2013年8月2日金曜日

カラカラの森と夏空の頂上。

 本日は屋久島2度目のトカチと一緒に太忠岳へと行ってまいりましたぁ。実はトカチ、昨日は友達と縄文へ行っていたとのことでやや筋肉疲労気味…。それでも天柱石を拝むべく、レッツ太忠登山の朝でありました。

 そして、記録的な降水量の少なさを更新し続けている屋久島ですが、本日も晴れ…。もう完全に苔の勢いはなくなっております…。のっけから合い言葉が「カラカラの森」って感じでして、雨乞いしながら進みました。


 とまぁ、順調に歩を進めつつ、現在、蛇文杉(倒木)にスズメバチの巣が!立ち入り禁止となっております。よ〜く観察すると蛇文杉の中に巣があるようで、空洞に数匹の蜂が入っていきました。気をつけましょう。

 

 でもって、カラカラの森を進むこと、天文の森へ到着。ひょっとしたらこの記録的な雨の少なさで水場が枯れているのでは!と思っていたのですが、ギリギリでしたが水が出てました。トカチがやや汗をかきにくいタイプだったので、ちょいと涼みました。歩いている時は暑いですが、止まると実にいい感じの涼しさでありました。


 で、森の主人公とも言える苔は…。遠目では緑色をしていますが、接近すると…。オーノー!チリチリです。笑い事じゃないレベルになっています!

 

 とはいいつつ、涼しい風と木漏れ日は美しく、カラカラの森を進みました。


 でもって、急斜面をガンガン登り始めたのですが、途中で粘菌(変形菌)発見!なかなかのキモ美しい感じでして、独自の存在感をアピールしておりました。ムラサキホコリかサビホコリだと思うのですが、詳しくはわかりませんッ!ボクとしても、この分野はわからないだけにもっと知りたいなぁとお勉強中であります。

 

 とまぁ、良い汗かきながら、良いペースでロープもクリア!昨日の疲れもじわじわと響いていたトカチではありましたが、力強い歩きでナイスでありました。


 そして、カラカラだった森を抜けきった所で、頂上〜〜〜ッ!最高の夏空が広がっておりました〜〜〜!霞も全くなく、極上の頂上でした。


 

 ちょうど真上にだけ雲が5分おきに出てくれて、灼熱地獄もありませんでした。おまけに風が気持ちいいってなんのって…。トカチも魂を奪われたかのようにボ〜っとしておりました。


 でもって、本日は望遠に強いカメラで歩いていたのですが、太鼓岩もバッチリ撮れました〜!よ〜く、見ると人が乗っているのがわかると思います。

 

 そして、もう片方のピークへ行ったら、黒味岳も遠く彼方に見えました。こんな見え方も太平洋高気圧の力なんだなと。



 そして、あとで気づいたのですが、上の写真は拡大してみると人が立ってました〜!誰が立っているかはもちろんわかるわけもありませんが、人が立っていることは確認できると思います。



 そんな感じでピークを楽しみまくって、結局映画が一本見れるぐらいののんびりモードでありました。こんな好条件はそう体験できるわけでもないので、早く帰れってのが間違いであったなと。
 帰りはガンガン下って、トカチも疲れが見え始めた所で、川に着きました。かなり水は少なめですが、清流がたまらなかったです。水も風も森も気持ちよすぎました。


 というわけで、カラッカラの森を抜け、突き抜ける頂上を全身で体感できました。天気予報的にはまだ雨が降らなそうでありますが、雨乞いしつつ、素晴らしき一日でありました。

0 件のコメント:

コメントを投稿