2013年6月29日土曜日

良い流れでした〜。

 本日も元気いっぱい、イーパちゃん、カッキー、ミギちゃん、セラポンと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜。何を隠そう、ちょっと島を離れていた時もあり、ボクも久々の縄文杉。もちろん梅雨空満点の中であります。そして、6月上旬にぶっ壊れてしまった車から、美屋久を背負うニューカーでみんなをお迎えに行ったのでありました(バッチリ中古ですが…。)。車に関してはまた後日ご報告いたします。

 でもって、狙った登山バスに乗ることができ、雨降る登山口に到着。湿潤なトロッコ道をテクテクスタート。雨は弱く、いい雰囲気でありました。トロッコ道脇からも、水がしたたりまくって、ところどころで立ち止まり水の美しさに酔えました。


 でもって、一発目の水場に到着すると、ちょっと見慣れぬ光景が!落石です。左の隅と水が出ている所にそこそこの石が…。ん〜、水を汲んでいる時でなくてよかった…。ここ数日は雨が降り続いているので、ちょいと怖いです。いかんせん片道11キロの道のりなので、全てを安全にするなんてことはできないので、大雨の時などは細心の注意が必要だなと。


 とまぁ、いろんなところで立ち止まりつつ、屋久島トークをしたり、ボ〜っとしたり、ワイワイ歩きました。今日は準備運動の時点で「みんな体力ありそう」とボクが勝手に判断したので、いいペースで歩くことができました。

 んでもって、トロッコ道を終了し、レッツ山道。森が潤い、特にヒメシャラが艶を増して美しかったなぁと。この森は本当に雨が似合うなぁ。


 そして、我らがウィルソン株に到着。最初は「ハートはどこ?」とみんなで愛を探しつつ、しっかりと愛を感じることができました。


 この辺から雨がほぼ止んだ状態になり、なかなかどうして暑い!止まっていればなんてことないのですが、歩いている時は汗だくになれました。急斜面に突入し、小休憩をしていると普段通りに鹿ちゃんが登場。しかし、普段通りじゃなかったのがこの子のケツ!すんごい奇麗なハート型でした。近くにいたガイド仲間のAさんも「ここまで奇麗なハートってなかなかいないよねぇ」と。いつもはカメラを向けた時に「こっちを向いてくれ!」となるのですが、この時ばかりは「ケツを見せてくれ!」とみんなの目線がお尻に注目でありました。


 とまぁ、その後もテクテク歩きつつ、11時近くなりお腹も減ったのでランチタイムに。雨も止んでいて、快適にお弁当を食べれました。みんなもお腹も満たされて、目指せ縄文となったのですが、もちろん道草を食いながら、ワイワイ進みました。


 そして、みんな笑顔で縄文杉に到着!相変わらず、デッキは狭い状態なのでありますが、しっかりと屋久島のカリスマにご挨拶できました。縄文トークをしたり、女子高生ばりの写真を撮ったりと、いい時間でありました。


 で、下山して5分ぐらいの所で、ボクは見慣れているけど、みんなは見慣れていないメンバーが!観光協会ガイド部会の有志&勇士たちが、登山道を補修してくれていました。こういうちょっとずつのメンテナンスが安全登山のベースになり、自ずと自然環境の保護にもつながっていくんですね。うん。お疲れでした!


 と、帰り道を進んでいると、チラホラ木漏れ日が森に差し込む空間も!上を見るとまさかの青空ッ!場所によっては、苔の雫ちゃんたちがキラキラモードになっており、随所で足を止めてキラキラできました。


 でもって、ウィルソン株手前辺りで、今年初のヤクシマトゲオトンボのトゲオ君がいました!すかさず、優しく捕獲(もちろんすぐにリリースします)。細い体もかわいらしいのですが、それ以上に可愛いのがこのクチビル!つぶらな瞳にたらこクチビルががたまりません!みんなもけっこうセラポンもけっこうツボにはまったようで、大喜びでした。


 すると数分後に、蛍が現れ、さらにその数分後にボタッと音がしたと思ったら、でっかい幼虫が落ちていました。ん〜、この色といい、曲線といい、気持ち悪いんだけど、美しきフォルムであります…。家に帰ってきて調べたら、おそらく「ハネナガブドウスズメ」という蛾の幼虫。大人になった蛾はそれほど美しいとは言えないのですが、幼虫はナイスです。気になる方はネットで検索してみてください。


 でもって、帰り道もみんなで愛のウィルソン株で撮影会をしつつ、順調にトロッコ道まで下りて来れました。休憩スポットまでもズンズン進んで、のんびりブレイクタイムができました。ユルい時間がたまりませんでした。


 そして、レインウェアも脱いで、靴の中もすっきりした所で、最後まで一気に歩きました。多少の疲れは来ていると思うのですが、外から見たらほとんど疲れを感じさせないみんなの歩き!さすが!


 というわけで、ワイワイガヤガヤも加速させつつ、無事に下山完了!みんな笑顔満点で帰って来れました。雨に始まり、潤いの森を満喫し、最後は爽やかに下山。ん〜、良い流れに乗れた一日でありました。

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