2010年3月31日水曜日

3年ぶり!?

 本日はオフであったのですが、東京から幾度となく屋久島に通い続ける友達のBと蛇之口の滝へ行ってきました〜。何を隠そう、超!久々の蛇之口の滝…。3年ぶりぐらいかな?ツアーコースに入れていないというのもありますが、今度はいつ来るかな?

 標高が低いところなので、かなり亜熱帯系の森であります。ヘゴやらビロウやらオオタニワタリといった葉っぱがデカい植物盛りだくさん。観葉植物好きにはたまらないかもしれませんね。

 ポツポツと雨も降って来たのですが、ちょうど蛇之口の滝に着くと雨も止み、ランチタイム。いや〜、それにしもてこの標高でこの気温。かなり寒かったっす。でも、相変わらず滝は素晴らしかったです。水量はいつも少ないのですが、なんといっても花崗岩!ん〜、ナイス。

 帰りはサクサクと帰り、尾之間温泉に入ってきました〜!この温泉は屋久島で一番いいっす。自信を持って「入ってこい!」と言える温泉。ボクもかなりの温泉好きですが、これほどの温泉はあまりないっす。日頃の疲れが出たのか、かなり毒素が出ました〜。ん〜、たまには尾之間温泉に入らないとダメっすね。身も心もユルユルになりました。


 てなわけで、帰り道に旬が終わろうとしているタラノメを取って家に帰りました。もちろん家に着いてすぐに天ぷらコース。うまかったっす。

2010年3月30日火曜日

青空に向かって舞っちゃいました。

 本日は屋久島二度目のハルナちゃんとテクテクと黒味岳へ行って参りました〜。早朝から良く晴れていて、爽快なスタート。思わず車を降りて、光合成…。ん〜、朝日の気持ち良さは至福のひとときであります。

 登山口に着くと、雲がなくなっていました。しかも、黄砂の影響もなく、スカッとした青空。いや〜、一週間ほど前に宮之浦岳へ行った時もそうだったんですが、これまたスペシャルな奥岳登山となりました〜。
 テクテク歩いて、高盤岳展望所へ到着。高盤岳には奇妙な「トーフ岩」という岩があるのですが、その写真を見たハルナちゃんの憧れの山でありました。「展望所にそろそろ着くよ」と言うと「え〜!なんか勿体ない!」と一言。「憧れの山」が「現実の山」になるわけですから、ちょっとそんな気持ちもわかるなと。「憧れ」だから胸が高まるという感覚ってありますからね。んでもって、実際高盤岳を目の前にしたハルナちゃんは「ぎゃ〜!」と歓声をあげておりました。

 登っても登っても晴れが増していったので、頂上でも太陽様の力をお借りしたく、太陽をつついて刺激しておきました。

 晴れとはいえ、気温は低めです。登山道も水たまりも凍っておりました。小花之江河の湿原も氷でバリバリでありました。先週は凍っていませんでしたが、寒波が来る度にまだ氷点下になりますね。

 そして、頂上へ到着!わぉ〜〜〜〜!青空が凄かったです。言葉は抜きにして、写真をご覧ください。

 風はかなり冷たかったけれど、スカッとした青空にしてやられてしまいました。あまりの絶景にハルナちゃんの目からは光るものが…。風景で涙を流せるって、人生で何度もない体験だけに、貴重だなと。
 風がよけれる岩の影でランチをした後に、本日2度目の撮影会。バッチリティシャツ姿になって、舞いました〜!なかなか良いジャンプであります。軽く宮之浦岳を越えてしまいました!ちなみにこのジャンピング撮影会は、飛び方を色々変えて、20回は飛んだかなと…。ハルナちゃん、お疲れちゃん。

 そんな元気いっぱいはしゃいだ山頂とお別れして、下山開始。日陰ではまだ立派なつららが垂れ下がっておりました。太陽にあたってないとかなりの寒さでありますた。

 下山はず〜っと世間話をしながら歩きました。あっつうまに淀川まで降りて来て、ココアブレイク。朝とは違う角度で光が差し込んで来て、これまた力の抜けまくりな時間でありました。ん〜、贅沢な時間でありました。

 てなわけで、青空にしてやられた日となりました!

2010年3月28日日曜日

潤いが似合う縄文杉の森。

 本日も元気ガンガンで、去年の今頃に初屋久島へ来たみっちゃんとhiroki、卒業旅行で来たeijiとオニーとtsutomuと一緒に縄文様へ行ってきました〜。朝から弱めの雨の中スタート。ん〜、この潤いがたまらないですなぁ。都会の雨とはちょいと違います。傘をさすのもこれまたいい気分であります。

 朝ご飯は約一時間ほど歩いた所で取ったのですが、小杉谷周辺の桜が素晴らしかったです。そう、晴れの日ではなく、この雲まじりの山桜…。ん〜、わびさびがきいていて心に響きます。和風な風景にビビッときちゃいました。山水画のような…、それでいてビビッドな色…。ナイスです。

 スタートからず〜っっと雨が降り続いていたのですが、なんと縄文様に到着するやいなや、雨が上がりました〜。なので、体が冷える寸前まで、縄文様とも対話することができました。このしっとり縄文様がまたいいんですね〜。

 で、雨が上がったので、ちょっとした広場でランチタイム。かなり寒かったのですが、お味噌汁でパワーチャージ。歩いている時は雨もまた素晴らしいのですが、ランチはやっぱりアウトドアがいいなぁと。

 で、だいぶ冷え込んで来たので、お湯を沸かしたヤカンをみんなで触りました〜。これがまた至福のひととき。指先が一番冷えるのが早いので、ホッとした瞬間でありました。ヤカンもこれだけ愛の手に囲まれ、さぞご満悦のことであったでしょう。

 んでもって、縄文様に別れをつげて、下山開始。すると歩けば歩くほど、濃霧になってきました〜。いや〜、これが最も屋久島らしい森の風景であります。神秘的&幻想的な空間。歩いているだけで、生きているのかあの世に逝っちまったのか、不思議な気分になってしまう森であります。

 濃霧の森よりも下に来たら、また雨がポツポツ。トロッコ道までは潤いの森でありました。んでもって、トロッコ道を歩いていたら、どんどん雲が薄くなっていきました。コーヒーブレイクタイムには完全に雨も止み、沢で喫茶タイム。なかなかどうして、風は冷たかったですが、相変わらず水が美しく、良い空間でありました。

 んでもって、頑張って登山バスに間に合うために、まいてまいて歩きました〜。みんなのがんばりが功を奏して、ナイスなペース。小杉谷集落跡に着いたら、西日が差し込んで来て、これまた絶景タイムへ。いや〜、山桜が西日に光って実にナイスな風景を作ってくれました〜。人間には作れぬこの光景。ん〜、ナイスです。

 てなわけで、無事に登山バスにも乗り込めて、ワイワイガヤガヤの縄文参拝でありました。

2010年3月27日土曜日

太鼓岩の桜が見頃です!

 本日は寒波到来の中、白谷〜太鼓岩へと行って参りました〜。ひっさびさの一人旅のsaeちゃんと3日ほど前に縄文へ一緒に行ったseeちゃんとテクテク歩いてきました〜。今日は土曜だったので、30分ほど時間を早めてスタート。行きで原生林を歩いたのですが、ほとんど誰とも会わずに貸し切り状態の森でした。

 テクテク歩きながら原生林歩道を抜けると、そこそこ人が現れました。もののけ付近もまぁまぁの人がいて、その場にいるみんなとワイワイ。今日も緑が実に奇麗でありました。寒さのために苔の水気も若干残っていて、良い色出してました〜。

 んでもって、森の途中は省略して、今日はなんといっても太鼓岩!山桜がバッチリ見頃でありました〜!ん〜、太鼓岩はやはりこの時期が一番ドラマチックかなぁ。色とりどりの山肌。なんだかこれからいろんな事が始まるぞ〜っていうドキドキ感があるんですよね。まぁ、ボクだけかもしれませんが…。

 すると屋久猿も花見に来ておりました〜。こんなにも間近です。襲っても来ませんし、人間も写真を撮るぐらいの距離感ですから、良い関係だなと。そりゃぁ、こんな景色だったら猿もここに来たくなるなと。

 そんなこんなで、のんびりしているとカラスまで花見に来ちゃいました〜。しかも、超特等席で…。いや〜、いいなぁ〜。あんな所からこの景色を見てみたい…。下の写真で枝のさきっちょに乗っている黒いヤツがカラスです。ちょっと望遠が強すぎて画像が荒いですが。ん〜、これはカラスも大満足なはず。

 だいぶ太鼓岩も盛り上がって来たので、ランチタイムをすることに。人がほとんどこない道の片隅でボ〜っとランチタイムを取りました。話題の中心はseeちゃんの新生活。この春から新社会人になるseeちゃん。社会人になることにちょっとビビり気味でしたが、saeちゃんとボクが「社会人は学生時代よりもずっと楽しいよ〜!」と連呼!さてさて、どんな新生活になるかな?

 お腹が満たされた後で、下山開始。やはり土曜日ということもあり、久々に多めの登山客とすれ違いました。なんだか島在住の人によくすれ違ったなと。この桜は見る価値があるからなぁ。みんな太鼓岩の桜情報をもとに遊びに来たのだと思います。

 で、白谷は咲いている桜だけを見るわけではなく、苔に落ちた桜の花びらもまた美しい。わびさびの心ですな。緑と淡いピンクのコラボレーション。この落ちた花びらはあと10日ぐらいは楽しめるかな?咲いている桜は次の雨が降ったら見頃が終わってしまいそうですが…。

 んでもって、ちょいと人が多かったので、人が全くといっていいほど、歩かない遠回りロードを帰りは歩く事に。途中、美しい沢があるのですが、そこで珈琲ブレイク!いや〜、3時のオヤツとともに今日も良い時間でありました。saeちゃんもseeちゃんも初めはいろいろしゃべっていたのですが、途中から静かになり、ボ〜っとタイム。ん〜、こんな時間に言葉はいらないのかもしれないですねぇ。


 そんなこんなで、今日も太鼓岩は素晴らしいの一言でありました〜。エクセレント!ちなみに例年だと4月10日前後が太鼓岩からの山桜が見頃なんですが、去年と今年は今くらいがピークです。自然相手ですから、なかなか開花予想をするのは難しいですが…。saeちゃんとseeちゃんの行いが如実に!?出たトレッキングとなりました!

2010年3月26日金曜日

バースデイメモリアル縄文杉!

 本日も元気いっぱいに、フッスーとマユちゃんと一緒に縄文杉へ行ってきました〜。今日は北風ぴゅ〜ぴゅ〜で寒かったっす。朝弁当を食べている時は、もう寒いってなんのって、それでもどんどん雲が抜けていったので、よい朝でありました。

 トロッコ道は快調にテクテク歩きました。いや〜、風が冷たかったっす、かなり…。晴れの日じゃなかったら、間違いなく雪ですな。んでもって、ここ数週間全くと言っていいほど運動していなかったフッスーは身体が鈍っており、山道前にちょいとストレッチ。若さでカバーできるかな?

 昨日は全体の登山者が100人前後だったようで、縄文杉にしてはかなり少なかったようですが、本日は300人ぐらいいたかな?ちょいと人混みを避けるようなタイミングで歩いていたら、ウィルソン株の中では貸し切りで愛を確認する事ができました〜!ん〜、絶妙なタイミング。んでもって、この辺からフッスーは苔の魅力を感じ始めていました。都会じゃあ、湿気の代名詞で嫌われがちな苔達も、森の苔はちょいと違うなと。それが正解!

 んでもって、どちからというとフッスーよりも富士山に登った事のあるマユちゃんの方が元気いっぱい歩けていたかな?ところどころで休憩を入れつつ、一気に縄文杉へ行きました〜!

 2人とも雄叫びをあげ、縄文様に初対面。縄文デッキの上も混雑する前だったので、ゆっくりと縄文様と対話できました。それにしても、寒い…。冷える前にちょっと奥へ行ってランチタイムとしました。

 ランチ後、ちょいと後ろ髪ひかれつつ、縄文デッキを後にしました。寒いとはいえ、この場は離れたくない気持ちになるものです。ん〜、よくわかる。また人生に思い悩んだら、この場所へ来るべし!きっと縄文パワーを充電できるよ〜。

 下りはフッスーの膝がワナワナしながらも、順調に歩けました。ウィルソン株周辺で休憩した時には、雲という雲がなく、良い森でした〜。ちょっと裏道へと周り、のんびりタイム。良い時間でありました。

 トロッコ道も順調にサクサク攻めることができ、沢でココアブレイク。いや〜、今日はまたどんどん雲がなくなって、良い空が出て来てました。そんでもって、ブログのタイトルにもある「バースデイメモリアル縄文杉」でありますが、今日はなんとマユちゃんの誕生日!3人でバースデイソングを歌いつつ、ちょっとしたアイテムでサプライズ。縄文杉に会った日が誕生日なんて、一生の想い出になるのでは。おめでと〜!マユちゃん。

 風はやや冷たいものの、ひなたぼっこで良い感じでありました〜。今朝、宮之浦岳方面を縦走して来た知り合いのガイドは「上は樹氷だったよ」と言うように、かなりの寒い日。太陽って素晴らしいなぁ。ありがと〜、太陽。あなたは温かい。

 ここからの下りは基本フッスーを先頭にして歩きました。下りの道は先頭を歩くとかなり気持ちいいのですが、フッスーはノリノリになり、マユちゃんとときどき置き去りにしてしまうほど。ワナワナしていた膝が嘘のように動いておりました。一気に小杉谷までおりてきて、山桜タイム。
 いや〜、もう満開と言ってもいいでしょう。花びらもちらほらと落ち始めていたので、ここ数日が満開警報発令であります。実に山肌が美しいです。ビビッドで若々しくて、心までドキドキしてしまう色…。ん〜、良い季節です。

 そんなこんなで、歩いている間中、笑ってしゃべって、しゃべって笑っての一日となりました。あらためて、マユちゃん誕生日おめでと〜!

2010年3月25日木曜日

今年もこの季節がやって参りました!太鼓岩桜がモリモリです。

 本日は春の息吹が漂いまくりの白谷へH氏とSちゃんと一緒に歩いてきました〜!前日からの雨の影響がちょいと残り。雨のスタート。ん〜、やはり白谷は雨がよく似合う。苔の雫も霧の雰囲気もたまらないっすねん。前日にヤクスギランドで大雨を体験していた2人も雨と戯れる術と少し身につけておりました〜。

 で、天気予報通りに雨が上がり、これまた雨上がりの良い雰囲気になってきました〜。連休明けということもあり、人も少なく静かな森。もののけ付近もかなり濃厚な緑に仕上がっており、苔の活き活きしたオーラが良い感じでありました。

 時間が経つにつれ、雲がひいていったので、太鼓岩へ行く前にランチタイム。辻の岩屋付近には誰もいなくて、これまたしっとりした良い感じ。ん〜、森で食うランチはたまらないなと。でも、急にか風が強くなってきて、寒くなってきました。最近、寒波が来る時は昼間に襲来してくるので、昼過ぎから寒くなる事が多いような…。

 そして、太鼓岩〜ッ!きたー!今年もこの季節がやってきたわけです。そう、山桜が山肌を彩るこの季節が!というわけで、言葉はどうでもいいので、まずは写真をご覧ください。

 絨毯のような配色はドキドキしますね〜。ちなみに例年より10日ほど早いです。待ちにあるソメイヨシノとは違い山桜はまばらに咲くのがまたいいんですよね〜。自由というか、なんというか。

 H氏も思わず、黄昏れモードに突入。Sちゃんは強風が吹いていたので、風がしのげる所で待機。いや〜、それにしても良い季節だな〜。

 そんな絶景をごちそうさましたあとは、結構寒くなって来たので、テクテクと雨上がりの森を歩いていきました。

 んでもって、本日のコーヒーブレイクはほとんど誰も歩かない歩道でちょいと遠回りして帰りました。沢のせせらぎをBGMに森喫茶。至福のひとときであります。安物のコーヒーではありますが、ある意味贅沢の極みと言っても過言ではないかなと。

 そんなこんなで、春の気配盛りだくさんの白谷〜太鼓岩でありました。いつまで桜が持つかな〜。今週末が最大のピークになりそうな感じであります。

2010年3月24日水曜日

なかなかの良い雨の縄文杉でしたぁ。

 今日も元気いっぱい、縄文杉へと行って参りました〜。kaolin&mineちゃん&seeちゃんと一緒に潤いまくりの参拝となりました。バスで登山口へ行くと、小雨模様。考えてみると数日ぶりの雨だけに、個人的には気持ちよかったっす。

 降ったり止んだりしながらも、テクテクとトロッコ道を歩き、ふと立ち止まった所に今シーズン初となる杉の幼樹を発見しました〜。ん〜、今年も新たな杉の命が芽生えました。もちろん全てが全てヤクスギになるわけではないのですが、この第一歩がない限り、この森は存続しません。いや〜、1センチほどの光景ではありますが、なんだか嬉しいスタートとなりました。ピンぼけしてしまいましたが(カメラの画面はキレイに写っていたように見えたのですが…)、今年初幼樹の一枚。

 トロッコ道でいきなり豪雨に見舞われる時もありました。the yakushima rainって感じで爽快でありました。やはり縄文杉ルートは雨がよく似合う。ボクが10年ほど前、初めて屋久島に来た時も豪雨だったことを思い出します…。やはり雨は生きる者たちにとっての原点でもあるのだなと。

 ボクがそんな物思いにふけっていると、デデ〜ンッ!kaolinのてるてる坊主登場!この気持ちが天に届くか!?

 山道に突入し、降ったり止んだりしながらも、テクテク歩き。kaolinのてるてる坊主の威力が発揮したのか、最も急な階段や要所要所では雨が上がり、ほどほどの所になるとザ〜ッと降るという気の効いた雨の降り方でした。

 そして、縄文杉到着ッ!これまた10分手前までは屋久島レインが降っていたのですが、展望デッキでは雨が上がり、良い雰囲気を出しておりました〜。みんなもワ〜っと叫びつつ、縄文様と初対面。けっこうデッキも空いていて、良い感じ。雨に濡れた身体が冷たくなる直前までボ〜っとしました。

 その後はちょっと奥まで行って、ランチタイム。雨は降っていなかったのですが、念のため屋根のある所へ。気温はそれほど低くはなかったのですが、体感はけっこう寒かったです。それゆえにみそ汁が身にしみたなぁと。

 でもって、縄文杉にお別れをして、下山開始!雨もほどほどになり、順調に下りて来れました。登りの時は混雑していたので、写真撮影を後回しにしたウィルソン株で愛の撮影会。貸し切りで撮影に没頭できました。

 順調に下ってきて、さらには雨も上がっていたので、今日は沢でコーヒーブレイク。と、増水した絶景スポットに降りてくると…。きゃ〜!どどん…。mineちゃんが足を滑らせ、転び落ちてしましました!ちょいと頭を打ってしまいましたが、大きなたんこぶが出来る程度で、復帰!ふ〜、まさかの大惨事になりそうでありました。頭を打った時はいろいろと注意が必要ですが、年齢を聞いたら「16歳です!」と幻想と妄想にかられていたので、ホッとしました。いや〜、よかった、よかった。おいしいココアとコーヒーが心に沁みた瞬間でもありました。

 そんなホッと肩をなでおろしていると、今度はseeちゃんがギャ〜と雄叫び…。近寄ってみると、帰りの登山バスチケットがビチョビチョ。さらには3分の1がちぎれてしまいました。まぁ、こんな日も多々あるかなと。携帯にピタッと貼って、ジップロックに封印しました。(バスの運転手さんも苦笑いでこのチケットを受け取ってくれました。)

 そして、行きは3分咲きぐらいだった小杉谷桜が5分咲き近くまで開いていました〜。いよいよ、今週末ぐらいは見頃になるかなと。この時期の山肌は本当に活き活きしていて、見ているだけでドキドキしてしまいます。エクセレント!

 屋久島の中でも伐採が激しかったこの付近に多くの桜が咲くってのがまたドラマチックであります。杉の濃い緑、ヤクシマオナガカエデの黄緑色、そして山桜の淡いピンク。ん〜、このコントラストは屋久島ならではだなと。

 山桜のご褒美付きで、なんとか登山口に到着!ハラハラドキドキのシーンもありましたが、無事に帰ってこれて感無量!山岳保全募金にもみんな協力してくれて、これまた感無量。終わってみれば、今日もまた素晴らしい縄文参拝となりました。

2010年3月22日月曜日

「静穏」ではなかったけれど、最高の宮之浦岳!

 本日は昨日に引き続き、teshimaさんとgakutoと一緒に「念願」の宮之浦岳へ行ってきました〜〜〜〜!まずは前日の天気予報の画像をご覧ください。昨日はかなりの強風だったので、風の予報を見てみると…。なんと「静穏」なる文字が!初めて見ました…。まさか天気予報でこんな文字が出て来るなんて…。宮之浦岳を今日にまわして本当によかった…。

 で、天気予報はいいとして、ちょうど夜が空け始めたところでスタート。昨日の疲れは無事に取れており、快調な出発でありました。いかんせん、宮之浦岳はハード系な山なので、ペース配分も難しいんです。絶景に見とれ過ぎていると日が暮れてしまいます。登りはガンガン歩きました〜!とはいいつつ、絶景スポットではダラダラモードに…。特に晴れの日は時間を忘れてしまうので、要注意。

 それにしても、今日は最強と言って間違いない宮之浦岳日和!雲がないんです。さらに黄砂の影響もほとんどなく、スッキリクッキリドッキリな視界。ん〜、こんな日に屋久島最高峰へ登れるなんて、teshimaさんとgakutoに感謝感激…。10日前だったら、雪山登山になってましたから…。で、今回の旅は今春からハイスクールに入学するgakutoが父の荷物も全部持ってあるいたんです。4年前屋久島に来た時は、gakutoの荷物をteshimaさんが持って歩いたということで、なんともgakutoの成長が涙ものであります…。見よ!このザックを!心強い。

 そんでもって、途中の絶景スポットはこのブログでは省略しておいて、宮之浦岳頂上をピックアップすることにいたしましょう!とにかく、晴れ!がしかし、さすが九州最高峰なので、「静穏」ではなく、風はそこそこ強かったです。
 腹の減っていたgakutoは頂上の歓喜を味わってすぐにランチを味わいました。腹が減っては景色も楽しめない。それが正解。それにしても、気持ちいい〜〜〜〜!下の写真で少しはこの感覚が伝わるかな?言葉少なめにして、写真でお楽しみください。

 そして、頂上での撮影大会スタート。まずはgakutoがジャンプ!仮面ライダーばりのナイスジャンプ!これでgakutoは九州一高い男になれたわけであります。誇りだなと。

 お次ぎはteshimaさんとgakutoのダブルジャンプ!ん〜、ナイス!それにしても雲がない…。PLフィルターを効かせ過ぎてちょっと青空が濃すぎの色が出てしまいましたが…。

 そんな遊びをしていたら、gakutoが岩から転落!!!!!すかさず父の助けが!…というのは嘘で、これは演技です。落ちても笹がフワフワしているところです。

 そんなこんなで、頂上を大満喫したあとで、下山開始。今日は行きで頑張って帰りに時間を余らす作戦。歩く時は真剣に、休憩する時はゆるゆるモードに。このメリハリがロングな登山では大事であります。ということで、小花之江河でゴロン。それにしても、まだ雲がない…。

 そして、本日のブレイクタイムは、淀川で。川のせせらぎと透き通る水の透明度…。ん〜、耳も目もさらには口の中も良い時間でありました〜。


 そんなわけで、6時ちょうどに出て、5時ちょうどに帰ってきました〜!なかなかのロングウェイで、足もちょいと痛くなりましたが、最強とも言える日に登れてよかった〜。山の神様がgakutoの合格祝いをしてくれたのかなといった一日でありました。gakuto!ナイスなハイスクールライフを送ってね〜!

 余談:登山口に戻って来ると、おじさんと若者のペアがウロウロ…。縦走帰りでタクシーも呼べず、歩く体力もなく、路頭に迷いそうだったので、一緒に安房の町まで車でおりてきました。旅は道連れ、世は情けなしめくくりとなりました。