絶妙な天気の演出で宮之浦岳。

　ちょいとアップが遅れましたが、１８日はエリちゃん＆クドちゃん、アケちゃんと一緒に宮之浦岳へと行ってまいりました〜！アケちゃんは一年たたぬうちに屋久島リピーター。エリちゃんは３年ぶり7回目の来島！といっても、あんまり久しぶり感はないのですが…。そんなエリちゃんが旦那のクドちゃんを引き連れてやってきてくれました。

　でもって、夏の宮之浦岳へ向け、レッツスタート。昨日は雷ゴロゴロ、晴れの時々大雨って感じだったでたぶん頂上は目指せなかったのですが、今日は雷の心配はいらなそうな感じで、登山口はばっちり晴れておりました！といいつつ、夏の宮之浦岳は雨でも晴れでも地獄級の登山…。夏は雨ですと雷の確率が高く、かといって展望が開けるような天気だと灼熱地獄…。さて本日はどうなるかなぁ〜。

　とりあえずは木漏れ日が差し込むキラキラな森を歩きました。気温もちょうどよくスタートは完璧でありました。爽やかな空気に小鳥のさえずり…。理想的な森の朝だったなと。笑。

　朝ご飯を絶好の空間で食べるべく、まずは淀川にてブレックファースト。昨夜まではそこそこ雨が降っていたようで、淀川もちょっと水が多めでありました。それゆえに、水の美しさが際立っていたかなと。

　とまぁ、テクテク歩いて花之江河に到着。黒味の頂上は見えなかったものの、湿原が緑色が輝いておりました〜。この初夏だけ緑色になるだけに、イイ感じでありました。ここは太陽が出ていたら、灼熱地獄になるのでちょうどいい感じでまったりできました。

　そんなまったりした感じで思わずボクの目に入ってきたのが、エリちゃんのTシャツ！友達がまがい物シリーズを作っているとのことで笑、なぜかノースフェイスならぬポテトフェイス！「芋顔」が炸裂しておりました。ちなみに全面もパタやカブーのパクリ系でして、ここまでくると楽し過ぎなティシャツであります。笑。

　でもって、森を抜け森林限界領域へ…。これまた直射日光はなく、爽やかな風が吹き抜けてくれました〜。今日は一日を通して、この風の爽やかさが際立っていたなと。

　投石平でも風に吹かれて、爽やか休憩。ここで登場したのがクドちゃんのゴープロ！あの小ささと操作性で、アクティビティには持ってこいであります。アクティビティな男、必須アイテムだなと。ボクもアクティビティーな男になりたい！笑。

　しばらく休憩していると、鹿チャンが登場したり、キレイに黒味岳の頂上が見えたり、まったく飽きさせない空間でした。灼熱すぎず、景色もしっかり見えつつ、言うことなし！上出来過ぎます。

　と、宮之浦岳登山はあまりのんびり過ぎると頂上に立てないので、それなりに天気を味方につけ頑張りました〜！ちなみに数年前にエリちゃんは一度宮之浦岳へ登頂しているんですが、夏はお初でして、それなりに苦戦しておりました。笑。アケちゃんは登山好きということもあり、終始余裕の顔でしたぁ。笑。

　稜線の展望スポットも初めは雲の中に隠れていたものの、歩けば歩くほどに視界が開けて、ナイスビューッ！この辺からはちょいと灼熱地獄になりつつも、ちょっとすると雲がかかってくれて、天気を味方につけることができました。

　そんな感じで、ややお疲れ気味モードになりつつも、宮之浦岳登頂〜〜！みんなで九州一の空気を吸うことができました。たまに直射日光が強烈でしたが、視界も雲が流れていたので、バッチリ永田も見ることができました。

　お腹もへったので、岩陰に隠れてランチタイム。やっぱり日陰が最高っす…。笑。ランチ後にはエリちゃんのリュックからお土産が分配されました〜！夏はしょっぱい系のお菓子が最高なのは言うまでもないんですが、山慣れしたエリちゃんだけにツボを抑えたタコ煎餅！ゴチっ！ペロッと食べちゃいました。夏の宮之浦岳にしては思ったより汗をかかなかったのですが、身体は塩分を欲していたようです。

　ランチ後は視界も気温も日光も絶妙だったので、まったりタイム。夏の奥岳が天気の演出でナイスでありました。足早に帰るのがもったいないぐらいだったなと。

　と、ボクらはやはり人間社会に生きる者なので、そんな神々の奥岳をあとにしつつ、下山開始。みんなで直射日光を避けるべく、「森に帰りたいねぇ」なんて言いながら歩きました。すると、投石平付近で雨がポツポツ。ここは電波も通じるのでチェックしてみると、雨雲レーダーにも認識されないタイプの山だけで降る感じの雨でした。ちょっとしたにわか雨ってところであります。

　花之江河まで戻ってくると、朝は見れなかった黒味岳の頂上が顔を出しておりました〜！「夏空に　黒味輝く　花之江河…」。ブログを書きながら思わず、一句…。ひねりがないなと…。笑。

　でもって、花之江河から淀川までの下りはなかなか手強い感じでありました。みんなもだいぶお疲れモードになりつつ、クドちゃんがちょっと熱中っぽい雰囲気に…。なんとか淀川までおりてブレイクタイム。火照った身体を癒やしました。ん〜、屋久島の登山って本当に良い所に水があるなぁ。水最高ッ！まったりタイムをしていたら、クドちゃんも元気になってよかったです。

　水と戯れ、身体も心も淀川で癒やされつつ、最後の道のりは順調におりてこれました。帰り際に自称気象予報士のおじちゃんと話したんですが、「梅雨はあけたかねぇ」としゃべっていて、下山してみたらしっかりと「梅雨明け宣言」が出ておりました。名実共に夏のスタートを切る日でありました。

　そんなこんなで無事に下山完了！まったりタイムが多かったのか、結局は１２時間のロングトレイルにて完歩！エリちゃんも前回来た時よりしんどかったぁ、というだけあって、夏の暑さが情熱的な日でありました。