2011年5月4日水曜日

白い空へ向かって飛びましたっ!

 本日はリベンジ黒味に燃える屋久島2回目のキョウさん、屋久島3度目2年ぶりのマホちゃん、初屋久島にしてメジャースポットをこのGWでグルッと回ったタマちゃんと一緒に、黒味岳へと行ってまいりました〜。ちなみに昨年9月にキョウさんと一緒に登った黒味は一生の想い出に残るレベルの暴風雨。思い返すだけで、刺激的だったなぁと。詳しくはこちらをどうぞ。

 でもって、登山口へ着くと宮之浦岳&黒味岳を狙う人たちの車で駐車場&路肩は盛り上がっておりました〜。淀川のトイレが使えないという状況だったので、携帯トイレをゲットして、いざ出発!ちなみにGW中は登山口で携帯トイレ販売も行っております。ありがたいです、朝4時前から販売してくれるスタッフの皆さんに感謝です。

 そして、潤う森の中をテクテク歩きでスタート。いや〜、苔がぴんぴんしていてナイスコンディションでありました。やはり苔はこうでないとなぁ。思わず、みんなでソフトタッチ。決して荒々しく触ってはいけません。

 ちなみに天気予報は曇りのち雨で、視界は微妙かなぁと思いつつ、テクテク登りました。森の潤いor頂上の視界といったところでありましょうか。途中、「視界がなさそうだから帰ってきました」というカップルに遭遇しましたが、視界があろうがなかろうが、頂上は楽しいのにもったいないなぁと。まぁ、それぞれの思いはそれぞれの思いだなと。
 花之江河付近は「霧の摩周湖」ならぬ「霧の高層湿原」となっておりました〜。ん〜、なかなか良い雰囲気であります。こんな山奥にこんな開けた空間があるってのは一つの奇跡かなと。祠にお参りしつつ、タマちゃんとマホちゃんは宿仲間に遭遇できました。こういう遭遇って嬉しいなと。

 そして、霧雨が降っていたので、まずは分かれ道の休憩スペースでランチタイム。鋭気を養ってから頂上を目指しました〜。ここからはレインウェアという鎧を着ての挑戦であります。グングン登り、森林限界へ突入〜!上から下りてきた知り合いのガイドが「なかなか風が強いよ」ということだったので、気合いを入れていったのですが、そこそこな感じで平和でありました。強烈暴風雨を経験しているキョウさんは「物足りないわ〜(笑)」と。そんな冗談を交えていると、行き場を失った鹿に遭遇。上からも人、下からも人という状況でちょっと立ち往生しておりました。数分でお食事モードに入りましたが。

 そして、やや風の中で頂上へ到着っ!風も弱く、平和な頂上でありました。みんなでワイワイモードに突入し、撮影会で盛り上がりました。タマちゃんがどうしてもしたかったのが、頂上でジャンプ。飛びまくってしまいました。それぞれ、ソロでジャンピングした後に、全員で息を合わせてジャンプ。この「息を合わせる」というのがなかなか難しいのですが、なんと全てのカメラで一発オッケー!ボクのカメラで撮れたベストショットです。今日初めて会ったばかりだというのに完璧なタイミングでした〜。どんなに仲良しなお友達でもここまで息は合わないものです。エクセレント!

 思わず、ジャンプ大会で盛り上がってしまいつつ、下山開始。下りる途中で、後ろから「うわ〜〜〜」と子どもの声と聞き間違えるほどのおじちゃんが大はしゃぎしていました〜。やはりこういう所に立つと、人間は「素」が出るってもんです。写真を撮影しているわけではないのに、このポーズです。これまたエクセレント。GWというのはまさに大人の休日ですなぁ。いや「大人を休日」かもしれません。

 でもって、頂上付近のシャクナゲ状況ですが、登山道沿いは全部で20個ほどのつぼみでしょうか。数えれるぐらいなので、「…」です。そんな中、一つの株に数個つぼみをつけたシャクナゲを発見。約1ヶ月後、この株はみんなの注目株になることでありましょう。

 下山は弱い雨が降り続けておりましたが、マホちゃんとカメラトークをしてちょこっと練習しながら歩きました。ちょっとカメラの知識が増えるだけで、写真の幅は無限大!…になってほしいなと…。そんなトークをしつつ、見上げると巨木達がざわめいているようでした。

 ちょっと押し気味の時間帯でしたが、ココアブレイク。淀川小屋はかなり混雑していたのですが、屋根スペースにて甘いひとときを過ごせました。キョウさんの手作り差し入れがうまかったっす。ごちそうさまでした!


 そんなこんなで登山口付近で、オオゴカヨウオレンを見つける事ができ、撮影会。マクロモードにスイッチが入ってしまいました〜。夕暮れまでに帰れればいいかなと。
 というわけで、ワイワイ楽しい黒味登山でありました。

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