2015年5月31日日曜日

フォトジェニックなNO YAKUSHIMA NO LIFE。

 本日は昨日に引き続き、サエちゃんとフォトジェニックな感じでサエちゃんの要望に応えられるようなNO YAKUSHIMA NO LIFEしてまいりました。昨夕から強めの雨が降っていたのですが、今朝は曇り空で雨はなし。写真に燃えるにはちょうどいい展開となりました。

 早速、一発目の千尋の滝へ。カメラがうなります。サエちゃんの構え方もなんだか決まってきたような…。ファインダーをのぞく姿がかっちょよかったです。


 今日はレンズも何度か交換しつつ、サラッと観光に来ただけでは撮れない感じの写真も撮れました。パッと来てパッと帰るのでは、屋久島の本質はちょっとしか見れません。写真の良い所って、被写体(風景)をじっくり見るからこそ、良い写真が撮れる訳で、普通の人以上にその風景を脳裏に焼き付けます。脳みそも激しく動く事間違いなしだなと。


 と、お次ぎは大川の滝へ。結論から言いますと、最高に気持ちよかったです。サエちゃんもここにはかなりの時間を使い、一般の観光客の人が3〜4巡するぐらいに長居しちゃいました。もちろんその分だけ水しぶきを浴びるので、身体も心もスッキリ!写真好きはまったり好きとも言えるかなと。


 手を変え、品を変え、燃えたな〜。ボクがおばちゃん観光客3人とワイワイ戯れている時も、サエちゃんはファインダーをのぞき、集中モードッ!枚数も相当撮ったのでは。どんなんが撮れてたのかなぁ〜。


 そんでもって、本日も森へ。標高の低い西部の森を軽く歩きました。もちろんのこと、写真メインな空気感だったので、心に止まったものはいろいろパシャパシャ。この頃には新しい愛機にも慣れつつ、「こういじればこういう写りになる」というのが体感的にわかってきていたようです。


 手持ちで撮ったり、三脚で撮ったり、歩く距離はなんてことないので、止まって写真を撮る時の方が集中力&脳みそをたくさん使っていたかもしれません。良い事です。


 そして、口永良部島の降灰が西部にも残っておりました。昨夕の大雨で全部流れたかなと思いきや、苔がストッパーになっていたのか、所々目に付きました。


 川の流れがないところはご覧の通り。まるでコンクリートの塊のように灰が沈殿しておりました。まぁ、梅雨の大雨で流されると思います。風景的にはほとんど影響ありません。気のせいか、硫黄っぽい臭いがしてました。


 でもって、本来であれば口永良部島が見えるスポットへ到着。残念ながら、口永良部は雲の中…。どうなってるのかなぁ、この雲の中。


 と、朝は早めに出発したものの、あれよあれよと時間は過ぎていき、ブレイクタイムの時間に。昨日は虎屋の羊羹をみんなに分配してくれたサエちゃんでしたが、今日は東京バナナを分配してくれました〜!ゴチ。うまかったっす。


 と、まったりする時間もそこそこにサエちゃんはすぐさま写真モード!昨日は雨の水に、今日は川の水にいっぱい対面できたなぁと。これだけ自然界の水と向きあう旅ができる場所で屋久島ぐらいかもしれませんね。


 そんなこんなで、最後の方では自分でも納得のいく写真を撮れるようになってきたサエちゃん!ボクが見ても明らかに前とは違う写真をボクなしでしっかりと撮れるようになっておりました。これからも普通の人以上に被写体(風景)をじっくり見つつ、普通の人以上に真心こめてシャッターを押していってほしいなぁ〜と。「前回の屋久島より5倍楽しい!」ってセリフが出てきましたが、それはひとえに前回よりも5倍以上風景をじっくり見れたとも言えるのではないかと。爽やかな風に吹かれつつ、ナイスな一日でありました。

2015年5月30日土曜日

イレギュラーなフォトジェニック???

 本日は、屋久島2度目の写真好きサエちゃんと屋久島数度目のハルちゃん一家と一緒にフォトジェニックな一日を過ごしてまいりました。実は前日にハルちゃん一家と山登りしようという企画だったのですが、まさかのハプニングで次の日になってしまったのでありました。そして、お隣の口永良部島が爆発…。いろいろと重なるもんです。
 で、当初歩こうかなぁと思っていた所が、灰が降った場所だったので急遽場所を変えて、緑色の世界へ行ってまいりました。

 そして、そんなに歩かずして写真に燃えれる場所へ行ったのですが、新しいスタイルの写真家が誕生!そうです、ベビーザックを背中にしょい、カメラに燃える!ナオさんのカメラも快音を響かせておりました。このスタイル、かっこいいなぁ。やってみたいなぁ。笑。


 とまぁ、のっけから新しいスタイルでありますが、ハルちゃんは抱っこスタイル!これまた真似したくなってしまう写真家誕生です。手ぶれ必須ッ!?笑。


 でもって、新しい愛機を手にしてきたサエちゃんはしっかりとメモをしつつ、頭の理解を深めながらのフォトジェニック。だいぶカメラの操作方法にも慣れてきたかな?実にナイスなカメラが愛機となったので、使いまくりたいなと。歩きながらではなく、しっかりと腰をすえて腕を磨けたなと。


 とまぁ、途中はと言いますと、ユウトの子守りを交代しつつハルちゃん一家は写真に燃え、美しき森の中にゆる〜い時間が流れていきました。


 そして、登場したのがハルちゃんの秘密アイテム!これで写真をいっぱい撮るために、3兄弟つれてきちゃいました〜!笑。思わず、サエちゃんもボクもワイワイ写真を撮りました。


 ここで今や流行にもなりつつあるベビーザックを紹介。これはモンベルのベビーザックでして、よくできております。子どもと屋久島の森や山を歩くには必須アイテム!歩く時はここにダブルストックを使うと安定感抜群で歩けちゃいます。


 ちなみにこちらは、安房にある山岳太郎ショップでもレンタルできるので、お子様連れの方は山岳太郎ショップにお立ち寄りください。笑。


 とまぁ、ユルい時間でありつつも、時間は過ぎて行き、ランチタイムに。すると、ランチ途中より、雨が降ってきました。今日は意外と森が濡れていたのですが、さらに湿潤な森へと変貌していきました。すぐさまタープを張りました。この時はそれほど強く降る事はなかったのですが、潤ってすぐにサエちゃんは写真モードに!アクロバットに撮影しておりました。笑。


 と、その後は徐々に雨が強くなってきたのですが、もちろんのこと撮影は続きます。濡れた森を撮らずして、いつ写真を撮る!ぐらいの感じで、傘をさしながら燃えました。


 燃える時間は過ぎ去りつつ、あらかじめしっかり張っておいたタープに入ってブレイクタイムに。この時間帯はそこそこ降りました。すると、ここぞとばかりにヤマビルくんがニョロニョロ。ボクも三カ所ほどやられつつ、みんなにもチラホラにょろにょろしておりました。笑。


 そして、ブレイクタイムに登場したのが、サエちゃんの羊羹&ハルちゃんの沖縄土産ちんすこう抹茶味!うまかったっす!サエちゃんの羊羹は写真を撮るのも忘れペロッといってしまったのですが、ちんすこうは撮り忘れる事なく、パチり。サエちゃん&ハルちゃん、ゴチ!


 どんどん強くなっていく雨でありましたが、ブレイク後も濡れた森を…。特筆すべきは、昼寝に夢中になっていたユウトのほっぺにヤマビルくんが…。流血しちゃいました…。笑ってはいられませんでしたが、かわいすぎて、笑…。

 そんなこんなで、フォトジェニック終了〜っ!とにかく、写真をたくさん撮りました。誰一人、雨にひるむことなく、逆に雨だから撮るぐらいの展開になり、ワイワイ楽しき一日でありました。

2015年5月28日木曜日

ギリギリでお高い女になれました!

 本日は屋久島三度目、二年ぶりのササキさんと一緒に宮之浦岳へと行ってまいりました〜!2年ごとに屋久島熱が発症するらしく、気合い入りまくりで頂上を狙いました。ボクも2日連続の宮之浦岳でして、眠気が心配でしたが、まだまだいけるもんでして元気いっぱいでスタートできました。日中は雨が降りそうな予報だったのですが、朝は青空すらないものの気温も低くて身が引き締まりました。


 でもって、ここ数年ほどガンガン山登りをしているササキさん。快調な滑り出しでした。ボクがはじめてガイドをした6年前とは見違えるほどに山登り体質に変身していました。いや〜、心強いッ!順調な足取りで、淀川にて叫び声をあげつつ、清流に心を奪われました。


 登っている最中にも今日は拝めないだろうなぁ〜と思っていた太陽もちらり!小鳥のさえずりを聞きながら、理想的な朝を迎える事ができました。


 順調に進みつつ、徐々に身体もヒートアップ。展望所もバッチリ視界良好でして、良い風に吹かれました。今日は高気圧のしっぽ的な天気図だったので、雲も高くパノラマできました。


 んでもって、ササキさんも大興奮だったトーフ岩。あらゆる角度から写真を撮り、トーフコレクションを集めることができました。小花之江河では青空まででちゃいました〜。ナイス!


 花之江河では絶賛開花中のコケスミレも可憐に咲いております。ボクの中指と比べるとその大きさがわかると思うのですが、超極小のスミレです。探さなければ見つからないレベル。可愛いです。


 と、ジワジワと標高を上げつつ、森林限界に突入。ようやく顔を見せ始めた宮之浦岳なんですが、この辺から雲が出たり、流れたりと天気予報通りの展開に。雲がガッツリかかる前に登頂できるかどうか…。この辺からは頂上を楽しむべく、休憩もほとんどせずに攻めました!


 雨が降っていないだけでもラッキーな展開なんですが、今日は気温が低く、風もあってめちゃくちゃ歩きやすかったです。しっかりと視界も良好で、グイグイ進めました〜。4時間も歩いているのに、そんな時間を感じさせないほどに変わりゆく風景と奥岳の領域を楽しめちゃいました。


 そして、山頂に近づくにつれ、風が強くなりつつも、宮之浦岳登頂ッ!叫びつつ、九州一お高い女になれちゃいました。なんとか厚い雲がかかる前に間に合いました。ホッ。時折、ドバ〜っと雲がかかったり、サ〜っと雲が抜けたりと、風が強いながらも全く見飽きない風景でありました。


 とまぁ、ドラマチックな頂上を満喫しつつも、風の影響もあって寒いってなんのって!手がかじかむほどに、寒さが身にしみました。時間的にはまだまだ余裕だったのですが、歩かないと芯まで冷えそうだったので、下山開始。とにもかくにも間に合ってよかったなと。


 下山してそうそうに、雨が降り始め、登りとは違う濡れたシャクナゲちゃんも見る事ができました。雨に濡れると花が落ちやすくなるのですが、濡れたシャクナゲは乾いたシャクナゲよりも圧倒的に美しく、所々で写真撮影。ん〜、妖艶…。


 とまぁ、雨宿りできる投石岩屋まで一気に下りてきてから、ランチタイムに。なんとも助かる空間であります。みそ汁が身にしみました。


 ランチ後もいろいろと雑談トークをしつつ、小屋まで戻ってきました。そこそこ雨も降っており、屋根の下でブレイクタイム。ちなみに小屋付近の温度は12度に満たないぐらい。そこから単純計算すると宮之浦岳の頂上は6〜7度。さらには強風もあったので体感温度はさらに低くなります。寒いわけだわなぁ〜。


 と、コーヒーブレイクを楽しみつつ、ブレイク後にササキさんが柱にしがみつき、異常行動を!ついにおかしくなってしまったかと思いきや、屋根にしたたる苔の雫ちゃん撮影に燃えている一コマです。笑。


 最後の森は霧も出始め、幻想的な空間に…。頂上でもしっかりパノラマでき、帰りは湿潤な森まで見れちゃいました。登山道そのものもめまぐるしく風景が変わっていきますが、今日は天気の展開もめまぐるしく変わっていき、てんこもりでありました。


 そんなこんなで無事に下山完了!もう一往復できそうなぐらいに元気なササキさんでありました!ササキさんのナイス脚力のおかげで、山頂のドラマチックなパノラマにも間に合う事ができ、最後は屋久島らしく雨で締めくくり、お腹いっぱい胸いっぱいな一日になりました。

2015年5月27日水曜日

百名山95座目となる頂を頂いてきました!

 本日は屋久島2度目のイズミさんと一緒に絶賛シャクナゲ中の宮之浦岳へと行ってまいりました〜!なんとイズミさんは百名山ハンターでもあり、宮之浦岳が95座目となる頂上でもあったんです。花好きということもあり、もってこいの季節。さらには天気予報も天気図も晴れ模様。流れは完璧であります。登山口も明けきらぬ空がイイ感じでした。


 で、朝も早いので朝ご飯は後回しにしてレッツ宮之浦岳。森の中に朝陽が差し込み朝焼けしておりました。写真だと伝わりにくいですが、イズミさんが写真を撮っている赤く染まった光は朝焼けです。


 とまぁ、電話のときからしてイズミさんは「わたしは歩くの速いですよ〜」という宣言通りに、全く危なげない安定した歩き!おしゃべりも好きなので、歩いている間はいろんな話をいっぱいできました。ボクもいろいろと勉強になるトークが多く、めちゃくちゃ楽しかったです。快晴のトーフ岩もバッチリ見えました。


 で、絶賛シャクナゲ中ですので、もちろん所々のシャクナゲで写真をパチり。屋久島を代表する花だけに、この季節の登山は最高であります。


 「マニアックな花があったら教えてね」と要望もあったので、普段は解説もせずに素通りする花も立ち止まって激写!標高の高い所にある可憐な花たちにもしっかりとスポットをあてて歩きました。ちなみに下の写真は「舞鶴草」という1センチにも満たない花です。もちろんイズミさんも知っていて、「ちっちゃいね〜!」と屋久島高山植物モードになっておりました。


 その後も快晴の中で、ワイワイしゃべりながら歩き続けました。もちろん快調そのものでして、青空にシャクナゲが映えておりました。


 そして、ワイワイしゃべっていたら、いつのまにか頂上に到着ッ!360度マックスなパノラマを満喫できちゃいました。写真には写せませんでしたが、鹿児島の開聞岳もしっかりと見えました。エクセレント!95座目となる頂きに「他にはない風景だよね〜」と屋久島最高峰を賛美!名も売れている山ですが、こんな日の頂上は格別であります。


 んでもって、見逃せないのが、宮之浦集落の岳参りの日だったのであります。あまりに快調に登山ができたので、ちょいと混ざってお参りしてきました。ボクも毎年参加している岳参りチームでして、お神酒もなめる感じで形だけいただいちゃいました。いろんな意味で完璧な日だったなと。


 そんなお参りの後にイズミさんが「朝ご飯でも食べようかな」ということで、ブレックファーストを宮之浦岳の頂上でしちゃいました。もちろん行動食は食べていましたが、正式な朝ご飯は宮之浦岳山頂!それぐらいの時間に着けちゃったので余裕でありました。笑。


 とまぁ、イズミさんの体力も脚力も文句なしだったので、余裕があったら寄ろうかといっていた黒味岳も帰りに目指しちゃいました。決して、良い子は真似してはいけません。笑。イズミさんだからできる登山であります。笑。
 すると道中で、ひよこ軍団に遭遇!撮影許可を得て、記念撮影もしちゃいました。世の中には面白い人がたくさんいるなと。ちなみに一番右に移っているのは友達ガイドのNちゃん。しっかりとガイドの分までひよこを用意してくる所がナイスでありました。笑。


 と、バッチリ黒味岳の頂上もあっさり頂いちゃいました!宮之浦岳の頂上で、お昼ご飯は黒味の頂上で食べましょうかなんて冗談がそのまま本当になっちゃいました。くれぐれも良い子は真似しちゃいけません。笑


 とまぁ、黒味の頂上でもまったりしつつ、下山開始。まだまだ体力が残っているイズミさんに脱帽っす!宮之浦岳の問い合わせがある時は、必ずボクからも体力の確認をするのですが、全くそれが無意味であったと思えるイズミさんの脚力。失礼いたしました!笑。

 で、下りもずっとワイワイ話しながら下って行ったのですが、淀川まで戻ってくるとさっきのひよこ軍団が遊んでました。ワイワイ立ち話をしたのですが、世界をまたにかけてアホな行為をしている「チームあほ」のメンバーだったのです!気になる方はネットで検索してみてください。すぐに出てきます。笑。イズミさんも「まだまだ日本も捨てたもんじゃないねぇ〜」なんてセリフが出るほどに、楽しい出会いでありました。 


 そんな「チームあほ」軍団が去って、静かになった淀川でブレイクタイム。今日もキラキラした水と優しい水の音が響くエクセレントな空間でありました。


 と、最後に一度だけ転倒もしましたが、まだまだ歩けそうな感じで余裕の下山完了!天気に恵まれ、すれ違う人ともワイワイし、花もたくさんで元気いっぱいおりてこれました。繰り返しになりますが、イズミさんの脚力に脱帽!このままの勢いで100名山を制覇してください!ボクとしてもまだまだ歩きたかったぐらいの一日で、素晴らしい宮之浦岳登山となりました。