が良くなって行ったので、流れにのって沢にてブレイクタイム。熱い身体に水が気持ちよかったです。やっぱ夏は水だなぁ〜。

　そんなユルい時間を過ごした後に待っていたのは、さらにユルいトロッコ道でした。木漏れ日が差し込んで綺麗だし、程よい疲れで歩く速度が遅くなり、写真を撮ったり、ダラダラ歩いたり、なかなか前に進めない帰り道でした。ユルかったなぁ〜。

　そして、小杉谷橋に着くとなんと今年初の夏空が！青の色が違うなと。台風の影響も多々あるわけですが、これからは青い空がどんどん加速していきそうです。

　というわけで、最後はバスに乗り遅れぬように真剣に歩いて無事に下山完了！嵐の前の静けさなのか、快晴になっちゃいました。汗だくになりながらも一日中、ワイワイガヤガヤ、眠気と闘いながら楽しき一日でありました。