2012年6月25日月曜日

ゴ〜〜〜ウッ!凄い豪雨でした。

 本日は毎年屋久島に来ているボクと同郷のアッコちゃんと一緒に太忠岳を狙ってきました〜ッ!天気予報によると、ほどほどの雨が降りそうだなぁといつも通りの感じで登山口へ行ったのでありますが、凄かった…。先週の台風よりもすっごい雨と雷が…。写真は車を打ちのめす豪雨です…。


 でもって、「とりあえず、コーヒーでも飲もうか」ということになり、車内でモーニングコーヒー。アッコちゃんも「歩いてないのに、けっこう歩いた後みたい」と豪雨の強烈さを物語っておりました。すると、コーヒーを飲み終わった頃に、あら不思議。さっきまでの雷雨が終わっているではありませんか。しかも、ランドの入り口から太忠岳の頂上まで見えてしまうほどでありました。すかさず、車の外へ出たのですが、アッコちゃんは裸足のままでありました。さすが野生児…。


 雨も雷もなくなったので、雷が鳴ったら帰ってこようかということで、レッツ登山!潤いまくりの森へと突入致しました〜。でもって、歩き始めてそうそう、ここ数日の観測定点である荒川へ…。まずはかなり増水中の3日前の写真です。これでもかなり轟音と水量ですが…。


 今日の荒川は名前のごとく荒れ狂う様相でありました〜〜〜!アッコちゃんもボクも大興奮!もう普段の清流は忘れました!真ん中の大岩まで隠れちゃってます…。


 雨は止んでいて、意外や意外、潤いまくりのトレッキングが幕を開けたのでありました。雫もふんだんに溢れ出ていた最高級の森歩きであります。


 そして、こんな木漏れ日サービスまで…。キラッキラのピッカピカ。これだから大雨の森歩きは止められないなと…。美しかったです。


 でもって、いつ豪雨が降ってもおかしくない状況であったのですが、天文の森付近まではなんてことない最高級の森でワイワイ歩きました。途中で、アッコちゃんが「これ蝉?」と大きさ4センチほどの虫をわしづかみ…。よく見てみると「ヒメハルゼミ」くんでありました〜。大騒ぎの雷雨で思わず成虫になってしまったのかもしれません。


 そして、今日一番の急斜面を登っている時に、本日第二弾の豪雨&雷が来襲ッ!もう刺激的ってなんのって…。ボクとしてもアッコちゃんと何度も山へ行っているから引き返すことはしませんでしたが、初対面のお客さんだったら迷わず下山していたと思います。そのくらいの雷雨でありました。まぁ、雷はかなり遠くの方で鳴っていたので、なんてことはありませんでしたが…。

 そんでもって、一気に頂上へッ!と思ったら、頂上付近で雷が…。ちょっとだけ待機…。そう簡単には登頂できない所がまたやるせない所だなと…。そして、雲が薄くなってきた頃合いを見計らって、頂上〜〜〜ッ!まさか朝の雷雨からここまで来れるとは思いませんでした。しかも、安房の港まで見えてしまっていたのです。雲の上に立ってしまい、絶景…。ボクも鳥肌級の風景が広がっておりました。雨も止んでいて、遠くで雷のBGMを聞きながら、その風景に心を奪われてしまいました。


 でもって、さすがに雲が厚くなってきたのですかさず、下山開始!森へ戻ってから、ちょっとすると本日第三弾の雷雨が来襲ッ!この第三弾が一番長めの雨でありました。もちろん登山道は登山沢と化し、ジャッブジャブ。こうなると、どんな雨装備でも太刀打ちできません。普通に歩くよりも、楽しすぎます。ミニ滝をいくつクリアしたがわからないほどであります。


 そんなこんなで下山していると、え?と思う風景が。なんと中高年の5人組が笑顔で登ってくるではありませんか!かなり山慣れしているご様子で「こんな日にえらいわね〜」と…。おそらく、これまでに数々の荒れ模様を体験してきたのでありましょう。屋久島の豪雨が気持ち良くてここまで登ってきたのかもしれません。


 とまぁ、そんな感じでサクサクと下山しつつ、こんな日は最短コースで帰ろうということになり、雨に打たれまくりで進みました〜。いや〜、今日の雨はこの梅雨一番の大雨かもしれません。


 そんなこんなで、昼飯も食わずに一気に下山完了!ちょうど戻ってきた頃に、第四弾が来襲!豪快な雨でありました。車に戻ってきてから、遅めのランチとなりました。
というわけで、今期一番の大雨の中、全身びしょ濡れ、心もすっきりするほどに、豪快な雨の中の太忠登山となりました。さすがのアッコちゃんも帰りの車では爆睡ッ!豪雨に遊び、ぐっすり眠る。これぞ屋久島の醍醐味だなと。みんなに自慢できるほどの豪雨登山となりました。

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