2009年10月23日金曜日

「秋なのに緑がきれ〜い!」。

 本日は、5月の連休明けに屋久島デビューを果たし(5月17日ブログ参照)、
半年もたたない内にリピーターになってしまったkayoko母さんと太忠へ行ってきました!
秋雨前線が近づいたり離れたりの天気図。
こういう時はあまり天気が読めないので、ちょっとワクワクです。

 前日の雨で森はかなりの潤い。
ボクが島を離れる前の日は苔がカピカピ気味だったので、
この潤いはなかなかたまらないなと。
森が生き生きしておりました。
そんな森に吸い込まれたのか、無名の屋久杉に接近するkayoko母さん。

 登れば登るほどに、霧が濃くなっていきました。
というよりも、雲の中に突っ込んでいったという方が正しい表現かな。
このルートで一番キツい坂も頑張ります。
それにしても、今日は涼しくて、不快な湿度もなく歩きやすかったっす。

 雨の日は、気の香りがなかなかかげないのですが、
ヒノキの倒木は相変わらず、良い香りがしていました〜。
倒木といいつつ、この樹は微妙に生きているんです。
枝がかっこいいなと。

 そして、念願の天柱石到着ッ!
もちろん真っ白で視界はゼロ!
がしかし、なんともかんとも神々しすぎるほどの天柱石。
ん〜、かなり濃厚な雲。
いつもなら、てっぺんまでシルエットは見えるのですが、
目を凝らさないとシルエットすら見えないほどの霧。
いや〜、かっこいいっす。

 台座では強風が吹いてきたので、岩の下でランチタイム。
プライベートトークで盛り上がりつつ、雲の切れ間を狙いました。
しかし、霧は濃くなる一方で10メートルさきすら見えない状態。
こんな日はある種の怖さすら感じますね。
で、ランチ後一瞬だけてっぺんまで見えました〜!
その瞬間がこちら。ほんの数秒でしたが…。
これもまたいいなと。

 頂上からの展望がなくても、楽しめるのがこのルート。
いや、これほどの濃霧に出会う方が少ないので、ボクはこっちの方が好みです。
下れば下るほどに森がモリモリ…。そして、神秘的な森へ突入。
行きよりも圧倒的に胸にくる光景がず〜〜〜っと広がっていました〜。

 そんな「the 屋久島」な風景を贅沢に味わいつつ、
そこそこ雨が降っていたので、「苔の橋」と名のついた東屋でオヤツタイム。
近くに川が流れているので「川カフェ」ってところです。
やや水量を増した川のBGMを聞きながらぼ〜っとしましたぁ。

 んでもって、結構興奮したのがこの橋!
ヤクスギランドには吊り橋がいくつかあるのですが、
先が見えな〜〜〜いッ!
歩き慣れている道のりでも天候次第で全然違う雰囲気になるわけです。
kayoko母さんと「天国へ続く橋?」とかいいつつ、渡りました。
良い感じでしょ?


 そんなナイスな森を歩き終え、無事に下山完了。
いや〜、今日は天柱石もいいけれど、森が最強だったなと。
思わず、本気カメラを取りに行ってもいいかなと思う神秘的な森でした。

 明日も引き続き、kayoko母さんと一緒に歩きます。

2 件のコメント:

  1. 5月に太鼓岩から天柱石を見て次は太忠だ!!と決め、このおばばの歳で初のひとり旅で屋久島に来てしまいました。

    なんちゃんガイド独り占めで神秘的な森、神々しい天柱石、そして「天国に続く橋?」 しっかり目に焼きついています。

    ありがとうございました。

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  2. >kayoko母さん
     いや〜、神秘的な天柱石も良かったなぁと。さらには濃霧の森はもっと良かったなぁと。こんな日も少ないから、やはり呼ばれちゃいましたなぁ〜。ここも何度通っても良い場所だから、またakinoちゃんとでも行ってみてくださいな!

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