2011年10月30日日曜日

秋だけど梅雨ッ!?

 本日も雨が降りしきる中、カズミちゃんとヨシエさんと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜!前日から島の北部はこれでもか!ってほどに大雨が降っていたのですが、2人をお迎えに行ってバス乗り場へ向かう途中も、屋久島らしい大雨が降りまくっておりました。もう、車の中は雨の音でバタバタバタバタ。良い音です…。

 そんな期待と不安のよぎる中で、登山口へ着くと団体様ご一行もいました〜!ボクらは3人なので、休憩所はもちろんはじき出される感じに…。個人弱し…。なので少人数の特権をいかして、屋根のある場所でブレックファースト。
 あれやこれやしていたら、登山口も空いてきてボクらもスタートしました。傘をさしながらテクテク歩いていると、やはり昨夜はかなり降ったようで、朝から線路は川と化しておりました。小杉谷へ着くとすでにカズミちゃんの靴は浸水…。これぞ屋久島の森歩きだなと。まるで梅雨の縄文ルートを歩いているような感じでありました。
 で、小杉谷休憩所は大グループで大盛り上がり!基本的に屋根はここひとつなので、仕方ないっちゃ仕方ないかなと。

 大きなグループを見送り、ボクらはテクテク歩きに。で、ちょっと開けたところで、話をしているとカズミちゃんが「猿ッ!」と叫びました。なかなか見つけ出しにくい場所にいた猿をカズミちゃんの眼光は逃がしませんでした。大雨にあたっていたのか、全身びしょ濡れで毛繕いしておりました。

 全体の登山者は150人といったところでしょうか、山道へ入ったらガラガラでありました。ウィルソン株も貸し切りになり、しっとりとした森がナイスでありました〜。ヨシエさんも写真を撮りまくりで、愛をゲットできておりました。
 そして、ここからが急斜面ッ!前日に白谷へ行って足がパンパンのカズミちゃんが瀕死の状態に!しかし!持ち前の?根性で、一歩一歩進む事ができました。
 早朝に降っていた雨も小康状態になっていて、ランチスポットでランチブレイク。つかの間の休息でありました。

 ランチ後は「リュックを持つよ」とボクが言うと、「いや、大丈夫ッ!」とカズミちゃんも気合いをあらわにしつつ、ガンバりました。対するヨシエさんはというと、登山経験も多々あり、まだまだ行けそうな雰囲気。相変わらず、写真を撮りまくりでありました。

 そして、いつのまにか日帰り登山者最後尾になりつつも、元気いっぱい縄文杉に初対面!ヨシエさんがフライングスタートを切ってしまいましたが、笑顔満点でご挨拶できました。さすがに10月も後半になるとデッキもガラガラで快適であります。

 秋の風物詩ということで、カエデの葉と縄文杉です。デッキにはカエデがないので、もちろんヤラセ写真です…。歩いて10秒ほどの所にはあるのですが…。たまにはこんなヤラセもいいかなと…。

 そんな秋の縄文様を体で感じつつ、登山バスのデッドラインも迫ってきてレッツ下山。ちょいとマキ気味でガンガン進みました〜ッ!「下りはラクチン!」とカズミちゃんも絶好調。まぁ、後半は足がプルプルでありましたが…。
 この季節はカエデの下がお美しいです。赤〜黄色〜オレンジの葉が緑とあいまって、ナイスな色合い。下を向いていて得する季節であります。

 夫婦杉付近では、杉〜カエデ〜ヤマグルマ〜ヒメシャラが仲良く並んだ光景も。ここのカエデは毎年真っ赤になるのですが、今年もやってくれました!

 それなりに疲れが出つつあるものの、帰りは順調そのもので歩き続けられました〜。トロッコ道を歩いていると、いつのまにか雨は止み、青空が出てくるほどに天気は回復。良い空であります。
 時間に余裕も生まれたので、沢へよってコーヒーブレイク。増水していた川もだいぶ落ち着き、ホッと一息つくことができました。


 そんなこんなで、大雨から青空出るほどに天気は変わり、一度は消えかけた!?笑顔を取り戻してゴール!屋久島の森らしい雨を体験しつつ、潤いまくりの一日となりました。

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