2011年12月12日月曜日

本年の自然薯(ジネンジョ)掘り。

 本日は自然研究会で毎年この時期の恒例行事となっております「自然薯掘り」へと行ってまいりましたぁ〜。縄文杉へ行く以上に闘志を燃やす日でもあります。

 で、集合すると隊長のS朗さんが「ロケットの打ち上げ見よう!」ということでブーンと車を走らせてランド線に。見晴らしの良い所で既に打ち上がっちゃっておりました〜。すかさずみんなで車を降りて、あっという間に青い空へ消えていきました。

 するとそのすぐ近くをヘリコプターが!今日は屋久島に記念すべき日でもあるのですが、「ドクターヘリ」が来てくれるようになったんです。本日はその式典が屋久島で開催されるために、飛んでおりました。この画像だとよくわからないのですが、拡大すると「Doctor Heli」の文字が確認できました。

 そんな感じで一度で二度美味しい瞬間を楽しんだ後は、闘いの時です。まず、薯の葉を探して、その下にあるツルをたぐっていき、薯の位置を特定します。ここまではほんの数分。勝負はここから!I熊さんと一緒に掘ったのですが、この穴掘りで寒さが吹っ飛ぶんです。とはいいつつ、7割ぐらいはI熊さんが掘ってくれたかな?

 掘り進めていくこと20分。姿を現してきましたぁ。この時点で薯は確認できるんですが、野生で育っている薯はどんな形をしているかわからないんです。どっちの方向に曲がっているのか、はたまたどこまで下につながっているのか…。慎重に掘り進めます。

 掘る側の態勢もどんどん深くなっていきます。接近して写真を撮るとこんな感じですが…。

 一歩離れて写真を撮ると、変態的な行為です…。

 そして、約1時間ぐらいかかったでしょうか、今年の初物をゲッツ!ロケット&ドクターヘリで一度で二度美味しい光景に続き、こちらも一掘りで二本掘れました〜!通常は一本なのでラッキー!

 実はこの2本、こんな形で地中にあったんです。ん〜、ラブラブな自然薯でありました。

 そんな感じで適当に飯を食ったり、掘ったりして楽しい時間は過ぎていきました。最後は「だいだい」という柑橘類をゲッツ!この辺は昔、柑橘系の農家があったらしいのですが、完全に廃園。その生き残りが数本あったのであります。ボクのガイドの師匠でもあるS朗さんはまもなく還暦…。未だにその動きは健在であります。つるつるっと木に登り、だいだい爆弾を投下しておりました。

 そんなこんなで賞味4〜5時間の収穫はこちら!掘りやすいとは言えない場所でしたが、結果としてみると意外と掘りやすい場所だったなと。なかなかご立派なお薯ちゃんであります。


 というわけで、今年の自然薯掘りも楽しく汗をかくことができました。

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