久々の縄文祭りでした。

　本日も元気いっぱい、一昨年縄文杉へ行ったミキちゃんの紹介でリョウくん&マイマイ、熊本よりヤヨイちゃん&ヨーコちゃん&でぐっちゃんと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜。連休中日ということもあり、前々から混雑予報が発令（笑）。朝は臨時便が２本連続で出るほどのにぎわいぶりでした。結局のところ、５００人オーバーのお祭り日でありました。３月でここまでお祭りになるのは久々だったのでは…。

　しかし、みんな安房地区の宿だったこともあり、最初からいいスタートを切ることができました〜！やはりこういう日は宿選びも重要になってくるかなと。

　と、登山口に着いてから朝ご飯をほおばって、レッツ縄文。明けきらぬ朝を歩きました。天気は曇り予報ではありましたが、弱い雨が雰囲気を醸し出しておりました。

　ジワジワと明るくなってきたものの、雲はけっこう厚めでして、暗いトロッコ道でした。ボクも手ぶれ写真を量産！笑。まぁ、これはこれで味になるかなと。

　でもって、屋久島トークしたり雑談したりと、トロッコ道終了。良い流れをそのままに、トイレも混雑せずに大丈夫でした。あとで後ろの方を歩いていたガイドに聞いたら、トイレでもかなり待ったようで、作戦成功だったなと。

　そして、山道に突入〜！のっけから「疲れた〜」と…。みんな普段はあまり運動をしていないと言っていたのですが、そこは若さでカバーできたかな！？笑。４〜５人集まると、誰か一人ぐらいはひん死の状態になることが多いのですが、今日はみんな素晴らしき歩き！混雑に飲み込まれなかった最大の要因はみんなの体力だったと思います。

　ウィルソン株もそこそこ人はいたものの、待ち時間なくスムースに愛を確認できました。でぐっちゃんは気合いのデジイチだったのですが、「ちょっと歪んだ愛かも」とのことでした。笑。それぞれにそれぞれの形があっていいかなと。笑。

　そして、ウィルソン休憩もほどほどにして、本日一番の急斜面に突入〜。これまたみんなのガンバリが光りました〜。汗だか雨だかわからない状態ではあったのですが、誰一人弱音をはくことなくクリア！ナイスでありました。

　そんな急斜面を乗り越えて、標高１１００mをこえてくると、霧の森が待っていてくれました。雨は止むこともなく、それでいて強くなることもなく、絶妙な雰囲気を醸し出しておりました。知り合いのガイドとも「今日は最高だねぇ〜」なんて言いあいながら登りました。やはりこの森は小雨が似合いすぎる！

　でもって、いろんな屋久杉たちにご挨拶しつつ、流れを止めずに一気に縄文杉に到着〜〜！みんなで歓声をあげつつ、ご対面！歩く価値がある屋久島のカリスマにしっかりとご挨拶できたかなと。霧がかった雰囲気がこれまた最高でして、神々しいったらありゃしない！笑。

　で、注目すべきはほんの数日前に供用開始となったデッキの通路。良い出来でして、快適にそれでいて縄文杉も納得の見え方でありました。昨年、供用開始となった広い下のデッキとあいまって、それなりに人がいてもそれなりに縄文杉を感じることができます。あえていうと、「立ち入り禁止」の看板がちょっと目立ちすぎるかな？ボクも写真を撮る時にアングルを模索しました。

　と、軽く縄文トークをしつつ、小雨は続いていたので、東屋まで歩いてからランチタイムに。ごった返しているかなと思っていたんですが、タイミングよしで上と下に分かれて、お弁当を食べれました。食べ終わる頃はけっこうな寒さでして、早く身体を動かしたいほどでした。これから温かくなるとはいえ、標高１３００mはまだまだ寒いっす。

　ランチ後にもう一度縄文杉にご挨拶しつつ、下山開始。ボクらが下山し始めてからが、本日のお祭りの全貌が見えてきました。ピーク時はというと、３０人ぐらいが連なる隊列が！

　団体様ご一行もみんな頑張っておりました！すれ違うときは最大で５分ぐらい待つときもあったので、その時に美しき森を堪能する時間もできたなと。

　下の写真もすれ違いざまに撮った写真です。午後はさらに霧が濃くなり、鼻息が荒くなってしまう感じの雰囲気でした。濃霧の森、最高ッ！

　と、ウィルソンまで戻って来ると、また混雑はなく平和な森に。みんなももう一度愛を確認しつつ、順調な歩きでありました。ヤヨイちゃんがちょっと靴擦れ気味でしたが、なんとか大丈夫でした。トロッコ道まで下りて来ると、濃霧もなくなり、帰路をがんばりました。

　それなりに疲れはあったと思うのですが、トロッコ道は先頭を交代しながら、いいペースを維持して、小杉谷休憩所まで一気に歩きました。本日はここでブレイクタイム。ボクとヨウコちゃんは大人のブラックコーヒーでしたが、リョウくん&マイマイ、ヤヨイちゃん&でぐっちゃんは濃いめのココア！ホッと一息つけました。今日一番安堵感があった時間だったかなと。

　で、ブレイクタイム終了間際に、マイマイが「バスのチケットをなくしてしまった」と…。ちょっとブルーになっていたのですが、無事に下山したら、係の人がマイマイがなくしてしまったチケットをしっかりと把握していたのでした！今年からどこの販売所で購入したかナンバーが入っており、そこからご名答となったのでした！

　そんなこんなで久々の縄文祭りは、一日中良い流れをキープできて、ワイワイ遊んで来れました！みんなの素晴らしい歩きに感謝しつつ、極上極まりない濃霧な森を歩けたなと。作り笑顔ではない、ナイスな笑顔で終われた縄文祭りでした。