2011年3月8日火曜日

まだまだ冬は終わらない…。

 本日も元気モリモリ、ショ〜コちゃんと一緒に縄文杉へと行ってまいりましたぁ。朝、真っ暗闇の中、車を走らせていると、けっこう車が多かったので、今日は混むかなぁと思ってバス停へ。やはり今年に入ってから、始発のバスは一番多かったように思います。大学生と思われる粋の良い若者たちで盛り上がっておりました。

 そんな感じで最近の縄文杉は若さが溢れているのですが、もちろんボクらはテクテク歩きでスタート。風がかなり冷たいものの、夜明け前のひとときが奇麗でありました。強くはありませんが、弱めの寒波きております。

 若い男の子たちにはたくさん抜かれつつも、順調にトロッコ道をテクテク。「地元と木が違〜う!」とトロッコ道沿いの林にも感動しておりました。普段は運動していないとのことでしたが、ショ〜コちゃんにもまだまだ若さは健在。あとで知ったのですが、その昔野山を駆け回っていたようで、血が騒いだのかもしれません…。

 そして、山道突入。急斜面でしんど〜と言いつつも、ペースは確保していて、なんら大学生にも負けない歩きでありました。ウィルソンでもほぼ貸し切りで愛を確認し、徐々に屋久島の森へと溶け込んでまいりました。子宝杉でも安産祈願。

 そして、まだまだ冬は終わっていないということで、上へ行けば行く程に雪も盛りだくさん。ここいらで、ボクらはゴムアイゼンを装着。するとガンガン歩いていた男子学生たちが転ぶは滑るはで一気にペースダウン。いや〜、何が何でも軽装過ぎるでしょって子たちもたくさんいました。まぁ、若さでカバーってことで…。でも、縄文杉の想い出が「ツルツル滑る登山道」ってなことにだけにはなって欲しくないなぁ。見ていて思わず笑ってしまうシーンが多々ありましたが、後半はもう見ていられなかったです…。

 そんな男子学生たちをごぼう抜きしつつ、一気に縄文杉へ!空いている時間帯に到着し、初対面となりました。存在感に圧倒されるショ〜コちゃん。釘付けになっている姿が印象的でありました。
 縄文付近はちらほら雪も降っておりました。まだまだ冬は終わらない…。いや、終わって欲しくないなぁなんて。積もる程ではありませんでしたが、白い粉が美しかったっす。

 そして、縄文様もまだまだ冬模様で、たくさんつららがぶら下がっておりました。ちょいとわかりにくいですが、中央の白い筋がつららです。写真は角度的にちょっと水平とれておりません…。

 縄文様でけっこうのんびりしつつ、縄文トークしつつ、満たされたので下山開始。やはり今日は今年に入って一番の登山客数で、パトロールの人に聞いたら260人ほどだったようです。まぁ、ハイシーズンや連休に比べたら、なんてことはない日ですが、今年もたくさんの人が縄文杉に会いに来るんだなぁと、うれしくもあり、心に熱いものを感じてしまいました。そんな気持ちで歩いていたら、若い男の子がッ!あなぼこに落下しておりました…。せめて軍手だけでも用意したら、もっと楽しくなるだろうに…。その辺は若気の至りということで…。

 ちょいと風がよけれるところでランチをしつつ、順調に歩く事ができました。かなり雪道渋滞になっているところもありましたが、これまたハイシーズンに比べればなんのその。雪がなくなるところからは、スムースに流れていきました。トロッコ道ではちろっと太陽も姿を現し、良い感じ。ショ〜コちゃんのペースも乱れる事なく歩けました。

 晴れの日によるいつもの沢で紅茶&スイーツブレイク。北風ピュ〜ピュ〜でしたが、凛とした感じで気持ちよかったです。ブレイク後もショ〜コちゃんは昔の血が騒ぎ川辺の探検。野生の血がよみがえってきたようです…。

 そんなこんなで、最後のトロッコ道も順調に歩ききりました。着いてみれば、普段より30分以上早い時間に下山しておりました。特に早いペースで歩いたわけでもないのですが、ショ〜コちゃんの脚力を見せつけられたなと。
 がしかし!今年からバスの出発時間が若干変更になったのを忘れておりました!40分程バスを待ったのですが、その前に着いていた30人程はなんと1時間以上待っていたとのこと。外は相当寒いので、待合所で待てばいいのですが、次のバスに乗れなくなってしまうので、それもできず…。下の写真は完全に脱力系のバス待ち人です…。さすがに1時間以上バスを待つのは観光地として問題なのかなぁと。寒さもありましたし…。今後の改善が期待されます。


 というわけで、まだまだ冬は終わらない感じの縄文参拝。今日も内容の濃い一日となりました。

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