2013年9月14日土曜日

バッチリ間に合いました!

 本日は3年ぶりに来島のナカジ&ミック&シンバ(ナカジは初ガイド)、毎年来ているシトカちゃんと初屋久島のキミエさんと一緒に宮之浦岳へと行ってまいりました〜!ちなみにシトカちゃんは宮之浦岳2回目。そんな屋久島通に引率されてきたキミエさんは初屋久島にして宮之浦岳という強者であります。

 で、登山口までが非常に遠いので、みんなで朝から爆睡ドライブ。登山口はまだまだ暗くて、静かでありました。この朝の暗闇、好きです…。


 そんな感じで、朝からワイワイしつつ、歩き始めたのですが、かなりの的中率を誇る「なんなん天気予報」は10時30分から頂上の視界が見えなくなるという予報で、登りは休憩もほどほどに頑張る事に決定!朝晴れているから、頂上も晴れなんて屋久島には通用しません。といいつつ、淀川では早速道草モードに…。


 ナカジがセールでゲットしたトトロが登場!随所で、モデルになってくれました。


 でもって、今日は快速宮之浦岳でして、有無を言わさずグングン進みました〜!2割増しぐらいの速度でガンガンです。それでも、みんな自慢の脚力を誇っておりまして、順調に歩を進めました。呼吸が乱れてくると、ミックは「何かしゃべろう!しゃべって息を整える!」といって、関西の血をいかんなく発揮。そうかぁ、関西の人は息切れをするとしゃべることによって整えるのかぁ。レベル高いなぁ。


 で、いつもボクらに力を分け与えてくれる杉の白骨樹が小花之江河にあるのですが、そこに小さなナナカマドが赤い実を付けておりました!ガンガン歩いているにも関わらず、ここだけ時間が止まっているようなホッとする光景でした。青空に映えていたなぁ〜。


 そんな感じでほとんど休まずに花之江河に到着。なので、ちょっとのんびり休憩。すると、ボクが携帯トイレブースをチェックして帰ってきたら、キミエさんとしとかちゃんが!!!変な顔してました。


 アップでお楽しみください…。ちなみにこれはナカジのアイテム。この後も、お菓子やらなんやら色々出てきました!さすがナカジです。


 と、ゆっくり休んでもいられないので、頂上へ向けがんばりました!思ったよりも雲が速く、視界がなくなるかなぁと心配しつつ、それでもやっぱり道草は食べてしまいました…。下の写真は「イッスンキンカ」の可憐なお花。たくさん咲いてました。 


 そして、前回の宮之浦岳のブログにも書きましたが、やっぱり来年のシャクナゲは凄そうです。至る所にツボミをたわわに付けた株が多数!2014年は伝説的なシャクナゲの年になるかもしれません!少なくともボクがガイドを始めてから、こんな量のツボミは見た事がありません…。秋〜冬の天気にも左右されますが、来年の5月末〜6月頭はこうご期待です。


 でもって、森林限界をバリバリ歩いて、携帯トイレブース付近で休憩。すかさず寝転がるシトカちゃん。寝てはいません。体が自然とこの体勢をとっているだけです。


 そこにナカジの魚肉ソーセージの配給ッ!ナカジはなんでも持ってます。


 そして、宮之浦岳で最もキツい斜面に突入!最後の最後でノックアウトされそうになりながらも、必死にがんばりました〜!早朝、長袖を着るか、半袖を着るか、悩める子羊だったシンバの長袖が威力を発揮?森を歩いている時はちょっと後悔気味でしたが、暑さに負けず日焼け帽子に役立てたかなと。


 そして、美しき稜線を見ながら、無事に登頂!時計を見ると10時40分!なんとか間に合ったぁ〜。永田岳もバッチリクッキリ見えました。ちょっと急ぎ足ですが、まずは撮れる写真を撮りまくりました。飛んだり、跳ねたり、九州一高い場所に立ったりと、良い意味で忙しかったです。


 一通り、撮るべき風景を撮り終わった11時過ぎ…。周りは真っ白に。間に合った…。ホッ。みんなの脚力が作戦を成功させてくれました。で、最大の目的であるパノラマを体感できたので、その後は緊張の糸が切れてしまい、ダラダラのんびりモードに。シトカちゃんは深い眠りに、もちろん友であるキミエさんも就寝…。本気になって良い眠りにつけました!ちなみにシトカちゃんは「2012年ベストショットアワード」にも選出された昼寝の名手。気なる方はこちらもご覧下さい。2012年7月24日行った宮之浦岳でハットトリックを決めた時の様子です。http://biyaku.refire.jp/2012bestshots.html今年も決めてくれました!


 そんでもって、映画が一本見れるのではないかというほどに思わずダラダラしてしまいましたが、無事に帰るべく下山を頑張りました。頂上でのんびりして体が回復したのか、行きよりもたくさん写真を撮ってワイワイ下りました。


 で、ガンガン歩きまくったのですが、青虫発見!名著「はらぺこあおむし」に出てくる青虫でした。頭が赤くて、体は緑。何の幼虫かはわかりませんが、かわいかったです。


 そんでもって、帰り道は非常に長く感じるはずの道のりなのですが、あんなことこんなことをしゃべりながら進んでいたら、いつのまにか淀川に到着していました。もちろん良いペースを保持しながら歩いたおかげです。そのまま一気に淀川でブレイクタイムに。凄い!と思ったのは、シトカちゃん以外、全然トイレにいきたがらなかったんです。かなり汗をかきまくったので出にくいというのはありますが、みんな膀胱を鍛えているんだなぁと。


 というわけで、淀川でもかなりのんびりしてしまい、結局目標下山時間よりも1時間オーバーしてしまいましたが、1時間どころじゃない楽しい時間を過ごす事ができました。最初から最後までワイワイガヤガヤ素晴らしき宮之浦岳登山でありました。

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