2016年9月6日火曜日

濃厚な森を歩いてきました。

 本日も元気いっぱい、屋久島来島11回目のマイちゃんと屋久島2回目のマ〜ちゃんと一緒にマニアックなルートへNO YAKUSHIMA NO LIFE してまいりました〜!屋久島大ベテランのマイちゃんとは前日より某民宿にて顔合わせをしていたわけなんですが、11回目の屋久島ともなるとメジャーな場所は行き尽くしているのでして、どんどんマニアック度が加速しております。そんな場所へちょっと腰痛で縄文杉を断念したマ〜ちゃんを引き連れてきたというわけです。

 とまぁ、いつものごとく車でブ〜んと走っていると猿の群れに遭遇。そこまでは普段通りなのですが、メスのお猿が車に乗ってきました〜!ガラス越しに車内をのぞき見…。エサを探している感じでありました。ここ数年は車に乗ってくる猿がほぼいなくなっていたのですが、また誰かがエサをあげちゃったのかなぁ。慣れた感じでありました。皆さん、野生動物にはエサを与えないようにしましょう!お互いのために…。


 と、お猿とバイバイしつつ、スタート地点に到着。今日はそれなりに雨が降るなとふんでいたのですが、出発したときは全然降ってませんでした。マーちゃんがいろいろと屋久島話を聞きたいとのことで、屋久島トークをしつつ、テクテク歩きました。


 歩く事数分…。勝手にNAKATANIMIKISUGIと呼んでる屋久杉があるんですが、ふと見ると樹液がたっぷり…。ボクの観察力がまだまだ甘いのか、今年初の樹液に会えました。いや〜、この琥珀色と申しましょうか、キラキラったらありゃしない感じで美しかったです。しかも、数滴…。思わず、ボクも興奮してしまいました。奇麗だったなぁ〜。


 そんな樹液の雫ちゃんに感動しつつ、森の中も潤い満点。杉の新芽についた雫ちゃんもキラキラしてたまりませんでした。もちろんのこと、二人も興奮しつつ、なかなか前に進めない感じでした。


 すると、ポツポツと雨が降ってきて、しばらくしたらそこそこ良い感じの雨が降ってきました〜!ちょうど雨宿りできる岩があったので、休息。雨の音を聞きながら、心落ち着く時間でありました。雨の音って、心に染み渡ります。


 そこそこ強めに降っていた雨も止んだり、また降ったり。ボクとしても身体はほとんど濡れていないのですが、登山道が植物の勢いでだいぶ狭くなっており、葉に触れながら歩いていたらずぶ濡れになってしまうほどでした。
 ボクもこのルートを歩くのは数年ぶりなんですが、台風の影響でかなり荒れっぱなしだったところに、だいぶ緑が復活してきておりました。自然の力って強いなぁ。また10年もすれば、それなりに森になっているのではないかなと。


 そんな感じでこれだ!という大物のの風景はないんですが、実に変化に富んだおもしろルートをゆっくり歩きました。一つのポイントである苔の沢でブレイクタイム。時計を観たら、意外と時間がたっており、マイちゃんのお腹も減ってきたのでランチタイム。いつもよりちょっと水が多めでして、水の音を聞きながらおいしくお弁当を頂けました。


 でもって、ランチ後はこのルートの核心ともいえる川&苔の森へ。いや〜、午前中の雨のおかげで最高レベルに森が潤っておりました〜!濃厚…。ボクとしてもこってり系のラーメンは苦手になってくる年齢なんですが、このこってり系の苔の森は最高です。緑が濃いってなんのって!ついつい足を止めてしまう風景でありました。


 と、ちょいと開けた川に到着。雨も霧雨程度で気にならない程度だったので、ほどよく休憩。そんなまったりタイムになると…。マイちゃんはすかさずお昼寝タイムに。寝転がらなくても、座ったまま寝れます!どこでも、いつでも睡眠オッケー!さすが屋久島11回目のマイちゃん。完全に森の住民です…。


 と、時計をみたら、思った以上にイイ時間になっておりました〜!美しきトレッキングはつい時間のことを忘れてしまいます…。なので、帰りは登りが多いけれど、がんばって歩きました〜!なかなかの湿度だったので、良い汗かけました!


 で、しばらく青空をみていなかったのですが、ちょうど視界が開けるポイントで、まさかの青空が〜!みるみる雲が抜けていき、太忠岳も翁岳も見えちゃいました。凄いタイミングだったなぁ。晴れて欲しい所で晴れてくれました。


 そんな「まさかの青空」を体験しつつ、最後は仮称NAKATANIMIKISUGIにてブレイクタイム。結局誰一人とも遭遇しなかったので、ほぼ道の真ん中で休憩。ユルい時間でありました。


 そんなこんなで無事に下山完了〜〜〜ッ!いろんな風景を楽しんで来れました。ついでにヤマビルもたくさん。マーちゃんは合計8箇所吸血されておりました。そのうち数匹のヤマビルくんは丸々とふくれており、マーちゃんのおいしい血をたらふく吸い込んでおりました。笑。さぞ満たされたことでありましょう…。笑。そんなヒルの演出も交えつつ、マニアックなルートを濃厚に歩けた楽しき一日でありました。

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