フォトジェニックワールド。

　本日は、もう屋久島に何回来ているかわからないジュンコちゃんと一緒にNO YAKUSHIMA NO LIFEでNO PHOTOGRAPHY NO LIFEしてきましたぁ。名のある場所はほとんど行っているので、ジュンコちゃんがガイドして欲しい所も「水がきれいな所」ということで抽象的。ヤクシマ通である証拠であります。

　てなわけで、水がきれいな所へ向けて出発。基本的に歩くよりも写真優先。これ重要です。とりあえずは、カメラ談義をしつつ、テクテク歩き。馬酔木（あせび）の花が満開の場所があり、もちろん激写。

　とまぁ、最初はほとんどフォトジェニックな場所がないので、世間話もしつつ、進みました。数年前に初めてジュンコちゃんをガイドしたときには聞けなかった質問や写真の悩みも聞けて、レベルあがってるなぁ〜と。ただキャッチーに撮るわけではなく、「想いを込めた写真」を撮ろうとする意欲がビシバシ伝わってきました。

　でもって、名前はないけど美しきエリアに到着。ここからは水を得た魚のように撮りまくりました。最終的にはバッテリー交換を２回もしちゃいました。合計３個のバッテリーを使うほどでナイスだったなと。今日はフォトジェニックな日なので、ボクもガイド用ではないカメラを持参して、ジュンコちゃんと激写。ちょっと暗かったかな…。

　 とまぁ、ちょこちょこアドバイスするものの、基本操作はマスターしているので、基本的に完全自由行動。一カ所で１〜２時間使っちゃいました。カメラに集中していると１〜２時間はあっという間です。ちなみに下の写真は移動中にあったのれん風のタカサゴサガリゴケ。もさもさしていて、いい感じです。まぁ、ここ数日は雨が降ってないので、乾燥注意報でありましたが…。

　そして、ボクがこのポイントで一番美しいと思っているスポットへ到着。ここも思う存分時間を使いました。これまたボクが何も言わなくても、自ら動き出すジュンコちゃん。あ〜だこ〜だと奮闘できたかなと。「良い写真」を撮るということは、そのまま「撮る対象物をよく見る」ということに直結するので、ジュンコちゃんの脳内も屋久島色に染まっていたことでありましょう。

　ランチ後もほとんど歩かずに写真に燃えました。苔が乾いていてもこのエリアは写真の素材が盛りだくさん。これで雨上がりな潤う森だったら、今日はここから帰れなかったかもしれません…。

　そんな感じで、あっつう間にブレイクタイムに。時間がたつのが早いなぁと。逆を言えば、それほどまでに屋久島は撮っても撮っても撮りきれない場所なんだなと。屋久島も写真も奥が深い…。撮った写真についてあ〜だこ〜だと反省する時間があればなお良いのですが、それはまた今度ということで。

　ジュンコちゃんも話を聞いていると「本気撮り」モードに突入しているので、ますます「沼」にはまりそうな予感がする夕暮れでありました。というわけで、美しき場所で美しき写真を撮ることに脳みそを使い、結果として美しき時間を堪能することができました。