爽やかさ１２０％、のちに雷雨！

　本日も元気モリモリで、タベファミリーと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜！え〜、実はこのタベファミリーはというと、このブログにも幾度となく登場しているカヨコ母さん率いる軍団であります。カヨコ母さんは１０回目の来島で今年は３回目！娘のアキノちゃんはもう屋久島に住んでます。そして、愛息子のノリくんと嫁さんのメイちゃんを連れての縄文参拝だったのであります。

　満員の登山バスに乗り込んで登山口へ行くと、みんなを歓迎してくれるかのように、ディーゼル機関車が出動体勢を整えておりました。カヨコ母さんもアキノちゃんも動く機関車はお初。心のエンジンもヒートアップしたわけです。

　そんな感じでトロッコ道をテクテク。真夏の暑さは過ぎ去ったので、爽やかな上天気の中で歩きました。この線路は東側を背にして歩くので、こんな日は振り向けば太陽が！しかも、前夜に雨が降ったようで木々達もキラキラ輝いておりました。ナイス！

　全体の登山者数はおおよそ４００人程度だったようで、道のりは快適。特に若い男の子の学生が半数以上を占めるのではないかという感じで、後方を歩いていたボクらは貸し切り線路状態でした。なので、秘密の休憩タイムをしちゃったりして、ナイスな空気でありました。それにしても、今日は鹿が多かったなぁ。写真は４頭のメスがワイワイしていたところです。そろそろ発情期に入るだけに、男を惑わす作戦会議でもしていたのかもしれません…。

　でもって、快調に爽やかにトロッコ終了。するとここで出てきたのはメイちゃんの台湾お土産であったドライマンゴーッ！いや〜、本場のドライフルーツだけにうまかった〜！スーパーなどで売っているドライマンゴーよりも味が濃厚で肉厚があって味に芯がある感じ。ん〜、ぜひ日本でも発売して欲しい逸品であります。ごちそうさま〜！

　で、相変わらず爽やかな空気の中で山道へ突入。ん〜、気持ちよかった。ウィルソン株付近もそれほど人がおらず、愛の撮影会に。縄文杉にまだ到着していませんが、すでに来年の年賀状最有力候補が撮れてしまいました。

　そんな愛あるウィルソンを通過したら急斜面。カヨコ母さんも３年前に来たとき、「地獄の階段」の記憶がしっかりと残っていたらしいのですが、今回は意外と楽にクリアできたようでした。辛いのは当たり前で、家族の絆があったから楽に感じたのかもしれません。逆に家族の前では辛い表情を見せられなかったのかもしれませんが…！？

　そして、ランチを食べてからは休むに休めずで、一気に縄文杉へ突進ッ！みんなで歓声をあげて、ご対面できました〜。ちなみにアキノちゃんは５度目の縄文様。あと何回来れるかな？

　いや〜、家族でこの場に来れるって本当に素晴らしいなと…。ボクは何年後になるかなぁ？それまでは元気で歩き続けたいなと思ったタベファミリーの後ろ姿でありました。

　そんなこんなで、アキノちゃんに手伝ってもらい所用も済ませることができました。快適なデッキの上を満喫してから、下山開始。ノリくんの膝が割れるのではないかと皆で心配していましたが、順調に下りる事ができました。

　でもって、トロッコ道はみんなで風を切りまくる速度で歩く事ができました〜！どこにこんな体力が残っていたのかと思うほど快調ぶり。タベ家の底力でありました。写真はボクがガイドするたびにパワーアップしていくアキノちゃんのニューシューズです。

　でもって、沢へによってブレイクタイムでもしようかなぁ〜と思った所に、雷雨来襲！遠くの方でゴロゴロ鳴っていたのですが、徐々に雷が近づいてきて、休憩直前にバタバタバタバタ〜っと降ってきたわけです。すかさず、ザックカバーと傘を取り出して応戦。ほてった身体に気持ちいい雨でありました。

　それなりに降っていたので、一気に小杉谷の休憩小屋まで来てからブレイクタイムに。団体様ご一行であふれかえっておりましたが、途中から快適な喫茶小杉谷を営業できました。良い時間でありました。

　そんなこんなで、無事に下山完了！登山バスもかなり快適な乗り心地でVIP気分を味わうことができました。爽快な晴れに始まり、屋久島らしい雨で終わるという、一日で何度でも美味しいファミリー縄文参拝となりました。