2016年11月22日火曜日

2017年のカレンダー仕上がりました〜!

 毎年のことながら遅れてしまいましたが、今年もなんとかんとかカレンダーを発売開始できました。9月から作り始めたのですが(予定としては10月上旬に販売開始したかった…)、今の時期になってしまいました…。公私ともに余裕無しでした…。

 すかさず注文した方はこちらからどうぞ。落ち着きのある方は、下記の紹介もお読みください。笑。

 まずは壁掛けの紹介から。
 昨年同様のデザインなんですが、細部はちょこちょこ変わっています。もちろん写真はちょっと大きめで見たい写真をセレクトしています。


 屋久島で重要な日と言えば、「山の神」の日です。この日は山に入らない日なのですが、しっかりと掲載。ボクも忙しさにまぎれて、失念してしまうことがあるので非常に重要なんです、これ。もちろん満月、新月も載せています。日常の生活にお役立てくださいませ!


 あと年間カレンダーを変えてみました。全部が一気に見れる感じで作ってみました。便利かどうかはわからないんですが、ここにも満月、新月、山の神を入れ込んでいます。役に立つといいなぁ〜。


 続いて、卓上の紹介。今年は採算合わない感じなんですが、どうしても質感をアップさせたかったので厚めで色乗りのいい紙質をチョイス!思った以上に丈夫な作りでして、仕事中の息抜きに安定した癒しを提供してくれるのでは…。笑。


 壁掛けよりも突っ込んで、月の満ち欠け、それに伴って潮の満ち引きのイメージを掲載しています。屋久島の生活で月は切っても切れない関係でして、自ずと潮の満ち引きも大事なんです。自分が一番使いたかったりして…。都会で生活していても、ふと月のことを思うだけで日常が変わってくるんじゃないかなぁ〜って勝手に思ってます。


 でもって、今年もおかげさまで忙しかったのですが、忙しさに拍車をかけた方が楽しい生活が送れるのではないかと思い、写真もガンガン撮ってました!笑。ですんで、壁掛けと卓上の写真は全て違うものを使っています。今年の試みとしては、山や森だけでなく、海や里の写真もチラホラ…。屋久島ってホント絵になる風景が多いなとつくづく思います。撮っても撮っても、次から次へと被写体が増えてくる感じです。

【壁掛けカレンダー写真一覧】
【卓上カレンダー写真一覧】

 そして、さらなる屋久島日常計画(勝手に命名)を企画中です。リビングには壁掛けを、デスクワークには卓上を…。残るはトイレ!?いつまで体力が続くかわからないんですが、30代最後の時間をめいいっぱい使っていこうかなと思います。

 というわけで、カレンダー販売開始のお知らせでした。ご注文希望の方は下記のサイトより(美屋久サイトからももちろん飛べます)、よろしくお願いいたします。

2016年11月21日月曜日

たいした雨も降らず、良い流れでありました。<文章アップ完了>

 本日も元気いっぱい、杉ちゃん、アンちゃん、昨日に引き続きこまっちゃんと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜!今日は何を隠そう、一人旅の集いでありまして、それぞれにそれぞれの想いを背負っての縄文参拝でありました。ちなみに昨日からのこまっちゃんは屋久島に20数回来島しているんですが、縄文はお初っ!昨日のブログにも書きましたが、あくまで「海」の男だったんで、10年かけて上陸したということにしておきましょう。

 で、今日は2日休めば5連休になるカレンダー。通常の連休よりは少ないものの、思ったより人が多めでした。この時期は100人にも満たない感じなんですが、結局登山者は150人ほどだったようです。今年最後の盛り上がりか?笑。朝ご飯を食べて、ヘッドライトをつけ、レッツ縄文!歩き始めてすぐのトンネルで、前を歩いていたスキンヘッドの外人さんが輝いてました。笑。


 今日も昨日より良い雨が降りそうな予報だったんですが、午前中は一滴も雨が降らない感じで快調な滑り出しでした。杉ちゃんとアンちゃんが屋久島お初だったんで、あれこれトークをしながら前進しました。小杉谷橋にからんでるツタ(ツタウルシ?)が超絶真っ赤になっていてキレイで〜す!あと数日は良い色見せてくれそうな感じです。


 トロッコ道も落ち葉が多くて、秋のトロッコ道に。屋久島の秋って非常に短いんですが、これまた良い季節であります。今日もところどころで目を楽しませてくれました。


 寄り道したり、道草を食いつつも、順調なペースでトロッコ道を歩くことができました。気温は意外と高めでして、ちらっと汗ばむほど。みんなも想定外に雨が降らなかったので、ご機嫌で歩けちゃいました。まぁ、個人的には雨装備で来ているんで、いつでも大雨オッケーではあったのですが…。笑。


 そんな感じで良い流れで山道に突入〜!急斜面を登り始めました。杉ちゃんはバリバリ身体を動かす仕事をしているんで、ちょっとした坂道も余裕の表情。アンちゃんは散歩程度という運動量で頑張りモード。こまっちゃんはダブルストックで一気に本気モードで登りました〜!気合いが入るなと。


 ボチボチ歩きつつ、ウィルソン株に到着。タイミングよく、空いている時間帯に来れたので、みんなで愛の撮影会を開けました。みんななかなか良い愛が撮れたかな?


 そんな愛の充電をしてから急斜面に入りました。ここでも杉ちゃんは余裕のヨッちゃんでありまして、下の写真を撮った後はダブルピースをした写真も撮っちゃいました〜!長年ガイドをしていますが、この坂でダブルピースをしたのは杉ちゃんが初めてです。笑。


 と、相変わらず降りそうで降らない雨でして、標高1200m付近に来ると、イイ感じの霧の森に変貌していきました。これぞ屋久島って感じでして、昨日の大雨で潤った森に、モヤッとした霧の森が最高でありました。


 ウィルソンから上はというと、後ろにそこそこの人数が固まって歩いていたので、それほど道草を食わずにグイグイ進みました。デッキの上ができるだけ混雑しないように。みんなも森を楽しみつつ、がんばってくれました!


 で、縄文5分手前のタンナサワフタギの木が真っ黄色になってました〜!個人的に今日一番の紅葉でした。昨日のブログに引き続きなんですが「緑の中にポツン」ってのが屋久島らしい紅葉であります。


 そして、みんなで一斉に縄文杉とご対面しようとしたのですが、フライングでアンちゃんがご対面しつつ、みんなで歓声をあげて縄文杉に到着!作戦通り、デッキの上もガラガラでして、タイミングよしでありました。


 ちょこちょこ登山者は通過していったのですが、上のデッキは貸切御礼。ゆっくり縄文杉と語り合えました。何を隠そう、ボクも登山バスシーズン最後の縄文杉ガイドなんです!今日以降はまだガイドはあるものの縄文の予約はなく、ガイドとして縄文に来るのは2016年最後の日だったのであります!なので、心の中で一年を振り返りつつ、今年も大きなケガなく、大きな事件もなく(珍事件は無数ですが…)、感謝の眼差しを縄文杉に贈りました〜。心の中で大きくありがとう〜!って叫びました。


 で、まったりタイムをしていたら、ようやくポツポツと雨が降ってきました。ちょいと歩いて東屋でランチタイム。ここも途中から貸切ランチとなりまして、お腹を満たすことができました。下山は弱い雨の中、その雨の音も楽しみながら歩けたなと。雨が似合うなぁ〜、この森は!


 帰り道も愛を確認すべく、ウィルソン休憩。みんな愛に飢えていたようです。笑。


 登りの時からアンちゃんが「この道を下るの〜!?」と言っていたので、もうちょっと時間がかかるかなと思っていたんですが、意外とすんなりトロッコ道まで下りて来れました。やればできる!
 帰りのトロッコ道は傘をさしつつ、みんなでおしゃべりしながらグイグイすすむことができました。おしゃべりも進んだので、それほど眠くならずに歩けました。


 雨も降っていたので、小杉谷休憩所までノンストップで歩いて、ブレイクタイム。コーヒーとココアが身にしみました。みんなもそれなりに疲れているとは思うんですが、表向きは笑顔が残っており(笑)、ゆるい時間でありました。トロッコ道はガンガン歩いただけに、ホッと一息つけました。


 最後の道のりもリーダーである杉ちゃんを先頭にして、良いペースで歩けました!もちろんところどころで朝は見れなかった風景があったので、写真もパシャパシャと。ゴール手前10分のところでも、この二人の構え方は決まってます!疲れきっていたら、カメラどころじゃなくなるんで、まだまだ歩けそうな杉ちゃんとアンちゃんでした。こまっちゃんはカメラではなく、心のシャッターを切る感じでしたが。笑。


 そんなこんなで、計ったかのように10時間ほぼジャストで無事下山!想定外に降らなかった雨もありますが、全体の流れが非常によかったなぁと。一人旅が集い、ワイワイしながら、実に楽しき一日でありました。

2016年11月20日日曜日

スローシャッター大会から、屋久島の秋へ…。<文章アップ完了>

 一日アップが遅れてしまいましたが、昨日(20日)は屋久島20回以上の来島を誇るこまっちゃんと一緒にフォトジェニックな一日を過ごしてまいりました。もともとは海の男だったのですが、数回前の来島から進化の過程で(?)、上陸し、山へ森へといっとります。笑。

 で、前回もまったりフォトジェニックな一日を過ごしたのですが、前回の最後にスローシャッターがちょっとだけしかやらなかったので、今回は初めからスローシャッター大会を開こうと行っていたんです。なので、それにふさわしい場所へレッツゴー!この日は島内で駅伝大会があったのですが、負けじとスローシャッター大会となったわけです。


 え〜、写真をあまりやらない方に説明しておくと、ちょいとシャッターを明けっ放しにして、水の流れを撮るとしゅわ〜って感じになるんです。構図を決めたり、あれこれ設定をすると時間がかかるので、写真にぼっとうする日しかこんな撮り方はできません。屋久島のガイドブックなんかでもよくありますが、下の写真のようなしゅわ〜って感じの写真です。


 こまっちゃんはボクがカメラの説明するなんてことは全く必要ないレベルなので、スポットに着いてからすぐさま写真モードマックス!のっけから集中しました。カメラを構える前にまずは景色をじっくり見るこまっちゃん。そう、写真をやっている人って、普通の人以上に景色を見るんです。これがミソですなと。被写体をしっかりと見るからこそ、良い写真が撮れるってもんであります。


 そんな集中マックスなこまっちゃんに負けじとボクも作例をいくつか。落ち葉が良い季節なんで、落ち葉まじりの写真もパシャパシャしました。このブログには載せてませんが、こまっちゃんの落ち葉入りの写真も絶品写真でした〜。ナイス!


 ほとんど歩かないんですが、それでも数時間かけて200mぐらいは進んだかな?笑。ひとつの被写体でいっぱい撮るので、自ずと時間もかかりますが、撮っている本人はあっというまに時間が過ぎていきます。集中している証拠かなと。


 虫食いのヤクシマオナガカエデの落ち葉入り写真です。歩いていると、けっこう良いと所に落ち葉が落ちてるんですよねぇ。たまに良い場所に落ち葉を置いたりもしましたが…。笑。


 と、あっつうまに時間が過ぎていき、まったりランチタイム。カメラトークに花を咲かせつつ、静かな森で良い時間でした。ランチ後も早速写真を撮りにかかろうとあれこれしていたら、雨が降ってきました〜。今日は軽く降るかなぁといった予報だったんですが、ちょいとカメラが濡れまくりそうな感じになったので、いくつかある選択肢のうち、車に戻って紅葉狩りをすることにしました。車中からもパシャパシャ。ヤクスギランドから上の森はなんともいい林道なんで、被写体には困りません!


 これだ!っていう紅葉はそんなになかったんですが、巨木にナナカマドやアオツリバナがくっついていて、屋久島らしい感じに色づいておりました。「緑の中にポツン」ってのが屋久島らしい紅葉です。


 傘をさしつつ、こまっちゃんもパシャパシャ。赤く染まる紅葉というよりは、今日は黄色の黄葉が多かったな。やはり「緑の森にポツン」がテーマ?


 たまにこんな感じもありました!ナナカマドとヒメシャラが混じる感じで、こういう所は明るく感じて、秋を感じれました。もちろんこれも車中からです。笑。

 
 バックミラー越しのこまっちゃん。笑。ちょっと絵になるかなぁと思って、撮ってみました〜。笑。


 で、ジワジワと雨脚が強まっていき、なかなかの雨になってきました〜。もちろんこんな雨も屋久島らしい写真にはかかせません。杉の葉に無数の雫がついて綺麗でした。


 で、本日一番の赤系紅葉はマルバヤマシグレでした。ちょいと赤を強調して撮影してみました。なんとも雨に濡れたヤマシグレがイイ感じでした。ちなみにこれも車内から望遠レンズで撮ってます。外はなかなかの雨だったので…。笑。


 と、車を走らせながら写真に燃えていたのですが、淀川登山口に着いてトイレ休憩していると、本日一番の大雨が降ってきました〜!トイレに行くだけでもびしょ濡れ!するとここでちょっと珍事件に遭遇。縦走を終えた3人+1人が登山口にいたんですが、車をヤクスギランドに置いていたのですが、大雨が降ってきたので淀川に下りたとのこと。足がなくて困っていたのです。こまっちゃんも「のっけていきましょ!」って愛の言葉を投げてくれたので、縦走を終えた4人とワイワイ車でランドへ行きました。すると、島内在住で以前、ボクと岳参りを一緒に行った子がいたんです。完全にレインウェア装備で気づきませんでした。笑。これも何かの縁だなと。無事にランドの車まで送ることができ、ホッとしました。こういうのもほんとタイミングだよなぁと。

 そんな感じで最後は珍道中になったのでありますが、スローシャッター大会からの紅葉狩り完了〜。ほとんど歩きはしませんでしたが、屋久島らしい写真が撮れた一日でありました。



2016年11月18日金曜日

ガイドブックには載らない屋久島。

 本日も元気いっぱい、毎度恒例のコンタニ夫妻と一緒に宮之浦岳を狙いつつも、なかなか雨が降りそうな予報だったので、ガイドブックにはまず載らないけれど、ある意味、屋久島の本質的なスポットへあれこれ行ってまいりました〜。ちなみにコンタニ夫妻はちゃんと晴れの宮之浦岳も登っており、名のある山はほぼ全部行ってます。なので、コアな屋久島をチョイスしたという流れだったのであります。

 と、山にはガッツリ雲がかかり、里はそれほどでもない天気にてコアツアーが幕を明けました。まずは海からのスタート。山ではなく、海がスタートの屋久島もオツであります。


 まずはその土地に住む人にとって大切な場所であり、ヤクシマ通でもうなるスポットへ点々と車を走らせました。この写真を見て、場所が分かる人は相当なヤクシマ通です。笑。


 コンタニ夫妻をガイドするのは、もう10回近くになるのですが、今までは山や森の話が中心。里トークをするのはそんなになかったので、ボクもあれこれトークをしながら、スポットを巡りました。これまたこの写真を見て場所が分かる人はコアな人です。笑。しょっぱなは屋久島に住む人と屋久島の山岳が感じられる所が中心でありました。


 と、島の北部へ向かうとチラホラ青空も見える天気!雨が降っていたら止めようとおもっていたのですが、晴れていたのでこちらにも。それほど距離は歩かないのですが、個人的に好きな道のりです。この尾根沿いは木の配列といい、道のデザイン性といい、好きだなぁ。


 奥岳こそ見えませんが、けっこう上の方まで山が見えました。ん〜、思っていた以上に視界が開けて気持ちよかったです。最近にしては気温も高めでして、寒さは全くありませんでした。


 と、車を走らせては立ち止まり、スポットを楽しみつつ車を走らせるってことを繰り返しました。コンタニさんが海辺のスポットで極小のヤドカリを発見!よ〜く見てみると、無数とも言える1センチにも満たないヤドカリちゃんたちがいました。かわいかったっす。


 その後もコアなスポットを巡りつつ、その流れで永田の神社をコンプリート!笑。コンタニ夫妻は全ての神社でお賽銭を入れてくれました!それぞれにそれぞれの神様がいるので、しっかりとご挨拶できたと思います。


 あれこれまわっていたら、すぐにお昼の時間…。西部の森を歩きつつ、気持ち良さげなスポットでランチタイムに。川のせせらぎを聞きながら、イイ時間でありました。今回は約1年ぶりの屋久島だったのでありますが、シーズン中のコンタニ夫妻は毎週土曜日にどこかの山へ行っていたので、ある意味今日は歩き足りなかったかな?笑。その分、標高の低い屋久島を楽しめたのではと。


 当初の予定は屋久島で一番標高の高い所へ行く予定ではありましたが、方向転換で屋久島で一番標高の低いところへ到着!ときどき太陽も顔を出し、この時期にしては温かかったです。軽く汗をかくほどの陽気でありました。


 帰り道は鹿ちゃんとお猿たちがたくさん…。屋久島サファリパーク状態…。お猿は群れで行動しますが、鹿も一カ所に7〜8頭が集まるシーンも…。鹿も猿も盛り上がっておりました。笑。


 この森にふさわしくまったり歩き完了。久々に時計を見たら意外と時間がたっていたので、帰路へ。まぁ、なんてことはない場所なんですが、個人では行けない所へも立ち寄りました。


 考えてみれば、今日のテーマはガイドブックには載らない屋久島…。屋久島は自然が凄い所ですが、もちろんそこに住む人がいるからこそ成り立つ島でもあります。自然の中であれこれやってきた形跡を辿る一日でもあったかなと。自然と人間は別物ではありませんから。


 で、最後に行こうかなぁと思っていた所は、完全に通行止めでチ〜ン…。こんなこともあるかなと。これはこれで冒険気分が楽しかったです。写真は撮り忘れちゃいました。笑。
 そんなこんなでそんなに長い距離は歩いていないのですが、あっという間に一日が過ぎ去ってしまいました〜!メジャースポット「0」で、屋久島スポット「100」って感じだったかな?笑。いつもとは違う「屋久島らしさ」にあふれた一日でありました。

2016年11月17日木曜日

まったりイイ感じで歩けました。

 本日も元気いっぱい、マキロンと一緒に太忠岳へ行ってまいりました〜。なんとマキロン、昨年の10月に初屋久島してから、今回で4回目!ほぼ一年で4回というヘビーリピーターっぷりを発揮しているのでありました〜。ナイス!それでも夏は水遊びをしていたとのことで、山にはあまり行っておらず、今回の太忠岳となったわけであります。

 前日は白谷へ行ったとのことでしたが、疲れもなく、アルコールもそれほど残らず、レッツ太忠岳。誰もいない森でテクテク歩きました。四度目の屋久島とは言いつつ、それほどガッツリ山には入っていなかったので、あれこれ森トーク&山トークをしつつ、前進しました。朝の森が気持ちよかったなぁ〜。


 なんだかずっとしゃべりっぱなしだったような気がするのですが、ワイワイしつつ、携帯トイレブースも見学完了。ラミネートの案内以外は実にナイスなトイレブースです。笑。


 と、あれこれトークも弾みつつ、たまに休憩。今日は全体の登山者がボクらを含めて6名だったので、頂上に着くまでは誰一人ともすれ違わない快適さ!貸切の森でありました。響くのは風の音、水の音、ボクの声…って感じでした。笑。


 天文の森までの道のりは相変わらずの美しさでありまして、写真を撮ったり、マキロンのiPhoneでパノラマモードにはまったりと自由な森歩き。ん〜、白谷の苔の森ではここまで自由にはなれないなぁ〜。


 その後も道草を食いつつ、天文の森に到着。ん〜、イイ感じ。四度目の屋久島で毎回白谷へは行っているマキロンですが、早くもまたここに来たいと。屋久島ルーティンに入り込むかもしれません。


 で、天文の森の奥に見える立ち枯れた屋久杉があるのですが、上の方にくっついているナナカマドがイイ感じに色づいておりました。まぁ、がっつり紅葉することはない屋久島の森ですが、スポットライトのように赤や黄色の紅葉が目に飛び込んできました。良い季節だなぁ。


 天文の森後に続く急斜面に突入したのですが、ちょこちょこ立ち休憩をしつつ、おしゃべりしつつ、トークに花を咲かせていたら、いつのまにか急斜面が終わっておりました〜!まぁ、これもひとえにマキロンの脚力のなせるわざかなと。最近、スポーツジムから遠ざかっているとのことでしたが、屋久島の森歩きには十分すぎる脚力でありました。ナイス!


 で、今日ひときわ目をひいた紅葉がこちら。写真だとやはりうまく伝えられないのでありますが、コハウチワカエデが真っ赤に染まっておりました!この季節以外は足を止めない場所なんでありますが、足を止め情熱的な赤色に酔えました。冷静に振り返って見ると、太忠ってカエデが他のルートより少ないなぁ。


 最後のロープ場も難なくクリア!頂上に近づくにつれて、霧がかった雰囲気になってきました〜。まぁ、頂上の展望は期待せず、天柱石にむけて歩きました。


 そんでもって良い流れのままに頂上に到着〜〜〜!まっしろ〜〜〜!笑。何が見えるかは置いといて、これはこれで気持ちいい空間でありました。風があったので少し景色が見えるかなぁと思いきや、ほとんど視界はまっしろのままでした。笑。白い世界にたたずむマキロン。ん〜、絵になるなぁ〜。


 景色が見えない日は風景に気を取られることなく、岩に集中できる感じでして、摩訶不思議な巨岩と戯れました。もちろん貸切〜〜!贅沢であります。天柱石の台座はそこそこ風があって寒かったので、岩陰の岩の上にのってまったりしていたら、マキロンのお腹がグ〜〜〜っと良い音を立てたので、すかさずランチタイム。笑。ユルい時間でありました。


 で、来年の太忠岳シャクナゲ情報ですが、森の中はほとんどツボミがないものの、頂上付近は奥岳とともにイイ感じにツボミが付いております!来年の5月末ぐらいは太忠の頂上付近でもシャクナゲが爆発しそうな雰囲気であります。


 で、動かないでいるとそこそこ寒さも感じてきたので、もうひとつピークへ向けて身体を動かしました。するとほんの1分ほどではありましたが、チラリズムで青空も!マキロンの背中も語っていたなと…。笑。ここからは屋久島らしく点々とした紅葉する山肌も見えました。


 そんな頂上を楽しんでから、下山開始。帰り道もあれこれトークしながら下山しました。登りもいっぱいしゃべっていたのですが、下りは下りでプライベートトーク等も混じり始め、ワイワイであったなと。もちろん途中で道草食いつつ、ゆるい歩きではありましたが。


 ランド内に戻ってきてからは、時間的にも体力的にも余裕があったので、長い道のりをチョイスして森歩き。名のある屋久杉にご挨拶しつつ、それでいて巨木にもだいぶ慣れてきた感じで歩けたかなと。笑。冷静に考えればとんでもない巨木なんですが、見慣れると普通になってしまうのが恐ろしい森だなと。笑。


 遠回りがてらに荒川にてブレイクタイム。ボクが何も言わなくても水と戯れ始めるマキロンでした。笑。すぐさま靴を脱いで足を着けたのですが「意外と冷たくない!」と言った五秒後に「水、冷たい!」と下方修正してました。笑。その後、本日二度目のコーヒータイムをしつつ、ゆるい時間が過ぎていきました。気温は寒くもなく暑くもなく、まったりするにはちょうどイイ感じでありました。


 最後の歩きも道草食いつつ、おしゃべりが止まることはありませんでした。笑。下の写真は何を指差しているのか忘れちゃいましたが、何かを指差し、目標に向って気合いを入れるマキロンということにしておきましょう。笑。


 そんなこんなで無事に下山完了〜!「そんなに疲れないで歩けた!」とマキロンが言うだけあって、終始快適に歩くことができました。汗もほとんどかくことなく、まったりトレッキングでありました。終わってみれば、しゃべりっぱなしだった感じではありますが、それだけに充実した楽しい一日でありました。