2016年7月15日金曜日

結論から言うと、極上でした!

 本日は昨日に引き続き、カワチさんと一緒に白谷〜太鼓岩へと行ってまいりました〜。昨夜は爆睡できたとのことで縄文の疲れもなんとかなりそうな感じだったのですが、なんといっても天気が荒れまくり!夜の雨は凄かった…。我が家も停電になるほどでした。それでも天気予報から推測すると、「増水が危険そうだなぁ」と思いつつ、「ギリギリなんとかなるかなぁ〜」と微妙な感じ。とりあえず、入り口をめざしました。標高をあげていく道路から見る雲が凄かったです。動画でのせたいくらいドラマチックな雰囲気でした。荒れた天気が作り出す風景だなぁ。


 と、入り口付近に着くと意外や意外、ちょいと水は多めですが、太鼓岩まで行けるレベルの水量でした。まぁ、ハード系の奉行杉コースの方は制限がかかっていたので行けませんでしたが、こんな日に太鼓岩が狙えるなんて!やっぱりカワチさん、持ってるなぁ〜。笑。しかも、雨すら降っていなかったので、今日は本気カメラをたずさえて歩きました!昨夜からどうなるか心配だった天気ですが、大雨上がりの森がスタートしました。


 昨日の縄文とはうってかわって、まったりな感じでいっぱい写真を撮りながら歩きました。もう雨上がりの森が極上の雰囲気を醸し出しておりまして、美しかったです。こういう天気の演出は狙っても狙えるものではありません!それにしても、緑が奇麗だったなぁ。


 と、縄文以上に被写体の多い白谷だけに、カワチさんの写欲も燃えておりました〜!カメラ的なアドバイスもちょこちょこしつつ、森に快音を響かせておりました。沢もやや増水ぎみでしたが、なんてことなく渡る事ができました。


 なんとなく今日のイメージ写真…。潤いつつ、優しい光が入りつつ、キラキラな感じでありました。


 でもって、本日も自主トレの成果をいかんなく発揮して、元気に歩けるカワチさん。さらには大きいカメラを持ってフィールドに出るのは初めてだったとのことで、そんな意味でも自分自身の未開の地へ向かって歩けたのではと!ナイスでありましたぁ。


 余裕な感じで苔むす森に到着。まぁ、濃厚な緑がど〜んとお出迎えしてくれたのは言うまでもありません。湿潤、豊潤、潤沢って感じで、頭の中を「潤」という漢字がグルグルしてました。笑。どうでもいい余談ですが、ボクのおじいちゃんの名前にも「潤」という字が入っています…。


 もうこの辺の森は言葉がいらなかったです。光の演出もあり、森が明るくなったり暗くなったり、キラッキラでありました。こればっかりはどんな奇麗な写真を撮っても、どんんなに語学力を高めたとしても、表現し切れないものであります。


 と、濃厚な苔の森を経て、上を目指しました。ジワジワと登りが急になってはきますが、今日という日は美しい森が応援してくれるようで、景色に見とれながら歩けました。まぁ、それなりに汗はかきますけれど…。
 あれこれ作戦を考慮しつつ、太鼓岩へ行く前にランチタイムに。岩屋付近は静かな空間でして、沢の音を聞きつつ、贅沢なランチでありました。何を食ってもうまいなと。


 そして、最後の急斜面に突入〜〜〜ッ!2日連ちゃんのしんどさを乗り越えるべく、がんばりましたぁ〜。それなりにしんどそうなカワチさんですが、しっかりと足が上がっておりました!ナイス!


 そんなこんなで太鼓岩に到着〜〜〜ッ!これまた想定外のパノラマが!まさか大荒れの天気からここまで視界が開けるなんて…。ガイド歴10年以上でも全く予測がつきませんでした。それもこれもカワチさんが「持ってる」ということに尽きるかもしれません。笑。


 ボクらが太鼓岩に着いた時は完全貸切空間だったのですが、太鼓岩を堪能していると下山しようかなと思う頃に満員御礼!タイミングがよかったなぁ〜。ホッ。


 そんな太鼓岩をあとにしつつ、下山に集中しました〜。午後になっても相変わらず湿潤な森は極上でありました。イメージ写真をどうぞ…。雫ちゃんびっしり!


 たまに光が入り込む瞬間もまたナイス。これまた言う事なし!


 そんな風景に癒されつつ下山に集中。朝よりは水がひいており、奉行杉コースの最初の沢までは問題ないなと判断し、寄り道がてらちょっとだけ奉行杉コースへ。案の定、美しかったです…。笑。そのまま珈琲ブレイク。この2日間を振り返りつつ、まったりしつつ、なんともイイ時間でありました。


 というわけで、自主トレの成果が完璧すぎるほどに発揮され、2日連続トレッキング完了!天気の演出といい、森の美しさといい、もろもろのタイミングといい、内容盛りだくさんの極上の森。カワチさんの「持ってる」っぷりに乾杯な2日間でありました。

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