2012年3月22日木曜日

新高塚小屋トイレがスタート!

 本日は環境省スタッフ3名、観光協会ガイド9名で、新高塚小屋トイレの開放作業と携帯トイレブース設置作業を行ってまいりました。新高塚トイレは雨水を利用するトイレのために、冬期は閉鎖しているんです。それを水が凍らないくらいの時期になったので使えるようにする作業でありました。

 でもって、ササ〜〜〜っと歩いて、まずは高塚小屋へ到着。いや〜、今日は晴れておりました。昨日も快晴でありましたが2日連続でこの天気。苔は乾いており寂しいですが、こんな作業の日に晴れてくれるのは山の神様が見ていてくれているからかな?


 でもって、携帯トイレブース班と新高塚トイレ班に別れ、ボクは新高塚小屋トイレ班でありました。
 まずは冬の期間に外していた雨どいを設置。山のトイレって実に特殊なものなので、いろいろと人の手が必要なんですよね。かといって、誰でも簡単に山の上へ行けるわけでもないので、この辺がボクらの頑張り所のひとつなのだと思います。

 で、ちょっと時間がかかる水汲み作業中に、小屋周辺のお掃除大合戦を開催。ボクはトイレの便器から中から、外から、できうるだけ快適に使えるように2刀流で清掃作業。環境省のKさんと話していたのですが、屋久島の「トイレの神様」である町のKさんに負けないようにハッスルしました〜。


 もちろん小屋の清掃も。特に大きなゴミがあるわけではないのですが、あるもんなんですよね…。そして、ホコリもけっこう出るんです。ボクも小屋を利用するときは、全部綺麗にして帰りたいなと思っても、さすがに隅々まで掃除する事はできないので、こういう時がチャンスであります。ボクはトイレに夢中だったので、T郎が掃き掃除に精を出しておりました。

 Kさんも、「拭き掃除がしたかったんだよねぇ〜」といつもの笑顔を放っておりました。もうカメラではとらえきれないほどの手の動き!これまた隅々までお美しくなりました!気持ちいいっす。

 さすがに長年培われたカビ臭さまでは取れませんが、ピッカピカになりました。ゴミは袋一枚分といったところでした。

 でもって、このブログでは夕飯時に影響するシーンもあるのでもろもろの作業を割愛しますが、無事にトイレが使えるようになりました。水の流れもバッチリです。

 水汲みに意外と時間がかかったので、思ったより時間はかかりましたが、ササ〜っとおりて高塚小屋へ帰還。携帯トイレブースのテントもキレイに設置されておりました。

 終始みんなでワイワイガヤガヤ作業していたら、あっつうまに時間が過ぎ去っていきました。帰り道、標高の低い山肌が新緑と山桜に輝いて、「お疲れちゃん!」て感じでありました。

 というわけで、新高塚小屋のトイレも使えるようになり、爽やかな春の始まりでありました。最後はみんなで笑顔の記念撮影。お疲れちゃんでした〜!
※プライバシー保護のため、拡大しても誰だかわからないサイズに縮小してあります。

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