2017年8月14日月曜日

最高の展開に恵まれて。

 一日アップが遅れましたが、13日はヨコヤマ夫妻、ユウキくん&キムと一緒に宮之浦岳へと行ってまいりました〜。お盆ウィークでありまして、混雑する縄文杉の登山バス乗り場を通過し、登山口に到着。昨日もそうだったのですが、この夏では気温が低く、車を降りるとちょっと肌寒いぐらいでした。

 と、そんな爽やかな朝に、レッツ宮之浦岳。木漏れ日の差し込む、なんとも理想的な朝の森を歩き始めました。天気が天気だけに、みんなもテンション高めで良いスタートを切れました。


 お盆なのでちょっと人が多いかなぁと思いきや、意外とそんなでもなく、自分たちのペースでテクテク歩きました。我らが淀川は今日もお美しかったです。あわよくば、ここで一日を過ごしたいぐらい。小屋の気温計は13度でした。


 と、ユウキくんは屋久島数度目の来島だったのですが、ヨコヤマ夫妻とキムはお初な屋久島だったので、森の話やら屋久島トークをしながら歩きました。みんなの足取りも山慣れて知る感じでして、良い流れで歩けました。


 とはいえ、宮之浦岳はなんといっても歩き続けねばなりません!笑。まったりしたいスポット盛りだくさんなんでありますが、ボクも心を鬼にして、休憩短めで頑張りました。なんともガイド泣かせな(?)道のりであります。笑。


 そんなボクのスパルタ歩き(?)作戦もありましたが、順調に森林限界に入りました〜!花之江河で日焼け止めも塗り、サングラスを装着して、万全の態勢で乗り込みました〜。直射日光強しなんですが、雲のない天気で全部丸見え。みんなでわ〜わ〜言いながら、前進。


 8月の奥岳は雨が多いのでありますが、そんな通例を良い意味で裏切って、快晴登山。写真を撮ったり、塩を補給したり、歩いているだけで気持ちよ過ぎだったなと。たまに吹く風が冷たくて、なんだか秋っぽい雰囲気も感じるほどでした。


 と、台風5号で崩れてえぐれた箇所がさらに進行中。奥さんだけボクがサポートしましたが、男チームはひょいとここもクリア!このくらいでひるんではいられません!笑。個人的にはなんちゃってアンチローブキャニオンぽくて楽しいのですが、次の台風でまた深くなると思うので、抜本的な補修が必要です。


 もう一カ所の崩れている場所もさらに崩れが進行して、逆に人が通れるほどになっておりました。涙笑。ボクも登山道をちょこっとだけ整備する人間として、ここはどうやって補修したらいいのか想像できません…。涙。歩きやすくなるにはちょっと時間がかかりそうだなぁ。


 と、難所をクリアしても、急斜面が続きます!南側にちょいと雲が出てきたのですが、太陽を隠してくれるまでは行かず(笑)、良い汗かいてがんばりました〜〜〜!灼熱、そして、情熱の登りであります。


 そして、待望の頂上に到着〜〜〜!最後は奥さんに先頭を任せ、みんなでハイタッチをしてたどり着けました!みんなもそれなりの疲れはあると思うんですが、それ以上に最高の天気に恵まれた頂上で笑顔を爆発させることができました!


 永田岳方面もクッキリ!夏らしい雲も出てきており、絵になるなぁ〜。しばし、頂上満喫タイム。これまた風が涼しくて、いやがうえにもハイテンションになってしまいます。


 と、風は涼しいんですが、直射日光はそれなりでして、日陰に移動してランチタイム。快適幸せ空間でした。で、ランチ後にヨコヤマ夫妻のリュックからご当地のお土産が!「別に地元を宣伝するわけではないからね」と旦那さんの前置きがありつつ、「わかさいも」。いもと名はついておりますが、芋は使用しておりません!笑。北海道の銘菓と永田岳でありま〜す!ゴチでした〜。


 そんな良い雰囲気の頂上を楽しみつつ、こんな日に弁当食べてすぐ帰るのはもったいないので、しばしまったりタイム。いや〜、夏でもこんな素晴らしい日があるんですなぁ。みんなの行いのおかげ?笑。おそらく8月で一番ベスト登山日和だと思います。


 でもって、僕らは人間ですので、里へ帰らねばなりません!帰りは帰りでがんばりました〜。登りよりも良いペースを維持して、サクサクと。頂上ではボクも気が緩んでしまいましたが、帰り道はまた心を鬼にして歩きました。笑。柄に似合わず、黙々と。笑。投石岩屋の休憩で直射日光を浴びて火照った身体を癒すことができました。


 んでもって、その後も攻めの下りを!長年ガイドをしていますが、宮之浦岳は帰り道こそ集中して歩かないとドンドン時間が過ぎ去ってしまうんです!たまにおしゃべりを交えつつも、ひたすら歩き続けました〜。みんなの体力に感謝ッ!


 淀川まで一気におりてきてから、ブレイクタイムに。なんだか朝よりもテンションが高くなっているみんなでしたが、それだけに奥岳が最高だった証拠でもありましょう。冷たい飲み物でホッと一息つけました。


 最後も最後でペースを維持して、無事に下山完了〜〜〜ッ!元気いっぱい帰って来れました〜!帰りの車でもその興奮は止まず…、笑、紀元杉に寄ったり、お猿さんと出会えたりと濃厚すぎるほどの一日!なんとも素晴らしき宮之浦岳登山でありました。

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